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歴史の本を読む https://blog.goo.ne.jp/rekishiwomanabu

隠居間際のおやじです。何の素養もありませんが 歴史に興味を持ち 今後歴史の本を読んだら 概要と感想をブログに書いていこうと思います。大きなストーリーのある歴史が好きだなあ。。。

歴史好き(?)おやじ
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2021/03/15

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  • 7.入門 世界システム分析 を読む

    勉強しようと思って購入した「近代世界システムⅠ」に今のところ手が出ないので”まずは入門編を”と思い題記の本を読む。予想していたよりもずいぶん理解しやすい。上述の本に手が出ないのは私の理解力の問題ではなく私の知識の問題のような気がする。 本は以下の5項目から構成1.世界システム分析の史的起源2.資本主義的世界=経済としての近代世界システム3.国家システムの勃興4.ジオカルチャの創造5.危機にある近代世界システム 著者の主張はとにかく近代は”資本主義”であることで世界がシステム化され西欧中心で動いているというもの。ただこのシステムの寿命が近づいているというのが著者の主張。 ”大きな歴史”はおもしろいので引き続き関連書籍を読む予定。7.入門世界システム分析を読む

  • 6,グローバル化と世界史(東京大学出版会) を読む

    東京大学から出版される予定の「シリーズ・グローバルヒストリー」の第1巻である。作者の羽田正先生は世界史関係の本やwebなどをいろいろ出している有名な先生らしい。この本の内容は「世界史」というよりも「人文・社会科学そして世界史の研究はどうあらねばならないか?」という話が主になっている。どちらかというと研究者向きの内容たとえば「研究費は云々研究体制は云々」という話が多く私の興味からは今一つ。ただ後半にある「グローバルにみると今まで学んできた歴史(世界史)とどう見え方が変わってくるか?」という話は面白かった(第8章)。 一番のポイントは「主権国家というのは昔々からあったものではないからそれを基準に世界史を考えるのはおかしいよ」ということらしい。世界システム論と似たような指摘ですな。 6,グローバル化と世界史(東京大学出版会)を読む

  • 5.新・現代歴史学の名著 (中公新書) を読む

    新じゃない本が1989年に出ておりその続編(?)。重ならないように選択されている。 1.中国の科学と文明:2.文明の生態史観:3.ワイマール文化:4.近代世界システム:5.モンタイユー:6.チーズとウジ虫7.もうひとつの中世のために8.オリエンタリズム9.無縁・公界・楽中世の非農業民と天皇10.定本想像の共同体11.イングランド社会史12.記憶の場13.ファロスの王国14.帝国主義と工業化『1415~1974』15.歴史と啓蒙16.1917年のロシア革命17.敗北を抱きしめて18.近代以降期の人口と歴史     近代以降期の家族と歴史 この中で1)「大きな歴史」が好き。2)植民地主義告発、女性差別告発みたいな話は(歴史学としては)興味が無い。3)趣味的な小さなテーマ(特に社会史)は現時点ではあまり好まない4)「...5.新・現代歴史学の名著(中公新書)を読む

  • 4.ウオーラースティン(講談社選書メチエ) を読む

    「大きな構想がある歴史学が好き」ということで”近代世界システムⅠ”を購入したのだが今の私のレベルでは手が出ない(写真の右端の本)。そこで”近代世界システムⅠ”を読むための予備段階の本として写真の本を図書館で借りてきたのであった。今日は「ウォーラーステイン」を読んだ。ウオーラスティンは世界システム論の創設者であるがその人についての記載はわずかでほとんどは世界システム論の基礎的説明に費やされている。読むと「なるほど」と思うところ多し。世界は一国一国が分かれて成り立っているわけではなく連携したシステムとして成り立っているのだ!というのは当たり前にような気もするがこの理論が出るまではどうも当たり前の考えではなかったらしい。2~3か月で世界システム論関係の本を集中して読んで理解を深める予定。今日のひとこと再版農奴制度(農...4.ウオーラースティン(講談社選書メチエ)を読む

  • 3.東大連続講義 歴史学の思考法 を読む

    東大での講義。歴史学を専門とするわけではない人に対し「歴史学とはこういう考えたかをするものです」ということを説明した本。目次としては下記12項1.歴史に法則性はあるか2.過去の痕跡をどうとらえるのか3.時間をどう把握するのか4.人々の「まとまり」をとらえなおす5.現代社会の成り立ちを考える6.植民地主義と向き合う7.世界像を再考する8.内なる他者の理解に向けて9。当たり前を問う。普通の人々を描く10.「近代の知」を問い直す11.アナクロニズムはどこまで否定できるのか12.「私たちの歴史」を超えて 1~5までは我々が思っている「当たり前」は実は歴史的に規定された一時期のものである。。ということを説明している部分。こういった目を開かされる内容には大変興味がある。 ただその後は私の興味からはちょっと外れるな。「植民地...3.東大連続講義歴史学の思考法を読む

  • 2.「日本」とは何か (網野善彦著) を読む

    有名な著者が「あななたちがこれまで当然と思ってきた”日本”と本当の日本は違うんだよ」ということを力説した本。主要論点1.そもそも「日本」という国号が決まったのは689年に施行された「飛鳥浄御原令」によるものです。よって”縄文時代の日本””弥生時代の日本”などというものはない。日本は「国制」であって少なくとも古い時代は地名ではない。2.日本と東と西はかなり異なった文化をもつ。「日本固有のアイデンティティ」などというものは無い。3。日本は孤立した独特の文化を持つ島国。。。ではない。4.日本=農業が大部分を占める瑞穂の国百姓=農民ではない。 今まで学校他で学んでなんとなく「そうなんだろうな」と考えていたことを次々と打ち壊していく本。網野説には批判もあるようだがこういった「コペルニクス的転換」こそが学問の醍醐味だと思う...2.「日本」とは何か(網野善彦著)を読む

  • 1.椿井文書ー日本最大級の偽文書 を読む

    あ~失敗した。ブログ一発目がこれか。江戸時代に椿井政隆という人が「中世の地図・家系図・城の絵図」などの偽書を作りまくっておりそれが現在も影響して市役所などで「??市の歴史」として公認されてしまっている。。。ということに危機を感じた著者が書いた本。著者の危機意識は強く感じるし面白いのだが新書にもかかわらずかなり専門的な内容(古文等)が書かれており私は本の半分くらいはとばしてしまった。市などもその偽書を本物と考えていろいろな対応を取ってきたため「今更余計なことを言うんじゃない」的な扱いをされているところもあるらしい。2021年新書大賞第3位らしいが世の中には古文書を読める人がそんなにいるのか?びっくりである。1.椿井文書ー日本最大級の偽文書を読む

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  • 歴史の本を読みたい

    隠居間際のおやじが歴史の勉強をしたいなあと思って開始したブログです。とはいえ特に歴史の素養があるわけで無し当面は手当たり次第に歴史の本の読書をしその内容と感想をブログに書くということから始めてみようと考えました。志向としては「大きな構想のある」歴史が面白いなあ。例えば網野善彦が書くような歴史は読んでいるだけで楽しい。あまり専門的な内容にはついていけなのであった。この4月からは週休4日制で働くので図書館に入り浸れる時間も増える。幸せだなあ。。。。歴史の本を読みたい

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