学校の部活動は教育課程外の自主活動ですが、これを重荷と感じる生徒や教員も多数いるのが現状です。それでも熱心に活動されるのは、その教育効果にあります。本稿ではその教育効果とともに、勝負に徹し過ぎて逆効果になる弊害にも鑑み、理想的な部活動のあり方を考察するという内容です。
高校教員を30余年経験後退職。 学級担任19年、生徒会主任、生徒指導主任、学年主任、 カウンセリング委員、入試委員…等を歴任。 これまでの教育実践が、高校生や保護者への指針となれば…という思いで、記事を書いていきます。
【足りなさ】の恩恵を知ろう_満たされたい気持ちがモチベーションになる
高校生は長い人生で見れば「まだまだ発達途上」の時期ですが、そんな「足りなさ」を持つからこそ、これからの”成長”が期待できる、といった内容です。みなさんの豊かな成長に有効なのは「好きを極める」という姿勢であり、なぜそれが重要か、という点にも記事では触れています。
2学期…特に高2の2学期は、入学後の緊張感や3年生の焦りもなく、中だるみが顕著になります。しかし成績で周りと差をつけるのはこの時期に頑張れる人です。中だるみになりやすい2年2学期をよりよく過ごすには、とにかくだらけず、やれることを全力でやることが大切です。
2学期初めに最も多い10代の「自殺」について、拙著から加筆修正して掲載。どんな事情があろうとも、決して実行に移してはいけないこと。命は「軽い」ものだから大切に扱うこと。周囲に与える影響は想像以上に大きいこと…等、実体験も踏まえて著述する。
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学校の部活動は教育課程外の自主活動ですが、これを重荷と感じる生徒や教員も多数いるのが現状です。それでも熱心に活動されるのは、その教育効果にあります。本稿ではその教育効果とともに、勝負に徹し過ぎて逆効果になる弊害にも鑑み、理想的な部活動のあり方を考察するという内容です。
人はその人生の中で、大なり小なり上手くいかないことや失敗、挫折、敗北を経験します。誰もが望まない「失敗」はチャレンジの証であり、長い目で見ればそれをきっかけにいい勉強ができたり、自分の適性を発見する機会になることが多く、最終的には「いい経験」となることを私自身の体験も含めて解説しました。
学校内で生徒の成長を支える様々な役職を紹介。学校は先生以外にも、養護教諭や司書、業務員や事務員、学食や購買の運営スタッフ、さらに校医や学校薬剤師、スクールカウンセラーなど、多くの大人が関わっています。そんな支えに感謝し、全力で高校生活を送るのがみなさんの責務だとも説く内容です。
手で文字を書く機会が少なくなり、読みにくい文字を書く人が増えてきたように感じます。高校入試でも「読めずに」不正解となるケースもありますが、手書きの文字は書いた人の”化身”であり人間性でもあり、大切にしてほしい要素です。本稿では読みやすい字を書くポイントを6つ紹介します。
高校の進級や卒業が危ない人向けの記事。履修や修得、単位の意味や出欠のカウント法などを紹介し、特に欠課時数で履修が危ない人に見込み表の活用や、最悪原級留置となりそうな時の対処法と、最終的に高卒資格取得にはどんな方法があるか?の可能性を紹介する。
社会では「素直」が美徳とされますが、現実的に素直だけでは”自分で考えようとしない思考停止人間”になってしまい、最悪騙されたりすることだってあります。本稿では「なぜ?」と疑問に感じ、「知りたい」「できるようになりたい」と思うことの大切さを解説します。
11月にピークを迎える学校推薦型選抜について、その仕組みと方式等を解説します。また受験生へのアドバイスや受験後の心構えや注意点も述べています。今や推薦での入学者は、大学生全体の半数に迫る数となり、今月が実質の勝負月となる多くの受験生に読んでほしい内容です。
今日は【執着】や【思い込み】を捨てると生きるのがすごく楽になるという内容を書きます。私たちは意外にどうでもいいことにも囚われていることも多く、「執着」に縛られながら毎日を送っているのが現状だ、ということ。また逆に捨ててはいけない「こだわり」もあって、その区別をちゃんとつけられるようになりましょう。という内容です。
社会には、既得権益を「当たり前」と受け止めて守ろうとする勢力が溢れています。また学校で必需品のタブレットも公費負担か?自己負担か?で見解は二分しますが、本記事ではこの問題に貫雪なりの持論を展開します。そして当たり前は「当たり前じゃない」を再認識し、感謝の気持ちを忘れない毎日を送ることが大切だとも説く内容です。
自己効力感とは、自分自身が目標を達成する能力を持っているという信念のこと。特に困難校の生徒はそれまでの成功体験が少なく、最初から「できない」と諦める傾向が強いものだが、本稿では「プラシーボ効果」や「ハロー効果」「ピグマリオン効果」を紹介し、自己効率感と自己肯定感を高める方法を解説する。
自分の”弱さ””悩み”を他人に晒すことに抵抗があります。しかし信頼できる人にこれが言えて支え合う関係づくりを構築することは大切です。最終的に自分の課題は自分で解決することでこそ人生の財産になりますが、その土台はそんな人間関係の上に成り立つことを説く内容です。
部活の秋季大会が近くなりました。2年生にとって先輩引退後初の公式戦となることも多く、プレッシャーも大きいはず。そんな中、大会で得るもの、部活動を続ける意義や目的、さらに良好な人間関係や高校生活に資するためにどんな心がけが必要か?といった内容を書いています。
学校を含めた社会には【前例主義】が蔓延っています。前例を踏襲する考えは、失敗が少なく合理的というメリットもありますが、柔軟な思考に欠けるというデメリットもあります。学校では長く設置されなかったエアコンがここ10年ほどで付くようになった経緯や、前例踏襲の功罪について語ります。
入学後半年となり、学校生活にも慣れてきた反面、現状への不満も多く聞かれる時期です。中でも学習面とともに部活に対する悩みを抱える生徒も多く、冷静な判断ができないまま辞めたり、惰性的に続けることでモヤモヤした毎日を送ったりもします。本稿では自分自身を分析し、最適な方向性を見出すための指針を書きました。
いつまでも無くならない「いじめ」について法律の定義を解説し、なぜ加害者が一方的に悪いといわれるのか、を解説した記事。「いじめられる方も悪い」「いじめてるつもりはない」「自分は正しい」という主張に、それが間違いだという根拠、いじめられている人への助言や加害者にならないための心がけについて書いています。
高1の2学期は、授業内容が本格的になり、ついて行けない生徒が増える時期です。本記事はそんな高1危機に対応するための方法や考え方などを説明した内容です。しかし必要以上に気にし過ぎて前に進めなくなる状態にまで自分を追い込んではいけません。時には開き直ることも必要です。
高校生は長い人生で見れば「まだまだ発達途上」の時期ですが、そんな「足りなさ」を持つからこそ、これからの”成長”が期待できる、といった内容です。みなさんの豊かな成長に有効なのは「好きを極める」という姿勢であり、なぜそれが重要か、という点にも記事では触れています。
2学期…特に高2の2学期は、入学後の緊張感や3年生の焦りもなく、中だるみが顕著になります。しかし成績で周りと差をつけるのはこの時期に頑張れる人です。中だるみになりやすい2年2学期をよりよく過ごすには、とにかくだらけず、やれることを全力でやることが大切です。
2学期初めに最も多い10代の「自殺」について、拙著から加筆修正して掲載。どんな事情があろうとも、決して実行に移してはいけないこと。命は「軽い」ものだから大切に扱うこと。周囲に与える影響は想像以上に大きいこと…等、実体験も踏まえて著述する。
高校生が夏休みを有意義に過ごすために、インキュベートの法則を紹介し、夏休みにしてほしくないこと6銭。さらに学年毎の理想的な過ごし方を考察します。夏休みは、がんばることも手を抜くことも可能ないつも以上に”自分が試される時期”なので、自分を見つめ直すためにもぜひ読んでほしい内容です。
いま悩みを抱える高校生に向けて、どんな人生も必ず「なんとかなる」し、いずれ好転すること。さらに「なるようにしかならない」とも悟る私自身の思考法を紹介します。また人生は小さな「選択」の連続であり、選択に迷った時は「困難な方」を選ぶことことを心がけよう、とも述べた内容です。
クラスの大イベントである「席替え」について、私自身の試行錯誤から、より公平で手間のかからない方法を紹介します。さらにクラスイベントと席替えを組み込んだ事例や、先生の目が届きにくい教室の「死角」にも独自の考察を加えます。当然ですが「悪用厳禁」ですからね(笑)
「欲求」は、いい面でも悪い面でも、人に大きく影響します。本記事では、人を悩ませる「煩悩」や「三毒」を解説し、マズローの段階欲求説から、自分がどのステージに立ち、その壁をどうクリアしていくか?さらに自己実現欲求を果たすために注意すべきことを記しています。
中高生時代は、心から憧れ尊敬する人物が現れる時期です。それがどんな人であれ、憧れの人はあなたの人生に大きな影響を与えます。その人に認められたいとか、近づきたいと強く思う気持ちが、あなたのやる気になります。本記事では私自身の体験も紹介し、人に憧れる効果を解説します。
本記事は、高校生からのリクエスト(大学受験の勉強は何からスタートすればいいですか?)に答える形で執筆しました。質問が漠然としたものだったので、ごくごく一般論に終始しましたが、大まかな受験計画や勉強の流れを示しました。抽象的な内容ですが、進路に悩んでいる人には一読してほしい内容です。
修学旅行は、高校生活最大の行事ですが、いつもと違う環境で、生徒のテンションも高く、様々なトラブルが起こります。本記事では、私が過去に経験した旅行中のトラブルを紹介します。とにかく修学旅行は無事に帰るのが一番の土産です。みなさんの楽しい旅行に資する参考にでもしてください。
調査書は進路先に提出する必要不可欠な書類です。しかし書類は厳封して渡されるので、高校生がその内容を知ることはできません。本記事では調査書には何が書かれているか?ということと、受験先でどう活用されているか? また進路別に重点を置く点などを解説します。
自主や自律が校訓に入る高校も多いはずです。しかし本当の自主や自律を理解する高校生は少ないのではないでしょうか。本記事では、自立と自律の違い、自主性とは何か、自信のつけ方、自滅しない自主性の育み方、自立の条件…等、私的な思いも織り交ぜて論を展開します。
岡本真夜さんの『TOMORROW』と、ZARDの『負けないで』は、みなさんが産まれる前に発表された、平成を代表する「応援ソング」です。今回はこの名曲のメッセージを紹介し、みなさん自身の生き方にダブらせ、涙の数だけ強くなれることや、魅力ある人を目指そうと呼びかける内容です。
「鏡の法則」を紹介し、より良き人生に資するために心掛けることを述べた記事です。鏡の法則とは、現実に起こるできごとの原因はすべて心の中にある、つまり「人生とは自分の心を映し出す“鏡”(投影)である」という意味。そして「笑う門には福来たる」ように笑顔を忘れない毎日が、より良い人生に不可欠だと説く内容です。
教育界では暗黙のタブーとされる「能力は遺伝か?環境か?」「人は何歳になっても伸びる」という点に、これまで教員時代からの肌感覚で語った記事。異論は承知の上で私は、遺伝5環境5だと考えていることや、人は年齢によってその成長率(伸び率)が大きく変わることなどを紹介する。
安心安全な空間づくりに不可欠な教室整備。クラスの荒れは心の荒れに直結することを学級崩壊などの具体例を挙げて解説。また掃除は「汚いからやる」のではなく、自分を着飾るのと同様「さらに美しく」や「これ以上汚さない」ためにする意識変革を説く内容。
【知識】と【教養】、 このよく似た二語には大きな意味の違いがあります。本記事では、その違いに加え、深い【教養】を身に付けることの重要性を説く内容です。これを身に付けるには「探究心」「読書の時間」「問題意識(疑問)」を持つことや、如いては何のために教養を身に付けねばならないか?という点にも考察を加えます。
ジャニーズの性加害問題や、日本版DBS導入の動きなど、魂の殺人とまで称される性被害撲滅の流れが加速化する現在において、私が知る教師からの性被害と被害者心理を紹介します。被害者も加害者も生まないためにできるリスクマネジメントとクライシスマネジメントについても考察する記事です。
「正義」「正論」は、時に「暴力」や「暴論」となることもある現実を考察します。X(=旧Twitter)の書き込みから正論の在り方を。さらに福島第1原発処理水放出やシーシェパードに見られる「反対のための反対」。そして「シャーデンフロイデ」という負の感情についても考える記事です。
全国に800校ある4年制大学の中から、自分に合った志望校選びの基準について書いた記事。「何をしたいかがわからない人」「親や先生と意見が合わない人」「学費が心配な人」などに向けたメッセージと、偏差値だけで決めることのないよう、その理由も含めて解説。
2学期…特に高2の2学期は、入学後の緊張感や3年生の焦りもなく、中だるみが顕著になります。しかし成績で周りと差をつけるのはこの時期に頑張れる人です。中だるみになりやすい2年2学期をよりよく過ごすには、とにかくだらけず、やれることを全力でやることが大切です。
2学期初めに最も多い10代の「自殺」について、拙著から加筆修正して掲載。どんな事情があろうとも、決して実行に移してはいけないこと。命は「軽い」ものだから大切に扱うこと。周囲に与える影響は想像以上に大きいこと…等、実体験も踏まえて著述する。
中3生向けに書いた高校の「学校説明会」「オープンスクール」の内容。説明会での着目点や注意事項について細かく解説します。学校説明会は高校の「営業」活動であるため、基本いいことしか言わない現実や、どこに着目するか?という点に留意点を解説します。
【タイパ】【コスパ】の現代において、時間やお金を有効に使う若者が多い現実に鑑み、まずはこれを高く評価し、次に少子化や低賃金、男女共同参画社会に至った政治の方向性が、この現象を生み出した遠因でもあること。さらにそれでも時間やお金をかけた方がいいこと…等を述べた記事です。