見上げればバッテン

本日は、鉄骨造の工場の設計に着手しました。なんだかコロナにも関わらず、仕事が多くないでしょうか。基本的にブレースで地震力を負担させることで、柱梁サイズを小さくする方針です。屋根を折板屋根とするので、水平ブレースを張ります。この水平ブレース、検討方法がまと

小規模建築も安全を確認します

本日は、他物件のついでに、とある工場の屋根付き荷物置き場の設計を行いました。建築関係の人が、「4号建築物」と呼んでいるものですね。使用規定を守っていれば構造計算が不要なのですが、安全性の確認は必要なので、何かのついでによく依頼されます。残念ながら、私は構造

耐震診断のメリット・デメリット

本日は、とある既存RC造の耐震診断に着手しました。耐震診断とは、古い建物に対して、大地震時に避難し終わるまで倒壊しないかを確認するために行う診断です。古い建物とは、昭和56年（1981年）5月31日までの旧耐震基準の建物のことですね。診断の結果、倒壊する可能性

感想:構造学再入門 3

お休みの日は、まったりと本の感想や構造設計あるある話とかを書きましょうか。本日の書籍は「構造学再入門 (3) 土と基礎にも強くなろう/ 海野 哲夫」です。構造学再入門 (3) 土と基礎にも強くなろう海野 哲夫彰国社1984-11-01作者の苦労話と混じえて、失敗談から土

既存S造の調査計画

建築の構造設計について日記を書いています。日々の業務や本の感想、建築あるある話をのぞいてみませんか？

ごあいさつ

はじめまして。伊吹です。構造設計をはじめて3年。何も分からなかった頃から、やっと分かるころになってきました。分かるということは喜ばしいことばかりではありません。