まさこの夢(色鉛筆作品730)と 寂しさと時間
この絵のタイトルは、「まさこの夢」。40年ぐらい前、武内が40代の頃に描かれました。使用している色鉛筆は、カステル社のものになります。色鉛筆の使い方も、先を尖らせて、細い線で描いています。渦巻きから伸びている線になにかが付いていて、シューと渦巻きにとりこまれそうだ。その間に“まさこ”さんが、ふわっと浮いている。この絵を見ていると、「夢」すなわち深層の中での世界に侵入しているような気持ちもする。しかし、深層の中は意外に暗く、不条理な物の存在がある。“まさこ”は、漂い、どこに行くのであろうか?こんなことを思っていると、武内から聞いた夢の話しを思い出しました。武内の話から、何度も同じ夢を見るストーリーがあり、それに渦巻きが出ててきます。自分は子供で、駄菓子屋に行くと、必ず同じお婆さんが店番をしていて、あれ欲しい...まさこの夢(色鉛筆作品730)と寂しさと時間
2023/04/25 18:17