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  • お釈迦様はどうして仏陀

    お釈迦様は如来と言われるけれど、 仏教は、菩薩を如来にする法を説くということなら、 お釈迦様がどのようにして如来になれたのかを説いている、それが仏教と言える。…

  • 知らないことから始まる

    微生物の崩壊やミドリムシなどの死を顕微鏡で撮影した動画がある。 生命の終わり。 生命と外界を隔てる膜がなくなってゆき、動きがなくなってモノへと変化してゆく様は…

  • 静的な生命と動的ないのち

    報恩講ご法話から。〜あなたは仏様に成りたいですか〜 静的な生命と動的ないのち。 生命は大事。生きている、けれど私のモノとしてしまうと固定的な所有物のようになっ…

  • 自分というのは一体なに?

    一艘の船で、海原をゆくというのと、 海原をゆく一艘の船があるというのは、 同じであるけれど、仏教的には違うらしい。 一切は生じたものではない、全ては縁起したも…

  • 本願と誓願おなじかそうでないか

    歎異抄の第一条に 「弥陀の誓願不思議にたすけられまいらせて」 とある。誓願と本願はたいてい同じように捉えられるけれど、 厳密にいえば、時間の扱いが違うという指…

  • どうして僧侶になったのですか?

    僧侶になりたいという人がいるのに、自分には、 それほど情熱的にも、使命感的にも僧侶になりたいと思えていなかった。 人を救いたい、仏の教えを伝えたい、悟りを開き…

  • シロとクロをはっきりさせる

    人間、とかくシロクロをはっきりさせたがる。グレーを放って置けない。 あなたは頭がいいか?と聞かれたとき、どういう返事をするだろう。 良いです、悪いです。という…

  • やって気づく読経の効能

    坐禅も写経も、マインドフルネスにとても良いとされている。 生活の中で、あまりこれらをする機会がないけれど、個人的には、 読経はいつでもどこでもできるので、続け…

  • お経を読む前の心相

    無量寿経といえば「我聞如是」から始まる。 サンスクリットの「SUKHĀVATĪVYŪHA」(幸あるところの美しい光景)には この我聞如是の前に次の言葉がある。…

  • 二千年前のこれは何かすごいことを言ってないか

    阿弥陀仏の本願とされる第十八願の中でも、この12文字の重大さ。 至心信楽 欲生我国 乃至十念至心に信楽して 我が国に生まれんと欲して 乃至十念せん サンスクリ…

  • 浄土は死後の物語に過ぎないのか

    浄土は寂静の世界であるという。天国とかパラダイスのイメージとは程遠い。 サンスクリットではबुद्धक्षेत्र(buddhakṣetra)となるらしい。清…

  • なぜ南無阿弥陀仏

    似て非なる存在。 誰かが言っていた。 神社にお参りするのは、自分の願いを神様に聞いてもらいにいく。 お寺にお参りするのは、仏様の願いを自分が聞きにいく。 仏様…

  • 小さく整うなと

    小さくまとまってしまうな、と。 安定するのはいいことだろうし、 悟りの境地に達するのもいいだろう、 世の中の愚かさを看破するのもいいだろう、 そういうあなたは…

  • 得度考査を終えて

    心境の記録として。 「合格です。」やはりこの言葉をいただくと、心境が変わる。 真宗大谷派の得度考査。導かれるままに臨んだという感が強い。 何も緊張していなかっ…

  • 私のものなどなかった

    そうか、私の浄土などないのだ。 「私の」浄土などない。 私の家はある、私の家族もある、この世ではあらゆるものに私の、と思っている。 そのまま、私の命が終わった…

  • 故郷の景色

    三十数年ぶりのサグラダファミリア。 建設もだいぶ進んでいたけれど、修繕もありつつ工事現場の感が変わらない。 壮大でありつつも、芸術性のはたらきが唯一無二の存在…

  • 銀河鉄道の父

    バルセロナ出張時の機内で観た。宮澤賢治と彼の父親を中心に描かれる物語。 妹が荼毘に付される時の、賢治と父親の姿が印象的。 この世の生命を終えて送り出す側からす…

  • 比較に意味がない

    人間は、とかく比較をしたがる。 自分の方が知っている、自分の方が価値がある、自分の方が優れている。 自分そのものでなくとも、の帰属するもの、自分の持ちもの、自…

  • 人間であり続ける

    どれだけ仏教を理解したと思い込んでも、 どれだけ悟ったと実感が持てたとしても、 自分というのは、そのままの人間を続ける。 死を超越することもできなければ、老い…

  • 別れをまえに

    母から表情がなくなった。 意識が薄い状態でいることが増えて、 食事も理解できていない様子で、少し痩せきたように思う。 アルツハイマーになって実家の一人暮らしが…

  • 遥かいにしえに生きた人々

    転生とか輪廻とか、ほとんど興味がないけれど、 生命である以上、DNAを引き継いで生きている。 直近であれば親のDNA。その親もまたその親もDNAを引き継いでい…

  • 令和6年修正会

    武田先生のご法話から。 1.死について 人間誰しも死という現象を認識している。これは人間だけであり、動物やその他生命には死の認知がない。 現象として死というこ…

  • 基軸は知識でも方法でもない

    人間は死ぬ。けれど人間は死ぬことを考えて生きていない。 当たり前だ。 死を実感した時、それを超越したくなる。 どういう考え方をすれば、どういう儀式をすれば、ど…

  • 2024 初日の出

    毎年元旦はここから始まる。 星がまだ残る藍色の空が、東の水平線からオレンジに変わってゆく。 低く棚引いた一朶の雲が、下から赤く照らされはじめ、徐々に雲そのもの…

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