商業施設の集客・周遊促進 カギは「AR」と「スタンプラリー」?
2024年4月に東京の原宿神宮前交差点に商業施設『東急プラザ原宿「ハラカド」』がオープンしました。海外からも多くの観光客が訪れる原宿の新たなランドマークとして注目されています。 この「ハラカド」以外にも3月にはお台場に完全没入型体験が楽しめる「イマーシブ東京」、晴海の東京オリンピック選手村跡地に「ららテラスHRUMI FLAG」がオープンするなど、今年2024年は都心を中心に様々な大型商業施設がオープンします。 これらの商業施設の競争は今後さらに激しさを増すことが予想され、集客に加えて施設内を周遊・リピート訪問してもらえるか?という点が重要になってきます。そこで今回のブログでは主にデジタルコンテンツやSNSを活用した集客と回遊促進のポイントについてご紹介します。 集客:ソーシャルメディアキャンペーン 商業施設に限らず、現役世代を中心とした幅広い世代の集客にSNSは欠かせません。例えば、来場者が特定のハッシュタグを使って写真や感想を投稿すると、抽選でプレゼントが当たるキャンペーンなどが一般的です。 来場者の投稿が拡散・共有されることで施設やイベントを知らなかった人にもリーチすることができます。 メリット 広範なリーチが可能で、費用対効果が高くなるケースが多い。 短期間で認知度を向上させ、来場者数を増加させることができる。 デメリット・注意点 投稿内容の管理が難しく、ネガティブな反応も拡散される可能性がある。 投稿のモニタリング体制を整え、迅速な対応を行う。 キャンペーンのルールを明確にし、不正を防止する。 事例:『アニメージュとジブリ展AR特別企画 in 松屋銀座』ARコンテンツ制作 アクアスターでは2023年1月に百貨店の松屋銀座で開催された『アニメージュとジブリ展AR特別企画 in 松屋銀座』のARコンテンツ制作ならびにプロモーション施策を担当致しました。 ジブリの世界観で体験できるARコンテンツを、「松屋銀座の中で楽しめるもの」「どこでも体験できるもの」の2種類展開することで、広くイベント自体の認知拡大と集客に寄与しました。 周遊促進:デジタルスタンプラリー 商業施設に限らず、スマートフォンアプリを使ったデジタルスタンプラリーを活用することで周遊させる施策が注目されています。
2024/05/31 15:23