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2022/05/14

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  • 【コンサル物語】エリート会計事務所(プライス・ウォーターハウス)が認めたライバル(アーサー・アンダーセン)1960年代のアメリカコンサルティング業界

    1960年代のBig8(ビッグエイト)会計事務所※のコンサルティング部門について、プライス・ウォーターハウス(後のPWC)とアーサー・アンダーセン(2002年消滅、コンサルティング部門はアクセンチュアとして存続)の状況はかなり対称的でした。プライス・ウォーターハウスは伝統的な会計事務所であることに誇りを持つ一方、アーサー・アンダーセンは会計事務所とコンサルティング・ファームの両立を実践していました。 ※1960年代当時、アメリカに存在した8つの大手会計事務所のことで、ピート・マーウィック・ミッチェル、アーサー・アンダーセン、アーンスト・アンド・アーンスト、プライス・ウォーターハウス

  • 【コンサル物語】最強のコンサルティング会社を目指して(アーサー・アンダーセンの1960年代)

    1960年にはBig8(ビッグエイト)のなかで売上2位にまで大躍進したアーサー・アンダーセンですが、その勢いは1960年代も止まることはなかったようです。 Big8ランキング(1960年) ※会計事務所(監査+税務+コンサル)での売上順 参考資料:『闘う公認会計士』 アーサー・アンダーセン会計事務所はエンロン事件を経て2002年に消滅していますので、ご存じない方が多いかもしれませんが、コンサルティング部門は1942年に会計事務所内に設立され、1989年の分社化後アクセンチュアとして存続しています。 数字を見ると1960年代の拡大の凄さが分かります。1960年代のアーサー・アンダーセ

  • 【コンサル物語】プライス・ウォーターハウス社のコンサルティング拡大の歴史(1960年代)

    1960年代、Big8(ビッグエイト)会計事務所※のコンサルティング部門の中には、大手経営コンサルティング会社(ブーズ・アレン・ハミルトン、マッキンゼー、クレサップ・マコーミック・ペイジット等)を脅かす会社もありました。 ※1960年代当時、アメリカに存在した8つの大手会計事務所のことで、ピート・マーウィック・ミッチェル、アーサー・アンダーセン、アーンスト・アンド・アーンスト、プライス・ウォーターハウス、ハスキンズ・アンド・セルズ、ライブランド・ロス・モンゴメリー、アーサー・ヤング、トーシュ・ロスの各社。後にDeloitte、PWC、EY、KPMGへと統合される 今回は、システ

  • 【コンサル物語】Big8会計事務所のコンサルティング拡大と戦略コンサルティング会社に与えた脅威(1960年代アメリカ)

    1960年代、Big8(ビッグエイト)会計事務所のコンサルティング部門は、1950年代から続くシステムコンサルティングをますます拡大していきました。それは当時のアメリカ経済の好調さに支えられていたようですが、会計事務所やコンサルティング会社から見た1960年代のアメリカ経済はどの様なものだったのでしょう。 1960年代は豊かな時代だった。この時期、アメリカ経済は好調で、国内での事業拡大が進み、海外ではワールドワイドなアカウントサービスが盛んになった。また、会計士が提供できるサービスの幅を広げるために、電子機器の普及が始まり、税制の改正が相次ぎ、税理士業務の拡大が促された。この10年

  • 【コンサル物語】IBMに35年間のコンサルティング禁止令(Big8コンサルティング発展の裏で起こっていたこと)

    1952年に世界初の商用コンピューターとしてアーサー・アンダーセン社によってGE社に導入されたUNIVACはEMCC社(エッカート・モークリー・コンピューター・コーポレーション)(後のユニシス)という会社のものでした。アメリカのコンピューター研究の最前線にいたエッカートとモークリーが所属するEMCC社は、当時商用コンピューター分野のリーダーでした。 今回は、EMCC社に遅れを取りながらもコンピューターの開発・販売に本格的に参入し始めた頃のIBM社について書きたいと思います。 IBMは1960年代以降、アメリカコンピューター産業の覇者となっていきます。IBMが作ったコンピューターを使

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