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2022/07/22

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  • 2023年の中秋の名月

    2023年9月29日(金)は旧暦の8月15日で、このときに見える丸いお月様を古来から中秋の名月と呼ばれています。星仲間のKさんのお誘いで、札幌市郊外の野幌森林公園でお月見をしました。私は久しぶりにミューロン18cmとMark-X赤道儀を持参し、19時に現地到着。集まったのは総勢11人。うち5人が天文指導員さんでした。満月の明かりで撮影。集まった機材は、口径7.6cm屈折、口径30cm反射、口径20cmシュミットカセグレン、口径12.2cm屈折、口径18cmミューロンの5台でした。雲が通過する中、月の他の天体を様々な望遠鏡で見ると、見え味の違いが確かめられます。ミューロン18cmの接眼部にカメラを押し当てて撮影。写野中央を少し外してしまいました。気温は13度と低く、お月見は23時に御開きとなりました。2023年の中秋の名月

  • フォレスタコンサートin札幌

    札幌コンサートホールKitaraで9月27日(水)に開催されたフォレスタのコンサートに行ってきました。古稀を迎えた自分自身への誕生日プレゼントです。フォレスタというのは、「BS日本・こころの歌」というテレビ番組から誕生した、音大卒メンバーのみで編成されたコーラスグループです。主に昭和時代の曲目が選ばれ、美しい歌声が大ホールいっぱいに響き、観客と一体となったとても素晴らしいコンサートでした。会場内は撮影禁止なので画像はありません。YouTubeにアップされた数多くの歌唱の様子が視聴できますが、やはり生はいいですね。歌声とピアノ伴奏が素晴らしかったです。私が生まれたのは母子手帳によると午前0時30分。誕生日当日の0時30分に星を見れば良かったと気づいたのは夕方になってからでした。誕生日当日の16時過ぎ、青空に...フォレスタコンサートin札幌

  • NGC2024燃える木

    燃える木というのは、オリオン座のζ(ゼータ)星アルニタクの東側にある散光星雲NGC2024の愛称です。宮古島天体観測所の望遠鏡を使って撮影した燃える木です。燃える木散光星雲です。北を上にして掲載。右下の青い筋は何だと思いますか?撮影データです。2023年9月16日4時13分、口径50cmF11反射、XW40mm接眼鏡、ミラーレスカメラDC-GX7MK3+f12mmF1.4によるコリメート撮影。露出60秒、感動ISO6400、合成焦点距離3,300mm相当です。青い筋の正体は、2等星アルニタクの眩しい光量から派生した口径50cm反射の副鏡支持金具の干渉光が写ったものです。左上にはアルニタクのゴーストも写っています。燃える木は、空が暗ければ小口径の望遠鏡でも見ることができます。薄明が始まり、空を見上げると木星...NGC2024燃える木

  • B33馬頭星雲

    馬頭星雲というのは、オリオン座にある散光星雲IC434によって浮かび上がった暗黒星雲B33の愛称です。暗黒星雲が馬の首のように見えます。宮古島天体観測所の望遠鏡を使って撮影した馬頭星雲です。中央が馬頭星雲で、左上は8等級の恒星を囲むように輝くNGC2023散光星雲です。北を上にして掲載。撮影データです。2023年9月16日4時00分、口径50cmF11反射、XW40mm接眼鏡、ミラーレスカメラDC-GX7MK3+f12mmF1.4によるコリメート撮影。露出60秒、感動ISO6400、合成焦点距離3,300mm相当です。馬頭星雲は私の体験上、光害が少なく夜空がかなり暗い場所だと望遠鏡を使って眼視でうっすらと確認できます。目安として、冬の天の川が薄く見えるぐらいだと難しく、冬の天の川が濃く見えるような場所だと...B33馬頭星雲

  • 宮古空港で珍しい体験

    9月14日(木)から滞在した沖縄の宮古島を去る9月23日(土)になりました。口径50cmカセグレン式反射望遠鏡の光軸調整を終えて、疲れましたが気持ち良く札幌へ戻ることができます。最近の宮古空港は観光客で混雑気味です。搭乗手続きに時間がかかると思い、少し早めの12時に風本さん運転のクラウンで空港まで送ってもらいました。チェックインカウンターや保安検査も混んでいませんでした。どうやら、この時間帯は航空機の発着の合間のようです。搭乗を待つ間、待合室はどんどん混んできました。札幌からの往路はANAマイレージを使ったANA便でしたが、帰路はJALマイレージを使ったJAL便です。使用機到着遅れのため、私が搭乗する羽田空港行きJAL934便は30分遅延のアナウンスがありました。30分遅延のため、いつものボーディングブリ...宮古空港で珍しい体験

  • 口径50cmカセグレン反射の光軸修正(最終)

    前回のブログ記事【口径50cm反射望遠鏡の光軸その3】からの続きです。9月15日(金)から数度にわたる光軸調整の途中で、9月16日(土)に副鏡位置の微調整ネジ1本が回せなくなったことから、不満足なまま光軸調整を終わりにせざるを得ない状況に陥っていました。9月21日(木)に苦労してそのネジを副鏡セルから取り外してみると、原因は鉄製六角レンチの摩耗にあることが判明。きつく締まっていた1本のネジだけ弛めることも締めることもできず、当初はネジ山が潰れたと思っていました。左:先端が少しだけ摩耗した六角レンチ中:取り外した5mm径イモネジ右:9月22日(金)に購入したステンレス製六角レンチ宮古島滞在の最終日、9月22日の夜は曇り時々雨。天候は真夜中に良くなる予報です。少しだけ仮眠し翌日9月23日(土)0時から光軸の最...口径50cmカセグレン反射の光軸修正(最終)

  • 2023年9月22日未明の木星

    9月22日(金)の深夜2時過ぎに宮古島天体観測所の口径50cm反射を使い、かに星雲のパルサーを見終わったその後に風本さんへ望遠鏡をバトンタッチしました。風本さんが撮影された木星です。撮影時刻は9月22日4時15分(世界時で9月21日19時15分)です。木星本体の上端に接するように写っているのは衛星のガニメデです。木星の北極を上にして掲載。惑星撮像のベテラン山崎さんのアドバイスと、口径50cm反射望遠鏡の光軸調整の結果、このような木星像が写せたようです。大気の揺れが4/10から5/10だったことから、大気の揺れが少ないときにはもう少し解像度が高い木星になったことでしょう。まだ光軸調整が満足できるレベルでありません。しかし、調整に必要なネジの1本がどうした訳か回せなくなってしまったことからこれ以上の光軸調整を...2023年9月22日未明の木星

  • おうし座のM1かに星雲とパルサー

    宮古島天体観測所の望遠鏡で、おうし座の蟹星雲(かに星雲)を久しぶりに撮影してみました。かに星雲の視直径は約6分×4分角。画像は北を上にして掲載しています。撮影データです。2023年9月16日3時35分、口径50cmF11反射、XW40mm接眼鏡、ミラーレスカメラDC-GX7MK3+f12mmF1.4によるコリメート撮影。露出40秒、感動ISO6400、合成焦点距離3,300mm相当です。かに座にあるから「かに星雲」と思っている方もいるようですが、蟹の甲羅のように見えることから、おうし座にあっても、「かに星雲」という愛称です。名付け親は、アイルランドの天文学者・貴族・政治家の第3代ロス伯爵=ウィリアム・パーソンズ(WilliamParsons,3rdEarlofRosse,1800年-1867年)です。一般...おうし座のM1かに星雲とパルサー

  • 2023年9月21日のアンタレス食

    9月21日(木)の夕方、さそり座のアンタレスが月の裏側に隠されるアンタレス食がありました。北海道だと日没後にアンタレスの潜入と出現が見えますが、滞在中の宮古島ではいずれも日没前の現象です。アンタレス食を控え、9月21日の午前中は宮古島天体観測所の床に敷いているタイルカーペットの交換作業をしました。汚れているタイルカーペット10枚を滞在中の風本さんと一緒に交換作業で汗を流しました。2021年10月に交換した30枚の追加分です。昼前から土砂降りの雨で、夕方のアンタレス食が見えないかもと心配でしたが、16時過ぎには雨が上がりました。アンタレスが月の裏側に隠される潜入時刻の17時04分20秒、月は雲の中。18時ごろから雲が少なくなり月が見えてきました。月の裏側からアンタレスが出現するのは18時27分ごろです。18...2023年9月21日のアンタレス食

  • M42オリオン大星雲

    宮古島天体観測所の望遠鏡を使い、オリオン大星雲M42を撮影しました。9月16日(土)の明け方前、南東の空に輝くオリオン座の方向へ口径50cm反射望遠鏡を向けました。透明度は良好です。露出を変えて3枚の画像を掲載します。3枚共通の撮影データです。2023年9月16日3時43分から49分にかけて撮影。口径50cmF11反射、XW40mm接眼鏡、ミラーレスカメラDC-GX7MK3+f12mmF1.4によるコリメート撮影。感動ISO6400、合成焦点距離3,300mm相当です。露出30秒。微細な星雲の大きく広がった様子まで写せました。画面上は、左側を向いた眉毛の濃い人の横顔に見えるM43と呼ばれる部分です。私は冠を被った「カメハメハ大王」と呼んでいます。露出4秒。夜空が明るい光害が酷い地域でオリオン大星雲を眼視で...M42オリオン大星雲

  • 惑星撮像のベテランに宮古島でレクチャーを受けました

    宮古島滞在中の風本さんが撮影した木星画像をチェックしていた際、惑星撮像のベテラン山崎明宏さんが宮古島に滞在中ということを偶然知り、山崎さんに連絡を取り9月18日(月)に滞在先へ押しかけてしまいました。風本さんも私も山崎さんとは初対面。同じ趣味仲間ということで、山崎さんに温かく迎えていただきました。山崎さんが宮古島に持ち込んだミューロン300とRST-300赤道儀です。左は、こんな重いものをよく持ち込んだものだとビックリ笑顔の風本さん。山崎さんの熱意に脱帽です。なお、山崎さんから画像のブログ掲載について了承をいただいています。惑星撮像のテクニックなどを山崎さんにご指導いただきました。翌日の9月19日(火)には、山崎さんに宮古島天体観測所まで来ていただき、2時間以上のレクチャーをしていただきました。初対面なの...惑星撮像のベテランに宮古島でレクチャーを受けました

  • 2023年9月16日のハートレー第2彗星とミニ観望会と地震

    9月16日(土)の明け方に、ペルセウス座をゆっくり移動中のハートレー第2彗星を観望しました。SkiSafariというアプリでは光度7.5等級という予報だったことから、8倍50mmのファインダーで簡単に見えると思い、その予想位置に望遠鏡を向けてもファインダーでは全く見えませんでした。冬の天の川が薄らと見える夜空の暗い宮古島ですが、彗星はもっと暗いようです。ファインダーで見えないので、口径50cm反射望遠鏡にXW40mm接眼鏡140倍で捜天すると、淡い星雲状の天体が見えてきました。淡い部分も積分して、せいぜい10等級といったところです。この光度だといくら暗い空でも口径50mmファインダーでは無理です。XW40接眼鏡にミラーレスカメラを装着しコリメート撮影したハートレー第2彗星です。写野の中央を少し外してしまい...2023年9月16日のハートレー第2彗星とミニ観望会と地震

  • 口径50cm反射望遠鏡の光軸調整その3

    2023年7月上旬のブログ記事【口径50cm反射望遠鏡の光軸調整その2】からの続きです。前回7月の光軸調整は、時間切れで中途半端に終わってしまったことから、再び光軸調整の追い込み作業をします。9月15日(金)の夜、宮古島は相変わらず雲が多かったものの、雲の合間から見えている恒星で光軸調整を開始。どうやら強い非球面の副鏡の光学光軸が主鏡の光学光軸とで微妙なズレがあると判断。副鏡の位置を微調整することにしました。脚立に昇り、惑星撮像用のカメラで写し出されたパソコン画面を見ながら、副鏡位置を微調整しています。蚊に好かれる私なので、長袖長ズボンにハッカ油を染み込ませたタオルを首に巻いての作業です。副鏡の位置を僅かに変えるとパソコン画面に写し出された恒星の焦点内外像の位置がずれるので、画面中心位置に戻し、主鏡の光軸...口径50cm反射望遠鏡の光軸調整その3

  • 2023年9月15日の金星

    9月15日(金)の宮古島は晴れ。スライディングルーフの水漏れがほんの少しあった箇所を短時間で修繕し、10時ごろに金星を口径50cm反射望遠鏡に導入してみました。実は、この画像は13時ごろに撮影したものです。金星導入時に撮影し忘れたためのイメージ画像。(笑)目盛環を使い、一発で導入成功。8倍50mmのファインダーでも金星が欠けていることが分かります。ファインダーから目を離し、裸眼で金星を見ることもできました。風本さんも裸眼で確認。金星の最大光度(最大光輝)は4日後の9月19日だそうです。自作スマホアダプターを接眼部に装着し撮影準備している私を風本さんが写してくれました。スマホで撮影した5枚の静止画像をスタック処理してみました。スマホのデジタルズームを使ったため、粗い画像です。金星の視直径は40.4秒角、輝面...2023年9月15日の金星

  • 2023年9月14日の土星

    阪神タイガースが18年ぶりのリーグ優勝を決めた夜、タイガースファンの風本さんが土星の撮影を行いました。宮古島天体観測所の口径50cm反射望遠鏡で土星を撮影中の風本さんです。私は惑星撮像用の機材を持ってこなかったので見学。(笑)雲の切れ間を利用し、風本さんが撮影した土星です。土星の南極を上にして掲載。低層雲と高層雲がひっきりなしに土星前面を通過するため、私が裸眼で「あと30秒したら雲が切れますよー。」などと言って撮影のお手伝い。大気の揺れは4/10から5/10ほどで、シーイングが良ければもっと綺麗な土星が写せたのにと、風本さんは残念がっていました。24時を過ぎると雲が多くなり、スライディングルーフを閉め母屋に撤収。2023年9月14日の土星

  • 2023年9月14日に札幌から宮古島へ移動

    6月に引き続き、宮古島天体観測所の口径50cm反射望遠鏡を再度光軸調整するため、新千歳空港→関西空港→宮古空港というように関西空港で1回乗り継ぎし、沖縄県宮古島へ向かいます。ANAマイレージを使った特典航空券なので、旅客施設使用料(PFC=新千歳空港370円、関西空港440円)だけの支払いで済みました。9月14日(木)、新千歳空港11時00分発の関西空港行きANA1712便に搭乗。新千歳空港は小雨でした。最後に残っていたANAのアップグレードポイントを使い、普通席をプレミアムクラス席へ搭乗2日前に無料アップグレードしました。美味しい食事が嬉しいです。搭乗直前に新千歳から関西までのプレミアムクラス料金を調べたら71,810円もするのですね。無料のマイレージとアップグレードポイントに感謝です。秋田付近から上空...2023年9月14日に札幌から宮古島へ移動

  • 敬老ICカード

    札幌市から敬老ICカード(正式名称は敬老優待乗車証)の申請書が2023年6月に届きました。同居する母親宛の申請書かと思いましたが、宛先を見ると私の名前です。開封し説明書を読むと、3か月後に満70歳になる札幌市民に送付しているとのこと。札幌市の敬老ICカードとは、1,000円から17,000円の自己負担で、1万円から7万円分の公共交通機関を使用できるという優待カードです。すぐに申請し、8月にICチップ入りのカードと納付書が郵送で届き、9月8日(金)になってから郵便局で6,000円を納付書で支払い、その場で3万円分のチャージがなされました。左が敬老ICカードで、右がこれまで使っていたSAPICA(札幌市内の公共交通機関などで使える事前チャージ型のカード)です。SAPICAは日本航空JALマイルを貯めるため、残...敬老ICカード

  • さっぽろ星まつりで出会った可愛いペット

    2023年さっぽろ星まつりの2日目、9月10日(日)に太陽観望をしている際、可愛いウサギさんを抱っこしているご夫妻がいました。Uさんご夫妻が飼われている、黒い瞳のチッチちゃんです。ブログ掲載をUさんから承諾をいただいています。小さな鼻をひっきりなしにピクピクさせていました。人に撫でられるのが好きだというチッチちゃん。さっそく撫でさせてもらいました。フワフワです。Uさんがチッチちゃんを地面に下ろすとどうした訳か、私の両足の間に入ってきて動こうとしません。Uさんによると、隠れる場所として選んだのではないかとのこと。20分ほどチッチちゃんは私の両足の下でくつろいでいました。その間、子供たちがチッチちゃんを代わる代わる撫でていきました。まるで私が飼い主になったかのようです。(笑)Uさんが撮影した画像を頂いたので、...さっぽろ星まつりで出会った可愛いペット

  • さっぽろ星まつり2023 in モエレ沼公園

    9月9日(土)と10日(日)の2日間、札幌市東区郊外のモエレ沼公園で開催された「さっぽろ星まつり2023」に参加してきました。なお、2022年までは「サッポロさとらんど」で開催されていましたが、今年は開催地を移しています。昨年の開催状況は【2022年9月ブログ記事】に書いてあります。広大な敷地内にある「ガラスのピラミッド」をメイン会場に15時から20時30分まで大勢の利用者で大盛況でした。さっぽろ星まつりは、小さなお子さんでも楽しめるような様々なイベントが工夫されているのが特徴です。1ナゾトキラリー会場内に天文に関する簡単な質問を用意(子供連れファミリーがほぼ全員参加)2みんなで十五夜モザイクアート参加者が小さなパーツを作り大きな壁面で絵を完成させる(大人気)3デジタル宇宙旅行国立天文台が開発したアプリを...さっぽろ星まつり2023inモエレ沼公園

  • 車載ベッドの部材を発注

    軽自動車スペーシアBASEに搭載する車載ベッドの部材を発注することにしました。車載ベッドのフレーム部材はSUS(株)で製造販売しているアルミフレームにします。SUS社製のアルミフレームは3年前に口径40cm反射望遠鏡のフレームとして使わせてもらったことがあります。詳細は【2020年5月8日のブログ記事】に書いておきました。これは、北海道新聞朝刊の1面に掲載されたSUS社の広告です。この場所の広告掲載料は新聞広告の中でも結構高額だと聞いたことがあり、大企業の広告が多いようです。苫小牧市のSUS社北海道ショップへ3年ぶりに連絡したところ、新担当者のTさんが札幌に用事があるので最新カタログを持って拙宅に来てくださることになりました。少ない額での個人発注なので、私が苫小牧のショップを訪問しようと考えていたので、本...車載ベッドの部材を発注

  • 2023年9月8日未明の月

    前回のブログ記事で9月8日(金)の明け方に西村彗星(C/2023P1)を見たことを書きました。彗星を見た後、お月見をしたときの画像を掲載します。口径15cm屈折にED1.5×エクステンダーレンズを使い合成焦点距離1650mmで撮影した月齢22.4のお月様です。北を上にして掲載。あと7日後の9月15日(金)が新月で、9月29日(金)が旧暦8月15日にあたる中秋の名月です。撮影風景です。右上の星は木星です。4時36分にスマホで撮影。札幌の日の出時刻は5時06分。低空の雲と遠方の建物に邪魔され、望遠レンズで撮影できたのは日の出から8分遅れの5時14分でした。日の出前の気温は14度。観測史上最高の暑さだった札幌ですが、一気に秋の風情です。2023年9月8日未明の月

  • 2023年9月8日未明の西村彗星( C/2023 P1) in 札幌

    前回のブログ記事【新冠で見た西村彗星】からの続きです。9月8日(金)の午前2時過ぎに自宅屋上の屋根を開け西村彗星を見る準備をしました。西村彗星が東北東の地平線から昇ってくるまで、まだ時間があります。まず、木星から。大気の揺れがやや大きく、見え味はイマイチです。お次はペルセウス座を移動中のハートレイ彗星。札幌の光害と月明かりの影響で口径15cm70倍でも淡く見えるだけでした。彗星状の広がった天体を詳しく見るためには空の暗さが大事です。さて、いよいよ西村彗星です。口径40cm反射望遠鏡の直焦点(焦点距離4020mm)で撮影した西村彗星です。画面の上が天頂、画面の下が地平線方向です。彗星の尾を見やすくするため、1枚目の画像を白黒モードで画像反転し、コントラストを強調しています。東の空がかなり明るくなってきました...2023年9月8日未明の西村彗星(C/2023P1)in札幌

  • 2023年9月7日未明の西村彗星( C/2023 P1) in 新冠

    西村栄男(にしむらひでお)さんが2023年8月13日3時43分(日本時)に発見した新彗星を見に、新冠(にいかっぷ)町の高台まで遠征してきました国立天文台によると、発見時の明るさは10.4等でした。徐々に太陽に近づき徐々に明るくなるものの、明け方の超低空になってしまうため、9月上旬までが観望の好機のようです。9月6日(水)23時40分に札幌の自宅を出発。新冠の高台に到着したのは、日付が変わった9月7日(木)2時過ぎでした。快晴で下弦の月が煌々と野原を照らしています。ちょうど冬の大三角を形作るベテルギュース・プロキオン・シリウスが東の空に昇ってきました。望遠鏡を組立て、東北東の低空から彗星が昇ってくるのを待って撮影。彗星の尾が写野の対角線上にくるように画角を決めたので、左上が北で右上が西です。新冠の天文薄明は...2023年9月7日未明の西村彗星(C/2023P1)in新冠

  • スペーシアに換気用の電動ファンを設置

    軽自動車のスペーシアBASEに車内を換気する電動ファンを設置しました。3mm厚アルミ板と15mm×30mmアルミチャンネルを加工し、後部座席の両サイドに取り付けます。通販で購入した安価な電動ファン2台は、手元のスィッチで回転速度を3段階に変えられます。心配した使用時の騒音は思ったよりも静かでした。運転席後方に取り付けた電動ファンです。青色のウインドシェードが当たる部分はカッターで四角い穴を開け、使用時は窓を1/3〜1/4ほど下げて使います。電動ファンを使用しない場合は、切り取った四角いパーツをスポッと嵌められるようにしました。吸気と排気の切り替えは、電動ファンを取付け金具の上へ逆向きに置くことで解決しました。電動ファンを使わない場合は、金具上の蝶ネジ2本で簡単に取り外しできます。車中泊の際、後部座席からの...スペーシアに換気用の電動ファンを設置

  • スマホで撮影した北極星の伴星と土星の衛星

    私が住む札幌は2023年9月2日(土)の15時からスコールのような強い雨が降ったものの、20分ほどで止み、夜になると徐々に晴れてきました。20時過ぎから望遠鏡を天体に向け、久しぶりの星見です。ここ1ヶ月ほどデッドニング(自動車の断熱や制振処理)作業に忙しく、星を見る余裕がありませんでした。著名な二重星などを見て楽しみました。本格的な天体撮影の準備が億劫だったので、スマホでお手軽撮影をしたうち、北極星と土星の衛星画像をご覧いただきます。コリメート撮影した北極星です。手持ちのスマホだと、スマホレンズと接眼レンズとの中心を合わせるのが難しく、北極星が画面中心を外れています。それでも、暗い伴星がスマホでも写せました。SkySafariというアプリによれば、北極星の主星は2.0等級、伴星は9.1等級、離角は18.4...スマホで撮影した北極星の伴星と土星の衛星

  • 高校の後輩に古稀を祝ってもらいました

    札幌開成高校天文同好会OBの1年後輩のKYさんから「先輩4人の古希お祝い会をしますねー。」と宴会をセットしてくれ、9月1日(金)13時に札幌丘珠空港近くのレストランへ行ってきました。集まったのは古希を迎えた4人のジジイと後輩3人です。高校時代の天文仲間が一緒に祝ってくれます。ありがたいことです。私を含め古稀を迎えたのは札幌開成の8期生4人。9期生・11期生・13期生の3人が祝ってくれました。旧開成高校の最終卒業生は53期。開成の名前を引き継いだ札幌開成中等教育学校の初めての卒業生は101期から数え始めるそうです。これにはちょっと驚いてしまいましたが、粋な計らいだと私は感じました。古稀は数え年70歳で祝うものらしいです。満70歳でもいいじゃないですか。固いことは言わないことにしましょう。新型コロナウイルス蔓...高校の後輩に古稀を祝ってもらいました

  • ウインドシェードの製作

    スペーシアBASEで車中泊するため、窓の目隠しと断熱覆いを兼ねた「ウインドシェード」を作ることにしました。キャンプなどで使うアルミマットを材料にします。1.5cm厚×120cm×180cmのアルミマットを2枚購入。運転席の窓枠に新聞紙を当てがい、型紙採りをします。なお、助手席と運転席の窓枠は相似形であることを確認しているので、助手席の型紙と兼用です。型紙をアルミマットに当てがい、カッターやハサミでカット。これは助手席用です。まず、助手席用のウインドシェードが完成。アルミ箔の面を外側に向けます。以下同様に、フロント窓、後部座席窓、ハッチバック用を作成しました。8月28日(月)に完成。後部座席の窓はスモークが入っているので黒っぽく見えます。晴天時に内部から見たフロントの様子です。ウインドシェードの内側が全て青...ウインドシェードの製作

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