「経済学入門15講」(浅子和美 著 新世社 刊)のレビュー その2
「第1講経済学入門-スタートラインに立つ」について 筆者は経済学への「偏見(経済学=お金)」を取り除き、 この著作を読んで欲しいという意図があるようだ。 だとすれば「1.3誤解される経済学-真実は?」から 読み進めるのが良いのではないか。 その後に第1講の残りの部分を読み進めると スムーズな理解に繋がる。 内容は、経済学に取り組むために非常に有益なものとなっている。 但し、中身が「濃い」ので初学者は苦労するだろう。 また、筆者が「重鎮」の学者なので古い文体が散見される。 よって国語辞典か、それに類するものを片手に 読み進める事をオススメする。 「経済学入門15講」(浅子和美著新世社刊)のレビューその2
「経済学入門15講」(浅子和美 著 新世社 刊)のレビュー その1
「入門」とは「学び始め」を意味する様です。「はじめに(第0講)」から「第2講まずは日本と世界の数字を押さえておこう!」までは、後々の伏線回収に備える為、「我慢」して読み進めるしかない。「第3講経済学が歩んだ道のり」は興味深い。特にマルクス経済学、ノーベル経済学賞、日本での経済学の歩みは、他の入門書では、取り上げられない内容となっている。とりわけ日本での経済学の歩みの記述は、筆者でしか書けない内容だろう。「第6講経済を分析する―理論と実証」までは読了したので、後日、気になった所について綴ります。「入門」だから「易しいだろう」と考えている方は要注意。じっくりと腰を据えて、読むことが肝要。同じく新世社から出発されている「入門ミクロ経済学(井堀利宏著)」を読了、ないし読了できるレベルの方々にオススメしたいと思いま...「経済学入門15講」(浅子和美著新世社刊)のレビューその1
「ブログリーダー」を活用して、yasunariさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。