映画史に残る傑作といわれながら、日本未公開の映画の一つ『女性たち(Thewomen)』。この映画が廉価版のDVDセットで観られるというので、観ました。この映画、女性しか出てきません。監督は女性映画の巨匠といわれたジョージ・キューカー。キューカーというと、キャサリン・ヘップバーンの『フィラデルフィア物語』ばかりが取り上げられ、NHK-BSでも放送されるくらいなのに、この作品はなぜか完全に割を食っています。傑作です!女性たちが動き回り、早口で喋りまくります。それでいて、一人の役者にフォーカスした時のテンポダウンの情緒が素晴らしい。特に、男性が出てこない映画なので、男性との会話は電話ということになりますが、電話口の女優陣の演技が見もの。また、キューカーの映画の登場人物は『フィラデルフィア物語』などもそうだけど、...『女性たち』ジョージ・キューカー監督
『ニューシネマパラダイス』と同時期に公開された映画館にまつわる映画なんだけど、センチメンタルで大衆的な『ニューシネマパラダイス』に押されて、地味に扱われてしまった佳作です。マルチェロ・マストロヤンニが映画館主だってだけで、観るしかないでしょ。エットーレ・スコラ監督の作品はそれなりに観ているつもりだったわたしも、恥ずかしながら見逃していてようやく見ました。まず、映画館のオープンセットがよいです。それに、マストロヤンニは言うに及ばず、奥さん役のマリナ・ブラディがよい!ゴダールの『彼女について私が知っている二、三の事柄』のクールなイメージとは打って変わって、温かみのある素敵な奥さんで、日本でこの役ができそうなのは絵沢萌子さんくらいかな。町の人気者になるのも道理です。そしてこの映画がいいのは、映画館でかかる映画が...『スプレンドール』エットーレ・スコラ監督
志村けんの代役を沢田研二がやったことで知られた映画だけど、その後そんなに語られてないですよね。観ました。感想です。実は原作を以前読んでいて、全く乗れなかったんですよね。もちろん映画館に対する愛はわたしにもある。モデルになった飯田橋ギンレイも学生時代に通っていましたしね。でも、出てくる映画がどうも・・・。『ニューシネマパラダイス』でしたから。で、この映画を観はじめてすぐ気づいたのは、原作と全く違うということ。なので、『ニューシネマパラダイス』は出てきません。でも、いつか見た映画人の昔話みたいになっていて、原作のような新味はないですかね。ただ、映画好きとしては撮影所の話の部分がいいんですよ。特に、意外や、モノクロ映えする北川景子!助監督役の菅田将暉。たぶん、『花束みたいな恋をした』同様、菅田将暉はこの役にリア...『キネマの神様』山田洋次監督
そもそも嫌いだったし、今の野党勢力をダメにした戦犯だと思っていたけど、田舎の優等生みたいな国会追悼演説を聞いて、「こんなこと言ってるからダメなんだ」と確信しました。ロッキード事件やリクルート事件とは次元の違う大問題の統一教会の件に加えて、モリカケ桜etc.、言うことがあるでしょう。センチメンタルなことしか言えない人は政治家を辞めてほしい。日本のためにならないです。gooニュースhttps://news.goo.ne.jp/article/news1242/world/news1242-395003外国人の詐欺師みたいな教祖がやっている宗教団体と政策協定結んでいる政治家がたくさんいる自民党。外国人に土地を売るなと言っている長渕剛もビックリの売国政策なんじゃないんですか?直に合ったらよい人だったって、詐欺師に...嫌いな政治家は、野田元首相。追悼演説で確信した。
NHKの『映像の世紀バタフライエフェクト』の世界恐慌の回で、世界恐慌で破産した人としてブロードウェイなどの興行師フローレンツ・ジーグフェルド・ジュニアのことが取り上げられていたけど、彼の伝記映画と彼のレビューのオマージュ映画を取り上げます。『巨星ジークフェルド』は伝記映画で3時間くらいあるのですが、まあ、昔のハリウッドの伝記映画って感じ。でも、レビューを再現した巨大セットや、女優陣が悪くないです。特に、過大評価されていると言われてきたアカデミー主演女優ルイーゼ・ライナー(最初の夫人役)の芝居は情感がこもっていて悪くないんですよね。TheGreatZiegfeldOfficialTrailer#1-ReginaldOwenMovie(1936)HD『ジークフェルド・フォリーズ』はレビュー映画で全体を貫くスト...『巨星ジークフェルド』と『ジークフェルド・フォリーズ』
今月は第一部を一番楽しみにしていました。簡単に感想。①鬼揃紅葉狩澤瀉屋の紅葉狩は何度か観ているけど、三代目猿之助の演出のエンタメ性は体系的に再評価されるべきでしょうね。特に古典の再解釈みたいな部分は、六代目菊五郎の古典の新演出と並んで、その後の歌舞伎の歴史に足跡を残していると思いますよ。それに比べたら、一過性の新作のいかに多いことか・・・。さて、舞台の方だけど、幸四郎の惟茂のスイートな感じ、四代目猿之助の更科姫の不敵な雰囲気、どちらもこの演目に合っていてよかったし、いつもの紅葉狩と違ってたくさん出てくる役者陣も、若手花形五人に門之助の局の組み合わせ、山の神の代わりの三人が雀右衛門、笑也、笑三郎と豪華で、見ごたえ充分。澤瀉屋版を観ることで、逆にいつもの紅葉狩の古典らしい佇まいも理解できるという意味で、わたし...十月歌舞伎座第一部に行ってきた。(観劇日10/22)
歌舞伎座の帰りに御茶ノ水に用事があったので、久々に湯島の聖堂に行きました。御朱印もGET。湯島の聖堂の近所で働いていた時もあったんだけど、聖堂の中を公開しているのは土日だけなんで、初めて中に入りました。御朱印は斯文会館っていう建物の中の受付みたいなところで頼みます。湯島聖堂の御朱印
同日に第二部に続けて第三部を観てきました。簡単に感想。①源氏物語夕顔光源氏、夕顔、六条御息所を、それぞれ梅玉、孝太郎、魁春。この舞台を観ていて思ったのは、梅玉さんの光源氏は、團十郎三代(十一代目、十二代目、今の海老蔵)とは何かが違うなということ。気品というか、雰囲気というか、佇まいというか。巧く言語化できないんですけどね。團十郎系と一口に言っても、三人でそれぞれ違うということもあるけど、團十郎系はちょっと武人っぽさがある気がして、梅玉さんのほうがお公家さんっぽいんですよ。花道の出からそんな気がしました。で、魁春の六条御息所がよかった。このひとの芸風にあっているのか、底知れぬ暗さがある気がしましたね。紫式部が生み出した六条御息所って、その後の日本の文芸に大きな影響を与えている気がします。映画だと『雨月物語』...十月歌舞伎座第三部に行ってきた。(観劇日10/15)
簡単に感想です。①祇園恋づくしこの芝居を見るのは二回目で、前回見たのは2015年の納涼歌舞伎。その時は勘九郎と扇雀でした。わたしは、残念ながら勘三郎・坂田藤十郎のこの舞台は観てないんだけど、映像があったら観てみたいですね。【その時の感想】8月納涼歌舞伎(歌舞伎座)第3部「芋掘長者」「祇園恋づくし」さて、落語の「祇園会」を元にした芝居ですが、7月に大阪松竹座でほぼ同じ配役でやっているんですね。後で気づきました。今回、大津屋次郎八/大津屋女房おつぎを鴈治郎、指物師留五郎/芸妓染香を幸四郎でした。鴈治郎の大津屋は見事に坂田藤十郎のヒラヒラした明るい雰囲気そのままで、二代目鴈治郎系の芸風だと思っていたこの人が、やっぱりお父さん似だと思えたのが収穫。幸四郎の留五郎は軽い役だったけど、こういうナンパな役がこの人らしく...十月歌舞伎座第二部に行ってきた。(観劇日10/15)
わけあって、ハムレットを再読したんですが、角川文庫の新訳がよかったです。シェークスピアというと、むかし福田恒存、中野好夫なんかの翻訳を新潮社の全集や文庫で読んでいて、その後、小田島雄次訳とか松岡和子役を多少読んだ感じですかね。で、角川の新訳がいいのは、ページ下の脚注がよいのと、いわゆる名セリフを変にいじっていないこと。その方がかえってわかりやすいんですよね。また、野村萬斎さんの解説もよいです。久々に再読して感じたのは、まったく登場人物に感情移入しないで読めちゃったなということ。これは、わたしが年を取ったからなんでしょうね。冒頭の仕掛けが映画的だとか、そういうことの方が気になるんですよ。ちなみに、すべての台詞をそのままに映像化したケネス・プラナーの映画のDVDは持っているんだけど、長いんでまだ観てません。気...ハムレット再読
太田光が統一教会をめぐる発言で批判されているけど、太田の一番好きな太宰作品が「右大臣実朝」だということを、ふと思い出した。大河ドラマ『鎌倉殿の十三人』で三谷幸喜がどう実朝を描くのかということに興味があって実朝関連の本を漁っているうちに、太宰の「右大臣実朝」を久々に再読したんだけど、太宰の実朝像って聖書のキリストみたいな感じで、公暁はかなり嫌な奴っぽく描かれているんですよね。もちろん、これは太宰の創作なわけだけど、太田がこの作品を好きだというのは、聖書のキリストのイメージが嫌いじゃないってことなのかな、とも想像してしまうんですよね。で、宗教を信じてしまうピュアで孤独な人、「右大臣実朝」の語り手(実朝の家来にして実朝信者みたいな人)に太田が親近感を持っていて、団体としてはもちろん否定しているにせよ、個人の信仰...太田光、右大臣実朝、宗教…
椎名林檎“ヘルプマーク・赤十字マーク似”特典グッズをめぐって。
世間の反応に強烈な違和感があるんで、ひとこと。①まず大前提として、わたしは自分が足を骨折して全治三週間だった頃、電車に乗って優先席の前で松葉杖を使っていようが誰も席を譲ってくれなかった経験があって、それ以来、マタニティマーク、ヘルプマーク、足の悪い方等を見かけたら、積極的に席を譲ってきました。その談でいうと、わたしはヘルプマークと椎名林檎の特典グッズを見間違えない自信があるし、普段席を譲るくらいの人なら間違えないと断言できます。よしんば、ヘルプマークと特典グッズを間違えた人がいたとして、「間違えました」「違います」で済む話でしょう。なんの実害があるんですか?だいたい、わたしの経験では、ケガ人だろうが、マタニティマーク、ヘルプマークをつけている方だろうが、日本の電車で席は譲ってもらえないです。特に、新聞なん...椎名林檎“ヘルプマーク・赤十字マーク似”特典グッズをめぐって。
Aプロ、Bプロの翌日、夕方にCプロ観てきました。今月は忙しい!簡単に感想です。Cプロは道行から四ノ切だったけど、Cプロだけ出演者の平均年齢が断然上がるから面白いですよね。最初の道行きは、菊之助の狐忠信に時蔵の静御前のコンビ。Aプロ鳥居前の米吉の静御前が若々し過ぎたこともあって、しっとり落ち着いて、なおかつ容色衰えぬ時蔵の静御前が、花道の出からして貫禄、気品素晴らしかった。菊之助も狐忠信は手慣れた感があって、今回の他の二役にはない余裕がありましたね。で、四ノ切ですが、楽善の河連法眼が老け役らしい貫禄の口跡でよいです。だいぶ足腰悪そうなのが少々気にはなりましたが、やはり舞台が締ります。そして、意外やこの芝居の義経は初役だという菊五郎が、融通無碍というのか、いるだけでよいという気品と貫禄。菊之助の二役、最初は本...通し狂言義経千本桜Cプロ(道行・四ノ切)国立劇場
通し狂言 義経千本桜 Bプロ(椎の木・小金吾討死・鮓屋)国立劇場
同じ日に、Aプロに続いてBプロも観ました。簡単に感想。「椎の木」から「小金吾討死」まででは、吉弥の権太女房小せんがよいですね。この役はちょっと年増の風情があった方が断然よくて、個人的には、團十郎の時の秀太郎の小せんが忘れられないです。続いて、鮓屋。菊之助のいがみの権太は悪くないんだけど、菊五郎ならやんちゃ坊主的だし、仁左衛門なら関西のぼんみたいな感じだし、團十郎なら馬鹿だけどかわいい息子という感じで、みな愛嬌があるんですよ。その点、真面目でちょっとクールな分だけ、愛嬌がもうひとつか。愛嬌の部分と悪人の部分の矛盾が、いがみの権太というキャラの複雑性を担保しているところがあって、だから、「いつ心変わりしたのか」という謎を生むんですよね。でも、刺されてからの述懐のくだりは、グッとエモーショナルでよかったです。死...通し狂言義経千本桜Bプロ(椎の木・小金吾討死・鮓屋)国立劇場
通し狂言 義経千本桜 Aプロ(鳥居前・渡海屋・大物浦)国立劇場
観てきましたので、簡単に感想!義経千本桜の三役通しを国立劇場で観るのは、2001年の團十郎の時以来ですかね。あの時は團十郎一世一代の名舞台で、三役ともよかったんですよね。今回は菊之助が三役に挑戦、どうなりますか?で、今回は今の時世の仕方のない構成で、三部構成だったわけだけど、芝居が始まる前に、三回とも菊之助のナレーションによるプロジェクターを使った説明が入りました。大河ドラマの影響なのか、団体客対策なのか?わたしは要らないと思ったけど、歌舞伎に馴染みのない人には必要なのかな?国立劇場の発案なのか、菊之助の希望なのか、わたしにはわかりません。どうせ説明するなら、「伊達の十役」で猿之助がやるような口上風の説明のほうが、歌舞伎っぽくてわたしは好きだな~。さて、まずは鳥居前から。鳥居前はちょっと前なら三津五郎、近...通し狂言義経千本桜Aプロ(鳥居前・渡海屋・大物浦)国立劇場
たまたま知ったんですが、プーチンと茂木幹事長の誕生日がいっしょで10月7日って、1分間ぐらい笑いました。ただし、年は違うけどね。星占いもバカにならないカモ。あと、「プーチン氏70歳で祝電=「卓越した指導力」称賛―正恩氏」ってニュースも凄いよね。それだけです。gooニュースプーチン氏70歳で祝電=「卓越した指導力」称賛―正恩氏https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-221007X951プーチンの実像孤高の「皇帝(ツァーリ)」の知られざる真実(朝日文庫)朝日新聞国際報道部朝日新聞出版プーチンと茂木幹事長の誕生日がいっしょで10月7日
一応、長年のドラゴンズファンなので、2022年シーズンを総括って感じなんだけど、気になっているのは、立浪監督が選手批判をメディアに言い過ぎだと思えること。今の管理職でソレはいいことないよって言いたいんですけどね。gooニュース中日一筋17年、平田良介が退団へ、現役続行へ他球団移籍を模索https://news.goo.ne.jp/article/chuspo/sports/chuspo-555221立浪監督誕生のときは、かなり期待しました。Youtubeなんか見る限りは理論派だし、低迷脱出の足掛かりになるんじゃないかと。でも、元気だったのはシーズン最初だけで、その後は早々に最下位が定位置みたいになってしまって・・・。確かにケガやコロナもあったりして不運ではあったんだけど、最下位は勝負に徹する指揮官としては...立浪監督は旧世代?選手を悪く言いすぎ。
今日は、The Beatlesの1stシングル Love Me Doの発売60周年記念日。
60年前の今日は、歴史の始まった日といえると思うんだけど、そもそも、わたしは、”Lovemedo”っていうタイトルの意味を長い間勘違いしていました。英語って難しい!恥ずかしながら、「do」が強調だってわからず、「俺のすることを愛せ」って意味かと(よく考えれば、そんなわけないんだど!)、長いこと勘違いしていたわたしですが、Idoloveyouのdoと一緒なんて、語順からして、わからないですよね。ま、そんなことはともかく、わたしはこの曲、復刻モノラルのシングル盤をモノラル用カートリッジのプレイヤーで聴いて以来、再評価というか、好きな曲になりました。CDで聴きなれていた音像と何だか違うんでビックリしたんですよね。この曲に限らず、ビートルズのモノシングルは、他の60年代イギリスのバンドに比べて格段に音がよいと思い...今日は、TheBeatlesの1stシングルLoveMeDoの発売60周年記念日。
擁護!玉川発言で困った人間なんかいないよ。電通も菅もお尻が痒くなることすらなかったんじゃないの!
あの程度の発言であんまり過剰だし、あまりに変なんで一言。玉川発言で迷惑被った人なんかいないし、電通も菅もビクともしないどころか、お尻が痒くなることすらなかったんじゃないの!それで、出勤停止にするテレ朝とか、溜飲下げてる連中の人間の小ささが笑止千万ですね。玉川さん、反省しなくていいよ、大したこと言ってないんだから。基本的にわたしが判官びいきだということもあるけど、この程度の発言で騒ぎ立てる橋下徹、ほんこん、ロザン宇治原が、どんだけ長いものに巻かれる太鼓持ちかって話です。そりゃ、電通、自民党におもねった方が人生活きやすいでしょうけどね。だいたい、今回の発言で、菅が迷惑をこうむったり、電通の売上が下がったりしたでしょうか?そんなことありえないくらい盤石なわけで、実害がないだけに、大した話ではないんですよ。あえて...擁護!玉川発言で困った人間なんかいないよ。電通も菅もお尻が痒くなることすらなかったんじゃないの!
最近たまたま井伏鱒二と長部日出雄の対談を読んでいて、井伏鱒二が「太宰が本当に好きだったのは・・・」みたいな話をしているんですよね。これが太宰の短編「水仙」のモデルになった人だっていうんですが、気にならないですか?そんなわけで、「水仙」を相当久々に読み返したんだけど、ツンデレ、クールな人妻なんですよね。今でいうと、サブカル女子の馴れの果てみたいな感じ。ネタバレは野暮なんで詳しいことは書かないけど、太宰は心中相手なんかを考えても、ちょっとクールで頭のいい女性が好きだったのかな~と思います。ちなみに、この女性の娘の話を書いた「メリイクリスマス」も併せて読むといいですよ。人妻のモデルは、画家の林倭衛の元奥さん秋田富子さんで、娘さんは文壇バー「風紋」の元マダム林聖子さん。画像は、三鷹駅前の太宰治展示室に再現された太...太宰治が、本当に好きだった女性?
このニュースを知って唖然としました。「国葬は自分が言い出した。責めるなら岸田でなく、私を責めろ」くらい言ったら、少しは男気ありますがね。全部召使に処理させて自分は好き放題の若旦那気質って感じなんだよな、80過ぎてもネ。gooニュースhttps://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-221002X309前の記事でも書いたけど、結局、平日昼間に献花できる人も反対デモできる人も、特殊な人たちでカウントしちゃいけないんですよ。みんなカツカツで働いているんですから。世論調査を見る限り、多数派が反対している以上、それはそれとして直視してくれないと、自分に都合の良いものしか見ないということになりますよ。というか、生活に困ったことのない、80過ぎのオッサンの判断が国政の役...「若い人行列、それが国葬の現場」=自民・麻生氏
最近は自分も年を取ったので、人の訃報聞くと、って気になるんですよね。その談でいうと、三遊亭円楽の訃報を知って思ったは、「悔しいだろうな」ということ。ご冥福をお祈りいたします。圓生のカセットテープ、CD、DVDは結構持ってるし、かなり愛聴していました。五代目圓楽のテープ、CD、映像類もそれなりの本数聴いていますけど、率直に言って、わたしは六代目三遊亭圓楽の高座にほんの少ししか接することができませんでした。ご本人も、圓楽襲名の時に、師匠の圓生や五代目圓楽のような噺家としての足跡を残していく意欲十分だったと思います。それは、改めて口上なんか見ていても感じます。でも、襲名後は病気との戦いになるなんて、本人も予想してなかったんじゃないでしょうか。で、こういうのは他人事ではないな~と、最近は思うようになりました。比較...圓楽の訃報をめぐって
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