隙間の男

「今日の夜、彼氏がいないからその間の2時間くらい遊ばない？」「彼氏と住んでるから遊ぶのもへちゃんちでいい？」「夕方からデートなんだけど、それまで遊ばない？」お誘い、うれしい。おれと遊ぶの楽しいと思ってくれて、うれしい。でも……全部、全部、全部。いやです。

きのう何食べた？

同性愛カップルの生活を題材にしたドラマ「きのう何食べた？」わかるよ、うん。憧れるよね。異性愛者でもいいなと思うんだろうね。過剰に表現しているところはあるだろうけど、いいよね。穏やかでお互いを思いあっているところが。ぼくも観たよ。原作も、第一シーズンも、今

立ち居振る舞い

マッチして、やり取りして、ご飯食べて。話して、手をつないで、身体を重ねて。ここまではぼくにもたまにあること。好意持ってもらって、その気持ちについていく前に幻滅されて、気持ちがついていく頃に捨てられる。これがぼくによくあること。なぜなのか。今日もそんな未来

体調不良

定期的に体調を崩す。その原因はストレスであったり、肉体疲労であったりだがそもそもぼくは扁桃腺がやや腫れやすい。先日も熱が出ていた。体調不良の時、とても気持ちが弱りやすい。このまま一人でなくなるのかな、目を閉じたら明日起きられないのかな、でも、もう起きられ

2．5次元

友達A子。人の懐に入るのがうまく、とても明るい人。ぼくの友達にはもったいない人。子供が生まれてからも定期的に遊んでくれる。なんならたまに子供も一緒に連れてくる。そんな彼女が誘ってくれた2．5次元の舞台。舞台とか今まで通ってきていないはずなのに、なぜか関係

お見合い

SNSで相手を見つけるにはもう遅すぎて年齢フィルターなるものに弾かれることがとても多い。それでもたまにマッチングする。未来を共にできる相手かもと期待して会うもほぼ続かない。原因はたぶん、相手も自分も持ってしまった年を重ねるごとに強くなる理想と無駄に養われてし

ぼくのすべきこと

「本当はずっと好きじゃなかった」12年付き合っていた彼にそう言われたことを今でも鮮明に覚えている。12年の間に自分と相手の中で転職、転勤、遠距離、引っ越し、同棲など世間一般で起きることと違わないイベントがあった。そのたびに問題が出てきては、話し合いになら

再開のきっかけ

昔もぼくはブログをやっていた。ゲイという自分も持ちながらも、どこにも属していなかったから少しでも吐き出せて、あわよくば繋がれるトコが欲しくて。先月、そのときのブログで知り合った人と会ってきた。15年ぶりの再会。学生だったぼくは勤め人になっていて、留学明け

おちゃらけごっこ。

質素で地味だけど、大事な人と一緒にいる生活。今度あれしよう、どこそこに行こう。って言い合いながらそれが日がたつとだんだんと家事の話、健康の話、お金の話とか人生を共有するような話題をするようになっていく、そんな人生。もちろん、雑誌やテレビ、SNSなんかは、幸せ