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  • TOSCANA (トスカーナ)吉祥寺店でランチ

    吉祥寺通り、井の頭通りを過ぎ、ガードをくぐってすぐ、ユニクロの角を中道通りに入る。昭和通りに抜ける2本目の道・西2条通りを北へ入る。中ほどにあるTNコラム2Fにある「Nature/ItalianTOSCANA吉祥寺店」でランチした。写真左端に少しだけ見える階段を上に登って、右側。ランチメニューの看板ちょうど12時で店内は若者で満席。隣席が近く、熱心に話しているので、空いてきたのを見て、窓際の席へ移動させてもらった。西2条通りを見下ろす。飲み物は、私が珈琲Hot(¥280、安い!)、相方がカフェラテアイス(¥500)。私は、海老アスパラのアラビアータ(¥1,210)。これが美味いこと!はっきり言って、席が狭く、若者が多く、どうせまずいだろうと馬鹿にしていて申し訳ない。ほんのチョイ辛で、エビはプリプリ、塊のト...TOSCANA(トスカーナ)吉祥寺店でランチ

  • 西井開『「非モテ」からはじめる男性学』を読む

    西井開著『「非モテ」からはじめる男性学』(集英社新書1076B、2021年7月21日集英社発行)を読んだ。表紙裏にはこうある。恋人がいない、女性から好意を向けられない等の苦悩は、「非モテ」という言葉によって90年代後半からネットを賑わせてきた。現在も「非モテ」問題は多くの男性の心を捉えて離さない。しかし、本当に「非モテ」男性はモテないから苦しいのだろうか?男性性が内包する問題について研究し、当事者の語り合いグループを立ち上げた著者が、男性が「非モテ」という苦悩を抱くまでの過程や内実を掘り下げ、問題の背景や構造を解き明かす。そして「非モテ」の苦悩から抜け出すための実践まで男性学の視点から提示していく。「“キモい”“弱い”“ダサい”暴力的に片づけられがちな問題を豊かな言葉で掘り返す男性研究の書」――桃山商事・...西井開『「非モテ」からはじめる男性学』を読む

  • 6月(2)の散歩

    最近、庭木で目立つのが、白い花を一杯に咲かせるこの木。花は、4つの花びらがくっきり。調べてみると、ヒマラヤヤマボウシ(学名Cornuscapitata)。落葉樹のハナミズキや、ヤマボウシの仲間だが、こちらは常緑樹で、「常緑ヤマボウシ」との別名も。花は特徴があるので一目でわかる。こちらは花がべったり木全体を覆っている。クチナシ。いい匂いがします。「くちなし」いいですね、おもむきがあって。「くちなしや鼻から下がすぐにあご」チョウセンアサガオ。別名トランペットフラワーなど。園芸名はエンジェルズ・トランペット。三鷹台駅近くの立教女学院関連の建物で見かけた表札。1943年7月1日に東京市と東京府が東京都になったので、この表札は79年以上の風雪に耐えてきたということだ。「すばらしい!」と79歳の私は思う。6月(2)の散歩

  • 映画「PLAN75」を観る

    UPLINKS吉祥寺で映画「PLAN75」を観た。館内はほぼ満員。圧倒的に高齢者が多い。公式サイトはこちら(予告編)。ポスターは以下。高齢化の進む日本では、国会でのさまざまな議論を経て、自ら死を選択した75歳以上の高齢者を、国が死に至らしめる「プラン75」が運用されている。夫と死別した78歳の角谷ミチ(倍賞千恵子)は、高齢を理由に清掃の仕事を解雇される。職はなかなか見つからず、住居もなくなりそうなミチは、プラン75申請に追い込まれていく。制度申請窓口である市役所の職員、申請した高齢者が最終決断に至るように導くコールセンターのスタッフ、難病の息子の手術代を稼ごうと「PLAN75」関連施設で働くフィリピン女性、彼らも迷い、苦悩する。監督は、初長編監督の早川千絵。主演は倍賞千恵子。私の評価としては、★★★☆☆(...映画「PLAN75」を観る

  • 「北欧料理ALLT GOTT」でランチ

    吉祥寺の大正通りにある北欧料理レストラン「ALLTGOTTアルト・ゴット」へ行った。"ALLTGOTT"(英語で"ALLGOOD")は、日本ではあまり馴染みのないスウェーデン料理の店だ。かつて予約なしで行って3回ほど休みや満席で入店できず、2011年4月に初めてランチした。今回はめずらしく予約したが、土曜日だったせいもあろうが次々入ってくる客で常に満席だった。ナイフ、フォーク置きは前回と同じトナカイ?パンは、多少癖のあるドイツの黒パンと、ハーブ入りのパン。私はBコース(3180円)、相方はAコース(2200円)。両方とも同じメインで、魚か肉かを選ぶ。Bコースの北欧の前菜盛り合わせにしんのマリネ、スモークサーモン、ノルウェー産甘エビのパテ。ハーブが効いていて美味しかった。本日のスープ。スウェーデン料理という...「北欧料理ALLTGOTT」でランチ

  • 6月(1)の散歩

    オーストラリア原産、ワイルドフラワーのボトルブラッシュ。瓶洗いのブラシに使えそう。下の写真、花の形から画像検索すると、「ヒペリカム」だと思ったが、過去届いた花のヒペリカムは、「赤い実」だったり、「青い実」があった。あらためてネットで「ピペリカム」を調べてみた。どうも3種類あるらしい。(1)やや大きな花や葉を楽しむヒペリカム・カリシヌム(2)その交雑種のヒペリカム・モゼリアヌム(3)小さな花を楽しんできたヒペリカム・アンドロサエマムと、真赤な可愛い実を楽しむ改良品種ということで、以下の写真は「ヒペリカム・カリシヌム」と判定。写真では青い実とも見えるのは蕾。バラもまだ頑張っている。(6月2日)「ゼフィランサス」らしい。この真ん丸坊主は「センニチコウ(千日紅)」だろう。こちらは「キンギョソウ」に違いない。「グレ...6月(1)の散歩

  • アジサイ尽くし

    アジサイでまず思い出すのはあじさい寺で知られる鎌倉の明月院だ。10年近く訪れていないが、今でも光景が目に浮かぶ。ゆるやかな階段の参道の両脇にどこまでも群生し咲き乱れる青いアジサイ。アジサイの迷路をかき分けるようにクネクネと歩く。ジトジトする小雨も湿気さえもアジサイをよりしっとりと美しくしてくれる。長身の立ち姿の長谷観音がある長谷寺のアジサイも見事だ。裏山の散策路を登ると、見晴台からは遠く鎌倉の海にゆっくり押し寄せる白い波頭が見える。40種以上あるという色とりどりの「あじさいの径(こみち)」を降りる。そして、降りてきた急な崖をときどき見上げるとアジサイたちが迫ってくる。鎌倉からすっかり遠ざかり、現在まとまって見られるのは井の頭線沿線の崖に植えられたアジサイだけとなった。しかし、散歩の途中で家々の庭や垣根の脇...アジサイ尽くし

  • 彩瀬まる『新しい星』を読む

    彩瀬まる著『新しい星』(2021年11月25日文藝春秋発行)を読んだ。文藝春秋BOOKSでの作品紹介直木賞候補作、高校生直木賞受賞作『くちなし』から4年――私たちは一人じゃない。これからもずっと、ずっと愛するものの喪失と再生を描く、感動の物語幸せな恋愛、結婚だった。これからも幸せな出産、子育てが続く……はずだった。順風満帆に「普通」の幸福を謳歌していた森崎青子に訪れた思いがけない転機――娘の死から、彼女の人生は暗転した。離婚、職場での理不尽、「普通」からはみ出した者への周囲の無理解。「再生」を期し、もがけばもがくほど、亡くした者への愛は溢れ、「普通」は遠ざかり……。(表題作「新しい星」)美しく、静謐に佇む物語気鋭が放つ、新たな代表作大学の合気道部で親友だった男女4人。それぞれ苦難に襲われ、再会し、ほどよい...彩瀬まる『新しい星』を読む

  • 5月中旬の外食

    吉祥寺パルコの地下2階にある「アップリンク吉祥寺」で『ドライブ・マイ・カー』を観た。上映期間終了直前に、ともかく観ておかなくてはと、やっと腰をあげて出かけた。私は読んでいないのだが、原作の「村上春樹・珠玉の短編」のテーマ「計り知れない喪失と仄かな希望」を確かに維持したまま、とくに大きな山場もなく、飽きることなくの3時間に仕立てている。ただ、私は「喪失って浮気かよ」って単純に矮小化してしまったが、霧島れいかは物憂い感じでいかにも「喪失感」って感じでいいじゃない。映画内演劇はわざとらしく感じてしまった。私の評価などだれも気にしないだろうが、★★★★☆(四つ星:お勧め、最大は五つ星)。13時になってしまったので、パルコ2階のスターバックスでランチ。私は、アメリカンワッフル、ハム&マリボーチーズ石窯フィローネと、...5月中旬の外食

  • オーストラリア食材事情

    約10数年前までオーストラリア西海岸のパースで、毎年1か月か2か月のんびり過ごしていた。調理道具、食器がそろっているコンドミニアムで、高い外食はせずにほとんど自炊していた。牛肉は、なにしろ人口と同じ2500万頭の牛がいるのだから、安い。薄切り肉がないのが欠点だが、肉料理に合わせて聞いたことないようないろんな部位がそろっている。牛乳も特売になると水よりも安かった。魚は切り身や大きな魚がドテドテと置いてあるだけで、種類も少なく、新鮮とも思えなかった。煮魚にあきると日本人の魚屋さんまで出かけて、鮮度を確かめて、三枚おろしでアラも下さいなどと日本語で注文した。米も、コシヒカリで5キロ700円ほどで味も日本と変わらなかった。日本では税金を食べているんだと実感した。日本とは季節が逆になるが、夏の盛りを避けて初夏から初...オーストラリア食材事情

  • 浅田次郎の略歴と既読本リスト

    浅田次郎(あさだ・じろう)1951年東京都出身。1995年『地下鉄(メトロ)に乗って』で吉川英治文学新人賞1997年『鉄道員(ぽっぽや)』で直木賞2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で大佛次郎賞2019年菊池寛賞を受賞2011年から6年間第16代日本ペンクラブ会長その他、『プリズンホテル』『天切り松闇がたり』『蒼穹の昴』シリーズ、『赤猫異聞』『一路』『神坐す山の物語』『ブラックオアホワイト』『わが心のジェニファー』『長く高い壁TheGreatWall』『大名倒産』『流人道中記』『ま、いっか。』、『夕映え天使』、『アイム・ファイン!』、『ハッピー・リタ...浅田次郎の略歴と既読本リスト

  • 浅田次郎『母の待つ里』を読む

    浅田次郎『母の待つ里』(2022年1月25日新潮社発行)を読んだ。新潮社の特設サイトのあらすじ男は東北のとある駅に降り立った。大手食品会社の社長として東京で多忙な日々を過ごす彼は、上京して以来、じつに40数年ぶりに故郷を目指すのだ。実家ではすっかり腰の曲がった86歳の母・ちよが、彼の親不孝を責めもせず、温かく迎えてくれた。父亡きあと一人で家を守ってきた母は、囲炉裏端に心づくしの手料理を並べ、薪で風呂を沸かし、寝物語に神隠しにあった村の娘の話を聞かせてくれた。「母は、自分の息子も神隠しにあって帰ってこないのだと考えて自らを納得させていたのだろうか」。布団の中で男はこれまでの人生を振り返る……。しかし、彼はこの慈愛に満ちた〈母〉が本当は誰なのかを知らない。ただ、ここが「ふるさと」であることだけは知っている――...浅田次郎『母の待つ里』を読む

  • 道尾秀介『N』を読む

    道尾秀介著『N』(2021年10月10日集英社発行)を読んだ。集英社のサイトにはこうある。全六章。読む順番で、世界が変わる。あなた自身がつくる720通りの物語。すべての始まりは何だったのか。結末はいったいどこにあるのか。「魔法の鼻を持つ犬」とともに教え子の秘密を探る理科教師。「死んでくれない?」鳥がしゃべった言葉の謎を解く高校生。定年を迎えた英語教師だけが知る、少女を殺害した真犯人。殺した恋人の遺体を消し去ってくれた、正体不明の侵入者。ターミナルケアを通じて、生まれて初めて奇跡を見た看護師。殺人事件の真実を掴むべく、ペット探偵を尾行する女性刑事。道尾秀介が「一冊の本」の概念を変える。冒頭にある「~本書の読み方~」本書は六つの章で構成されていますが、読む順番は自由です。…………読む人によって色が変わる物語を...道尾秀介『N』を読む

  • 中山七里の略歴と既読本リスト

    中山七里(なかやま・しちり)の略歴と既読本リスト1961年生まれ、岐阜県出身。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞受賞し、2010年に作家デビュー。著書ヒポクラテス・シリーズ(『ヒポクラテスの誓い』、『ヒポクラテスの憂鬱』、『ヒポクラテスの試練』、『ヒポクラテスの悔恨』)岬洋介シリーズ(クラシック関連),『合唱岬洋介の帰還』『おわかれはモーツァルト』など御子柴礼司シリーズ、『贖罪の奏鳴曲』『復讐の協奏曲』など。『能面検事』『能面検事の奮迅』『護られなかった者たちへ』『総理にされた男』『連続殺人鬼カエル男』『騒がしい楽園』『帝都地下迷宮』『夜がどれほど暗くても』『カインの傲慢』『毒島刑事最後の事件』『テロリストの家』『隣はシリアルキラー』『銀鈴探偵社静おばあちゃんと要介護探偵2』...中山七里の略歴と既読本リスト

  • 中山七里『おわかれはモーツァルト』を読む

    中山七里著『おわかれはモーツァルト』(2022年1月1日宝島社発行)を読んだ。表紙裏にはこうある。2016年11月。盲目ながら2010年のショパンコンクールで2位を受賞したピアニスト・榊場隆平は、クラシック界の話題を独占し人気を集めていた。そんなある日、「榊場の盲目は芝居ではないか」と絡むフリーライター・寺下が何者かに銃殺される。事件は深夜、明かりの消えた室内で起きた。そんな状況下で殺人ができるのは、生来暗闇の中で暮らしてきた榊場だけだと警察は疑わない。窮地に追いやられた榊場だったが、彼のもとに、榊場と同様ショパンコンクールのファイナリストに名を連ねたあの男が駆けつける――!『さよならドビュッシー』シリーズ最新刊。榊場(さかきば)隆平:全盲。24歳。ショパンコンクール2位。母は由布花(ゆうか)。TOM山崎...中山七里『おわかれはモーツァルト』を読む

  • 6月(1)の花

    6月6日に届いた花7本のカーネーション(紫2本、ピンク2本、白にピンクの縁取り2本、白1本)。一番上に並ぶ赤い玉のセンニチコウ3本。右側のアルケミラモリス1本。左下にフラワーアレンジメントでよく見かけるシダの一種のレザーファン1本。茎が枝分かれして何個もの花を持つスプレーカーネーションでなく、久しぶりに普通のカーネーションなので、何か花が大きく感じます。ピンクで縁取りされたカーネーションも優雅な姿を見せてくれます。センニチコウの赤く丸い部分は、花ではなく苞(花のねもとにつく小形の葉)だそうです。長期間咲き続け、百日紅(サルスベリ)より長持ちするからでしょう、センニチコウ(千日紅)と書きます。黄色い小さな花をたくさん咲かせ、縁に細かな切れ込みが入る丸い葉を持つアルケミラモリスは、イングリッシュガーデンなどで...6月(1)の花

  • 薬丸岳『悪党』を読む

    薬丸岳著『悪党』(2009年7月31日角川書店発行)を読んだ。姉をレイプ事件で殺害された過去を持つ私立探偵の佐伯は、被害者家族の依頼人から、加害者の出所後の行方調査などの依頼をこなしながら、かつて姉を殺害した3人の元少年の行方を探していた。2012年フジTV系「金曜プレステージ」で、2019年WOWOW「連続ドラマW」でTV化。主演はそれぞれ、滝沢秀明、東出昌大。佐伯修一:『ホープ探偵事務所』調査員。29歳。中学生の時に、姉・ゆかりがレイプされ殺害された。警察官になったが、4年前、パトロール中にレイプの現行犯に遭遇し、姉の事件への怒りから犯人の口に拳銃を突っ込んで懲戒免職。自暴自棄になっていた時に、木暮にスカウトされた。木暮正人:ホープ探偵事務所所長。12年前まで埼玉県警勤務。所員は佐伯と事務員の染谷のみ...薬丸岳『悪党』を読む

  • 立山秀利『デイ―プラーニングAIはどのように学習し、推論しているのか』を読む。

    立山秀利『デイ―プラーニングAIはどのように学習し、推論しているのか』(2021年11月21日経BP発行)を読んだ。表紙の裏にはこうある本書は、ディープラーニングの仕組みを基礎から解説した、初心者向けの書籍です。「ディープラーニングは一体どんな仕組みなのか?」「なぜそんなに賢いのか?」「今までのAIの手法と何が違うのか?」そうした疑問に、本書は丁寧に答えようと企画されました。エンジニアを目指す学生のみならず、一般社会人にとっても、「ディープラーニングの“はじめの一歩”」となる内容となっています。「近い将来、ディープラーニングの仕組みは一般常識の1つになる」と言っても、決して大げさな話ではないでしょう。谷田部卓著『ディープラーニング』には広く・浅くディープラーニングの概要がわかりやすく書いてあった。しかし、...立山秀利『デイ―プラーニングAIはどのように学習し、推論しているのか』を読む。

  • 星乃珈琲店、後PCR検査

    吉祥寺駅前から東急へと西に走る「ダイヤ街チェリーナード」の1本北側の道が「元町通り」だ。さらに1本北の通りが「ペニーレイン」だというから、こそばゆい名前を付けたものだ。元町通りの「吉祥寺美術館」の向かい側あたりに古めかしいレンガ作りっぽく見せた「レンガ館モール」がある。北側から入ると、すぐにパン屋「乃が美」があり、その前の階段を2階へ登る。目の前に登場するのがこれまた昭和の匂いたっぷりの「星乃珈琲店」だ。まだ比較的新しく2007年に、ドトール・日レスホールディングが設立した会社だというが、ほうぼうで見かける。店内はわざとなのだろうオールドファッションで、いかにも「喫茶店」。席の間隔があいているのはありがたい。私は「星乃ブレンド」で、相方は「アイスティー」。コーヒーカップが分厚くて、古ファッション。窓から元...星乃珈琲店、後PCR検査

  • 谷田部卓『ディープラーニング』を読む

    谷田部卓著『やさしく知りたい先端科学シリーズ2ディープラーニング』(2018年3月20日創元社発行)を読んだ。創元社の内容紹介ゼロからはじめる機械学習の基本早わかりディープラーニング(機械学習、深層学習)はAI、人工知能の急速な進化に寄与している。知能とは何かを問うということは、人間の考え方や視覚、聴覚、言語といった普段なにげなく使っている感覚と脳の関係を一から考え直すことにほかならない。本書はディープラーニングとはどういう技術なのか、そのしくみと最新の動向をわかりやすい文章とイラストで解説する。話題の先端科学に触れたいという知的好奇心に応えるイラスト図解シリーズ第2弾。もう30年以上前のことだが、私の傍にニューラルネットワークの研究をしているグループが居たので、私も解っているような気になっていた。最近デ...谷田部卓『ディープラーニング』を読む

  • 天候急変

    6月3日夕方、15時46分空は快晴だった。10分後(=16時)、黒い雲が西から押し寄せる。15分後、黒雲が空を覆い尽くそうとし、雨が降り始める。30分後、空はすっかり暗くなり、激しい雨。1時間後、空は明るくなり始め、雨も小雨に。1時間半後(=17時)、気が付いたら、空はすっかり快晴に。我が住まう所には、雹(ひょう)や霰(あられ)は降りませんでした。天候急変

  • 伊岡瞬『奔流の海』を読む

    伊岡瞬著『奔流の海』(2022年1月30日文藝春秋発行)を読む文藝春秋の作品紹介1968年、静岡県千里見町に近づく台風は、五十年に一度とも百年に一度とも言われる豪雨をもたらしていた。住んでいるところが危険区域に指定された有村一家は、小さい赤ん坊がいることもあり、親戚の家に避難を決めるが……。それから20年後、千里見町で『清風館』という旅館を営む清田母娘の前に、坂井裕二と名乗る大学生が現れる。坂井は約一年ぶりの客だった。『清風館』の主だった清田勝正は、一年前に交通事故で亡くなり、そのため旅館も開店休業状態だったのだ。娘の千遥は母と二人暮らしをしていたが、それは父が急死したためだった。東京の大学に合格していたが、上京して母を一人にするのがためらわれたのだった.そこに現れたのが坂井裕二で、彼の存在が千遥の大学進...伊岡瞬『奔流の海』を読む

  • 5月(2)の花

    5月16日に届いた花シャクヤクが紫1本、白い蕾4本。スプレーカーネーションが白4本、白と紫が3本、蕾が数個。デルフィニュウムが淡ピンク3本。後ろに突っ立っている葉がニューサイラン。1日経過。一日で紫のシャクヤクが大きくなり、その後数日で萎れて落ちた。この時は、あと3本あるでよ~と思ったのだが。17日のデルフィニュウムは最盛期。この後、すぐ枯れ始めた。17日の白いスプレーカーネーション白と紫のスプレーカーネーション24日、8日後。シャクヤクの紫は既に散り、ようやく白いシャクヤク1本が咲き、3本はこの後、蕾のままで散った。今、あらためて添付の「お手入れ方法」を読んだら、「蕾が固い場合は、指で優しく揉みこんであげましょう。」と書いてあった。ダメじゃん!「バラを頂く」でバラと一緒に頂いたハーブをドライフラワーにし...5月(2)の花

  • 多島斗志之『黒百合』を読む

    多島斗志之著『黒百合』(創元推理文庫、Mた45、2015年8月28日東京創元社発行)を読んだ。裏表紙にはこうある。六甲の山中にある、父の旧友の別荘に招かれた14歳の私は、その家の息子で同い年の一彦とともに向かった池のほとりで、不思議な少女・香と出会った。夏休みの宿題のスケッチ、ハイキング、育まれる淡い恋、身近な人物の謎めいた死──1952年夏、六甲の避暑地でかけがえのない時間を過ごす少年ふたりと少女の姿を瑞々しい筆致で描き、文芸とミステリの融合を果たした傑作長編。1952(昭和27)年、六甲の避暑地で、中学生の寺本進、浅木一彦と、倉沢香の3人がa遊び、淡い三角関係となる話。1935(昭和10)年、ベルリンで、62歳の小林一造、32歳の寺元、30歳の浅木が、謎の20歳の女性・相田真千子と出会う話。1952年...多島斗志之『黒百合』を読む

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