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  • 最高の外交官

    直属の上司である外交官が任期を終えて本国に帰る日を迎えた。 日本とは働き方も考え方も違い、入職したては戸惑った。そんな右も左もわからなかった私に一から仕事を教えてくれたのが彼女だった。

  • 失明しますよ

    愛用歴1年、お気に入りのティファニーのメガネ。 横から見る控えめなティファニーの文字が美しい。 現在、目の健康を保つために週3でメガネ生活を送っている。 もともと私はコンタクト愛用者だった。 コンタクトは顔周りに開放感を感じるからだ。 鼻上や耳上に重さを感じ、視界に丸いフレームが紛れ込むメガネは、何かと煩わしさがある。 使用感だけでなく、外見上自分はコンタクトの方が可愛く見える(と信じている)。 だから、朝一番にコンタクトをつけて、外すのは寝る直前。 今思うと、目に相当な負担をかけていたと反省している。 そんなコンタクト主義者だった私が数十年ぶりに眼科に行ってきた時のこと。 目を診てもらって一…

  • 裁判官の爆笑お言葉集

    2日で読み切った「裁判官の爆笑お言葉集」。 ベストセラー本として新聞で紹介されていたので、メルカリで購入してみた。 簡単に紹介すると、裁判長が判決を宣告後、被告に悪い行いを改めるよう言い聞かせる時間が設けられる。言い聞かせることを説諭(せつゆ)と言う。この本では、裁判長のリアルな説諭が紹介されている。 例えば、 懲りない薬物使用者には「私があなたに判決するのは3回目です。」 性犯罪を犯した者には「変態を通り越して、ど変態だ。」 など、裁判官の人間味あふれる説諭が事件の詳細とともに綴られている。 説諭だけを切り取ると面白いかもしれないが、内容を読むと深く考えさせられる事件ばかり。 裁判に馴染みの…

  • 領事館職員採用試験⑤

    全ての試験が終わり、ほっと一息した。 毎回のことだけど、手ごたえが全くなかった。 最終試験から2日後。 領事館からメールが届いた。 「選考の結果、ジェニーさんを採用することが決定しました」 まさか。 私が? 受かってしまった。 91名から1名。 他の受験者を見渡しながら、「この中から採用されるのは1人だけ。どうすれば勝ち残ることができるんやろう」と思った日が懐かしい。 最後までやり遂げた自分を褒めてあげた。 後日、外交官と面談があり、入職に関する説明が行われた。 このとき、私は筆記試験は1位で通過したことが知らされた。 上位2名(私含む)の点数が突出し、ずっと2人の戦いだったのだそう。 へえ。…

  • 領事館職員採用試験➃

    手ごたえなく終わった面接試験。 なんでこんな発言したんだろうとか、こういえば良かったとか、後悔の残る試験になった。 1時間の面接で5歳くらい老けたかも?と思うくらいクタクタで、家に着いて一瞬で寝落ちした。 夢から目覚めると、1件の着信が...... まさかの領事館から電話が来ていた。 え、合格? 半信半疑で連絡すると、最終試験に進むよう案内された。 しかも最終試験は2日後。 至急有休を取得し、最終試験を受けることにした。 面接試験で4名落とされ、最終試験に進めるのは2名だけ。 91名→7名→6名→2名にまで絞られた。 最終試験は、特別技能試験。 この試験に関しては特殊な試験のため、内容は割愛さ…

  • 領事館職員採用試験の内容➂

    筆記試験が終わってから1週間後に2次試験通過者の連絡がありました。 落ちてるだろうな~と思いながら通過者の名前を確認すると、、、、 合格者リストの中に自分の名前を発見。 受かってました。 いよいよ3次試験は面接です。 筆記試験で落ちたのは1名だけ。 1名しか採用されないのに、この時点で6名もいました。 面接までは約2週間あったので、自己PRや志望動機、今までどんなことを学んできたか等、転職組が聞かれるであろう質問を想定して面接対策を行いました。 具体的には、ノート84ページ分の質問と回答を用意して、この質問をされたら、こう答えよう!と、自己満ノート(笑)を作成。 家では、ぶつぶつ声に出して練習…

  • 領事館職員採用試験の内容➁

    第二関門は、筆記試験でした。 書類を郵送してから1カ月。 採用試験に応募したことさえ忘れかけていた頃に1通のメールが........... なんと、領事館から2次試験のお知らせが届いてました。 後から知ったのですが、書類選考の時点で91名の応募があり、2次試験に進めたのは7名のみ。スクリーニングに時間がかかっていたのかもしれません。または、そこまで急募ではなかったかのどちらか(‘Д’) 2次試験までは3週間あったので、勉強する時間はたっぷり確保できました。 余談ですが、2次試験のお知らせの後に別件でメールが来ていたのですが、確認不足で1週間以上も放置してしまいました。 社会人がメールを確認する…

  • 領事館職員採用試験の内容①

    大使館・領事館で働くには? - ジェニーとワークライフバランスの日記の続きです。 採用試験の第一関門は書類選考でした。 領事館指定の履歴書、職務経歴書、大学の卒業証明書、エッセイ、カバーレターを送りました。もちろん、全て英語です。 Indeedで職員募集のお知らせを偶然見かけて、軽い気持ちで受けることにしました。 平日働きながらの作成だったので、帰宅後は毎晩遅くまで必要書類の準備に追われました。全ての書類を揃えるのに1週間くらいかかったと思います(´;ω;`) しかも、締切日が記載されていなかったので、早く送付しないと!と焦りました。 履歴書やカバーレターの書き方はネットにサンプルがたくさんあ…

  • 大使館・領事館で働くには?

    どうすれば大使館や領事館で働けるの?と友人からよく聞かれます。 結論から言うと、それぞれの国の大使館・領事館が独自で試験を行い、合格者は職員として採用されます。 国によって方針は異なるので、日本人は採用しない大使館・領事館もあります。 また、民間企業と違って新卒採用を行うことは滅多にないため、社会経験の長い人が採用される傾向にあります。 ジェニーも転職組です♡ 基本的に大使館や領事館の職員は「現地採用職員」として雇われ、海外勤務になることはありません。 各大使館・領事館のホームページに募集要項が発表され、期限内に履歴書を送付し、合格すれば筆記試験や面接に呼ばれます。 正社員でのポジションは、誰…

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