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大帝男子 http://taiteidanshi.blog.fc2.com/

exo(ニョルド、セヨル、フンミン多めです。)のBL二次小説サイトです。 公式サイトではないので閲覧はこっそりお願いします。 また一部エロ描写もございますので(ないのがほとんどですが)18歳未満 閲覧禁止でお願いいたします。

ろい21
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2024/03/12

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  • insanely 45

    救急車のサイレンにテヨンは窓の外を見た。その時に自分が大きな過ちを犯したことに気が付いた。神であるシウミンを普通の医者に診せてはいけない。基本中の基本だ。テヨンは慌てて本部の玄関に向かった。ヨンゴと教団の医師が救急隊員に説明をして救急車が帰るところだった。「テヨン、お前が救急車を呼んだのか。」ヨンゴの目は怒りに満ちていた。「シウミン様が大変なんです。トゥギ医師、早く診てください。」「わかりました。...

  • insanely 44

    「シウミン様。」テヨンの声がした。ミンソクは久しぶりに目を開いた。「ああ、よかった。最近は本当に眠ってばかりだったから。」「…家に帰りたい。」帰れると思ったのにいまだに本部だ。ミンソクはやけくそになってずっと眠っていた。トイレ以外起き上がらなかったのでテヨンは心配していたらしい。まだ4日ぐらいだ。あの日から4日。ギョンスはどうしているだろう。テヨンが一旦、部屋を出て行った。ミンソクはそろりとベッド...

  • insanely 42

    「ギ…ギョンス。」チャニョルは息を飲んだ。何した?信じられないと言う顔でジョンデをチャニョルは見た。「生きてるよ。多分。昨日客をとらせたんだ。変態って一定数いるよね。嬲って痛めつけて興奮する奴。僕もそうだけれど…」「ギョンスっ平気か?」チャニョルはギョンスに駆け寄ろうとしたらジョンデがチャニョルの足を蹴飛ばしてチャニョルは床に転んだ。「君のお陰で簡単にディオを失脚させられた。ありがとう。ミッションを...

  • insanely 43

    「い…いてぇ」ベッキョンは歯を食いしばった。「…悪かった。」シータは力を緩めてベッキョンの腕を解放した。カイはほっとしてベッキョンに駆け寄った。「大丈夫ですか?」「痛いよ~」ベッキョンはカイにしがみついて訴えた。カイはベッキョンの腕を反対側に回して関節を戻した。こいつがシータか。ベッキョンは戦慄を覚えた。バリバリ武闘派じゃないか。軍隊の鬼上官レベルだ。ユンホ先輩と張れるっ…。ベッキョンはすでにビビっ...

  • insanely 41

    ベッキョンの言葉にエイダは驚いた。こんな混乱期の話を聞いて入信など普通は考えられないだろうが魂胆があるらしい。しかも味方になりうるかもしれない。ギョンスの友人であるチャニョルの友人だ事情も分かっているらしいし物おじしないところ好感が持てるとエイダは思った。「…どういうことですか?」「実は、ギョンスがキムジョンデに捕らわれていて今夜僕が助けに行く予定になっていて…その話をしたらこいつが、ミョンサンハダ...

  • insanely 40

    「電話が切れた。」セフンは呆然とした。人の声がした。ミンソクにも何かあったのだ。「…心配だっ。」セフンもソファに腰を下ろした。狭いソファがぎゅうぎゅうになった。「…行くしかないだろうな。」ふいにベッキョンが言った。「俺は明日会社を休むからお前も休め。」ベッキョンがチャニョルに言った。「え…。」「良いか俺たちは調べる必要がある。ミョンサンハダで何が起きているか。俺が潜入して調べる。お前は友達を助けろ。...

  • insanely 39

    ミンソクの顔にイーシンはドキドキしていた。シウミン神は怒った顔も神々しい。こんな表情を見たのは初めてだ。いつもは表情がない。「聞いてるのか?撤回しろと言っている。シウミン神は何も欲していない。今は人の幸せを祈って瞑想するだけだ。」「…はい…わかっています。ですが…来月にはミョンサンハダ大例祭を予定しています。その時の為に勧誘活動を強化しお布施を集め…新しい説法を作成中です。」「わかっている?どういう意...

  • insanely 38

    農業部はジュンミョンが直接指示をする。エイダと呼ばれる女性はもともと地方の大農家の人で出荷ルートが欲しいために入信した。それなので農業のことに詳しいからジュンミョンは凄く頼りにしている。テヨンの母親だったとは。「ヨンゴについて詳しいの?」「さぁ入信時期は同じくらいだと…でも気にいらないみたいです。元々銀行員だったとか…虚栄心が強くて困るとも言っていました。母の言う通りです。師を名乗るとは言語道断です...

  • insanely 37

    「ジョンデさんの計画?」セフンにはさっぱりだ。さっぱりだけれど…ギョンスと二人で食事に行ったあの日からチャニョルはセフンに対して愛情を示す用になって不思議だった。「…僕とセフニを別れさせてセフニとミンソクさんを交際させるイーシンさんの計画だよ。そのためにジョンデは僕に近づいたんだ。ギョンスから聞いた時はビックリしたけれどそれは真実だった。でもそのせいでギョンスが報復を受けている。」チャニョルの言葉に...

  • insanely 36

    チャニョルが悲しそうにスプーンを置いた。「…ごちそうさま。」「え。もう?」「ギョンスのスムージー飲まないと元気でないよ~」チャニョルは食事を半分ぐらい残していた。セフンも食が進まなかった。最近は内勤だから体力はそれほど使わない。それにここの食事はあまり美味しくない。「コンビニで酒を買って家で飲もう。」チャニョルが早々に席を立って財布からカードを出した。「…じゃあコンビニは僕が奢りますよ。」2人で店を...

  • 傘 完(スホセンイル)

    今日はスホことキムジュンミョンさんのお誕生日です。おめでとうございます!入隊中で訓練中のジュンミョンさん今年も健康で幸せな一年を送れますように^^傘最終話です。セフン…本当に恥ずかしそうだ。ジュンミョンはそこまではっきり言うことなかったと反省した。「ミンソギも…考えてみたらサラリーマンだ。しかもかわいいし、いい匂いがする…気持ちはわかる。僕はミンソギみたいにきっちりしていないし本当は今日のように身な...

  • 傘 5(スホセンイル)

    5月22日はスホの誕生日です。スホ主役短編セジュン恋愛全6話の5話目です。「ああ、なるほど。ここの接合が良くないから…製作部門への報告書は僕が書く。発見くんの方は試運転終わっているからレポートを確認してくれる?」イーシンはこういうの本当に得意で天才だ。研究室では皆に頼りにされている。ジュンミョンはああと短く返事をした。「フラれたの?なんだかまた元気ないけれど。」イーシンが心配してぽんとジュンミョンの肩に...

  • 傘 4(スホセンイル)

    5月22日はスホの誕生日です。傘全6話中4話目。その後は互いに連絡先を教えあい、順調なお付き合いが始まった。勿論ファンタジーランドに行きお揃いのウサギの帽子をかぶり写真を撮った。ミンソクとジョンインはクマの帽子だった。年甲斐もなくジュンミョンははしゃいでしまった。ルイカルダンのカタログを見てそのブランドの服を買いセフンに褒められたくてイーシンが紹介してくれた美容院に1か月に4回ほど通いメンズエステにま...

  • 傘 3(スホセンイル)

    5月22日はスホの誕生日です。記念してお話を書かせていただきました。全6回3話目。ん?同志ってそういう意味だったのか。肯定してしまっていたとジュンミョンは気が付いた。うっかり身長のことだと思っていた。ジョンインもセフンもジュンミョンを見ていた。「あーとりあえず座ろう?」ミンソクが場を繕うように言った。「そうだ、お互い向かい合わせの方がいいよね。」ジョンインが移動してセフンの隣に座った。「…ジュンミョナが...

  • 傘 2(スホセンイル)

    5月22日はスホちゃんのバースディです。全6話中2話目。一週間だ。一週間でジュンミョンはミンソクの友達として最近のトレンドを取り入れなければならない。今まで服はだいたい自分の好きな基準で購入してきたから個性的すぎるのは否めない。「髪型が良くない。」研究室の同僚の中国人チャン・イーシンが言った。彼はいつも髪を撫でつけ白衣の下でもおしゃれをしている。靴はいつも革靴だ。そしてコロンのいい匂い。この部署は男だ...

  • 傘 1(スホセンイル)

    5月22日はスホちゃんのバースディです。14日に入隊したスホちゃん基礎訓練中ですね~マイペースで頑張っていることと思います…ファイティン^^この世に僕程美しい顔の男はいないのではないか。キムジュンミョンは高校生の頃から鏡を見るたびにそう思った。30歳を迎えた今でも鏡を見るたびそう思う。「おお、鏡よ鏡この世界で一番美しい顔の男は僕だよな?」ほぼ強制的に言っているので鏡はこう答えるだろう。「勿論でございます。...

  • insanely 35

    自分の側に置いておきたい人ですら自分では決められないなんて可笑しいとミンソクは憤りを感じた。ミョンサンハダは楽園だと思っていた。大切なギョンスや仕事をしたいジュンミョンやほかの人たちみんなが好意的に運営しているのだ。一部の利益の為じゃない。心のよりどころを基本とする福祉の心だ。「シウミン神、お優しい心はわかります。本部でもたびたび悪魔にとりつかれる信者がいることも事実です。ディオは悪魔祓いをすべき...

  • insanely 34

    ギョンスの言葉に一同に動揺の声が上がった。幹部の脱退は一度もない。ヨンゴは一瞬言葉を失ったようにギョンスを見つめた。「ヨンゴ採決しましょう。ディオは重罪です。ミョンサンハダを侮辱しシウミン神を冒涜した。本来なら死すべき事項です。」イーシンの言葉にミンソクはドキッとした。隣のジョンミョンをミンソクは慌てて肘で突いた。「レイ、死なんて言葉口にすべきじゃないよ。シウミン様の前だ。」ジュンミョンがもっとも...

  • insanely 33

    ミョンサンハダでも幹部しか宗教名は与えられない。20人ほどしか幹部はいないのにその一人を追放しようなどとミンソクの方針からはかなり外れていることだ。皆仲良く平和。其れが一貫したシウミン神の信念である。そのことは幹部のディオもレイも理解しているだろう。そもそもディオであるギョンスはレストラン所属だ。ミョンサンハダ本部に居るわけではない。神事を行うときや説法の原稿などの手伝いはするもののほとんど家やレ...

  • insanely 32

    ドギョンスは…チャニョルに何を話したのだろう。セフンは驚いて不思議で仕方なかった。チャニョルはセフンと手を繋いでエレベーターにのり扉が閉まると肩を抱いてきた。ただそれだけのことだけれど…チャニョルから積極的に触れてきたのは驚きだ。しかも平日だ。家に入っても一緒にシャワーしようとかチャニョルから言ってきた。正直不気味だとセフンは思った。今まではセックスはマグロだったチャニョルだけれど…何があったんだろ...

  • insanely 31

    「そういう言い方セフンに絶対しちゃだめだよ。傷つくし。何が不満なんだよ。不満は家庭環境と関係ないよね。」ギョンスは憮然とした。チャニョルは一見人当たりがよさそうだけれどセフンに対してはなんだか冷たいと思う。なついている人を遠ざけようとしている感じ?「…わかってるよ。だからずっと一緒にいるし…でも正直一生のパートナーと考えたら…違うかなと思って。離婚する人も世の中居るだろう?そういう違和感だよ。」確か...

  • insanely 30

    神様からの言葉に思えた。思えたのであってミンソクの事本当は神様だとは思っていない。セフンの言葉には不思議な響きがあった。セフンは神様なんか信じる性格じゃないのはミンソクは知っている。そのセフンがミンソクの言葉を神様からの言葉のように取った。「…俺、さっき凄く悲しかったけれど…セフンと友達を辞めるつもりはないよ。俺の言葉…真剣に聞いてくれてありがとう。さっきのは本当に俺の考えで述べた言葉だ。いつもはギ...

  • insanely 29

    「もしかして心配してるの?」それなら心配いらないだろう。セフンがチャニョルを信用してなさすぎだ。そんなに信用されないなんてチャニョルが可哀想だとミンソクは思った。セフンは答えなかった。でも図星だ。スマホの電源を切ってポケットに戻していた。「…何度も言うけれどギョンスはきちっとした子だよ。恋愛じゃなくて友情だと思うよ。人をほっとけないのもギョンスだから。」「…違うんです。ギョンスさんがヒョンをってこと...

  • insanely 28

    ミンソクに言われればテヨンは少し不満だったけれど車に戻るしかなかった。あの男誰だよ。気になった。明らかに富裕層だけれど多分信者ではない。信者はミョンサンハダのブレスレッドやネックレスをしていることが多い。ソウル本部の信者で若い男はそんなにいないからテヨンなら見覚えがあるはずだけれど見たことがないと思った。「ミンソギヒョン…お話があります。」セフンがすごく真剣な顔で言ったからミンソクは胸がドキドキし...

  • insanely 27

    「ふぁぁ~やっと終わった。」ミンソクはほぼ毎日座りっぱなしだ。楽な姿勢だけれど疲れる。信者に説法するときはその内容を前日に覚えるから頭も使う。「シウミン様、お疲れ様です。」最近テヨンがミンソクの世話をするようになった。ジュンミョンは忙しく、説法の内容がメールで来ることが多い。なんせ地方に大きなショッピングモールを作るとか、なになにの生産工場を作るとかミョンサンハダの豊富な資金を投入していろいろな活...

  • insanely 26

    「ミンソギヒョンがセフンを気に入って恋人にしたいってイーシンさんに言ったみたいで。ああ、それはまだセフンと君が付き合っているって知らない時だよ?誤解しないでね。ミンソギヒョンはただ、恋する相手が欲しかっただけだと思う。それに恋人いるって知ってからは友人で良いって言ってたし…魂胆があるとしたら君と彼を個人的に別れさせたいと言う気持ちはあるかもってこと…。」ギョンスは相変わらずチャニョルの目を見ることは...

  • insanely 25

    セフンの実家には一晩泊った。予定にはなかった。熱望されればそれが親孝行だと思ったからセフンは嫌がったけれどチャニョルが了承した。翌日も苦痛だった。ソウルまで送ると言われて買うことが決まっているのかすでに買っているのかの高級アパートを見学させられた。「ここよ、素敵でしょう?最上階に住むのはステータスよ。」高すぎる。くらくらする。値段なんかわからない。「良いってほんとうに。今のところがヒョンの通勤にも...

  • 温い水 完(ベッキョンセンイルING)

    本日はベッキョンのお誕生日です。おめでとうございます^^かっこいいベッキョン、可愛いベッキョン、いつも私たちに幸せをくれるベッキョン!!!益々のご活躍、飛躍をお祈り申し上げます^^背ぇ小さい…!!!俺の顔の近くにドンヒョクの顔。壁ドンしてもいいのは俺の身長からすると…チャニョルだろう。性格的に絶対しないと…思うけれど。「本気です。本気。」「おーわかった。わかった。1位とったら付き合ってやるわ。」俺は適...

  • 温い水 5(ベッキョンセンイルING)

    5月6日はベッキョンのお誕生日です。お誕生日を記念して大帝男子ではINGのベッキョンのその後のお話を書かせていただきました。^^全6話の5話目です。店はもうそろそろ閉める時間だろう。収録が長引いた。「ミンヒョン、明日早朝からドラマのロケでしょ?僕も早く帰って明日の準備するから早く帰ろう?寝不足はお肌に良くない。ベク、送っていくよ。明日はオフだよね。次の日は雑誌の撮りで…」すかさずリョウクのチェックが入...

  • 温い水 4(ベッキョンセンイルING)

    5月6日はベッキョンの誕生日です。大帝男子ではING(別窓で開きます)の設定で緩いお話を連載中です。全6話完結の4話目です。ギョンスの瞳が眼鏡の隙間から見えた。大きくて千里眼のようだと思った。つまらない。結局は其れだ。お金の為とか名声の為とかそういう時期が過ぎてしまった。高揚感がない。結局は何のために歌うとか誰のために歌うとか明確なものがない。俺はちらっとチャニョルを見た。今回の俺のアルバムにはチャニ...

  • 温い水 3(ベッキョンセンイルING)

    5月6日はベッキョンのお誕生日です。元のお話ING。(別ウィンドウで飛びます)数年後のお話です。全6話中3話目。ケーキは本当に大きかった。ギョンスはケーキを小さく切り分けて皿に乗せた。それでも一人分が結構な大きさになった。其れから大皿に魚介のパスタとサラダを用意しテーブルに置いた。飲み物はワイン。撮影の終わったカメラはスイッチを切って傍らに置かれた。「ロンリーバースディだな毎年。」チャニョルが笑いなが...

  • 温い水 2(ベッキョンセンイルING)

    5月6日はベッキョンの誕生日です。大帝男子ではINGの数年後のベッキョンの緩いお話をお祝いで連載しています。全6話の2話目。俺の言った言葉にチャニョルがふいに笑って花束を今度は俺の鼻先に押し付けた。「ベッキョナはこの香り好き?」笑顔のままに問われて迂闊にもどきっとした。チャニョルに会うのは久しぶりだし配信収録も久しぶりだ。アルバムの製作と発売からの流れで忙しくて休みがなかった。今日で一段落だ。「別に。...

  • 温い水 1(ベッキョンセンイルING)

    5月6日はベッキョンのお誕生日です。お祝いとして大帝男子ではINGの設定でのお話です。本篇から数年たった設定の緩いお話です。スランプって言葉があるだろう。あまり耳にしたくない言葉。口にもしたくない言葉。俺はずっと突っ走ってきた。ソロシンガーとしていつもトップを走ってきた。次々に新しいアイディアを生み出し聞く人に歌で俺の心を伝えてきた。この世界に十年以上いる。芸能界はいつもレース状態で入れ替わりも激し...

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