［校正の落とし穴］正しい修正が新たな間違いを生む?! 連鎖する間違いを止める

［校正の落とし穴］正しい修正が新たな間違いを生む?! 連鎖する間違いを止める 校正作業において面倒で常に気を配らないといけないことは、原稿の赤字通りに修正されていれば大丈夫ではなく、修正されたことによ

「思う」と「想う」の意味と違い［適切な使い分け］

「思う」と「想う」の意味と違い［適切な使い分け］ 「おもう」という語を漢字で表記する場合、よく使われるのは「思う」と「想う」です。基本的には「思う」と表記すれば間違いにはなりませんが、表現したい意味合

AIに文章の校正を依頼する［無料で使えるAI校正ツールの比較］

AIに文章の校正を依頼する［無料で使えるAI校正ツールの比較］ 「AIの校正ってどれぐらい使えるんだろう？」「どのAIツールがいいんだろう？」と思う方も多いと思います。 そこで以下のAIを使って校正の

照合の意味とは？突き合わせとの違いを解説

「照合」と「突き合わせ」の意味と違い この記事では、「照合（しょうごう）」と「突き合わせ（つきあわせ）」の意味や違いを紹介しています。特に校正業務においては、両方の言葉が使用されることもあるのでぜひ参

実践的な校正記号の使い方：数字への赤入れ［小さい文字へ赤字を入れるとき］

校正記号：数字への赤入れ［小さい文字へ赤字を入れるとき］ この記事では、数字に赤入れをするときに知っておきたい、見間違いを防ぐ効果的な入れ方を紹介します。 記事内では数字を中心とした校正指示を紹介して

数字への赤入れ［校正で小さい字へ赤字を入れるときの見間違いを防ぐ方法］

数字への赤入れ［校正で小さい字へ赤字を入れるときの見間違いを防ぐ方法］ この記事では、数字に赤入れするときに知っておきたい、見間違いを防ぐ赤字の入れ方を紹介します。 記事内では数字を中心とした校正指示

「渡る」と「亘る」の意味と違い［例文で使い分け解説］

「渡る」と「亘る」の意味と違い［例文で使い分け解説］ 「わたる」の漢字表記としては、「渡る」または「亘る」が主に使われます。この記事では、「渡る」と「亘る」の意味の違いや使い分けについて解説します。

注番号の確認方法［Wordで校正作業の省力化］

注番号の確認方法［Wordで校正作業の省力化］ 文章内でよく見かける 1  2)  ※3 、（※1）［※2］などの注番号を効率的に確認できる方法を紹介します。 ▼ 文章内での注番号の見え方   一目見

訂正が二行にまたがるときの校正指示［赤字の入れ方を考える］

訂正が二行にまたがるときの校正指示［赤字の入れ方を考える］ 校正の赤字の入れ方は様々です。中でも訂正範囲が二行にまたがる際の赤字の入れ方は、書籍でも紹介されていません。実践で適切な赤字の入れ方を学んで

「関わる」と「係わる」の違いは？どっちの漢字を使う？

「関わる」と「係わる」の違いは？どっちの漢字を使う？ 「かかわる」の意味は、関係を持つ／関係する／影響が及ぶ／重大なつながりを持つ、などです。この「かかわる」を漢字で表記する場合、主に「関わる」と「係

便利で役立つ校正指示「体裁アワセル」と「体裁ソロエル」

便利で役立つ校正指示「体裁アワセル」と「体裁ソロエル」 「体裁」という言葉は、見た目や外観、形式のことを言います。一般に幅広く使用されます。 この体裁は、書籍や雑誌、カタログなどの出版物においては、外

校正の基本：文字間が広がる・詰まる現象［文字の間隔がおかしいときの原因］

校正の基本：文字間が広がる・詰まる現象［文字の間隔がおかしいときの原因］ 文字間とは、文字と文字との間隔のことを言います。標準の状態を基準にして「広い」「狭い」と表現します。 ▼ 文字間のアキの具体例

ビジネスに役立つ！文章力アップにつながるおすすめ本5選

ビジネスに役立つ！文章力アップにつながるおすすめ本5選 オンライン化が進み、メールや文書など、顔の見えない相手と文章でやり取りをすることが増えている中、ビジネススキルにおける「文章力」の重要性が高まっ

「努める」と「務める」と「勤める」の意味と違い［例文で使い分け解説］

「努める」と「務める」と「勤める」の意味と違い［例文で使い分け解説］  「つとめる」という語を漢字表記する場合、主に「努める」「務める」「勤める」の3つの漢字が使われます。「勤務」という熟語もあるよう

校正する本当の意味って何？ 校正の仕事が持つ2つの役割

校正する本当の意味って何？ 校正の仕事が持つ2つの役割 校正の仕事と言えば、誤字脱字、事実誤認、文体、同音語の誤り、てにをは、表記揺れの確認などと色々思い浮かびますが、会社が変われば校正の も変わり、

校正する本当の意味って何？ 役割から目的を考える

校正する本当の意味って何？ 役割から目的を考える 校正の仕事と言えば、誤字脱字、事実誤認、文体、同音語の誤り、てにをは、表記揺れなどの確認と色々ありますが、会社が変われば校正のルールも変わり、また校正

添削を依頼するときのメールの書き方［例文あり］

添削を依頼するときのメールの書き方［例文あり］ ビジネスメールやプレゼンテーション資料、就職活動におけるエントリーシートや職務経歴書、入学試験における小論文や志望理由書など、大事な場面で使う文章を別の

校正の未経験者に仕事を教える側の役目とは？［研修の在り方について］

校正の未経験者に仕事を教える側の役目とは？ 毎年、新人の校正者が入ってくる現場であれば研修も慣れたものですが、数年おき、もしくは誰かが辞めたときの補充として新人採用するという職場であれば、研修の際に色

文章の校正に役立つ国語辞典5選［特徴とポイント解説］

文章の校正に役立つ国語辞典5選［特徴とポイント解説］ 校正・校閲に国語辞典は欠かせません。知らない言葉が出てきたとき、言い回しが適切かどうか疑問に思ったとき、漢字の使い分けに悩んだときなど、折に触れて

校正者にとって面倒な間違い［修正箇所の誤りはオペレータのチェックから推測する］

校正者にとって面倒な間違い［修正箇所の誤りはオペレータのチェックから推測する］ 校正では色々と面倒なことに直面します。原稿が整理されていない、赤字が多い、指示が曖昧、誤字脱字が多いなど多岐に及びますが

頭のモヤモヤを解消し集中力を高める方法［問題解決の基本は原因を突き止める］

頭のモヤモヤを解消し集中力を高める［問題解決の基本は原因を突き止める］ 何か問題に直面したとき、頭の中がモヤモヤしたり、不安になったりすることがあると思います。『仕事に手が付かない』『集中できない』と

「文字・単語・語句・言葉」の意味と関係性から文の構造を理解する

「文字・単語・語句・言葉」の意味と関係性から文の構造を理解する 文字と単語、語句、言葉は、言語の基本的な構成要素であり、それぞれ違った意味を持ちます。これらの意味や関係性を知ることで、文の構造がわかる

【ビジネス文書】セルフチェックでミスを防ぐ！押さえておきたいポイント

ビジネス文書におけるミスを防ぐためのチェックポイント ビジネスの中では、文書やメールを通して情報を伝える場面が多くあります。時には「この文章で本当に伝わるだろうか？」「誤字脱字などのミスはないだろうか

Tokyo校正視点

校閲経験者の知識から学ぶ［校正に役立つおすすめの書籍］

校閲経験者の知識から学ぶ［校正に役立つおすすめの書籍］ 校正の仕事を始めると、「迷う」瞬間が予想外に多いことに驚くかもしれません。校正は、誤字脱字のような明らかな間違いをずばずばと指摘していくだけでは

校正で見落としがちなちょっとした間違い［一度知ると気になる間違い］

校正で見落としがちなちょっとした間違い［一度知ると気になる間違い］ 校正では、様々な間違いがあります。同じ間違いでも様々で、致命的なものもあればそうでないものもあります。致命的なもので、すぐに修正すべ

Wordの文書を保存し忘れたときの復元方法［既存文書と新規文書］

Wordの文書を保存し忘れたときの復元方法［既存文書と新規文書］ 文書を作成していて、うっかり保存しないで閉じてしまった……PCがフリーズして強制終了してしまった…… このようなとき、Wordには文書

「および・ならびに」「または・もしくは」の意味と使い分け解説

「および・ならびに」「または・もしくは」の意味と使い分け解説 日本語の接続詞「および」「ならびに」「または」「もしくは」は、複数の物事を並列的につなぐ役割があります。これらの接続詞は、ビジネス文書、法

校正者の未来は明るい？仕事の拡がりに向けた取り組み

校正者の未来は明るい？ 仕事の拡がりに向けた取り組み 校正の仕事は、発注者からの依頼があって初めて仕事が発生するのものです。校正の仕事があって、そこから何かが生み出されるということはありません。この状

定量化で校正の仕事が変わる！見える化で得られるメリットとは？

定量化で校正の仕事が変わる！見える化で得られるメリットとは？ 定量化とは、一般に質的にしか表せないと考えられている物事を、数量で表そうとすることを言います（参考：三省堂大辞林 第三版）。数値化と考えれ

校正の依頼を受けるとき・納品するときに知っておきたい確認ポイント

校正の依頼を受けるとき・納品するときの知っておきたい確認ポイント 「校正をしてください」と依頼された場合、どのような作業をすればよいでしょうか。「校正」と一言で言っても、誤字脱字、日本語表現、事実関係

正しい照合の仕方［原稿とゲラの比較のしやすさを追求する］

正しい照合の仕方［原稿とゲラの比較のしやすさを追求する］ 照合（しょうごう）とは、合っている（同じもの）かどうかを比べ合わせてみることをいいます【出典：新明解国語辞典（第8版）三省堂】。 業界や職場に

文章を添削する目的と手順［基本フローとチェックポイントを実例解説］

文章を添削する目的と手順［基本フローとチェックポイントを実例解説］ 校正や校閲ではない「添削」は、ただ文章を正すだけでなく、その文章を書いた人の文章力向上につなげる必要のある高度な技術です。テキストを

原稿やゲラに校正指示を入れる人は知っておきたいNGな赤入れ・適切な赤入れ

原稿やゲラに校正指示を入れる人は知っておきたいNGな赤入れ・適切な赤入れ 校正指示とは、文字通り、文章のチェックをしている際に、修正を必要とする箇所に赤入れすることです。 ときに赤入れの際には校正記号

「活かす」と「生かす」の意味と違い［例題で使い分けポイントの解説］

「活かす」と「生かす」の意味と違い［例題で使い分けポイントの解説］ 「いかす」という語には、「生かす」「活かす」という2通りの漢字表記があります。 基本的には「生かす」を使えば間違いにはなりませんが、

校正の「校」の意味とは？［語源や由来をわかりやすく解説］

校正の「校」の意味とは？［語源や由来をわかりやすく解説］ この記事では、「校正」でなぜ「校」の漢字が使用されているのか、語源や由来を探りわかりやすく解説しています。 ［記事作成にあたっては、以下の書籍

時間効率的な文章術［文章を書くときの準備と心構え］

時間効率的な文章術［文章を書くときの準備と心構え］ ビジネスシーンは、メールをはじめ企画書、稟議書、営業資料など、文章を書く場面にあふれています。そんな中で「文章を書くスピードが速い」というのは、仕事

沿う（沿って）・添う（添って）の意味と違い［使い分けのポイント解説］

沿う（沿って）・添う（添って）の意味と違い［使い分けのポイント解説］ 「沿う」と「添う」は、似たような意味を持つ言葉です。明確に使い分けが可能な場合もあれば、両方の漢字が使える場面もあります。 たとえ

Excelの列や表を並び替えて校正作業を効率化する

Excelの列や表を並び替えて校正作業を効率化する ・Excel原稿と校正ゲラを見比べる・Excel原稿と文書や資料を見比べる・Excelの列や表を自由に並び替えたい このような場合に効果的な方法を紹

「断つ」と「絶つ」の違い［意味と使い分けのポイント］

「断つ」と「絶つ」の違い［意味と使い分けのポイント］ 「断つ」と「絶つ」は、どちらも「切り離す」「やめる」という意味を持つ言葉です。両方とも同じ意味を持つため、両方の漢字が使える場面もあります。 たと

校正作業の進め方［校正の流れと種類］

校正作業の進め方［校正の流れと種類］ 原稿が執筆されてから出版されるまでの間にはさまざまな工程があります。校正もそのひとつですが、具体的にどのタイミングで行われるのかご存じでしょうか。 この記事では、

箇条書きの効果的な使い方［文章を効果的に伝えるポイント］

箇条書きの効果的な使い方［文章を効果的に伝えるポイント］ 「とりあえず箇条書きでいいよ」と言うことがあるように、ともすると箇条書きには「簡易なもの、きちんと人に見せるには足らないもの」というイメージが

校閲の仕事について解説［練習問題で学ぶ］

校閲の仕事について解説［練習問題で学ぶ］ 「校正」と「校閲」の定義は明確に定められているわけではなく、会社や人によって認識が違うことがあります。「校正」は素読み・「校閲」は事実確認（ファクトチェック）

「夏季」と「夏期」の違いと使い分け［夏の季節か夏の期間］

「夏季」と「夏期」の違いと使い分け［夏の季節か夏の期間］ 「夏季」と「夏期」は、どちらも『夏』の漢字が付き読み方も同じです。意味も似たようなものであることからどちらを使っても問題ないと思われがちですが

「色々」と「様々」の違いと使い分け［3つの用法で簡単解決］

「色々（いろいろ）」と「様々（さまざま）」の違いと使い分け［3の用法解説］ 「色々」と「様々」は、どちらも「種類が多い」という意味で使われます。同義語となるため、言い換え可能な場面も多いです。 どちら

地図の校正をするときの手順とポイント

地図の校正をするときの手順とポイント 地図を校正するにあたっては、確認すべきポイントが多数あります。一度にまとめてチェックしようとすると漏れが生じるので、ひとつずつ確実に押さえることが重要です。 この

「下さい」と「ください」の使い分け［意味を理解して表記揺れをなくす］

「下さい」と「ください」の使い分け［意味を理解して表記揺れをなくす］ 「下さい」と「ください」は、文章を作成するときに非常によく使われる言葉です。漢字かひらがな、どちらがいいか迷んだことがあるかもしれ

論理的な文章の書き方のコツ［NGワードと改善例］

論理的な文章の書き方のコツ［NGワードと改善例］ ビジネスメールや企画書・報告書などのビジネス文書、小論文やレポートなどを書く際に、「論理性」は非常に重要です。論理的な文章は説得力があり、書き手の信頼

大阪で校正会社や校正者を探す［安定的に仕事を依頼する方法］

大阪で校正会社や校正者を探す［安定的に仕事を依頼する方法］ 出版社や新聞社、印刷会社は東京に多いイメージですが、大阪にも大小含めれば意外と多くあります。校正会社も東京と比べれば数は少ないですが、いくつ

「混ざる」と「交ざる」の違いと使い分け［練習問題で学ぶ］

「混ざる」と「交ざる」の違いと使い分け［練習問題で学ぶ］ 「まざる」という語を漢字で表記する場合、主に「混ざる」または「交ざる」という字が用いられます。同じような意味のため使い分けで迷うことも多いと思

「行程」と「工程」の意味と違い

「行程」と「工程」の意味と違い 行程と工程は、両方とも「こうてい」と読みます。どちらも同じような状況で使用されるため、使い方で迷うことも多いと思います。 何となくわかっている方も多いと思いますが、明確

文章を読みやすくするために校正者が考えること［例文解説］

文章を読みやすくするための校正者が考えること［例文解説］ 校正の作業においては、文章表現に対して指摘を出すことがあります。たとえば主語と述語のねじれを正す、指示語が表す対象を明確にする、読点の位置を変