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fpdの映画スクラップ帖 https://fpd.hatenablog.com/

名作に進路を取れ!をサブタイトルに、外国映画・日本映画の新旧作品の感想をアップしています。映画を劇場で見始めた1970前後の映画には思い入れが強いです。NetflixのCC(英語字幕)で、英語表現などのヒアリング力アップに挑戦中です。

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2021/04/23

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  • 映画「はたらく細胞」(武内英樹監督、2024)無数の細胞の活動を実写化。

    映画「はたらく細胞」(武内英樹監督、2024)は人間の体内の細胞たちを擬人化したところが斬新な設定がユニークで見どころだった。最終興行収入が63億円を突破し、ワーナー邦画史上歴代1位の興収となった。武内英樹監督作品としては、これまで最高興収だった「テルマエ・ロマエ」(2012/59億8000万円)の記録を更新した。 テレビアニメ化もされた同名漫画を実写映画化。エスカレーターなどに密集した膨大な数の細胞の動きなど見たこともないような映像に圧倒される。 ある人間親子の体内世界ではたらく細胞たちの活躍と、その親子を中心とする人間世界のドラマを並行して描いている。 映画は、人間の体内には37兆個もの細…

  • 【コーヒーブレイク】Kino Films:的を得たいい名前だな♪(笑)。

    映画館で映画を見ていると、最初に製作・配給会社のロゴが出るが、最近「Kino Films」というロゴをしばしば見かけるようになった。Kinoというのはドイツ語でシネマのことなので、一見すると「Kino Films」は”シネマ映画”とダブっているように思える。映画関係を考えると名前がいい。 しかし、よくよく見ると、このKinoは「木下グループ(Kinoshita Group)」傘下の映画製作・配給会社「キノフィルムズ」(英: Kino Films Co., Ltd.)のKinoであったのだ!(笑)。 「木下グループ」というと、昔から「木下工務店」が有名で住宅関係の会社というイメージだった。 とこ…

  • 映画「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」(原題:The Apprentice、2024)を見る。

    映画「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」(原題:The Apprentice、2024)を見る。頭皮とお腹のでっぱりの手術も含めてかなりリアル。 成功を夢見る20代のトランプがトップに成り上がるまでの道のりを描いているが、演じている「キャプテン・アメリカ」シリーズのセバスチャン・スタンが、外見のほか、声のトーン、語り口など本物そっくり。原題は「見習い」の意味。 監督は「ボーダー 二つの世界」(2018)がカンヌ国際映画祭「ある視点部門」のグランプリを受賞したアリ・アッバシ。トランプへ幾度もインタビューを行った政治ジャーナリスト、ガブリエル・シャーマンが緻密なリサーチのもと脚本を書き上…

  • 【ドキュメンタリー】「サウンド・オブ・007」(原題:Sound of 007, 2022):007シリーズ60周年。

    「サウンド・オブ・007」(原題:Sound of 007, 2022)は、007シリーズの音楽に特化したドキュメンタリー作品。2022年に60周年を迎えた「007シリーズ」は25本(別のスタジオが製作した2作品を除く)。 第1作目「ドクター・ノオ」から最新作「ノー・タイム・トゥー・ダイ」まで、作曲秘話や主題歌エピソードが関係者から語られる。とくに初期作品でその成功に多大な影響のあったジョン・バリーという天才作曲家の偉大な功績に関してのシーンが多い。 映画でイントロから引き込まれるボンドのテーマが流れる時のワクワク感。主題歌を担当するのはその時々のトップアーティストで、ポール・マッカートニーや…

  • 映画「ピンクのルージュ」(原題:Tigers in Lipstick、1979)艶笑オムニバス。モニカ・ヴィッティ、シルヴィア・クリステルなど。

    映画「ピンクのルージュ」(原題:Tigers in Lipstick、1979)は欧州セクシー女優4人、シルヴィア・クリステル、モニカ・ヴィッティ、ウルスラ・アンドレス、ラウラ・アントネッリが各々2話に主演した艶笑オムニバス・ドラマ。当時の人気女優が出演しているが、全く知らない映画だった。 監督はルイジ・ザンパで、この作品が遺作となった。作曲家カルロ・ルスティケリ、リズ・オルトラーニなどの映画音楽作品を通じて知られるが、40本近い全作品中、日本で公開されたのは10本以下と未公開作が多い。 【第1話「アラブ人」】 マダム(シルヴィア・クリステル)は、釣り竿の先に自分の裸の写真(エマニュエル夫人の…

  • 映画「マッドマックス:フュリオサ」(原題:Furiosa: A Mad Max Saga、2024):「怒りのデス・ロード」の前日譚。

    映画「マッドマックス:フュリオサ」(原題:Furiosa: A Mad Max Saga、2024)は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の前日譚となるストーリー。「デス・ロード」で清浄な水と作物に恵まれたシタデルの大隊長となる女戦士フュリオサが「帝国の将軍(インペラトル)」と呼ばれるまでの成長、生き残りと復讐を描くスピンオフ映画。緑と暴力の極端な対比が映える。 若きフュリオサ(アニャ・テイラー=ジョイ)がのちのシャーリーズ・セロン演じるフュリオサへとつながっていく。この映画の見どころは、迫力あるカーバトル・シーン。 ワイヤーアクションやCGも使っていると思うが、車が宙に飛び、人間も翔ぶ大迫…

  • 映画「国宝」(李相日監督、2025)を見る(原作・吉田修一)。今年度邦画ベストワンか。

    映画「国宝」(2025)を見た(松竹系シネコンMOVIXさいたま)。李相日監督は「悪人」「怒り」に続いて吉田修一の小説を映画化。上映時間は3時間近い175分と長尺だが、歌舞伎世界の舞台と裏側が見られまったく飽きさせない。 今年の上半期では邦画のベストワン(個人の感想です)で、年間でもベストワン作品になるかもしれない。2025年第78回カンヌ国際映画祭の監督週間部門出品。 任侠の家に生まれながら、歌舞伎の女形役者として芸の道に人生を捧げた男が「人間国宝」になるまでの激動の50年間に及ぶ人生を描いた人間ドラマ。 歌舞伎はテレビでの襲名披露の口上くらいしか見たことがなかったが、まるで歌舞伎座で「曽根…

  • 映画「ザ・メニュー」(原題:The Menu、2022)を見る。美食テーマの狂気の世界。

    映画「ザ・メニュー」(原題:The Menu、2022)を見る。主演は、最近の映画「教皇選挙」で名演技を見せたレイフ・ファインズと、テレビドラマ「クイーンズ・ギャンビット」や「マッドマックス:フュリオサ」でフュリオサを演じたアニャ・テイラー=ジョイ。 太平洋岸の孤島にある超高級レストランを舞台に、超一流シェフが提供する究極のフルコースを求めてやって来たセレブたちに衝撃のコースメニューが展開されていく様をブラック・ユーモア満載で描く。かなり衝撃的な内容。 料理映画でありながら、登場する料理は美味しそうというより不気味で冷たい印象。セレブたちが孤島の高級レストランに招かれ、料理長による“復讐のフル…

  • 映画「ノックは無用」(原題:Don't Bother to Knock、1952)を見る。リチャード・ウィドマーク、マリリン・モンローのサスペンス。

    映画「ノックは無用」(原題:Don't Bother to Knock、1952)は、監督ロイ・ウォード・ベイカー、出演リチャード・ウィドマーク、マリリン・モンローのサスペンス映画。原作は米国のミステリー作家シャーロット・アームストロングの小説「ノックは無用(原題:Mischief)」。 ホテルの向い側の部屋にひとりの美女の姿を認めた男。彼女は一夜限りのベビーシッターだったが、実は恋人を事故で亡くしたばかりで精神的に不安定な状態にあった。男を死んだ恋人と勘違いした辺りから彼女の行動は次第に不気味なものとなっていく...。 マリリン・モンローがナーバスなベビーシッターに扮したB級スリラー。「卒業…

  • 映画「変な家」(2024)を見る。ミステリー・ホラー。

    映画「変な家」(2024)を見る(DVD)。原作はウエブライターでYouTuberの雨穴(うけつ)氏のYouTube動画と小説。間取りの謎解きから始まり、家族に隠された恐ろしい真実へと展開していくミステリーホラー映画。 不気味な間取りや儀式の描写、そして衝撃的なラストシーンが強い印象を残している。ミステリーやホラーが好きな人にはたまらないかも。 <簡単なあらすじ>オカルト系YouTuberの雨宮(間宮祥太朗)は、マネージャーの柳岡(DJ松永)から、購入予定の一軒家の間取りに不審な点があると相談を受ける。 雨宮は設計士でミステリー愛好家の栗原(佐藤二朗)と共に調査を開始する。間取り図を分析するう…

  • 【訃報】球界のスーパースター”ミスター・プロ野球” 長嶋茂雄、逝く。89歳。

    巨人の長嶋茂雄終身名誉監督が3日午前、肺炎のため都内の病院で死去した。89歳だった。戦後の球界に彗星(すいせい)のごとく現れ、巨人を不滅のV9へと導くなど、プロ野球を国民的娯楽へと発展させた立役者。数々のドラマと偉業に彩られた日本球界最高のスーパースターの「ミスタープロ野球」がその生涯の幕を閉じた。 1958年、東京六大学の立教大学から鳴り物入りで巨人軍に入団。開幕戦で国鉄のエース金田正一と対戦したが、4打席連続三振という衝撃デビュー。 しかしルーキーイヤーのこの年、本塁打と打点の2冠を獲得し、いきなり新人王に選ばれた。翌1959年6月25日のプロ野球初の天覧試合では、阪神・村山実から劇的なサ…

  • 映画「黒いドレスを着た女」(原題:Hidden Moon、2012、劇場未公開)を見る。

    映画「黒いドレスを着た女」(原題:Hidden Moon、2012、劇場未公開)を見た。メキシコとアメリカ合作によるミステリー・ロマンス。ホセ・ペペ・ボホルケスが監督・脚本を務め、物語は、家族の秘密と文化の違い、さらに運命的な愛を描いている。 タイトルからお気に入り映画「白いドレスの女」のようなサスペンススリラーかと思ったら、肩透かしを食らった。複雑な家族環境を背景にした3角関係を巡るドラマでサスペンスとは無縁だった。 原題の「隠された月」というのが、真実の愛だったというややステレオタイプだったかもしれない。美しい街として描かれるグアナファトというメキシコの風景などが見ごたえがある。演技や脚本…

  • 【コーヒーブレイク】「ドロン祭・恒例オフ会」ブログ友、映画ファン仲間の会食は楽し。

    31日の「追悼ドロン・シネマライブ」は、午前中小雨の中、12時には12:30の開場を待つ参加者の列ができていた。シネマライブは、15:00には熱気と感動で終了。 撮影:べべちゃん そして、その後は恒例のオフ会です。まずは、15:30から「アフタヌーンティー会」を東京交通会館の3階にある喫茶店「ジュン」で開催。 晴れていれば最高だが、あいにくの寒さだった。 予約を受け付けないため、出たとこ勝負(笑)。案の定、店内の席は女性陣4人分のみ確保。男性陣6人は、寒風の中、ものともせず、屋外のテラス席へ。 外のテラス席と店内を往復して抽選くじを配布。 くじ引きの結果をまとめて、ギドラさん提供のDVD、Bl…

  • 【追悼ドロン】シネマライブ・コンサートは大盛況、大感動に渦に。

    「追悼アラン・ドロン シネマライブ」が31日、ライブハウスの銀座TACTで開催され参加しました。これには、われらがブログ友、べべちゃん、八点鐘さん、ぴくちゃあさん、ゆうちゃん、たっふぃーさんらfpdの友人など11人(Ocean's 11 笑)を含めて、65席が満席の盛況ぶりでした。 毎回驚かさるのはバンドメンバー5名で、オーケストラと同様のハイレベルな演奏が行われるということです。担当楽器を奏でるだけでなく、たとえば「冒険者たち」の口笛も見ごとに再現されています。複数の楽器を使いわけるバンドメンバーもいます。 そして、今回は、従来のボーカルの女性に加えて、男性ボーカルも加わって、デュエットも含…

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