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わさびの日記 https://blog.goo.ne.jp/tsuki29_1954

老後の暮らしを模索しています。健康のためランニング、楽しみにクラリネット、それに古文書解読を趣味にしたいと思っています。

わさび
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2021/08/08

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  • 徒然草第百九十一段 (夜のみこそめでたけれ)

    「夜のみこそめでたけれ」、昼間より夜の方が、美しいものはより一層美しくなる。昼間は、全てが見えてしまうため、良い部分が全体に埋もれてしまうが、夜になると余計な物が見えないので引き立って見える。そういうことでしょう。老人は、白内障になるようです。私も軽い白内障になっています。白内障は手術で良く見えるようになるらしいです。読書をするには良いでしょうが、世間がはっきり見えすぎるのはストレスかもしれません。物事には、はっきりすれば良いことと、ぼんやりとしていた方が良いことがあります。日本風の美学では、ぼんやりした中で際立たつ物を愛でるのを好むようです。これは、文化の世界の話しで、政治や商売においてはは不信の原因になります。商売、ビジネスの世界では、はっきりさせないで、まあーまあーとしておくのは、相手への思いやりか...徒然草第百九十一段(夜のみこそめでたけれ)

  • 徒然草第百九十段 (妻といふものこそ、男の持つまじきものなれ)

    「妻めといふものこそ、男をのこの持つまじきものなれ」、独身主義を推奨しています。結婚して、子供が出来てれば、女は所帯じみてくる。男が先に死んで、女が年老い尼にでもなれば、死んでからも纏わりつかれて面倒だということでしょう。少子化の原因として、若者が結婚しない、できないことがあります。結婚は何かと物入りで、安定した収入がなければ続きません。それに、結婚しない理由には、一人で自由に生きたいという価値観もあります。古文書を読んでいると、昔の村の生活が分かります。村では一人で生きていけません。百姓をするにも、田んぼの水を得るには村で団結しなければなりません。年貢だけでなく、労役が課せられると家族がいなければ困ります。結婚して家族を増やすのは生きるためでもありました。その一方で、飢饉などで食い詰め、土地を手放し小作...徒然草第百九十段(妻といふものこそ、男の持つまじきものなれ)

  • へんな夢

    夢は変なものですが、はっきりと覚えているのは珍しいです。出張して、帰りの切符を駅で購入しました。自動券売機で買うことになっていて、列車の発車は5分後、余裕がありません。券売機のパネルで、行先などを慌てて入力していると次の列車に変わってしまいました。約30分後の発車です。余裕が出来たので、ゆっくりと特急券や指定券の選択しお金を投入しますが、突然のセット旅行のボタンが点滅して、その切符が発行されてしまいました。いやいや違うだろうと、窓口へ持って行くと、そこは観光案内の窓口で、隣の閉じた窓口だと言われます。すると、中から中年の駅員が出て来て、どうしましたかと尋ねます。券売機で買おうとしたら、間違って別の切符が出てきてしまったと文句を言います。すると、払い戻しは直ぐに出来ないので、中に入ってくださいと言われます。...へんな夢

  • 徒然草第百八十九段 (予て思ひつるには似ず)

    「予て思ひつるには似ず」、世の中は、予定通りにいかない。自分の思い通りにはならない。それが常である。慥かに、日々、予想外の事が起き、予定通りにいかないものです。だからといって、予定や計画を立てることは意味がないということではありません。PDCAというマネジメントサイクルがあります。経営学においては計画を立てるのは最初の一歩です。しかし、それが出来きない経営者も多くいます。理屈通り経営して上手く行くなら苦労はしない。それが言い分でしょうが、理論通りに経営するのも結構難しいのです。PDCAサイクルというのは、ある意味、経営のリスク回避の手段でもあります。計画(P)の実行性を高めると経営リスクは抑えられます。売り上げ10%アップ、経費5%削減という安易な計画はよくあります。そんな計画でさえ意識するだけで、前年の...徒然草第百八十九段(予て思ひつるには似ず)

  • 徒然草第百八十八段 (敏き時は、則ち功あり)

    「敏とき時ときは、則すなはち功あり」、論語の言葉です。怠けず仕事に励めば仕事の成果が上がるという意味だそうです。「機を見るに敏」という言葉からも、「敏」は、的確に行動することのようです。これも、語源は不明ながらも、論語ではないかと云われています。「子曰、君子欲納於言、而敏於行」ビジネスでも、時期を逸してしまうと、折角のチャンスを活かせません。ウダウダ考えてばかりでは、何もできないうちに終わってしまい、結果的には大きな利益を逃すことになります。人はなかなか決断できないものです。逆に、衝動的に行動して失敗することもあります。チャンスをつかむには、思い切りも必要ですが、その前提として経験に裏付けられた感覚が無くてはなりません。これは行けるぞと即座の判断できるには、それ相応の経験が必要ということです。経験というも...徒然草第百八十八段(敏き時は、則ち功あり)

  • 徒然草第百八十七段 (弛みなく慎みて軽々しくせぬ)

    「弛たゆみなく慎みて軽々かるがるしくせぬ」、その道のプロは、常に最新の注意を払い、真剣味が違います。プロとアマチュアの違いは、言葉の上では、仕事としているかどうかですが、基本的な心構えが違うことを云っているのでしょう。アマチュアは、上手くできるようになることに必死で、その事だけにしか目が向きません。一方、プロは上手くできて当たり前、その周辺のことにも気を配ります。それは、中だけを見ているか、外からも見れるかの違いかもしれません。広い視野は余裕が無くては持てません。ただ、未熟なのに他を観ようとすると、単なる評論家に過ぎなくなります。一度は突き詰めることが必要です。極めた上で視野を広げる。その後に仕事にすればプロと言えるでしょう。仕事のプロになるのは、職種によってハードルの高さは違いますが、むしろ逆に引退する...徒然草第百八十七段(弛みなく慎みて軽々しくせぬ)

  • 徒然草第百八十六段 (この用意を忘れざるを馬乗りとは申すなり)

    「この用意を忘れざるを馬乗りとは申すなり」、馬乗りは、乗る前に馬を良く観て、馬の性格を知り、それに合わせて馬具を選ぶ。そうした用意を忘れないのが、本当の馬乗りだ。相手をよく観察し、それによって対応を変えるのは人の接し方の基本でしょう。目上ならば丁寧に、目下ならばフレンドリーに接する。ところが、それすら出来ない人がいるものです。人の接し方のパターンを幾つも持ち合わせていない。あるいは、相手を観ても、その人が何を考えているのか分からない。だから、自分本位で接し、相手を怒らせてしまう。相手が怒ろうが、喚こうが、気分を害しようが知ったこっちゃない。相手が自分に合わせろと思っている人もいます。組織の中にいると、周りが自分のことをどう思っているか気になるものです。ところが、他人の事には構わず、常に上から目線、空気読め...徒然草第百八十六段(この用意を忘れざるを馬乗りとは申すなり)

  • 徒然草第百八十五段 (道を知らざらん人、かばかり恐れなんや)

    「道を知らざらん人、かばかり恐れなんや」、道を究めた人は用心深いということでしょうか。何事も準備が大切で、その準備の中には、出来る限りリスクを排除することも含まれます。経験豊富な人は、そのリスクを瞬時に見極める力を身に付けています。リスクを見極める力とは、次に何が起こるか経験から直感する力でしょう。先日の政治家の殺害事件でも、警備する人が観衆の中から危険な人物を瞬時に見極め、適切な対応をとっていれば結果は違ったのかもしれないとのコメントがあります。素人からすると、40代の大きなカバンを持った男を、即座に危険人物と見分けることは難しいですが、警備のプロならばそれができのかもしれません。それができなかった原因は幾つかあったでしょう。警護のSPや警察官を責めるつもりはありませんが、組織の中の人材の問題、もっとい...徒然草第百八十五段(道を知らざらん人、かばかり恐れなんや)

  • 徒然草第百八十四段 (世を治むる道、倹約を本とす)

    「世を治をさむる道、倹約を本もととす」、昔の御政道では、倹約ということがよく出てきます。勘略や簡略も同義で、あまり手数や金銭がかからないように節約することです。昔から政治の基本なのでしょう。最近、日本は円安と低金利で物価が高騰しています。本来は、金利を上げ、世の中に流通するお金を減らし、物価を抑制するところですが、物価の高騰の原因が石油などの輸入物価が原因で、金利を引き上げると、景気減速する危険があり上げられません。どうして、そうなったのか。デフレ脱却のために低金利政策を実施したのは良いのですが、株価の高騰に酔いしれて、痛みの伴う規制緩和や大胆な成長分野への投資を怠ったためです。経済が成長し税収が上がれば、賃金も上がり、金利も正常な状態に戻せ、財政も健全化するはずでした。それが、政治の怠慢で、何もしてこな...徒然草第百八十四段(世を治むる道、倹約を本とす)

  • 徒然草第百八十三段 (人喰ふ犬をば養ひ飼ふべからず)

    「人喰ふ犬をば養ひ飼ふべからず」、人に噛みつく犬は飼ってはいけない。今では、犬にリードをつけることが条例で義務付けられています。昔は、吠えまくる犬が怖くて、近くを通れないということはありましたが、今は滅多にありません。吠えて噛みつくのは犬だけではありません。危ない人はリードで繋げませんので、どうすればよいか悩むところです。私と同世代の政治家が街頭演説中、銃で撃たれて亡くなりました。「民主主義への挑戦だ。断じて許せない」とのコメントが多く発せられています。確かに、民主主義の最も肝心要の選挙期間中だったことから、異論はないのですが、果たしてそれだけの問題でしょうか。最近、京都アニメ、梅田の診療内科など、何とも身勝手な悲惨な犯罪が生じています。これは、個別の問題ではなく、その根源は近い所にあるのかもしれません。...徒然草第百八十三段(人喰ふ犬をば養ひ飼ふべからず)

  • 徒然草第百八十二段 (かくあやしき物)

    「かくあやしき物」、料理人が鮭の干したものを天皇の食卓に出すと、そのような得体の知れないものとケチをつける人がいたそうです。最近、日本の近海では不漁が続いています。温暖化の影響でしょうが、それ以外に公海で乱獲する国があるからかもしれません。漁獲の内、普段、食卓に上がる名の知れた魚以外は値が付かないため、大量に廃棄するそうです。廃棄するのは勿体ないので、無名の魚をネットで安く販売することを思いついた人がいるそうです。すると、意外と買い求める人が結構いるそうです。聞いたことのない魚をどう料理するか悩むかもしれませんが、食料自給率の低い日本としては、食べられるものは何でも有効利用するのは良いことです。食料にしても、エネルギーにしても、自給率の低さが問題で、如何に自給率を上げるかが日本の課題です。食料については、...徒然草第百八十二段(かくあやしき物)

  • 徒然草第百八十一段 (ふれふれこ雪、たんばのこ雪)

    「ふれふれこ雪、たんばのこ雪」、又々、真夏に雪の話しで、季節違いです。丹波のこ雪は、『たンまれ粉雪』(貯まれ粉雪)が誤って謡われるようになったとのことです。京都に降る雪は、北の丹波の方からやって来るという意味もあったのかもしれません。何気なく間違ったことが、実はその本質をついていることは時々あります。漢字の誤変換でも、そのままでもいいかということがあります。古文書を解読していると、昔の人の文字の使い方は、今よりも自由で、いわゆる当て字が多いです。その時の気分で使っているようです。漢字も同じ文章の中でも違った崩し方、文末に成るとやたらと崩している文章もあります。肝心な事は前半に書いたので、後は決まり文句でどうでもよいというのが伝わってきます。今時は、SMSで自分の気持ちや意見を表現しますが、活字だけではそれ...徒然草第百八十一段(ふれふれこ雪、たんばのこ雪)

  • 徒然草第百八十段 (左義長)

    「左義長(さぎちょう)」とは、正月のしめ飾りなどを焼く儀式だそうです。夏のこの時季の話題としては相応しくありませんが、冬まで取っておくこともないので、何某かの話題にしたいと思います。日本の夏はジメジメしていますが、逆に冬は乾燥します。草木が枯れて、山焼きなどをするとよく燃えます。焼くという行為は、あらゆるものを灰と煙にし、天と地に戻すといった宗教的な考えもできます。人の火葬も、躰は自然に戻り、魂は天に昇っていくのでしょう。躰という物質的なものは感覚的に理解できますが、魂についてはなかなか難しいです。川は、山の中に源流が生まれ、次第に流れとなって下っていきます。この流れに、川の意思のようなものを感じることがあります。激しく流れる激流は、川の強い意志の現れといえます。そして、いずれは穏やかな流れになり海に到達...徒然草第百八十段(左義長)

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