「三族を滅する罪」と呼ばれた大統領弑害事件。再審を求めて闘う妹夫妻はじめ、拷問の後遺症や世間の逆風に苦しんだ金載圭の家族たちのその後を追う。

大統領に次ぐ権力を持った中央情報部長が一夜にして罪人に転落。皮肉にも、かつて陸軍保安司令官として熟知していた西氷庫分室で拷問を受ける金載圭。彼は最後に法廷で民主主義回復を訴え、歴史に名を遺すことを望んで刑場の露と消えた。全7回（6/7）

上命下服の軍出身ゆえに、金載圭の命令に否応なく従って朴正煕大統領暗殺に関わってしまった悲運の部下たち。刑場の露と消えた五人の男たちを取り巻く状況を追う。

10.26公判における金載圭の最終陳述全文。

軍人としての矜持を挫かれた敗軍の将たち。 そして、勝者だったはずの全斗煥・盧泰愚元大統領ら反乱軍も裁かれることに――新軍部とハナ会の結末をたどる最終回。全4回（4/4）

全斗煥らを許すな！――首都警備司令部に集結した将軍たち。しかし、常に北朝鮮と緊張状態にある韓国軍に選択肢はなかった。全4回（3/4）

朴大統領という強力な後ろ盾を失ったハナ会が生き延びる道は鄭昇和参謀総長を排除することだった。彼らは景福宮に集結し、遂にクーデターを起こす。全4回（2/4）

朴正煕大統領暗殺事件の合同捜査本部長として記者会見し表舞台に躍り出た全斗煥と、朴政権庇護下で力をつけた軍内私組織「ハナ会」。 彼らは驚くべき結束力と行動力で、空白の期間を制覇する。全4回（1/4）

朴正煕大統領暗殺事件が起きた1979年10月26日から、金載圭が逮捕される27日までの記録後編。

朴正煕大統領暗殺事件が起きた1979年10月26日から、金載圭が逮捕される27日までの記録前編。

金炯旭の回顧録出版、野党工作の失敗、釜馬事態、朴槿恵と崔太敏の関係、車智澈との権力闘争、自身の病――情報部長として追い込まれた金載圭の中で、大統領への殺意が芽生え始めていた。

軍人から政治家へ転身し、朴正煕大統領の側近として円熟期を迎えた金載圭は遂にKCIA部長に就任。 内縁の妻子の存在など、家族関係にも迫る。

5.16軍事クーデター後に朴正煕が実権を握ると、彼と同郷で陸士同期であり、親しい関係にあった金載圭は順調に出世街道を歩むことになった。

朴大統領暗殺事件を題材とした韓国映画『KCIA 南山の部長たち』を視聴した管理者によるレビュー。 主人公キム・ギュピョンと実在モデル金載圭のキャラクターを照らし合わせた解説等を含む。

神風特攻隊、6.25朝鮮戦争をかろうじて生き延びた青少年時代。金載圭の軍人としての生活が始まった。

側近中の側近でありながら朴正煕大統領を射殺し、韓国近現代史に名を遺した金載圭。 地元の名士の長男として裕福な家庭に生まれた彼は、人一倍正義感の強い少年だった。

事件から27年ぶりに行なわれた『月刊朝鮮』（2006年2月号）による金桂元インタビューの要約。

『時事月刊WIN（月刊中央）』1998年11月号に掲載された金桂元元秘書室長へのインタビュー。取材はチョン・ジェリョン記者。全8回（8/8）

『時事月刊WIN（月刊中央）』1998年11月号に掲載された金桂元元秘書室長へのインタビュー。取材はチョン・ジェリョン記者。全8回（7/8）

『時事月刊WIN（月刊中央）』1998年11月号に掲載された金桂元元秘書室長へのインタビュー。取材はチョン・ジェリョン記者。全8回（6/8）