今週もご苦労様でした。土日連休をお楽しみ下さい・・・。
米国市場で「100万ドル投下」を進めています。先物やオプション類のレバレッジ投資は不要です。
私は、2022年の取り組みの中で、次の事を宣言して実行しています。 1.新規資金を米国株式の購入へ投下しない 2.新規資金に「配当等の再投資は含まない」 3.新規資金に「税の還付金は含まない」 4.新規資金に「保有株の売却金は含まない」 5.配当金、分配金の受け取りに重点を置く。
11/30「既存ワクチンの効果が著しく低下」報道で株価急落【速報】
東京市場の午後場の段階で、米医薬品モデルナのステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)が、次の警告を発したとの報道があり株式市場が急落しています。アジア市場が開いている時間帯は、欧米では深夜から未明となります。何でまた、深夜帯にこのような時節柄の敏感な発表をするのか?...
バイデン米大統領の「現時点で、オミクロン型の感染拡大に伴うロックダウン(都市封鎖)は考えていない。」、「ワクチンが必要になれば、あらゆる手段を使って開発や供給を加速する。」発言で心理的な懸念が後退した模様です。 指導者が前面に打て出て、難局を受け止める姿勢を示すことはと...
11/29 ダシに使われた「岸田首相の臨時会見」(日本株、速報)
日経平均株価は、午前の終場には売り方の買戻しで対前営業日の終値付近まで戻しました。しかし、13時30分頃に行われた、岸田首相の『新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」を巡る水際対策について「外国人の入国を30日から全世界を対象に禁止する」会見』が、売り方の日本株...
まずは、29日(月)における新型コロナ変異株(名称 : オミクロン株)に関して、思うところを一献すると・・・。 数時間後に迫る一大イベント 数時間後に迫った東京市場のオープニング、盛大な宴が催されようとしています。南アフリカ医師団から「新型コロナ変異株は感染力は強いが、...
南アフリカ発の新型コロナの変異株報道 『南アフリカで新たな新型コロナ変異株が出現・・・』。今週は最後の最後でメガトン級の激震が世界の金融市場を直撃して、資産価値を大きく棄損させました。 私は、金曜日未明、配信記事を目にした時、ここまでの騒動を全く想定できませんでした。何...
毎朝、円/ドルの為替動向だけをチェックする方なら、突如として「2円を超える円高」となっている事実にビックリ仰天されたことでしょう。 「何が起こったのか?」と問われても答えようがありません。何故なら、今、世界中で何も起こっていないのです。「南アフリカで新たな新型コロナ変異...
降って湧いた『南アフリカ発、新型コロナ変異ウイルスの検出』 南アフリカで新型コロナウイルスの変異ウイルスが検出されたと各種報道で全世界に瞬く間に伝わり、世界的な感染拡大への懸念から投資家心理が弱気に傾いたようです。ここ数日の間、株式市場は話題性がない環境下に置かれていたの...
11月25日(木)は米国の感謝祭の祝日で、NY株式市場とナスダック市場は休場でした。また、26日はアメリカ東部時間の午後1時(日本時間翌朝3時)に取引が終了する『半日の取引時間』となります。 米国の株式市場が休場であれば、他国の株式市場への参加者も減少して、取引額が縮小...
時間経過と共に戻り基調に引き寄せるパワーはNY市場の真骨頂の最たるもので、本日も崩れそうで崩れない底力を感じました。ダウ平均は値下がり、ナスダックが値上がる展開は、前日と正反対(前日 : ダウ平均↑、ナスダック↓)の結果でした。まさに、目先換えの番勝負です。 円/ドルの為...
11/24 「ダウ平均が上昇、ナスダックが下落」の番勝負・・・
昨日は「ダウ平均が下落、ナスダックが上昇」となっていたので、今日は「ダウ平均が上昇、ナスダックが下落」の番でした。まさに株屋用語の『目先を変えるための循環』です。 ハッキリ言って、今、株式市場には『新鮮な話題が不足』している状況です。が、しかし、それでもNY株式市場へは...
本日の午前11時過ぎ頃に、遂に円/ドル為替相場に新しい転換が訪れました。大きな壁となっていた節目の115円台を突破、今のところ次の壁となるものが見当たらず、一気呵成に駆け上るかもしれません。 米国にとってはドル高、日本にとっては円安、本国以外で収益を上げ、自国通貨で収支...
市場終了までの残り10分間位でしょうか? 8千ドル超で推移していたMyポートフォリオ評価益が28ドルまで急減。これは下げ始めた株価指数に対して、一斉にコンピュータが『株売り』で稼働したものと思われます。もちろん、このスイッチを直接押したのは「米国10年物債券の利回り上昇」...
11/22 ETF組込比率に応じた銘柄の評価額と保有個別銘柄の評価額との合算(ベスト30位)他
毎度の如く、唯漠然とETFへ資金を投下するだけでは心もとないので、① ETFに組み込まれている個別銘柄を組成比率から逆算して時価総額を抜き出し、② 個別銘柄の時価総額を加算したものを作成して、ポートフォリオ全体を見渡すため、下図リストを自動生成しています。 個別銘柄を加算...
ETFの週間動向 今週、ナスダックに属するハイテク系企業の株価はしぶとく踏ん張っていたのですが、ダウ平均に組まれている景気敏感銘柄は軟調な展開に終始しました。その影響がETFにも直撃して、ナスダック100指数の「QQQ」「SPYG」はしっかり、エネルギーの「XLE」と金融...
11/20 コロナ禍の再拡大懸念、株価方向性がマチマチ・・・
今日のNY市場は、原油銘柄の株価下落が全体の重しとなり、「ダウ工業株30種平均は3日続落」となりました。反面、長期金利低下を受けて「ナスダック総合株価指数は続伸、連日で過去最高値を更新」しました。 なお、ボーイング株は、中型機787に新たな不具合が見つかり、出荷再開の遅...
11/19 阿里巴巴集団(アリババ グループ)ショックが市場を襲う・・・
中国企業最大手の一つである阿里巴巴集団(アリババ グループ)の利益創出力への懸念が高まり、同社株式ADRがNY市場で派手に売り込まれ、株式市場全体が重ぐるしい展開で始まりました。 しかし、このような時は「GAFAMやハイテク銘柄に資金を集めて跳ね除ける」のがNY市場の通...
11/18 ビザ株が下げを牽引して、3大平均株価が下落・・・
3大株価指数は、利益確定の売りに押されて失速し下落となりました。米10年物金利は前日の高値から急落、一転して円高・ドル安傾向に傾きつつあります。行ったり来たりと忙しいことですが、流れにうまく乗りさえすれば利が乗り易いのも事実です。 注目の10年物金利動向 前日とは打って...
今日もNY市場の3大株価指数は上昇の一途で終わりました。まるで、地球が自転するが如く、最早止まるところを知りません。実績あるオールドエコノミー企業の株式が売られ、実績の乏しい先端企業の株式を保有しさえすれば、評価額が上昇し続ける現象が続いています。この風景は、まさにバブル...
終始どんよりとした株式市場の展開で、週初めから3大株価指数は軟調に推移しました。このような時は、週間をとおして上昇相場とならないことが多く、何か今週は思いやられそうな雰囲気です、外れればよいですが・・・。 10年物米国債券利回りが突如上昇 何の前触れもなく、10年物米国...
11/15 ETF組込比率に応じた銘柄の評価額と保有個別銘柄の評価額との合算(ベスト30位)他
唯漠然とETFへ資金を投下するだけでは心もとないので、① ETFに組み込まれている個別銘柄を組成比率から逆算して時価総額を抜き出し、② 個別銘柄の時価総額を加算したものが下図のリストとなります。 ビザ株(マスターカード株)の勝手気儘な分析 クレジットカードのVISAをご...
今週は、米国10年債券の利回りが1.4%~1.5%台を激しく推移して、ドル安・ドル高が随所に現れた週間でした。金利動向によって株式市場、特にハイテク系銘柄と景気敏感銘柄の上げ下げが厳しかったです。個人投資家の皆さん方は、投機家の株価操作に左右されにくい姿勢で進まれることを...
ハイテク銘柄への見直し買いで3大株価指数は小高く推移、これに安心感を得た「買い資金が更にNY市場へ流入」する『好循環が続いた』ようです。日米ともに、週末にも拘わらずです...。 米ジョンソン&ジョンソンが会社分割 消費者向けを分離 J&J(ジョンソン&ジョンソン)は、会...
本日のNY市場は、株価の上げ下げに関する特段の材料もなく、10年物金利水準が1.57%に近づく中、3日連続で「ダウ平均」が続落しましたが、ハイテク系のナスダックは反発を見せました。次のパターンでは、2に該当します。 ダウ平均株価は上昇、ナスダック総合も上昇 ダウ平均株価は...
11/11 インフレ懸念が強まり、ハイテク銘柄が総崩れ・・・
朝方に公表された「10月の米消費者物価指数(CPI)」が市場予測より大幅に上昇となったことから、改めてインフレ懸念が強まり、中国経済の減速見通しが頭を擡げて来たことから、時間経過とともに3大株価指数は下げ続けました。また、FRBの早期利上が争点に上って来たことから、株売り...
NY市場の平均株価は、上げに上げまくっていましたから、この辺りで一旦、小規模の下げに向かうのが自然です。これを『株価調整』と呼んでいます。特段、下げる原因や要因は全くなく、次の上げに向かうパワーを溜める「踊り場」と考えるしかありません。 この調整期間は、早ければ一日で終...
11/09 インフラ法案可決を好感、今日も3大株価指数が過去最高額を更新
米国議会下院が5日にインフラ投資法案を可決(上院では既に可決済み)したことで、恩恵を受ける銘柄(主に景気敏感銘柄)を中心に買いが続伸。前週末に発表された米雇用統計に後押しされた「景気への楽観論」も相場を支えた模様です。 Myポートフォリオ時価等 株式評価総額は948,6...
11/08 ETF組込比率に応じた銘柄の評価額と保有個別銘柄の評価額との合算(ベスト30位)他
唯漠然とETFへ資金を投下するだけでは心もとないので、ETFに組み込まれている個別銘柄を組成比率から逆算して時価総額を抜き出し、個別銘柄の時価総額を加算したものが下図リストとなります。今週は時価総額が上昇したので、順位変動も激しくなっています。 テスラ株 テスラ株は、私...
11月入りの今週は、3大株価指数が共に過去最高額で終了となりました。前週の金曜日(29日)、取り引き終了間際に怒涛の株価上昇となり、今週の動向を注視していましたが、ほぼ予測どおり株高の展開となったことは、素晴らしい事でした。 週別・月別の投資状況分析リスト ETFの週間動...
新型コロナワクチンが世に忽然と現れてから大分と月日が経過していますが、未だ隠然とした陰のパワーを持っていることは何一つ変わっていません。人類は自前の製薬で新型コロナウィルスに打ち勝つべく奮闘していますが、今一つ決定打に欠けるのが事実です。 しかし、世界の名立たる製薬企業...
11/06 コロナ飲み薬と良好な雇用統計で、株価が吹き上がる
朝方に発表された「10月の米雇用統計」で雇用者数の増加幅などが市場予想値を上回った。更に、製薬大手のファイザーが、開発中の新型コロナウイルス向け飲み薬の投与により、入院や死亡するリスクを約9割方減らせたとの臨床試験(治験)データを公表しました。早ければ、今年中にも米国内で...
11/05 ナスダックは9日続伸、S&P500種も6日続伸...
米英で長期金利が急低下 本日は、米国債10年物債券が買われ、米長期金利が一時1.50%と前日終値(1.60%)から大幅に低下しました。前日、FRBのパウエル議長が会合後の会見で「利上げに慎重な姿勢を強調」したこと、英国イングランド銀行(中央銀行)は4日、市場の利上げ観測に...
11/04 FRBの筋書きどおり、3大株価指数は盤石・・・。
3日、米連邦準備理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)で、株式市場の予想どおりにテーパリング(量的緩和の縮小)開始を決めました。更に、利上げには慎重の上に慎重姿勢を維持したことで、NY市場では買い安心感が広がった模様。何もかも、FRBの筋書きどおりに事が運ばれ...
定番の解説フレーズ 今日も3大株価指数が過去最高額を更新しています。連日の株価上昇となり、次のようなフレーズの使いまわしが可能になっています。 「市場予想を上回る米企業決算の発表が相次ぎ、米景気の底堅さを意識した買いが優勢でした。引き続き、景気敏感株が買われ、幅広い銘柄が...
11/02 『今日も3大株価指数が過去最高値を更新』しかし、もう驚きません...
月替わりで早や11月入りとなりました。今年も残すところ2カ月です。日本の衆議院選挙の結果が「与党の圧勝、野党の惨敗、中道勢力の躍進・・・」です。投資家にとって最高の組み合わせが用意されました。先進国にとってもプラス要因で米国市場へも恩恵が見込まれます。しかし、最後の仕上げ...
11/01 ETF組込比率に応じた銘柄の評価額と保有個別銘柄の評価額との合算(ベスト30位)他
ETFに組み込まれている個別銘柄を組込比率から逆算して時価総額を抜き出します。更に、個別銘柄の時価総額を加算したものが下図リストになります。今週は個別株件数と時価総額が上昇したので、順位変動が激しくなっています。 ロッキードが2位に躍り出る 何と、防衛産業のロッキードが...
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今週もご苦労様でした。土日連休をお楽しみ下さい・・・。
代わり映えしない市場故、データのみ掲載します。
米国時間の30日朝、「8月のADP全米雇用リポート」が発表されました。非農業部門の雇用者数が前月に比べ17万7千人増に止まり、市場予想(20万人増)を下回った模様です。更に、2023年4〜6月期の国内総生産(GDP、改定値)は前期比年率2.1%増と、速報値(2.4%増)か...
29日発表の「7月の米雇用動態調査(JOLTS)」で非農業部門の求人件数は882万7000件(市場予想は946万5000件)と、2021年3月以来の低水準となりました。更に、8月の米消費者信頼感指数が106.1と、市場予想(116.0)以下となりました。 9月FOMC、1...
米金融大手のゴールドマン・サックス・グループは、円貨の対ドル相場について、「日本銀行がハト派的な姿勢を堅持すれば、30年余り前の水準まで円安が進む可能性がある」との見方を示しました。 ポイントは、日本政府の為替介入の有無だけ・・・ 同社のストラテジスト(投資銀行や証券会...
25日、恒例の米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が開かれ、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が予定どおり講演しました。それも『積極的なタカ派的内容』そのもので、「我々は必要ならば、追加利上げの用意がある。」と年内の追加利上げの可能性を...
ここまで来ると何をか況やです。ちょっとしたキッカケから、連想的に上げにも下げにも相場の方向性が突然変異しやすくなっています。 「半導体のエヌビディア効果」があっという間に消えてしまったようです。『ニュースで買って、事実で売り』の格言どおりでした・・・。 本日の株売りは、...
23日に発表された「8月の米購買担当者景気指数(PMI)」が50.4(好不況の境目は50)に低下して、半年ぶりの水準に落ち着いたことで、米金融引き締めが長引くとの過度の懸念が和らいだようです。 結果、米10年債への売りが一服して、米長期金利の急上昇が収まり、一時、前日比...
相場報道の主流が「株下げ」に傾いて来ているので、これでもかと云う位にゴロゴロと悪評が湧き出て来ます。皆さん、話題性を強調して生活費を稼がなくっちゃいけないので...。 米地銀のレーティング格下げ・・・ S&Pグローバル・レーティングスは21日、資金調達コストの上昇による...
週始めですが、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの懸念が依然として根強く、「株売り優先志向」が続いています。米長期金利は一時15年9カ月ぶりの前週末比0.10%高い(債券価格は安い)4.35%を付けました。こうなると、株式の相対的割高感が強く意識されま...
ご承知のように、米国で進行しているインフレは資産や通貨価値を減じるデメリットがあります。しかし、負債を抱えている場合、通貨価値の減少と共に負債状況も減少していくので、金利というものを負債を負っている側が資産側に差し出すことでバランスを取ります。 資産側から見ると『金利と...
今日も米国における利回り高、金利高が鮮明になっています。米30年債利回りは4.426%に上昇(債券価格は下落)して、2011年6月以来、約12年ぶりの高水準を付けています。そして、米30年固定住宅ローン金利が7.09%まで上昇。こちらも2002 年以来、約21年ぶりの高水...
とうとう節目の145円台/ドルを軽々と超えてしまいました。米連邦準備理事会(FRB)は、午後から「7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨」を公開しました。その中身がセンセーショナルであったことから、米株が売られて沈んだのです。 グルーっと回って元の位置へ「...
8月15日に発表された「7月の米小売売上高」は、市場予想(0.4%増)を楽々上回る前月比0.7%増の好結果でした。依然として、米国消費動向は力強さを保っていることが証明されたのです。 しかし、このような良いニュースは、今や(米追加利上げ観測を強める)悪いニュースと受け止...
中国経済に関しては、かなり以前から「不況突入」や「バブル崩壊」が囁かれています。中国政府の高官からも「中国経済はバブルか否かの問題ではなく、いつまで持ち堪えられるかだ。」的な発言が欧米マスコミで常態化しています。 バイデン政権が「中国には米国半導体を使わせない」主義主張...
「1ドル=145円台の円安、1バレル=83ドルの原油高、岸田政権のかっぱらい体質と国民<組織ベッタリ思考、中朝>日本の生い立ち」から、旅先の関西圏において1ℓ=179円でレギュラーガソリンを給油しました。世間では200円突破が論じられているところですが、思った程「値上げされ...
11日朝、7月の「米卸売物価指数(PPI)」が発表されました。上昇率(前月比0.3%上昇)が市場予想(前月比0.2%上昇)を上回ったことで、再び米国のインフレ猛威が意識され、米長期金利が上昇(一時、前日比0.06%高い4.17%)・・・。 結果はお決まりの「ハイテク株売...
原油価格の先行き見通しは、その筋のプロであっても難しい。簡単に予測できるなら、金儲けに誰も苦労しません。著名紙に投稿する原油価格に精通しているアナリスト達は、いずれも誰かが「その者のケツを持っている」のが通例で、そのお返しに「ケツを持ってもらっているグループ、団体へ気兼ね...
米国債の格下げ騒動以降、米国債への売りが留まることを知らず下落し続け、遂には「米30年物固定金利が7.09% 22年ぶり高水準に迫る」状況まで逼塞して来ています。 この金利水準では住宅ローン借り入れを一時延期する「住宅一次・二次取得者」がワンサカ溢れてしまって、経済波及...
昨日、米物流大手「イエロー・コーポレーション」が自力再建を断念したとの報道を紹介しました。トラック運転手3万人を抱える大手企業です。 本日は、更に規模の大きい「米物流大手UPS」が四半期決算を発表、意に反して『米消費の減速』が響いた模様です。採算面では大幅な賃上げが足を...
週明けの東京外国為替市場では、前週の米国経済データから「利上げ継続の見通しが強まり」、更に日本銀行の新体制が「暫く、黒田旧体制路線を歩むだろう」との思惑が重なって、深夜帯のNY外国為替市場では、株式市場終了後に134円台半ばまで円売り・ドル買いが見られています。 安定し...
ブルムバーグ紙の報道によると、3月の銀行預金の引き出し騒動以降、米ブラックロック社ファンドへの資金純流入額が大きく拡大していることが判明しました。同社の運用資産は1-3月(第1四半期)に9兆900億ドル(約1210兆円)に拡大しています。米銀数行の破綻を受けて、同社のファ...
米大手銀行JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、投資家向け会合では「ハリケーンはすぐそこにある」と発言するなど、米連邦準備理事会(FRB)による量的引き締め、ウクライナ紛争といった「経済の波乱要因」に備えるよう訴え続けています。先行きの不...
ご心配をおかけし心苦しく思います。お客様には丁寧に説明して参ります NHK報道によると、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、金融グループのクレディ・スイスが発行した「AT1債」と呼ばれる社債、およそ950億円分を日本国内の富裕層などに販売していたところ、クレディ・スイス...
13日に発表された「3月の米卸売物価指数(PPI)」が、ここ数日間の相次ぐ直近データ(12日のCPI等)と共にインフレ鈍化傾向を示したので、「インフレ圧力が緩和している兆候」と捉える関係者が増加しています。 更に、同日発表の「週間の米新規失業保険申請件数」も市場予想を上...
米連邦準備理事会(FRB)は3月21─22日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公開しました。 議事要旨の『脚注部分』に、12地区連銀のうち4連銀が0.25%ポイントの利上げを望んでいなかったことが記載されています。報道によると「4地区連銀が利上げ停止を望...
前週末発表の「3月の米雇用統計」がほぼ市場予想通りとなり、米国の景気懸念が和らいだことから「景気敏感株」や「消費関連株」への買戻しが続いています。 あと一回程度の利上げ(0.25%)を経て利上げが停止となり、インフレ度合いの監視を続ける一部ですがFRB高官の意向が漏れ伝...
前週末に発表された「3月の米雇用統計」を受け、事前見込み値と大差なかったことで、懸念されていたアメリカの景気悪化への過度な懸念が和らいだようです。 しかし、その副産物として『インフレという怪物も未だ健在』となっているので、本日の米株式市場は、5月初旬に開催されるFOMC...
続編として続けますと、購入に掛かる「取得為替レート」を証券会社(例題はSBI証券)のWEBページで公開しているデータを基にして、簡単に取得する方法をお知らせします。なお、あくまで推計なので「参考程度」に留めておいて下さい。 4/10【番外編】株価と為替レートで収益額・損失...
2022年10月20日、外為市場で終値の最高値150.16円/ドルを記録しました。以降、翌日に高値151.94円/ドルを記録したのが最後、再び150円/ドルを超えることはありませんでした。暫くは、訪れて来ないでしょう・・・。 これより、日銀の為替介入もあったこと、米金利...
先日の「3月の雇用統計」示されたデータは残念ながら期待外れでした。市場予測値より悪いデータ値となって、「利下げ」をサポートできるかもしれない、との淡い期待も打ち砕かれてしまいました。週明け以降、これといったデータ類の開示・公表がないので、例の「FRB高官の呟き節」を効きな...
米国の3月7日(金)は聖金曜日であり、「連邦の祝日」とはなっていませんが「州の祝日」に多くの州で定められているため、主な証券市場が休場となっています。この日は「3月の米雇用統計」発表日となっていたこともあって、日本時間の午後9時30分頃、次のように公表されました。 非農業...
今日の米国株の論評は次のようなものです。GAFAM銘柄の上昇、消費財系銘柄の下落が発生しているので、ほぼ定番文書で文中の「銘柄名」を入れ替えるだけで仕上がる出来栄えです。 「米長期金利の低下を受け、相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のGAFAM株が上昇。ソフトウ...
2021年後半から「物価高が続いている米国経済」なのですが、パウエルFRB議長は『インフレは一時的な現象』との読みに固守し続けて金利引き上げを放置したことで、高止まりだけではなく更に高騰し続ける始末。慌てて0.5%の利上げを行い、認識を新たにしたのは2022年3月からです...
現地時間の4日、米労働省が発表した2月雇用動態調査(JOLTS)によると、求人件数が993万件と2カ月連続で減少。1000万件を下回るのは2021年5月以来、『約2年ぶり』となり、1050万件程度を見込んでいた市場予想をも下回りました。 また、見方を変えると、1人の失業...
2日、サウジアラビアは「5月から2023年末にかけて日量50万バレルの原油を自主的に減産する」と発表しました。中国の経済活動が活発化する兆しが既に表れ始めていることもあって、原油価格は「産出量減少と消費量増加のダブルパンチ」の追い風が強まり、今後、高値安定的に推移すると見...
3日営業日連続の米国株高で終結しました。『終わりよければ全てよし』です・・・。 米投資信託協会(ICI)のデータでは、3月29日までの1週間で約660億ドル(約8兆8000億円)が米マネー・マーケット・ファンド(MMF)に流入した模様です。資産残高は「5兆2千億ドルに達...
米国株の予想変動率を示すVIX(恐怖指数)は、29日に「19.12」、29日に「19.02」と、米地銀シリコンバレーバンク(SVB)の経営危機が表面化した3月9日より前の水準まで(回復)低下しました。このVIXは、「米S&P500種株価指数のオプション」から算出する仕組み...
本日も恒例の「地銀売り」が、寄り付き後の1時間程は見られたようです。しかし、下がった分だけ下値をホイホイと拾われ、売買出来高もそれほど増加せず、売り方も意気消沈...。今日は早々と退散したようです。代表的な地銀銘柄「First Republic Bank (FRC)」の1...
先週までファンド等が取り組んでいた「銀行株や保険株などの景気敏感株の売り + ハイテク株の買い」が巻き戻され、今週に入ってからは「10年債券の売り(利回り上昇) + ハイテク株の売り」が顕著に市場へ現われています。今や米国株において、GAFAM銘柄は所謂『ディフェンシブ銘...