新・読書日記366(読書日記1706) – ラボ読書梟
仲正昌樹『哲学者カフカ入門講義』作品社(2024) ニコラス・ロイル『ジャック・デリダ』青土社(2006) 川上未映子『黄色い家』中央公論新社(2023) 新・読書日記58 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com
宮﨑裕助『読むことのエチカ: ジャック・デリダとポール・ド・マン』青土社(2024) 新・読書日記57 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
川上未映子『黄色い家』中央公論新社(2023) 岡部美香『教育学のパトス論的転回』東京大学出版会(2021) クリステン・R・ゴドシー『エブリデイ・ユートピア』河出書房新社(2024) 新・読書日記56 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com
クリステン・R・ゴドシー『エブリデイ・ユートピア』河出書房新社(2024) 新・読書日記55 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com
アマルティア・セン『合理性と自由 上』勁草書房(2014) ルース・アビィ『チャールズ・テイラーの思想』名古屋大学出版会(2019) トーマス・ベルンハルト『消去 新装版』みすず書房(2016) 池田晶子『人生は愉快だ』毎日新聞社(2008) 新・読書日記54 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) ・・・ 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.…
岡部美香『教育学のパトス論的転回』東京大学出版会(2021) ピーター・シンガー『動物の解放 改訂版』人文書院(2011) 川上未映子『黄色い家』中央公論新社(2023) マーシャル・マクルーハン『マクルーハン発言集――メディア論の想像力』みすず書房(2021) 新・読書日記53 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
ルース・アビィ『チャールズ・テイラーの思想』名古屋大学出版会(2019) ランドルフ・M・ネシー『なぜ心はこんなに脆いのか: 不安や抑うつの進化心理学』草思社(2021) ピーター・シンガー『動物の解放 改訂版』人文書院(2011) 新・読書日記52 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) ・・・ 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com n…
ピーター・シンガー『動物の解放 改訂版』人文書院(2011) 川上未映子『黄色い家』中央公論新社(2023) 新・読書日記51 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
小島俊一『2028年 街から書店が消える日 ~本屋再生!識者30人からのメッセージ』プレジデント社(2024) Dain『わたしが知らないスゴ本は、 きっとあなたが読んでいる』技術評論社(2020) 鹿島茂『神田神保町書肆街考: 世界遺産的“本の街”の誕生から現在まで』筑摩書房(2017) 川上 新・読書日記50 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) ・・・ 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.c…
ピーター・シンガー『動物の解放 改訂版』人文書院(2011) 新・読書日記49 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
ピーター・シンガー『動物の解放 改訂版』人文書院(2011) 新・読書日記48 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com
トーマス・ベルンハルト『消去 新装版』みすず書房(2016) ルース・アビィ『チャールズ・テイラーの思想』名古屋大学出版会(2019) 川上未映子『黄色い家』中央公論新社(2023) 新・読書日記47 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.…
井上太一『動物倫理の最前線 批判的動物研究とは何か』人文書院(2022) 川上未映子『黄色い家』中央公論新社(2023) カタジナ・デ・ラザリ=ラザク/ピーター・シンガー『功利主義とは何か』岩波書店(2018) 渡辺一樹『バーナード・ウィリアムズの哲学:反道徳の倫理学』青土社(2024) ランドルフ・M・ネシー『なぜ心はこんなに脆いのか: 不安や抑うつの進化心理学』草思社(2021) 新・読書日記46 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan…
ランドルフ・M・ネシー『なぜ心はこんなに脆いのか: 不安や抑うつの進化心理学』草思社(2021) 渡辺一樹『バーナード・ウィリアムズの哲学: 反道徳の倫理学』青土社(2024) 新・読書日記45 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
渡辺一樹『バーナード・ウィリアムズの哲学: 反道徳の倫理学』青土社(2024) ピーター・シンガー『動物の解放 改訂版』人文書院(2011) 新・読書日記44 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
水崎博明『プラトーン著作集 第6巻第1分冊 櫂歌全書 16』櫂歌書房(2017) 新・読書日記43 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
山内貴範『ルポ書店危機』blueprint(2024) ピーター・シンガー『動物の解放 改訂版』人文書院(2011) 新・読書日記42 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
ピーター・シンガー『動物の解放 改訂版』人文書院(2011) 新・読書日記41 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
ピーター・シンガー『動物の解放 改訂版』人文書院(2011) 新・読書日記40 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
コルム・トビーン『マジシャン: トーマス・マンの人と芸術』論創社(2024) 渡辺茂『動物に「心」は必要か 増補改訂版: 擬人主義に立ち向かう』東京大学出版会(2023) 新・読書日記39 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
プラトン『プロタゴラス』光文社古典新訳文庫(2010)読了+新・読書日記38
プラトン『プロタゴラス』光文社古典新訳文庫(2010) テオドール・W・アドルノ『ミニマ・モラリア 新装版』法政大学出版局(2009) プラトン『プロタゴラス』光文社古典新訳文庫(2010)読了+新・読書日記38 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
マックス・ブロート編『カフカの日記 1910-1923 新版』みすず書房(2024) 新・読書日記37 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
ジェニー・オデル『何もしない』ハヤカワ文庫(2023) ルース・アビィ『チャールズ・テイラーの思想』名古屋大学出版会(2019) 新・読書日記36 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
松岡正剛『資本主義問題』角川ソフィア文庫 (2021) マーク・フィッシャー『ポスト資本主義の欲望』左右社(2022) 新・読書日記35 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
池田晶子『考える日々 全編』毎日新聞出版 (2014) 新・読書日記34 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
佐々木俊尚『この国を蝕む「神話」解体 』徳間書店(2023)読了
佐々木俊尚『この国を蝕む「神話」解体 市民目線・テクノロジー否定・テロリストの物語化・反権力』徳間書店(2023) 佐々木俊尚『この国を蝕む「神話」解体 市民目線・テクノロジー否定・テロリストの物語化・反権力』徳間書店(2023)読了 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
ニーチェ『権力への意志 上』ちくま学芸文庫(1993) 大谷崇『生まれてきたことが苦しいあなたに:最強のペシミスト・シオランの思想』星海社新書(2019) 新・読書日記33 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
池田晶子『無敵のソクラテス』新潮社(2010) 新・読書日記32 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
ジョセフ・ヒース『ルールに従う:社会科学の規範理論序説』NTT出版(2013) ルース・アビィ『チャールズ・テイラーの思想』名古屋大学出版会(2019) 新・読書日記31 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
スティーヴン・モートン『シリーズ 現代思想ガイドブック ガヤトリ・チャクラヴォルティ・スピヴァク』青土社 (2005) 石井洋二郎『告白的読書論』中公文庫 (2013) 新・読書日記30 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
四方田犬彦『書物の灰燼に抗してー比較文学論集』工作舎(2011) シーラ・ジェフリーズ『美とミソジニー』慶應義塾大学出版会 (2022) 落合陽一『忘れる読書』PHP新書(2022) 新・読書日記28 + 落合陽一『忘れる読書』読了 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
落合陽一『忘れる読書』PHP研究書 (2022) シーラ・ジェフリーズ『美とミソジニー』慶應義塾大学出版会 (2022) 新・読書日記27 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
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新・読書日記366(読書日記1706) – ラボ読書梟
新・読書日記365(読書日記1705) – ラボ読書梟
新・読書日記364(読書日記1704) – ラボ読書梟
ヒルティ『幸福論 第三部』読了+新・読書日記363(読書日記1703) – ラボ読書梟
新・読書日記362(読書日記1702) – ラボ読書梟
新・読書日記361(読書日記1701) – ラボ読書梟
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新・読書日記359(読書日記1699) – ラボ読書梟
新・読書日記358(読書日記1698) – ラボ読書梟
新・読書日記357(読書日記1697) – ラボ読書梟
ヴィリエ・ド・リラダン『未来のイヴ』読了+新・読書日記356(読書日記1696) – ラボ読書梟
新・読書日記355(読書日記1695) – ラボ読書梟
新・読書日記354(読書日記1694) – ラボ読書梟
新・読書日記353(読書日記1693) – ラボ読書梟
新・読書日記352(読書日記1692) – ラボ読書梟
新・読書日記351(読書日記1691) – ラボ読書梟
今週のお題「本屋さん」 ありますよ
新・読書日記350(読書日記1690) – ラボ読書梟
新・読書日記349(読書日記1689) – ラボ読書梟
新・読書日記348(読書日記1688) – ラボ読書梟
エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 三重の意味で物足りないものであった。 まずひとつは、文体がやや読みにくい。何を言いたいのか分からない点も少なくなかった。 次に、あくまで主観的な主張から外に行かない。もっと必要な考察があるはずなのに、どこかさらりと終えている印象を抱いた。 自身の力不足もあり、本書からどれくらい引き出しを得られたか、再度ふりかえってみると、やはり物足りない気がしてならない。 しばらく再読はするつもりもなく、本書の読書時間のなかでは次に読む古典は決まらず、模索す…
門井慶喜『文豪、社長になる』文藝春秋 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 文春砲という言葉が文藝春秋のイメージを若干悪くしているように見えるが、創始者の菊池寛という人物に、自分は人間としての温かさ、豊かさ、寛容さを見た。ネガティブで悲観的なところもあったが、全体的に見て好印象を抱いた。 横領が発覚して、解雇した人間から仇討ちを食らってもあまり動じず、「なんだあいつは」と怒るような素振りを見せずすぐに散乱した事務所を片付けるように指示したところ、良くも悪くも部下を完全に信頼しているところ、最後まで出版だけに人生を捧げたところ、全部含…
読んだ本 加藤典洋『人類が永遠に続くのではないとしたら』講談社学芸文庫 (2024) 松岡正剛/ドミニク・チェン『謎床』晶文社 (2017) 門井慶喜『文豪、社長になる』文藝春秋 (2023) エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 落合陽一氏と植松伸夫氏との対談が面白かった。 なぜ最近のゲーム音楽は新星が生まれてこないのか。 パイオニアの植松伸夫氏が語った。 www.youtube.com 財閥には三菱、三井、住友などあるが、ゲーム音楽に例えるならば、それは植松伸夫、すぎやまこう…
読んだ本 池田晶子『睥睨するヘーゲル』講談社 (1997) 安藤馨/大屋雄裕『法哲学と法哲の対話』有斐閣 (2017) 福嶋聡『明日、ぼくは店から棚からヘイト本を外せるだろうか』dZERO (2024) 門井慶喜『文豪、社長になる』文藝春秋 (2023) 山本七平/小室直樹『日本教の社会学』ビジネス社 (2016) エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) その他数冊 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『法哲学と法哲の対話』 政治経済に関心を持つとやはり法学にも興味が向かってしまう。 つい手にとってしまった。立ち読みす…
読んだ本 福嶋聡『明日、ぼくは店から棚からヘイト本を外せるだろうか』dZERO (2024) 池田晶子『無敵のソクラテス』新潮社 (2010) 山本七平/小室直樹『新装版 日本教の社会学』ビジネス社 (2022) エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 Twitterのトレンドで宗教のトピックが挙がっていた。 それに関するツイートを眺めていると、明かに何の知識もなく、ただただ「正教分離=悪」だという、「全体主義は悪だ」レベルの理解でよく物が言えるなという印象を抱いた。 気持ちは分か…
読んだ本 三砂慶明『千年の読書』誠文堂新光社 (2022) 池田晶子『無敵のソクラテス』新潮社 (2010) 門井慶喜『文豪、社長になる』文藝春秋 (2023) エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 定期的に本屋さんへ行っているが、今日はパッとせず、持ち歩いていた本を読むことにした。 とはいえ、本の回転は早いように思う。 新書や文庫は新陳代謝が専門書のコーナーよりかは比較的早いので、つい最近出たばかりだと感じていた本のとなりには新入社員のように、横に沢山並んでいる。 時が経つのが…
小川哲『君が手にするはずだった黄金について』新潮社 (2023) つづきを読み終えた。 nainaiteiyan.hatenablog.com 感想 物語の進むテンポが早く、無駄な文が削られて一冊にストーリーが凝縮されている。 自分は古典のように、明らかに無駄と思える文章があれば萎えるものだが、本書は最後まで飽きさせなく、目線を文章へと引きつけさせるような本であった。 比較的新刊なのでネタバレはなしにしたい。 物語のメインテーマは「虚構」や「承認欲求」であるように思えた。 コンプレックスの塊のような片桐という人間が投資にハマり、SNSでお金持ちアピールしたり、認められたいという気持ちが透けて見…
読んだ本 門井慶喜『文豪、社長になる』文藝春秋 (2023) エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) 小川哲『君が手にするはずだった黄金について』新潮社 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『君が手にするはずだった黄金について』 つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com 半分くらいまで読み進んだ。 今日、全部読みきれると思っていたが『文豪、社長になる』がAmazonから届いたので、そちらにも時間を割いたために読了とまではいかなかった。 自伝なのか、部分的に作り話を織り…
読んだ本 小川哲『君が手にするはずだった黄金について』新潮社 (2023) エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『君が手にするはずだった黄金について』 立ち読みして面白いと思った本は、よほど高くなければ買う。 この本はどこか惹き付けるものがある。 その重力に抗えず、約50ページほどのプロローグをいっきに読み終えた。 おそらく著者の経験をもとに書かれている。 プロローグは、著者が就活活動の時に経験した物語で構成されていた。 自分はエントリーシートという言葉を久々に出会った。 エン…
読んだ本 エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) ゲオルク・クリストフ・リヒテンベルク『リヒテンベルクの雑記帳』作品社 (2017) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『崇高と美の観念の起源』 つづきを読み進めた。 (読書日記1310に収録) nainaiteiyan.hatenablog.com 序盤は趣味と快不快の考察がメインであった。 昨日読んだところでは、バークは趣味というものが主観的ながらも、何かしらの原理があると考えていたことが分かった。 今日はその先の考察を読み進めた。 趣味はなぜバラバラに分かれるの…
オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』ちくま学芸文庫 (1995) つづきを読み終えた。 (読書日記1309に収録) nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 昔、Twitterをやっていたらとある歴史学の専門家が「どこかの社長が出している歴史の本はまったくけしからん」といったニュアンスのツイートをしていた。 たまにそういった批判をする専門家は、いなくはない。 そして今日、その歴史学の専門家の言っていたことも分からなくはないかな、と思うに至った。 たしかに『大衆の反逆』を手短に要約している作家は大…
読んだ本 近藤直子『黙らないための雑記帳:3.11以降、私たちは何処にいるのか』西田書店 (2023) 岩田靖夫『ギリシア思想入門』東京大学出版会 (2012) オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』ちくま学芸文庫 (1995) つづきを読み進めた。 (読書日記1308に収録) nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『黙らないための雑記帳:3.11以降、私たちは何処にいるのか』 紀伊國屋書店でひそかに気になっていた本であった。 ポイントが貯まったので購入。 ブログに書かれたものが書籍化されたみ…
読んだ本 津上英輔『美学の練習』春秋社 (2023) オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』ちくま学芸文庫 (1995) 仲正昌樹『いまこそロールズに学べ:「正義」とはなにか? 新装版』春秋社 (2020) つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 美学から暫く離れていた。 記憶では、当時の自分は美学を小説のなかにいかに生かすかを考えていた。 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan…
読んだ本 仲正昌樹『いまこそロールズに学べ:「正義」とはなにか? 新装版』春秋社 (2020) 島田裕巳/前川喜平『政治と宗教 この国を動かしているものは何か』徳間書店 (2023) オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』ちくま学芸文庫 (1995) つづきを読み進めた。(読書日記1306に収録) nainaiteiyan.hatenablog.com ちょっとした仮説を立ててみた。日本人はなぜ生産性がドイツよりも低いのか。 根拠は薄いので、これから試行錯誤していきながら改良していく。 日本は標識や広告が多いという話を聞いたことがある。 公園にいけばボール遊び禁止、遊歩道に行けばスケボー禁止。街…
読んだ本 杉山直樹『精神の場所ーベルクソンとフランス・スピリチュアリスム』青土社 (2024) 島田裕巳/前川喜平『政治と宗教 この国を動かしているものは何か』徳間書店 (2023) オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』ちくま学芸文庫 (1995) その他数冊 つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 今日も引き続き古典の読解と宗教史に取り組んだ。 良くも悪くも、様々な分野に好奇心を持てると書店にいる時間が長くなる。 どんなに急いでも、書店を一周しながら読みたい本を決めるに…
読んだ本 オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』ちくま学芸文庫 (1995) 島田裕巳/前川喜平『政治と宗教 この国を動かしているものは何か』徳間書店 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 今週からは古典を読んでいくことにした。 まず初めに選んだのが『大衆の反逆』。 ずっと読んでいない自分に苛立ちを覚えた。 また、この本を要約して説明している本は膨大にあるが、「大衆とは自らの能力の向上に努めることもなくただ権利だけを主張する人たち」だの、「ヘンリー・ミラーは言った。歴史上、大衆を変えた人はいない」だの、情報量が少ない。もう信用できるの…
読んだ本 井筒俊彦『読むと書くーー井筒俊彦エッセイ集』慶應義塾大学出版会 (2009) 渡部昇一『正義と腐敗と文科の時代』青志社 (2023) その他数冊 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『正義と腐敗と文科の時代』 小室直樹は、天皇イデオロギーが承久の乱によってほぼ消滅しかけたと書いていたが、渡部昇一も似たようなことを書いていた。 "私の流儀では簡単に言えば、承久の変によって「主権在民」の原理が、天皇と共存するようになったということである。" P37 承久の乱と承久の変という言葉の使用法は、なんらかの解釈的な相違があると思われたが、今日は判…
読んだ本 平野啓一郎『三島由紀夫論』新潮社 (2023) 橋爪大三郎『小室直樹の世界』ミネルヴァ書房 (2013) 渡部昇一『正義と腐敗と文科の時代』青志社 (2023) 井筒俊彦『読むと書くーー井筒俊彦エッセイ集』慶應義塾大学出版会 (2009) その他数冊 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 ようやく平野啓一郎『三島由紀夫論』に取り組める段階に来たと思い、昨日読んだ『三島由紀夫が復活する』を思い出しながら読んだ。 nainaiteiyan.hatenablog.com 分厚く内容も幅広いので、ひとまず興味のあるトピックから読んだ。 昨日の話と…
小室直樹『新版 三島由紀夫が復活する』毎日ワンズ (2023) つづきを読み終えた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 後半は三島由紀夫擁する「楯の会」に関する内容や、三島由紀夫が残した遺書などが大半を占めていた。あとは読者自身で考えよ、という小室直樹のメッセージと言える。 最後まで読んで最も印象的であったのは、小室直樹と三島由紀夫の共通点である「言動と行動の一致」であった。 それが「信念の貫徹」であると自分は思った。 そこに善悪二元論が入り込む余地はないのかもしれない。 この二項対立的…
読んだ本 小室直樹『新版 三島由紀夫が復活する』毎日ワンズ (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 小室直樹の本を読み始めた頃、日本は「アノミー(無規範、無秩序)」にあると書いてあり、それが宮台真司教授のいう「クソ社会」のことだと分かり(宮台真司教授は小室ゼミ生であった)、興味を持った自分はその後地道に読んでいくことになった。 nainaiteiyan.hatenablog.com 小室直樹の伝記を読み終えてから一年が経った。 宗教社会学の深みを知り、新聞、テレビなどで報じられるニュースをどう解釈すべきか、新しい視点を得ることができた…