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「存在と時間」を読む(その5)
論点7 核兵器という道具存在の有意義性 今回は問題提起というだけで、私なりに理解した回答はない。この問題は後期ハイデガーまで読み込んだうえであらためて考え直すべきだと思う。 道具連関から「有意義」がどうやって生じるのか、今一つよく分からない。 ハイデガーの説明では、道...
2024/02/12 09:32
「存在と時間」を読む(その4)
論点6 道具存在論は存在了解をどのように深めたのか? 探究途上とはいえ、ハイデガーは実存カテゴリーまで創設して常識外れの議論を展開したのだから、存在への問いについて少なくとも中間報告があってもよさそうなものだが、ハイデガーは先を急ぐのである。そこで意味不明とされている存在...
2024/02/11 07:58
「存在と時間」を読む(その3)
論点5 なぜ「めじるし」は世界適合性を開示するのか? ハイデガーの言う「道具連関」とは製造プロセスの連関に限定されるものではない。まずこの点をおさえておかないと、道具連関が環境世界を開示することはなんとなく分かっても、なぜそのことが「めじるし」による世界適合性の開示に繋が...
2024/02/10 12:13
「存在と時間」を読む(その2)
論点3 現存在の「眼前性」とは何か? アリストテレスのカテゴリーは実体、分量、性質など10個あって、それらは述語としての最高類となる。だから実体や分量というカテゴリーの上位の類は存在しない。 で、ハイデガーはこれらのカテゴリーは「眼前存在」に適用できるが、現存在には適用...
2024/02/08 06:58
「存在と時間」を読む(その1)
ハイデガーの「存在と時間」はよくできた本で、素人の私でもそれなりに大筋の論旨を追うことができるんだけど、細かいところがモヤーッとして分からない。そこで分からないところを各論点として自分なりの理解を整理しておく。 論点1 現象は知覚対象か? ハイデガーは存在が現象だと言う...
2024/02/07 08:58
2024年2月 (1件〜100件)
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