そよ風の言葉

自分は自分なんだ

2024/04/30 06:21

心が揺れる

       あの時から あなたの背中を探し 過ぎて行く   街路樹が風で揺れている 鳩が集まる時計台の下 待ち合わせは いつも10分遅れで 駆け込んで来る …

2024/04/29 06:20

おいおいねえねえ

       おいおいおい と 呼ぶ あなた  その 先に 私が 見えますか？    ねえねえねえ と 呼ぶ あなた  その 先に 僕が 見えますか？   そ…

2024/04/28 06:53

感情

         拾えないもの それは 零す涙  拾えないもの それは 溢れる愛  悔しさも 嬉しさも  自分で 押さえきれない 感情    ひとは ひとで …

2024/04/27 06:40

君のそんざい

       目の前に 零れる幸せ  僕の物かと 疑った   かすかに震える時めき きらきら光る感情 君の1番近くに居るよ  ただ ただ  それだけで 勇気が…

2024/04/26 06:40

もよう

  ＜芝桜＞     恋に 色を 感じたら それは  澄んだ 水色を想像する   愛に 色を 感じたら それは  甘い 桃色を想像する  でも どちらも 白い…

2024/04/25 06:30

君の生きる道

      なぜ 君は歩く そこに道があるから？   わき道 寄り道 回り道   道無き道を 歩く人も居るんだよ  山の声 空の声 海の声 街の声 鳥の声 花…

2024/04/24 06:45

スタンバイ

      恋は風任せ 夢は人任せ   切なき想い 届かない  行き先を 見失った  人を愛したい  目指す物が欲しい  身の振り方も やり場のない気持ち  …

2024/04/23 06:18

頼もしさ

      こんなにも 想って居るのに  あなたは いつも マイペース  ほんの少し 意地悪したけど  マイペース   私の事 私が想うほど 好きじゃないのか…

2024/04/22 06:20

心の距離

       しっかり見つめたよ 君の表情が読み取れた  約10cm先で見た 息遣いも聞こえ 君の香りもした    君実感 僕実感 愛実感    ふたりはひと…

2024/04/21 06:44

ふぅ～

        散る花に 未練を感じ 今を 振り返るなら   咲く花に 希望を灯し 前を見よう   空は 裏切らないから  水と光を 届けてくれる  自然に …

2024/04/20 06:32

旅に出よう

       愛が流れる事を知り 戸惑う私は 迷い道   自分の気持ちを 見失った気がする 私はあなたの事が好きなの？   必要なだけかも知れない 暑い時にか…

2024/04/19 08:12

あの時の君

        突然の電話から 逢う事になった 金曜日  あの時の 洒落た 公園のベンチは 古びて 1本の釘がむき出し   あの時の 並木道 ケヤキは ずんと…

2024/04/18 06:40

自分を責めないで

        そして そうなったのです  だから そうなったのです    そんな事もあるよ  長い一生    同じ一生  少し欲張る位が  ちょうど良いので…

2024/04/17 06:42

春時雨

        ポツリと呟いた ポツリと涙 ポツポツと雨  シュチエーションが揃った   呟きは サで始まり ラで終わる   お返しは アで始まり ウで終わる…

2024/04/16 06:30

心の落書き

        ミーティングルーム入口 私のスリッパを 片方逆にする あなたのいたずら   残業の時 飴あげるって 包み紙を透明ボンドで 貼り合わせて  私が…

2024/04/15 06:23

こころの目

       鏡に映る自分 写真に写る自分  あなたですか？  偽物だよ 私はこんなんじゃない  そう思いませんか  それは 自分で作った イメージ  自分を…

2024/04/14 06:48

ひとひらの花

       明日晴れるかな 君の旅立ち どうしようも無かったんだよ 自分に言い聞かせる   あの時の理由を探し 見つけた答え それは 自分を納得させる ため…

2024/04/13 06:38

感受性と価値観

       それぞれの 人には それぞれの 人生がある   それぞれの 人には それぞれの 恋愛がある   価値を どこで 見い出せるか だけなんだ   花…

2024/04/12 06:15

あなた次第

       坂道を老人が上って行く  道端には黄色いたんぽぽ  首に掛けていた  白いタオルが落ちた   土を取るために パタパタすると ふわふわ飛んだ 白…

2024/04/11 06:29

海岸通り

       御陵前からの大通り 会社からの帰り道 良くふたりで立ち寄った 雑居ビル1階のカフェの前   ふと 助手席を見る そこにはもう君が居ない   あの…

2024/04/10 06:40

言葉

       もう言わない そう決めたんだ   君の瞳に 影を落とした  こんな言葉 無ければ良いんだ   外は土砂降り みるみる道路に 溢れてる   雨に流…

2024/04/09 06:40

我慢

      今日 笑えると 明日も 笑えると 思う   今日 悲しむと 明日は 笑えると 思う    今日 怒ると 明日は 悲しむと 思う   だから 我慢す…

2024/04/08 06:29

さくら色

       こんなに 空は青いんだ  こんなに 海は広いんだ  道を 真っ直ぐ 歩いていても 突き当る 壁もあるよ   でも 春にかける ひとときの 桜は …

2024/04/07 06:19

タイミング

       そっと ・・・ そっと ・・・  そんな さりげない 動きが 好き  押しつけでも無く 気が効かない訳じゃない  シャイでスマート  ううん  …

2024/04/06 06:54

「好き」って

        一杯のコーヒーに さほど 意味は無かった   一本の煙草に さほど 意味は無かった   気分で動く 自分が 欲しかったんだ 君との時間に  気…

2024/04/05 07:20

春の天使

       ひと粒の雨 それは そこから始まった  だから ふたりは いつも 雨に縁があった  春雨は 柔らかく 頬を伝い  ふたりの心に 愛をそそぐ   …

2024/04/04 07:52

君を忘れられないんだ

       掴んだ手から するりと抜けた  それを追いかけるのに 躊躇した   子供の頃 坂道を自転車で ふらふら 上った 力尽き倒れ ひざを擦りむいたが …

2024/04/03 07:14

まず自分のために生きる

       春休み校庭で  寂しく微笑む チューリップが居る  寂しく微笑む 桜が居る  見て貰えないと 寂しいと 思うのであろうか   きっと   我姿 …

2024/04/02 09:11

桜とスニーカー

       ふと 立ち止まる 音があり  視線を落とすと 君の真っ白な スニーカーが見えた   体育館に居るはずの 君がそこに居た バレー部の君が   今で…

2024/04/01 09:42