群集(色鉛筆作品777)と 日常生活
水色の四角い顔に青色の胴体の人物らしき人が、ほぼ同じ形に描かれ、こちらに向かって笑っています。この奇妙な統一感から受ける印象が、シュールだ。絵自体は、ブルーとピンクの対比が美しく、花のある道を歩いているようで、楽しい雰囲気がある。「ああ、いい天気でなんていい日だろう。」と同じ形の人物は言っているとまで、想像した。そして、いつものように“髪の毛がカールした女の子”も登場している。武内の絵に登場する人物は、いつも男性と女性の組み合わせか、女性達。男の人物ばかりを描いた絵は、見たことない。こういうの不思議だな、と思います。この絵の見方に、別なものがあります。見ていて、思ったことなのですが、パズルのように色面が組み合わさっているにも関わらず、遠くから見ると不思議な奥行きが感じられること。その奥行きの見え方は、描か...群集(色鉛筆作品777)と日常生活
2024/06/11 11:09