『海のふた』よしもとばなな 【感想・ネタバレなし】全編を貫く夏の匂いとまばゆい光に目が眩む、夏が恋しくなる小説。
今日読んだのは、 よしもとばなな『海のふた』です。 ふるさとの西伊豆にささやかなかき氷屋を開く「私」と心に傷を負った少女・はじめちゃんとの夏の日々を描いた爽やかな一夏の小説です。 私は、超インドア派にも関わらず、夏が一番好き!という珍しい人間なのですが、本書は、これから夏を迎える今読むのにピッタリでした! 名嘉睦稔の挿絵も生命力に満ち生々しく、海と夏の匂いを運んでくれます。 それでは、あらすじと感想を書いていきます。 あらすじ おすすめポイント 「まりちゃん」のようになりたい 夏の匂い 今回ご紹介した本はこちら よしもとばななの他のおすすめ作品 あらすじ ふるさとの西伊豆で、かき氷屋をはじめた…
2021/06/30 08:00