読者の方に教えていただいた本です。著者・小谷理美さんのお名前は以前から存じ上げていました。昭和末から平成の新宿・女装バーを題材とした小説のようです。オンデマンドのペーパーバックです。トランスジェンダーの著者が、昭和末から平成の時代に新宿の女装バーへ通った日々の日記小説。性的マイノリティーへの理解が乏しかった時代に、苦しみ、悩みながらも仲間と出会い、自らの心のままに生きてきた体験をもとに書き上げた作品。偏見に満ちた世間の目をかいくぐりながらも、性をトランスすることでバイタリティーをもって、したたかに生きてきた人々がかつて存在したことを知ってほしい。トランスジェンダーサトミの新宿日記トランスジェンダーサトミの新宿日記:-女装バージュネへ通った九年間の日々-