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「言語発達の臨床第1集」(田口恒夫編・言語臨床研究会著・光生館)通読15
【要約】 3)解釈と仮説 以下に述べるのは、われわれの解釈およびそれに基づく臨床仮説である。この考えの基礎にあるのは、既述した「1章1節5)新しい見方」や3章で紹介する資料などに含まれた見方である。 ⑴正常発達(既述したA〜H
2025/01/31 09:04
「言語発達の臨床第1集」(田口恒夫編・言語臨床研究会著・光生館)通読14
【要約】 I' 人への関心や愛着が育たなかったことに伴い、自分自身の体の一部や体の働きまたは外界の“物”を遊び相手にして育ってきたと考えられる行動。 189. 何でもなめる。 190. 何でも匂いをかぐ。 1
2025/01/30 09:00
「言語発達の臨床第1集」(田口恒夫編・言語臨床研究会著・光生館)通読13
【要約】 H' 言語能力の他の面については能力があっても、人との間にコミュニケーション関係が成立しにくいために現れると思われる症状。 159. 指さしをしない。 160. 人が指さしても、指さした先を見ない。 161. 外に出かけた
2025/01/29 08:38
「言語発達の臨床第1集」(田口恒夫編・言語臨床研究会著・光生館)通読12
【要約】 F’環境条件や情報の変化に対して臨機応変に対応する能力が低いため、物事が一定していることを好み、それが変化するといらだちを示す症状。 131. 偏食がひどい。 132. 偏食がある。肉のかたまりがきらい、野菜がきらい、
2025/01/28 08:56
「言語発達の臨床第1集」(田口恒夫編・言語臨床研究会著・光生館)通読11
【要約】 E’おそらくは愛着的母子相互反応を通して身につけられていく、人や環境とのやりとりのし方やふるまい方や判断のし方がわからず、そのために、見なれない人や新しい場面に対して、とまどい、緊張、恐れ、回避などをみせ、関係の変化や
2025/01/27 08:52
「言語発達の臨床第1集」(田口恒夫編・言語臨床研究会著・光生館)通読10
【要約】 C’2 (隔離飼育のサルに見られる行動にも似た)好奇心や探索行動の乏しさを示す、うづくまり・ゴロゴロ・ウロウロ症状。 63. 眠るわけでもないのにゴロゴロと床に寝そべっていた。 64. ゴロゴロしている。何をするでもな
2025/01/26 09:30
「言語発達の臨床第1集」(田口恒夫編・言語臨床研究会著・光生館)通読9
【要約】 C’1. 母親との間に、信頼・愛着・依存関係が成立・充実してくれば、当然みられるはずの行動に欠けていることを示すもの。 30. 哺乳びんが倒れないように枕で支えて飲ませた。おとなしく飲んでいた。 31. あやされても喜
2025/01/25 09:14
「言語発達の臨床第1集」(田口恒夫編・言語臨床研究会著・光生館)通読8
【要約】 B’.本来反射的・生得的だった活動が、おとなとの相互反応を通して強化され、活発化し、分化してきて、しだいにおとなを動かす力を帯びてくるべきところ、それがはっきりとみられなかったことに関係があるのではと思われる症状。 1
2025/01/24 08:49
「言語発達の臨床第1集」(田口恒夫編・言語臨床研究会著・光生館)通読7
【要約】 2)臨床例にみられる特徴 ・ここにあげたA’〜Iの242項目は、ことばの発達に問題があるということで相談に来た数多くの子どもたちにみられた、症状や所見である。現象的にも意味的にも一部重複している項目が多い。統一のとれて
2025/01/23 08:37
「言語発達の臨床第1集」(田口恒夫編・言語臨床研究会著・光生館)通読6
【要約】 *表2.言語発達質問紙の項目の抜粋 【感想】 以上、A〜Gの項目は、“正常な発達像”を示す子どもの行動特徴であるが、著者は、さらにこれまで使ってきた「言語発達質問紙」の中から、A〜Gに該当すると思われる項
2025/01/22 08:36
「言語発達の臨床第1集」(田口恒夫編・言語臨床研究会著・光生館)通読5
【要約】 F.母子関係が他の人にも広がり社会化されてきていることを示す行動 45. 小さい子どもの声を聞くと反応が多くなる。 46. ものなどを相手に渡す。(0:11) 47. 幼い子ども見ると近づいていって着物などにさわってみたりする。(
2025/01/21 09:03
「言語発達の臨床第1集」(田口恒夫編・言語臨床研究会著・光生館)通読4
【要約】 E.愛着関係の上に立った積極的な探索ないし人への働きかけや、人とのやりとりや人の反応を楽しむ活動。 30. 乳を飲む時、哺乳びんや乳房をさわったりする。 31. 哺乳時に、母親の着物を引っぱったりさわったりする。(0:4) 32.
2025/01/20 09:04
「言語発達の臨床第1集」(田口恒夫編・言語臨床研究会著・光生館)通読3
【要約】 B.原始的な活動が人との関係で強化され、条件づけられてきて、おとなを動かす力をもち始めてきたもの。 3. 気にいらないときむずかっておこる。 4. オムツが汚れると泣いて教える。(0:1) 5. おこると手足をバタバタさせて大声で
2025/01/19 09:54
「言語発達の臨床第1集」(田口恒夫編・言語臨床研究会著・光生館)通読2
【要約】 【2.人関係を重視した言語臨床】 1)正常発達像 ・ここにあげた90項目は順調に成長している、出生から満2歳ごろまでの、いわゆる“正常な”子どもの観察やその関係資料から得られた行動の特徴である。 ・母子関係
2025/01/18 09:16
「言語発達の臨床第1集」(田口恒夫編・言語臨床研究会著・光生館)通読1
「言語発達の臨床第1集」(田口恒夫編・言語臨床研究会著・光生館・昭和49年)という本を通読する。これは、昭和40年代末期、お茶の水女子大学家政学部児童学科言語障害研究室・言語臨床研究会が、(最近数年間の)「臨床経験」をまとめたものである。
2025/01/17 08:57
「広汎性発達障害児への応用行動分析(フリーオペラント法)」通読・7
《第五章 発達障害児をめぐる諸問題》 【医師の診断について】 ・現在のところ、病気なのか単なる行動上の偏奇なのか明らかではない。いくつかの薬剤があるものの、いずれも、教育指導との併用を条件にしていて、主役は教育指導の内容である。 【発達検査
2025/01/16 08:33
「広汎性発達障害児への応用行動分析(フリーオペラント法)」通読・6
【固執、こだわり行動】 ・水や砂の感触に没入、道順や換気扇へのこだわり、などの症状行動は、直接の禁止や抑制は労多くして益少なしで、賢いやり方ではない。実生活上に大きな支障がなければ、「後回し」にすべきである。 ・子どもの情緒状態の判断の指標
2025/01/15 08:47
「広汎性発達障害児への応用行動分析(フリーオペラント法)」通読・5
【自傷行動】 ・自傷行動への対処は大ざっぱに二つに分けられる。一つは自傷を人のいないところで隠れてやっているかどうかである。もうひとつは、自傷を必ず人がいるところでやっているかどうかである。前者は人の存在が邪魔な場合、後者は人の存在が必須条
2025/01/14 08:48
「広汎性発達障害児への応用行動分析(フリーオペラント法)」通読・4
《第四章 不適応行動への対応》 ・一般的に言って、障害児の攻撃行動であれ破壊行動であれ、そこには強烈な敵意や憎悪、力の誇示、ステータスの上昇意図などのような大人の感情は含まれていない。繰り返される行動には必ずその背後にオペラント条件づけのメ
2025/01/13 09:21
「広汎性発達障害児への応用行動分析(フリーオペラント法)」通読・3
《第三章 フリーオペラント法実施への補足》 【徹底的な甘やかし】 ・フリーオペラント法の実施でまずしなければならないのが、徹底的な甘やかしである。・「母子関係の理論」(J.ボウルビィ著、黒田実�訳、岩崎学術出版社) 【わがままが酷い例】 ・
2025/01/12 09:21
「広汎性発達障害児への応用行動分析(フリーオペラント法)」通読・2
《第一章 広汎性発達障害について》 ・(広汎性発達障害=自閉症スペクトラムの原因は脳障害であるという)脳障害説に付和雷同せずに、「現在まだ原因が解明されていない。必ずしも親の育て方が原因というわけではない」と、実態を正確に伝えるべきであろう
2025/01/11 09:23
「広汎性発達障害児への応用行動分析(フリーオペラント法)」通読・1
「広汎性発達障害児への応用行動分析(フリーオペラント法)」(佐久間徹・二瓶社・2013年)という本を通読する。著者のいう「フリーオペラント法」とはどういうものか。「フリー」とは「自由」という意味だが、私流に解釈すれば「拘束されない」というこ
2025/01/10 08:40
「自閉症からのメッセージ」(熊谷高幸・講談社新書・1993年)再読・41
【あとがき】 《要約》 ・私自身の遠い昔、小学校の低学年の頃だっただろうか。突然、ほかの子どもたちとの間に大きな距離を感じ始めた時期があった。ふと気がつくと、私は昼休みの校庭で一人きりで、級友たちのどの集団に、どのように近づいていったらよい
2025/01/09 08:44
「自閉症からのメッセージ」(熊谷高幸・講談社新書・1993年)再読・40
【統合者としての「私」】 《要約》 ・「今ここ」に支配された「私」を、もっと安定した「私」に引き継がせようとする背後には、統合者としての「私」が隠れているはずである。それは私たちの中にあって不断に活動する一つの「機能」であるに違いない。 ・
2025/01/08 09:25
「自閉症からのメッセージ」(熊谷高幸・講談社新書・1993年)再読・39
【「私」から「私」への手紙】 《要約》 ・私たちがいつも使っている言語一般こそは、今の「私」から別の「私」に向けて差し出される手紙まもだ。私たちの視覚や聴覚や触覚は、感覚器官によって入力される外部情報にもとづいているから「今ここ」の世界に支
2025/01/07 09:00
「自閉症からのメッセージ」(熊谷高幸・講談社新書・1993年)再読・38
【人間の脳がもつ制約】 《要約》 ・自閉症者が私たちと同じように生きていくことがこのように困難になったのは、彼らに特有な脳の障害が現れたからにほかならない。その制約をもって生きてきたことが、彼らを「自閉症」らしくしてきたのである。 ・障害の
2025/01/06 08:38
「自閉症からのメッセージ」(熊谷高幸・講談社新書・1993年)再読・37
《第9章 自閉症とわれわれ》 【われわれ自身の謎】 《要約》 ・本章では、この本でとりあげてきた諸問題を整理しながら、「われわれ」の側の振る舞い方、コミュニケーションの仕方、内部世界の特徴について考えてみたい。それは、自閉症者の場合と同じよ
2025/01/05 09:18
「自閉症からのメッセージ」(熊谷高幸・講談社新書・1993年)再読・36
【パソコン教材】 《要約》 ・パソコンによって制御される教材の基本的な働きは、IF・THENの構造に尽きる。学習者は、「IF右のボタンを押せば、THEN画面の中の車がエンジンの音と共に動き出す」といった仕組みを学びながら、この機械とのつきあ
2025/01/04 08:55
「自閉症からのメッセージ」(熊谷高幸・講談社新書・1993年)再読・35
【個別教育プログラム】 《要約》 ・それは、従来の一斉授業中心の指導形態を改め、一人一人の障害児の実態に合ったプログラムにもとづいて指導をおこなおうとするものである。 ・社会的な発達に重大な障害を持つ自閉症児の教育の目的は、それに適応できる
2025/01/03 09:43
「自閉症からのメッセージ」(熊谷高幸・講談社新書・1993年)再読・34
【生活の立て直し】 《要約》 ・自閉症者は、早い時期から社会のさまざまな状況に適応できるように、種々の学習に取り組んでおくことが望ましい。 ・自閉症者を受け入れるにあたって、私たちはどのような準備をしておいたらよいのだろう。また、自閉症者は
2025/01/02 09:33
「自閉症からのメッセージ」(熊谷高幸・講談社新書・1993年)再読・33
《第8章 自閉症への教育的接近》 《要約》 【謎から係わりへ】 ・自閉症者は、自分にとってわかりやすい小さななわばりの中で生きている。このなわばりを拡げることが教育の仕事ということになる。 【なぜ教育が必要なのか】 ・彼らを彼らの安心できる
2025/01/01 11:11
2025年1月 (1件〜100件)
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