そよ風の言葉

この雪に聴く

        過ぎ行く時を捨て ほんの1歩でも 素直な気持ちで 歩きたい   あの時を捨て 今を生きよう  ふたり 並んで歩いた道は 白く覆われ  今 ひと…

2024/01/31 06:39

南ウイング

       第一ターミナル 南ウイング 登場口の前 うつむいた君に 手を差し伸べると 君は 口をへの字にして 瞳はいっぱいの涙で 溢れていた  僕は一生 君…

2024/01/30 09:32

趣くまま

         流れる雲に 時を感じ  舞う雪に 季節を感じ  突き刺さる風に 人生を感じ  零れる涙に 愛を感じ   我、感性よ 己の生きざまに 終止符を…

2024/01/29 06:25

愛しき人へ

        雪に耐えしは 君への想い 我想わんや  夢の花 君に例えし 紅色の さやけき花の 狂喜乱舞      写真詩ランキング  にほんブログ村  に…

2024/01/28 06:30

意地っ張り

        頑張って がんばって 自分を見せたくない   心の扉 ひとつずつ 閉めていった   いつの間にか 自分は どんな人だか 解らなくなった   本…

2024/01/27 06:30

春恋の花

        センター試験の 帰り道 偶然の再会   そよ風に 運ばれた 恋の種が 朝日に照らされて 芽生えた   枯らすのに 苦労した 木だったのに  ま…

2024/01/26 07:30

疑心

       心配かけまいと思った ひとこと  構わなくていいよと思った ひとこと   これが すべての誤解を招く  自分の心じゃないから  気遣いの ひとこ…

2024/01/25 07:24

恋の魔法

        君を前にすると 戸惑う僕 何故に恋は 残酷なんだ   本当の自分を出せないよ   気持ちを風に任せ 空中を泳いでいるようだ   あれから 自分…

2024/01/24 07:33

いつも突然

        冷たい朝 痛い水 心はからからに乾いている   突然なんですね いつも  僕達 だめかも知れない そんなシグナルが欲しかったわ   私が見抜け…

2024/01/23 08:09

魅力

        魅せるんじゃない 取り繕うんじゃない   自分に素直に 生きる事   それが   魅力   ありのままに 生きれば   どこかで 誰かが 認め…

2024/01/22 07:23

モノトーン

         少し 立ち止まって 考える事にした  あの 日曜日  500色の 色鉛筆は  歳と共に 少しずつ 減って  赤が消え 黄色が消え  君に お…

2024/01/21 06:34

好きな数

          布団に入って  何気なく   あなたの 好きな所を数えた   数えた分だけ あなたの顔が浮かんだ   数えた分だけ あなたの言葉が浮かんだ…

2024/01/20 06:15

ブルドックの親分さん

         ブルドックの親分さん いつもブルブル怒ってる 良く怒るけど   町内世話役買って出て 朝は旗揚げ 緑のブルさん 大きな声で 「おはよう」 ラ…

2024/01/19 09:40

わた雪

          白く しろく 降り積もれ  僕の心に 降り積もれ  わた雪  冷たくなんか ないよ  暖かい わた雪  君の 冷たさは  僕を 暖かく す…

2024/01/18 09:48

わだち

         行く先に 花を添えれば 夢と見る  恋のわだちは その道の道     ＊＊＊＊＊＊ 何を恥じるか我の道 歩めるものなら歩めば良い そう他人に…

2024/01/17 07:46

雪のあの日

           心の中から何かが消えた 何かを探すために 窓の外をぼんやり   雪  仕方なく車を置いて 帰路をとぼとぼ歩く 地下鉄出口の交差点 見覚え…

2024/01/16 05:27

一度きり

        こんな話を聞いた ラーメンの汁に パンをつけて食べると おいしいと    こんな話を聞いた ご飯に ジャムを塗って食べると おいしいと   本…

2024/01/15 07:33

私はここに居るよ

          けっこうです！  大丈夫です！  そんなのウソよ  1人の時は枕を濡らして  寂しくて 辛くて 助けが欲しくて  甘える事が出来ればどんな…

2024/01/14 06:20

たこ焼きLOVE

         うそや いつも無視してたやん いつも私にだけ きつかったやん   私にだけ？ そうや 私にだけで 感じてや   そこやん それが 惚れてる …

2024/01/13 06:17

思いやり

          「何がそうさせたんだ」   涙は 行く先を迷うように 溢れ出た   ハンカチに吸い込まれる 床に落ちる それぞれだった   「何がそうさせ…

2024/01/12 07:49

頑張れる自分でありたい

        実現 1歩手前より 10歩手前は きっと、苦しい   けど 希望に一番大きく 胸を膨らませ それを糧として 心は一番熱く燃えている   ちょっ…

2024/01/11 07:39

僕は決めた

          過去の事を話さない事を 未来の事だけ話そうと  君とさよならした日に   雪よ もっと もっと もっと 降ってくれ すべてを包んで そのま…

2024/01/10 07:30

恋の瞬間

         淡いブルーの中 まばゆいばかりの君がいた その瞬間がいつも僕の胸をときめかす   瞳の動きで君を知り 背中の震えで君を知り おはようトーンで…

2024/01/09 07:22

君のために僕のために

          空に微笑むと  君が居るよ   花にささやくと  君が居るよ   目をつむると  君が居るよ    両手を広げると  頑張れる   背伸び…

2024/01/08 07:40

雪の抱擁

          足の小指に何かが触れる 歩調が乱れ 心が揺れる   唇に人差し指を当て 擦ってみると 遠い過去を思い出す   いつの間にか うつらうつら …

2024/01/07 07:35

さようなら、お元気で

         突然のお別れに胸が締め付けられる予期せぬ瞬間からその人との過去の思い出を探している自分がいるそれは、お正月いとこが集まってかるた取りやトラン…

2024/01/06 07:20

Memory

        今度はいつ帰って来るの 僕が残した想い出は 勝手に ここで育っているよ きっと 今、ここで暮らす人たちの Memory   君と歩いた 並木道…

2024/01/05 07:30

夢

         手のひらに乗せた 小さな箱 真っ赤なまっかな 小さな箱   幼き頃に詰め込んだ 大きなおおきな夢  ずっと 温めて来た  大人に成った ある…

2024/01/04 07:40

自然

         目の前に落ちる 白き物は 透き通り   やがて 緑の恵みとなり 赤い花を咲かせる   天の恵み 我の力なり   この大地に 立とうとする者は…

2024/01/03 06:02

琥珀色の愛

          いくつ数えただろうか  止めたんだよ  君が落とした涙は  重すぎた  何度も何度も  考えた  今を何かで埋めようとした     もう一…

2024/01/02 06:30

現実は夢へと続く道しるべ

         少年は 頑張れば 空を飛べると 思った   やがて 現実に叩き込まれた ありえないと言う常識に かき消される   青年に成り でも、生きる力…

2024/01/01 05:56