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夜の爪あと (5) バー 銀の猫 2
「ああ⋯⋯こんな偶然があるんですね。でもよく私の顔を覚えてましたね」思い出した彼の言葉に、バーメイドは薄く笑う。彼女から声をかけなければ、ジェロームは気づかなかっだろう。それでも薄暗がりの店の中で彼女
2025/05/30 22:00
夜の爪あと (4) バー 銀の猫 1
女はアパルトマンの集合玄関のドアを閉めた所で、気がついた。閉められたドアのそばに黒猫が体を横たえて日向ぼっこのようである。普段、見かけない顔だ。とは言っても、彼女がここに越してレティシア・エモンと名乗
2025/05/27 22:00
夜の爪あと (3) ガルニエの薔薇
「すべては愛のためだとは、あなたにはわからないわね」オペラ『ラ・トラヴィアータ』の第二幕は終盤を迎えていた。アレクサンドル・デュマ・フィスの小説『椿姫』を元にした物語である。高級娼婦のヴィオレッタは青
2025/05/23 22:00
駄文同盟.comにも登録してみた
このブログ、創作系の個人サイト検索エンジンの「駄文同盟.com」にも登録してみた。 なかなかマニアックな検索エンジンである。
2025/05/22 00:49
夜の爪あと (2) 再会
だが古書店で顔を合わせてから1週間後の土曜日、ジェロームはメガネの男とカフェで再開し、ビールを注文していた。一人暮らしの気楽さで土日をかけて読みふけった『女神の仮面』は、非常に魅力的な小説だった。彼の
2025/05/20 22:00
夜の爪あと (1) 古書店にて
横たわる男の体は、すでに自分の意思で動けないようだ。身体の痛みさえも随分と遠くに感じるくらいである。そもそも、どうしてこんな事になったのか、彼は最初に感じた自分の勘を信じるべきだったと後悔した。
2025/05/16 22:00
小説アップ時のサムネイル画像
ブログのサムネイル画像、やっぱあった方が目立つよね?
2025/05/13 22:23
けっきょく、記事下のバナーはやめた
せめて読まれた証しに、PVバナーくらいは表示させたい。
2025/05/05 22:47
2025年5月 (1件〜100件)
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