12 昭和史講義【戦後編】 上・下 を読む
昭和史の本って主張が強い本が多いがこの本は「最近になって大きく進んできた研究に基づき客観的に書かれた本」と前書きに記載がある(ちくま新書)。 確かにそのあたりについてはしっかりしており例えば「日韓戦後認識問題」についても日/韓どちらかに肩入れするような本ではなく「なぜ日韓の認識は異なっているのか?」を資料に基づき丁寧に解き明かしている。「・・・・・という伝説があるが文献としての証拠はない」というような文章もある。内容としては項目が多くて1件に20ページくらいしか割かれていないため興味を持った人は参考文献に上げられた本を読んでくださいという感じである。12昭和史講義【戦後編】上・下を読む
2021/04/29 14:32