違う字なのに同じ読み方、同じ意味

今日はざあざあの雨が降っています。 梅雨なんだから仕方がないし、降らなければ雨不足になってしまうので降っては欲しいですが、あまり激しく降らないで欲しいです。 雨が不足していて野菜が枯れてしまっているというニュースを見たので、野菜価格高騰に拍車がかからないよう適度に雨が降ってくれることを願います。 さて、今日は違う字なのに同じ読み方、同じ意味の漢字を紹介したいと思います。 乍ち、奄ち、忽ち、掩ち、倏ち、溘ち、驀ち、𢗘ち、倐ち。 ぜんぶ「たちまち」と読み、非常に短い時間のうちに動作が行われるさまと言う意味の言葉になります。 一番一般的なものは「忽ち」ですが、他の漢字もいっぱいあるんですね。 「匡正…

二十八宿とか十干とか

今日は梅雨に入ったという事で傘を購入しました。 雨の日もお気に入りの傘を差せばちょっとは気分良く過ごせるのでは？と思っています。 さて、今日は二十八宿と十干についてです。 二十八宿（にじゅうはっしゅく）とは、天球を28のエリア（星宿）に不均等分割したもので、二十八舎（にじゅうはっしゃ）とも言います。 これが何かって言うと、この二十八宿の読み方も漢字検定で出るんです。 この円の周りに書かれている漢字、全部読めますか？ 例えば牡牛座の三星の「婁宿」は「ろうしゅく」と読みます。 昴宿（ぼうしゅく）、畢宿（ひつしゅく）、觜宿（ししゅく）、井宿（せいしゅく）、軫宿（しんしゅく）など、勉強しないと読めない…

ことわざとか慣用句とか

寝違えて肩がものすごい痛い今日この頃( ﾉД`)ｼｸｼｸ… 今日も漢字検定準1級問題集に出てきた漢字にまつわるあれこれを紹介したいと思います。 「甑に坐するが如し」 意味：甑に座って下から蒸されているようである。 ここから、夏の暑さの甚だしいさまのたとえです。 「甑」は「こしき」と読み、古代の素焼きの蒸し器の事です。 蒸し器の上に座って蒸されていたらそりゃ暑いですよね(^^;) 最近かなり暑いので、この慣用句を使ってみるといいかもしれません。 「爪で拾って箕で零す」 意味：細かく爪の先で拾い集めたものを、箕で大量にこぼしてしまう。 ここから、苦労して少しずつ集めたものを、いちどきに使い果たすこ…

国字と漢字

こんにちは！！ 今日も暑いですね。 さて、今日も漢字の勉強をしていきたいと思います。 漢字検定準1級では「国字」について理解していることが必要です。 でも「国字」って何？ 「国字」は「漢字の要素や作り方を真似して日本で作られた和製漢字」のことです。 現在確認されている国字の数は1500字以上あるそうです。 例えばよく使われている国字には小学校で習う「働」「畑」、中学校で習う「込」「峠」「枠」「匂」「栃」「塀」「腺」があります。 というか、学校で習う国字ってこの9つだけだそう。 日本独自のものなのに何だか意外ですね、 準1級で良く出題される国字に「椙」と言う感じがあります。 これは「すぎ」と読ん…

ことわざのお勉強

漢字検定準1級、ことわざもちょくちょく出てきます。 読めればいい、ってものでもないと思うので意味も調べてみました。 いくつか紹介したいと思います。 「鶴九皐に鳴き声天に聞こゆ」 意味：鶴は深い谷底で鳴いても、その鳴き声は天に届く。 つまり賢人は身を隠しても、その名声は広く世間に知れ渡るというたとえです。 問題集では「九皐」の漢字が「きゅうこう」と読めれば正解ではあるのですが、ことわざ全体の意味を知った方が勉強も楽しくなりますね。 ちなみに「九皐」は 幾重にも曲がって続く奥深い沢の事です。 「天を恨みず人を尤めず」 意味：わが身の不遇を嘆いて天を恨んだり、人のせいにしたりせずに、すべての原因は、…

初めまして。漢字検定の勉強始めました。

漢字検定準一級の勉強を始めました。 勉強する上で学んだ事を紹介して、ブログを読んだ人も一緒に勉強できるといいなあ、と思っています。 テキストは「史上最強の漢検マスター準一級」を使っています。 よろしくお願いします。 先日2級を受けて多分自己採点では受かった、と思っているので準1級の勉強を始めたのですが、2級と準1級とのレベルの差に驚いています。 「雲泥の差」ぐらいありそうな…。 更に準1級と1級の差はものすごいんでしょうね。 怖っ…。 1ページ進むのに90分位かかるんです。 大変だー(^▽^;) さて、今日の1つ覚えとこうのコーナー（勝手に設立）は、 「楓葉荻花、秋索索たり。」です。 「ふよう…