「他に訪ね行くべき人を知らず、何事につけてもただ彼のみもとに行くことを知る者は幸いである」(キルケゴール『イエスの招き』より)。 「何事につけても」です。喜びにつけ悲しみにつけ、勝利につけ敗北につけです。プラスになろうがマイナスになろうが、分かっても分からなくてもであります。「人生とは自転車のようなものだ。倒れないようにするには、走り続けなければならない」というアインシュタインの言葉があります。それがつまらなさを意味するにしても素晴らしさを意味するにしてもイエスのもとに向かって走り続けるべきなのです。 「ただ彼のみもとに」です。自己の中に本当に「訪ね行くべき人」を見い出せない者が五里霧中の海上…
多少、聖書に通じた人ならば、「人類最初の殺人は」という質問をされたときに、「それはカインによる弟アベル殺しです」と答えると思います。聖書の記述に従えば、最初の人類であるアダムとエバの息子の代で、早くも殺人が行われています。それも兄弟間で殺し合う光景が描かれているのです。 今回の記事の少し前の創世記2章の18節で「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう」と神がおっしゃって女性をお造りになりました。ここでのメッセージは私たち人間が造られたのはまず何よりも他者と共に支え合い、助け合うためであることが明らかにされています。私たちはただ自分一人で生きていくのではなく他者との関係の中で、また…
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