新米主夫の養子縁組子育てブログです。養子縁組の過程と、子育ての悩みを記して行こうと思います。よろしくお願いします。
シェパードさんから児童相談所の実習が行われると聞かされた時、思わず僕は近所のアパレルショップに駆け込みました。 「いらっしゃいませー」 その店は、オシャレな海外のアウトドアブランドを扱う店で、僕は当日来て行く服を購入しに来ました。 「えっと…それと…それ下さい」 実習は児童相談所の幼児院に行って、子供達と触れ合って育児を体験するというものです。 その幼児院には親の養育が難しいとして、児童相談所に一時あづかりされた未就学の子供が保護されてます。 実習の一時的な触れ合いとはいえ、思いっきり子供達と遊んであげたい。 そう思いアパレルに駆け込んだのでした。 「ちょっと、何でこんな高いノースフェイスのパ…
貴重な3日間の研修が終わった後も、暫く面接は続きました。 面接が長く続いたのも、まだコロナで実習のスケジュールが決められなかったからかもしれません。 いつ実習が行われるんだろうと頭の片隅に不安を抱えてシェパードさんとチワワさんの面接を受けてました。 「養子取るとなったら、どっちかが家庭に治らなきゃいけないでしょ?だから即決で僕が家庭に入る事になっちゃいましたよ。だって奥さんに比べてスズメの涙にもならない収入なんだから」 「よ!収入格差婚!ギャハハー!」 「コロナで在宅ワーク増えるからってせっかく中古の一軒家買ったのに」 「買ったんじゃなくて買ってもらったでしょ?ギャハハー!」 「今は気持ちを入…
3日目はまとめの講習でした。 先日の実際に養子縁組をとった家族の体験談で、試し行動の存在を知り、僕達参加者は養子を取った際に繰り広げられるであろう試し行動に戦々恐々としてました。 子どもが新しい家庭に迎えられた時 「本当に自分のことを受け入れてくれるのか」 と試し行動をとることがあるといいます。 これは多分子供に限った事じゃなく、よく考えたら大人であっても、相手に愛を求める際、無意識に行ってたりするものだと思うので、特別なものではないのかもしれません。 ただ問題なのは、それを行うのが、これから親子の関係を新しく築いていかなければならない子供であるという点。 子供から試し行動を受ける親は、どうし…
研修2日目。 今回は実際に養子縁組が成立した夫婦に体験談を聞くという内容でした。 今回お話をしてくださる夫婦は関西ではなく、東北地方にお住まいで、コロナという事もあり、オンラインで体験談を話して下さる形で、研修はスタートしました。 「私達の住む地域でなかなか養子を募集してる子供が見つからなくて、全国の支援団体に問い合わせてました。その時見つけたのが、毎日新聞で掲載されている愛の手です」 これは関西版だけで行ってる事なのか、ちょっと分かりませんが、毎日新聞の日曜日版で週末里親、養子縁組を探してる情報が載ります。 これを「愛の手」といいます。 インターネットでも記事は見れると思いますので、興味のあ…
夏になりました。 コロナでずっと開催出来なかった支援団体が主催する研修とワークショップが久しぶりに行われる事になりました。 この催しには、僕達のような養子縁組を希望する夫婦がやって来ます。 養子縁組なんて特殊ですし、中々身近にそういう人がいなかったりしますので、似た境遇の人達が集まるという事だけでも、何だか孤独じゃないんだって、ちょっぴり勇気を貰ったりします。 この催しは2日に渡って行われて、初日はワークショップでした。 大勢集まった夫婦をまず夫と妻に分けてそこから更に2チーム分けて、チーム討論会をして、話し合った内容を全体で共有するという形でした。お題は子供を貰ったらどんなふうに育てたいか?…
支援団体の指示により、児童相談所に行って里親の資格を取るべく面接に。 前回も書きましたが、僕達の地域では特別養子縁組をするには、まず里親の資格が必要。 その辺りは民間の支援団体で養子縁組探しをするにしても児童相談所のような公的機関の手続きが必ず必要であるという事です。 資格と言っても筆記試験とかがあるわけでなく、児童相談所での面接と子供達と触れ合う実習を経て、児童相談所が推薦状を公的機関に出して、ようやく得られるものらしいです。 僕自身子育てするにはタイムリミットも迫ってる状況で、また1から面接と更に実習。 で、タイミングも悪いことに世の中コロナパニックの真っ最中で、いつもでしたら面接と実習同…
ここで僕達が学んだ養子縁組について少しまとめてみようと思います。 子供を保護して安定した家庭で育てる制度は何種類かあります。 特別養子縁組 何らかの事情で生みの親が育てることができない子どもを、育ての親に託し、子どもと育ての親は家庭裁判所の審判によって戸籍上も実の親子となることができる制度です。 生みの親と関係を絶ち育ての親と新しい親子関係を結ぶ制度です。 裁判所に申し立て審判を受けて成立し戸籍上の記載 も長男 、もしくは 長女となります。 この制度は年齢制限があって15歳未満の子供が対象です。 昔は小学校行くまでとかだったらしく、近年大幅に年齢を引き上げられたとの事。 近年は国も子供たちが家…
支援団体の指示により、児童相談所に行って里親の資格を取るべく面接に。 前回も書きましたが、僕達の地域では特別養子縁組をするには、まず里親の資格が必要。 その辺りは民間の支援団体で養子縁組探しをするにしても児童相談所のような公的機関の手続きが必ず必要であるという事です。 資格と言っても筆記試験とかがあるわけでなく、児童相談所での面接と子供達と触れ合う実習を経て、児童相談所が推薦状を公的機関に出して、ようやく得られるものらしいです。 僕自身子育てするにはタイムリミットも迫ってる状況で、また1から面接と更に実習。 で、タイミングも悪いことに世の中コロナパニックの真っ最中で、いつもでしたら面接と実習同…
「ご主人も奥さんも働かれてますが、どちらが家庭の中で子育の中心になるおつもりですか?」 職員さんの言葉に唾をのみこみました。 僕達夫婦は共働きです。恐らく僕達のような晩婚カップルはお互い仕事をしてという人ばかりでしょう。 結婚適齢期に仕事を集中してしまい、仕事のキャリアは十分積んできたのに、家庭のキャリアは全く積めなかった。お互いいい年同士の結婚はそういう方も多いでしょう。 僕の奥さんは例にもれずそんな人で、結婚適齢期を逃してまで仕事に集中したお陰で立派なキャリアで充実した仕事をしてます。 でも僕は違いました。 僕は若い時から起業してでっかい人生送ってやろうと思ってました。若い時に大手の企業に…
2度目の電話での問い合わせで、直接支援団体に行って面接することになりました。 当時僕たちが問い合わせた時はコロナの一年目で世の中が混乱の真っ最中。 支援団体も僕たち二人の仕事もバタバタ。面接のスケジュール調節するだけでも時間がかかってしまいました。 年末の12月に問い合わせたのに行われたのは年明けて一月も中旬になったころ。 子育てのタイムリミットさえも僅かになった僕たちにとって この流行り病はまるで障害競走のわずらわしいトラップでしかありまんでした。 はやる気持ちを押さえていよいよ迎えた面接の当日。 スマホ画面に表示されたグーグルマップで事務所を探しながら市内を歩き回りました。 あ、ケンタッキ…
新年明けましておめでとうございます。 年末に始めた当ブログ。 最初にも書きましたが、今年養子縁組で新しい家族が増える可能性が出てきました。 可能性と書きましたが、まだ支援団体が児相に推薦状をあげてくれる段階です。 僕らはまだ、僕たちの家族になってくれる子供とはまだ面会してません。 まだまだ漸くスタートラインに乗れるかどうかという状態。 実は前回、直前で失敗迄してるのでここまでくるのは本当に長い道のりでした。 そんな長い道のりの最初の一歩目は直接まず、養子縁組を支援てくれてる団体に直接電話で問い合わせるところからでした。 僕は仕事の昼休み中に団体に電話しました。 「なるほど…赤ちゃんですか…失礼…
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