隠居間際のおやじです。何の素養もありませんが 歴史に興味を持ち 今後歴史の本を読んだら 概要と感想をブログに書いていこうと思います。大きなストーリーのある歴史が好きだなあ。。。
19. 昭和史講義3ーリーダーを通してみる戦争への道 を読む
12,18番とシリーズの一冊。加藤高明~鈴木貫太郎まで重要人物14人を戦争に関するリーダーシップに着目して記載している。 12,18番では「世間に流れている説ではこう言っているが研究の結果違っていることが判明している」という面白い点があるがこの本には残念ながらそういったpointはあまり見られない(少しある)。そうなると小説家と比べて学者の筆力が低い点が目立ってしまい残念な1冊。学者先生も頑張ってくださいね。19.昭和史講義3ーリーダーを通してみる戦争への道を読む
12番と同じシリーズの本。昭和史の最先端研究動向を追わず昔の知識で本を書いている「昭和史専門家」がいる、このような状況を正したい、というようなことが前書きに書いてあるが「専門家」はなんとなく17の著者のような気がするなあ。この一連の本は研究としては最先端を行っているのだと思うのだが残念ながら著者(学者)に筆力がない。いくら歴史学者が「我々が正しい。司馬遼太郎は間違っている」と主張しても読者がほとんどいないんじゃ力を持てないよね。また学者の人は書類のみを資料と考えているようだが「昭和史専門家」たちは聞き取り調査も行っている。「聞き取り調査」の内容を「裏打ちする情報が無いから却下」とあっさりしてしまうのは自分たちだけが正しいと考える”学者バカ”であるように思う。 この本は参考書として手元に保管しいつか知識が深まった...18.昭和史講義を読む
半藤一利氏亡き後昭和史でポピュラーなのはこの人かなあ。でも残念ながら本の内容は「後知恵史観」的な感じがして最近の私にはしっくりこない。軍人が悪い近衛がだらしないというのは戦争の結果を見てからならそれがいえるがその前に「なぜそうなったのか?」をもっともっと深く考える必要があるように思う。17.陰謀の日本近現代史を読む
終戦の年昭和20年に起こったことを1月から書いていっている本。1巻から図書館の開架においてなかったので途中から読む。読みやすい文体で内容は面白いが「・・・・という会話があっても不思議ではない」「・・・・と言ったのではないだろうか」等のぞき見週刊誌的な文体部分が結構あるのでこの本を事実のベースとするには無理がある。(紀子様が真子様を叱責しても不思議ではない・・・みたいなやつ)。どこまでが証拠に基づいているのだろうか?まあお話として1巻から読んでみようと思う。16.昭和二十年ー10天皇は決意するを読む
昭和戦前期についての歴史本。この本の著者の主張はプロローグに凝縮されている。「過去は異文化である。異文化には我々の常識とは異なる”当たり前”がある。後知恵で裁くな」という視点から記載されている。まことにごもっとも。今まで昭和戦前期の本は何冊も読んできたがこの著者は一味違う。 また私の中では歴史の中でも特に「昭和戦前ー戦中期」に興味がある。日本のみではなく世界全体についてもいえる。今後この辺りに集中して読もうかな。。。15帝国の昭和を読む
13 ヨーロッパの100年(上・下) 何が起き 何が起きなかったのか を読む
ジャーナリストが1999年にヨーロッパの歴史上重要な事件が起こったところを旅し人々にインタビューして「何が起き何が起きなかったのか?」を語った本。特に印象的だったのが「ドイツ占領下フランスでのユダヤ人虐殺は”ナチスドイツに強制されて起こった”わけではなくフランス人が率先して行動していた」という話。 歴史学者の本ではなく個人の心、経験を主体で記載しており大変面白い。歴史学者からは細かい点で「歴史上の事実が正確ではない」との指摘があるらしいが細かいことはまーいーじゃないか。面白さで勝ち。ただし歴史的な知識がある程度無いと何のことだか分からない可能性あり。13ヨーロッパの100年(上・下)何が起き何が起きなかったのかを読む
この本を読んでいたら娘から「最近”自立”する本を読んでいますな」という指摘を受けたのであった。ゴールデンウイークなので厚めの本を読書中である。1989年と言えば社会人になってしてそれほど経っていない時期であり一連の事件も良く覚えている。が、あれらのことももう”歴史上のこと”になったのだなあと感慨深いものがある。それにしてもベルリンの壁がなくなるなんて想像もしていなかったが数か月の間になくなってしまった。物事が動き出すとあっという間であるということを実感した1年間だったな。でもソ連は「共産主義」という泥沼独裁国家から脱したと思ったらまた「泥棒資本主義国家」になってしまった。変革の時期にどういう人が国をリードしているかが決定的になるのだなあと実感する。13東欧革命1989を読む
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