前回までの復習 駆け落ちして、 家も決まって ようやくゆっくり寝れると思った矢先、 なんと家の中が水浸しに! 賃貸側に文句を言ったところ、 数か月後に ちゃんと補償金が出た。今回のお話は、 新天地に来て、 手持ちのお金が無くなって、 働かな
運営者である「おかやん」の駆け落ち体験を小説風に書いてあるブログ。 脚色は一切なく、書かれてることすべて実際にあったこと。 そんなおかやんの人生を擬似体験できるようなブログです!
一緒に駆け落ちした夫が亡くなり、やっとノンフィクションとして実際にあったことが書けるようになりました。 大好きな夫が亡くなった今、私がどれだけ夫に助けられたか、またどれほど愛しているかをどんな形でもいいから知ってほしい。残したい。 そんな想いからブログを始めました。 暇つぶしでもキッカケはなんでもいいから、多くの人に読まれたいと願っています。
前回の復習 人生で最高のデートを終えたその翌日、私と店長は職場である焼肉屋の厨房で、前日デートの思い出話を楽しんでいた。 周りに人が誰もいないと思っていたが、しかし、物陰からその会話を聞いていた者がいたのだ。 店長の上司にあたる社長だ。 …
前回の復習 大学4回生という大事な時期を、店長とのデートに費やし、卒業も危うかった私。 そんな幸せ絶頂の中、浮かれた私たちに鉄槌が下るときが来たのだ……。 最高のデートの次の日に 6月1日のバイトでのことだ。 私のバイト先は焼肉屋だから、水
前回までの復習 色んな人とのどうでもいい肉体関係を経て、ようやく店長(未来の夫)と付き合い始めた私。 秘密の恋人同士としての3カ月は、幸せと寂しさが隣り合わせだった。 だけど、その幸せも長くは続かない。 浮かれた自分たちのせいで、それは唐突
霊前の掃除 11月28日が夫の月命日やからね。 先月は確か用事があったかなんかで出来なかったけど、今日は出来た。 嬉しい。 やっぱり夫とゆっくり向き合える時間って大事やなぁって思った。 ここんとこ、夫と二人きりの時間を取れてなかったなぁって
表紙絵を描いた! 小説を書くのをウチは趣味にしてるのだー。 なので小説書き友達が多い! その友人の一人から「次に描く新作の表紙をおかやんに描いて欲しい」と頼まれたので、全力で描かせていただきました💖 全体の雰囲気は「かっこよく」。 でも、タ
表紙絵を描いた! 小説を書くのをウチは趣味にしてるのだー。 なので小説書き友達が多い! その友人の一人から「次に描く新作の表紙をおかやんに描いて欲しい」と頼まれたので、全力で描かせていただきました💖 全体の雰囲気は「かっこよく」。 でも、タ
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前回までの復習 駆け落ちして、 家も決まって ようやくゆっくり寝れると思った矢先、 なんと家の中が水浸しに! 賃貸側に文句を言ったところ、 数か月後に ちゃんと補償金が出た。今回のお話は、 新天地に来て、 手持ちのお金が無くなって、 働かな
前回の復習 新天地に来て三度目の夜は、布団がないせいで痛くて寝れなかったので、布団を買ってきた。 さあ、これでやっとゆっくり眠れるぞ! と思ったその夜。 大雨が降り、どういうわけか玄関からびしゃびしゃになった。 じわじわと家の中に侵入してく
前回の復習 レオ〇レスで見つけた物件に引っ越してきた私たち。 ワンルームとはいえ、ちゃんとした「家」にホッとしていた。 フローリングにレジャーシートを敷き、車に入れっぱなしの毛布をかけて、着ていた服を枕に、目を閉じた。 ……寝れない。 床が
忙しい日々 ブログ書くの久しぶりで、めっちゃ嬉しい! 前回なに書いてたか思わず見直したくらい、ずっと忙しくしてた。 間が空いちゃったし、せっかくやし、時系列通りにここまでのことを話そっかな💖 ウチが派遣一社目を落ちた時、たまたま読んでた本が
前回の復習 ホテルはもうこりごりと、広島市内に着いて、一番に目についた「レオ〇レス21」に飛び込んだ。 何も知らない私は提示された一軒目に「そこにします」と即決しようとするも、夫に止められる。 「せめて内見してから決めよう」 私は内見の意味
派遣の職場見学 派遣でエントリーしていたところが2社、選考中になり、職場見学が決まった。 そのうちの一社に、昨日職場見学へ行ってきた。 見学と思っていたら、もうガチの面接やった。 かなり大きな会社で、場所も都会のど真ん中にあり、新しく、近代
言い争いから三日後の話し合い 「ちょっと話を聞いて欲しいんやけど」 風呂からあがって歯を磨いてた時、オカンがそう言ってウチと向き合った。 重々しい雰囲気に、ウチは内心 「なんか嫌やなぁ。でもいつまでも逃げてるわけにもいかんしな」 と、思って
土曜日。最後のお仕事 出勤したら、木曜まで一緒に仕事していた人が辞めたと聞いた。 この週、水曜日に異動前の営業の男性が退職し(ウチより2日早く入社した人)、 木曜に同じ課の営業の男性が退職し(ウチより2週間早く入社した人)、 1日空いて(祝
初めから話をしよう 大阪に帰って来た時、ウチは派遣会社で働きたかった。 理由は「色んな経験がしたい」から。 広島におる時、信頼してる小説家仲間がポソッと言うたんよね。 「おかやんには派遣とかして欲しいなぁ~。あ、うちの娘が派遣してるんだけど
日曜。部署異動になった翌日の転職相談 ここまでのお話→その場での部署異動 1週間前に、お金を払って転職のキャリアコンサルタントさんを申し込んだ。 経歴も安心できて、良さそうな人で、心理数秘学の観点からも見てくれて、会ってウチの転職の相談に乗
初の土曜出勤 ウチが就職した会社は年間休日110日で、有給でプラス5日は使わないといけないという規定になっている。 基本週休二日ということで、祝日がある週は土曜出勤となっている。 ちなみに会社の休みカレンダーは存在しない。(←まずこれにびっ
翌日は休み! 5日目の仕事 やっとこさ一週間経った。 次の日はやっと休みという金曜日。 同時に入った女の子がお昼一緒に食べてるときに「1日は早いんだけど、1週間が長い」って言ってて、「確かに!」って思ったなぁ。 この日は来客がおらんで、営業
やめたくてもやめられない やめようって決めたら、次はいつやめようかを考えた。 自分を縛るのはやっぱりお金で、お金は選択肢を増やすための土台の一つ、っていうのを聞いていたけど、それをヒシヒシ実感してる。 だって、ウチはどうしても「再就職祝い金
ブラック企業2日目にて 1週間終えて思うけど、とんでもないブラック企業やと思ったね。 まぁ「印刷業」っていうのがそういう業界ということだって、今なら分かったんやけど。 教えてくれないのが普通の部署やった。 仕事がしたくても、教えてもらってる
就職活動、頑張ってたんだが…… 今日は日記! 楽しんで読んでね💖 どーも、どーも。 おかやんです!! 今日は今勤めてる会社について書きたいと思います!とにかくネタがい
前回の復習 駆け落ちしたのはいいが、その日泊まったホテルが古かったため、散々な思いをした私たち。 もうホテルは嫌だと不動産で家を探そうとするが、職がないため鼻で笑われ、門前払いを食らった。 不動産で家を見つけるのは難しいと悟った私たちが、次
前回の復習 駆け落ちとして、私は「探さないでください」と書いた置手紙を残して、家を飛び出した。 その日の夜、まるでタイムスリップしたようなさびれたラブホテルに泊まる。 あまりの状況に不安がドッと押し寄せ、一睡もできず、夫に縋り付き「怖い」と
前回の復習 車に飛び乗り、携帯を解約し、家からどんどんと遠ざかる。 喜びと不安を抱えて、向かう先は西。 そう。私たちは、広島を目指していた…… 1 駆け落ち先に広島を選んだのは、駆け落ちは何故か北を目指すのがセオリーやから裏をかいて反対方向
前回の復習 お金を集め、できるかぎり悔いのないように、身辺整理をした。(といっても、ほとんどできてない) なんやかやしているうちに、あっという間に駆け落ちしようと決めた当日となった。 待ち合わせた近所のコンビニに、いつもどおりに「いってきま
前回の復習 駆け落ちすることを決め、私と店長はお金を集めることに遁走した。 なんとかお互い、おなじくらいの額を用意することが出来た。 これは、その前日の、私のお話。 1 #1を読んだ人なら知ってることを、もう一度書くことになる。 つまり私に
付き合う前の彼との思い出は、他にもある。この先話すことがなさそうだから、やっぱり最初のうちに話しておきたい。共通の趣味 映画お互い映画がとても好きで。彼は芸術大学の映像学科卒業生なこともあって詳しいし、知ってる量が桁違いだった。私は父親がイラストレーター(ある日脱サラしてきたけど)なこともあって、その影響で一般家庭より映画を見る機会が多くあった。そんな父に手を引かれて、小さい頃から映画館によく連れて行かれた
おととし描いた絵をアップ。マッキーと水彩絵の具で描いた。わりとお気に入り。オセロットっていうネコ科。全部色鉛筆で塗ったなぁ。ウチはこの絵を塗ってる時間がすごい好きなんだよ。2021年に描いた絵の中で一番気に入ってる絵。シンリンオオカミなんだけどね。もう好きが爆発してて、思い入れが半端やない。犬、大好きっす!!ジャッカルやなぁ。これも描いた時楽し
無事に出会いを果たし、焼肉屋でバイトをすることになった私。とんでもない常識外れな私なワケだけど、仕事自体はそこそこ上手くやっていたと思う。接客業は初めてだったけど自分に合ってたし。まぁでもよく言葉遣いなんか注意されたけどね。あのお店は店長の人柄で保ってたトコがあって、店長である彼は楽しそうにしょちゅう常連客とお話をしていた。ああいう所、凄いんだよなぁ。良くも悪くも昭和の男だった。育ってきた環境か、世代か、距離の詰め方もやり
本当にとんでもない若き日の私──だが、今もそんなに変わってなかったりする私。 39歳になった今も敬語が苦手で、まぁ良くも悪くも気安い大阪人。 とにかくゆっくり私の昔話が続く。 夫となる彼と付き合うまでもそりゃあ色々あったが、気長に読んで欲しい。 ……千夜一夜ほどかかるかもしれんが(どんだけや)。 そういえば私、このバイトの面接をした当時、彼氏がいた。 17歳の時から付き合ってた同い年の彼氏がいた。 20歳の時かな?
そんな風にして約束をとりつけて。 電話してから一週間も空いてなかったと思う。 お店に入って、バイトの面接に来たことを伝えて、宴会用の二階席があったから二階に上がって待っているように言われて、面接を受けた。 その時の私は……まぁ恥ずかしいほどに常識というか、普通のマナーっていうものに疎い常識のない女子大生でな。 上座に座って待ってたわ。 バイト先の店長……つまりそれが未来の夫なわけだけど、ドアを開けていきな