「天気も良いし、皆んな楽しんでるから海斗もご機嫌だな、姉貴」「赤ちゃんはそういうとこ敏感だからすくわかるのよ」そう言ったのもつかの間、海斗が泣き出した。 「なぁ、何かお隣さん、雲行き怪しくね?」「声がデカいライク!まぁ酒呑んで気分が昂まったんだろ」 隣のグループの1人が大きな声で喚いてその場を去ろうとしたので、仲間が止めようとしたが、力ずくで振り払った時、偶然後ろを通っていた女性にぶつかり、バランスを崩した女性はそのまま光太郎に覆いかぶさる。BBQコンロを見ていた光太郎は、その勢いのまま身体はコンロに。光太郎は無意識に手を出してしまい、苦悶の声を上げる。「うっ!!」無意識に左手でコンロに触って…