正悟訳 桃は生き生き豊かに膨らみ 「詩経」桃夭(とうよう)祝婚歌 桃は美しく のびのび 華やかに咲き この娘(こ)ここに嫁げば その家栄える 桃は優しく 生き生き 豊かに膨らみ この娘(こ)ここに嫁げば 子孫にぎわう 桃は強く 逞しく 葉は生い茂り この娘...
T君の家庭訪問で朝起きれないという問題が出たので、先ずはT君の夜の生活ぶりを見に行くことにした。 夕食後の午後10時前後を彼はどうやって過ごしているのか。それが朝起きれない問題の解決の手掛かりになるはずである。 早速に出かけた。午後9時30分に彼の家の前に着いた。彼の...
家庭訪問の日、T・H君(以後T君)が一人で私を待っていた。庭に面した縁側に腰を下ろすとT君がお茶を出してくれた。 「先生、僕一人3役をやっています。主人兼、主婦兼、生徒です」 「それは大変だな。・・・このお茶うまいよ」 「隣のおばちゃんが用意してくれました。父は仕事で全国...
いやあ、何でございますね。80代に入りますと失うものばかりですね。 82歳で免許証返納しまして、車を手放しました。車を手放して一番に感じたことは体力の衰えですな。歩いてみてコリャだめだと思いましたね。 歯は悪いは、目がかすむは、物覚えが悪くなるわ。 地位とか役割もと...
先日、贈り物をしたら100歳になる妻の親戚中で一番の年長者の女性から手紙の令状が届いた。 「少し耳が遠くなりましたので、お手紙にしました」と。 達筆な上に文章の確りした手紙に接して久しぶりに感動した。 手紙を公開したいのですが、個人情報が文面一杯に散りばめられているの...
近年よく耳にする言葉に「100年時代」と言うのがある。 それで私の親戚や知人をあれやこれやと調べてみたら、妻の親戚に今年(令和6年)に100歳を迎えた女性がいた。 先日、お返しに津久見蜜柑の「はるみ」を送ったら、お礼の手紙がすぐに返ってきた。 近ごろ耳が遠くなったので...
令和も隠密が大活躍、江戸の隠密との違いは身分が保障されているかどうかだ。 やっている仕事の中身はほとんど同じ。令和は密偵と言った方が良いかも。やはり江戸は忍びの者か間者、だろうな。 相手の弱点を徹底的に洗いざして、それを戦に利用する。戦の始まる前から常時臨戦態勢でここ...
ふじ亭しょうごでございます。毎度つたないお話で恐縮しております。どうぞ、お付き合いのほどを。 今朝ね、いつものように朝一でパソコンにスイッチを入れましてね。切なかったですね。悲しかったですね。 コンビニでゼリー2個を盗み84歳の女性を逮捕 その画面のトップ記事は、4...
高齢者仲間の爺さんがね「3分間ショートショートの落語を創ってみては」なんていったので、根が正直、上に二文字じゃなくて、私の場合は下に二文字が入って、バカ正直じゃなく、正直バカなもんで、すぐに食いついてほんとバカですねえ。 おまけに名前まで付けてくれました。あなたのブログ...
卒寿小論 372 ランドセル重荷を背負うて登下校(教育29)
家がね、小学校の運動場を挟んで目の前にあるものですから、定年退職後20数年子供たちの様子を見続けてきました。 学校の内側から見る子ども達と一歩外からみる子供たちの姿は良い勉強になりますね。 一時期は不登校気味の子供が多く、朝の登校時は運動場側の校門付近は子供たちが繰り...
新聞、雑誌をはじめネットでも100年時代を元気に過ごすための情報であふれています。ヤジウマ根性が強いものですから、すぐにメモをして実行できるものから生活に取り入れています。 中でも、精神科医の和田秀樹先生のお話が興味をひくので関心を持っています。 「足腰や記憶力より先に...
昨日、教え子の郵便局長に会って懐かしく昔のことを思い出した。 小学生は、ハイハイハイとやかましいぐらい声を出し発言に積極的であるのだが、中学生になった途端発言をする生徒が急減する。 朝から一日中一言も発することなく授業が終わる。 そこで、1時間の授業の中で一言でも声...
怒るか怒らないかは、基本的には思想信条の自由の問題であって、他人から強制されるような問題ではない。 立憲民主党の女性のお二人と男性のラサールさんは、私の支持するお三方です。しかし今回の一般人と違う国会議員だから「怒れ」とおこっているようですが。 思想信条については、感...
卒寿小論 368 正室3人、側室7人、その他の女たち(宗麟2)
最初の正室も2度目の正室もいわゆる政略結婚であった。 最初の正室は、足利氏の一族である一色山城守義清の娘、2番目の正室は、国東郡安芸郷奈多八幡の神官、奈多鑑基(あきもと)の娘であった。 最初の正室との離縁は義鎮(よししげ、後の宗麟)の配慮からであったと思われる。 大...
卒寿小論 367 天才的軍師、田中角栄と策士たち(漫文87)
田中角栄総理は国内外を問わず働いた天才的軍師である。 特に、日中国交正常化は天才的軍師の役割を十二分に果たした日本の歴史に残る大事業でした。 戦国時代から江戸時代にかけての天才的軍師黒田官兵衛、戦わずして勝戦略を田中総理に見ることができます。 近年、政治の乱れの中で...
豊後大友家を語るときに避けて通れないのが、大友家は男女を問わず美男美女の集団であったということ。 特に顕著なのが、豊後大友を開いた始祖、大友能直(よしなお)は、幼少期は病弱で、眉目秀麗で、どちらかといえばむしろ女性的人物であったと。 「吾妻鑑」には、能直(よしなお)は...
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正悟訳 桃は生き生き豊かに膨らみ 「詩経」桃夭(とうよう)祝婚歌 桃は美しく のびのび 華やかに咲き この娘(こ)ここに嫁げば その家栄える 桃は優しく 生き生き 豊かに膨らみ この娘(こ)ここに嫁げば 子孫にぎわう 桃は強く 逞しく 葉は生い茂り この娘...
れんげ菜の花この世の旅もあと少し 時実新子 やすらかないい旅でありますように 珈琲がもとの味となり旅終わる 前川千津子 家のコーヒーがやすらぐよ、 ただいま 俺をまだ憎むと聞けば安んずる 松本芳味 まだ大丈夫だ、出直そう ...
「お父さん、大変なことになったけど大丈夫?」 村山富市氏が内閣総理大臣に首班指名された日の家族からの第一声であった。 家族はびっくりしたであろう。大分県民もいや全国民もがびっくりした日であった。 大臣の経験もなく、いきなり内閣総理大臣である。家族は相当に心配したであろう。 ...
「日教組」の著者、森口 朗氏が本書を執筆中の2008年(平成20年)に 大分県教育界を舞台にした「贈収賄事件」がニュースになった。 その事について、本書「日教組」の53頁に「情実採用の構造」の 見出しで記事をまとめている。 1 教育委員会と教職員組合(県教祖)による人事につ...
日教組が加入率50%を割ったのは、1985年(昭和60年)である。 あれから40年、2025年(令和7年)の今は、190,869人、教職員の18.8%、 教員だけでは、181,791人の21,6%である。 (文科省資料) 1985年(昭和60年)は、第2次中曽根康弘内閣の時...
久しぶりに教え子がやってきた。10年振りかな。 聞くところによると、日本教職員組合のT支部の役員をしているということで、 明日は別府市で組合の大会があるという。 日教組OBの一員でもあるので、日教組の現状などを興味を持って話し合った。 大分県だけではな...
初めは人が酒を吞み やがては酒が人を吞む だれが言ったか知らねども 吞んで吞まれて旅立とう (正悟訳) 酒人某出扇索書 酒人某(しゅじんぼう)扇を出して書を索(もと)む ...
愛しすぎるは 罪なのか 別れの盃 酔うことなしに 夜のしじまの 抱擁は 君の涙で 心を濡らす (正悟 訳) 贈別 杜牧 別れに贈る 杜 牧(とぼく) 多情却似總無情 多情は却(かえ)って似たり総(す)ベて無情なるに 唯覺罇前笑不成 唯覚ゆ樽を前に笑い...
あくまでも男でありたい蝸牛 慎 也 男も女もない時代、懐かし蝸牛殿 子を生まぬ約束で逢う雪しきり 恵美子 そんな恋もあるんだ、切ないね 女とも久しく逢わぬ薔薇を嗅ぐ 小 波 サヨナラだけが人生か、頑張れよ あるときの命確かに...
男性の高齢者で一人暮らしの場合、気がつけば今日一日、 一声も出さなかったということがある。 おしゃべり相手がいて、おしゃべりをするのが一番であるが、 そうでない時は努めて声を出すように心がけている。 一人暮らしになって、気がつけば一言も声を出さない日が続いた。 身体から活気...
高齢者の男性が一人でポツンと家の中にいると、 心も身体も無くなってしまうような気がする。 お一人様になった男性は、努めておしゃべりな場を つくっていくことが大切である。 その点女性は、高齢になっても、玄関先や木陰で 二三人寄れば立ち話に花が咲く。素晴らしいことである。 高齢...
「思い悩む」とは言うが、「考え悩む」とは言わないようである。 思いは、情の世界であり、考えは、論の世界である。 思いは行動に繋がり、考えは、哲学の世界である。 明日からの旅行を思うのは楽しい。考えるといろんな決断を迫られる。 「思い」や「考え」は、時として不安や悩みを呼び起...
買い物に行っても、病院に行っても、散歩をしていても、 顔見知りの高齢者仲間によく出あう。 犬の散歩や草花の手入れ、公園のベンチに腰を下ろし子どもたちの遊びを眺めている。 そんな時に話題になるのが、病院や医師の話題である。 今朝の話題が今までにない話題であった。 「医者や薬に...
故郷や戦後が生きる紅ダリア 昭和20年 母の里の紅ダリが今も まさか 孫も好き我も好きなり心太 ひ孫もつれて心太食べに行くか 炎天を下校する子らの声走る 元気いいなあ、ついてい...
神様がくすぐっている子の寝顔 杉本瓢吉 まさに仏だな、うまく育ってくれよ 子の嘘はぢっと見られて言い直し 高須唖三味 待つことの大切さ、素直に育つよ 貝がいくつも出るポケット飴も出る 田畑伯史 夢いっぱいのポケット楽...
百年時代の お前と俺さ いい時そんなにあるまいぞ 逢うて嬉しや飲もうじゃないか 二人で歌おう あの歌を (正悟訳) 対酒 白居易(はっきょい) 百歳無多時壮健 百歳多時の壮健無し 一春能幾日晴明 一春能(いっしゅんよく)く幾日か清明 相逢且莫推辭酔 相逢(あいお)う...
第一は、何といっても「思春季」だろう。 反抗期とも言われているが、本人も家族も大いに悩む。 この最初に来る思春期・反抗期をうまく乗り切るかどうかは その後の人生に大きな影響を与える。 肉体の変化が心を直撃するのは、 第二に来る初老期の変化に通じるものがある。 第二の変化は、...
学生時代から、医師がなくなるまでの30年近くお世話になった。 私はこの医師の生き方を自分のお手本として、教育活動に取り組んできた。 いつも変わらぬ穏やかな表情で患者に接し、患者が聞きたいと思うことを心得て、 対話をしていく、説明も図を書いて、患者にゆったりと説明をする。 ど...
天には天の酒星あり 地には大地の酒泉あり 天地は酒を愛したり 語り歌って酔いしれる 一杯の酒飲みほして 君になみなみ返杯す 酒を飲み酒に飲まれて 月花を友に旅立とう (正悟訳) 月下の独酌 李白 天若不愛酒 酒星不在天 天地若(も)し酒を愛せずんば 酒星は天に在らざらん 地...
近年、山本太郎議員を除いて、野党の皆さんは政治家から 評論家になってしまったようだ。 米問題について、小沢一郎さんは、「歴史はくり返す」と、ナポレオンが 帝位についた時にマルクスが言った言葉を引用して、 米問題を「選挙対策の茶番劇」であると批判し、小泉純一郎元総理の 「自民...
1 無味乾燥なほうが、心が落ち着く。泣いたり笑ったりは疲れるよ。 2 政治家の支離滅裂は困ったもんだが、凡人の支離滅裂は楽しくなる。長生きするぜ。 3 日替わりで、痛むところも悩むこともかわっていく。昨日は胸、今日は頭、明日は足 か、肩か。おまかせだな。 4 笑ったり泣いた...
自分(正悟) 医療や医薬関係の献金が多いようですが、どんな影響がありますか Copilot 回答を生成しています… 医療や医薬関係の献金は、さまざまな影響を与えます。以下にその主な影響をいくつか挙げます: 政策への影響: 医薬品企業は政治献金を通じて、自社に有利な規制...
暇つぶしにAIで、対話をしてみました。頭の体操になります。 自分(正悟) 鎌倉時代に徒然草を執筆した吉田兼好は、長生きすれば恥が多い、後々の子孫が恥をさらすことを考えれば結婚をしない子孫もいらないと「子孫断絶」の願望が強かった。恥と名誉の人生観から子供をつくらなかった...
梅雨晴れ間 / 勤めとなりし / 散歩かな 正 悟 AIで楽しむ hat’s a beautiful haiku! Here’s an English translation that captures the essence of your poem: A b...
政治家諸君、スーダラ節を歌って元気を出そう。わかっちゃいるけどやめられない。(潔くやめた人もいるが、これから頑張ってほしい) 野党の役割ってこんなものですか。 もう少し汗や涙を流して国民が納得する資料を基に意見を述べ、反対してもらいたい。 あのレベルのやり取りであれば...
10数年ぶりにテレビに映っている立川談志師匠を見た。 初めて談志師匠の落語を聞いたのは彼が真打になった年の上野鈴本亭の寄せであった。落語そのものは何であったか記憶にないが、個性のある面白い落語家が出たなという印象はその後ずうっと続いている。 テレビに映っている談志さん...
今の学校教育の中に自分の子供や孫を入れたいと思いますか。はっきりとした意識はないのに何となく拒否している自分が居る。 あまり考えたこともないのであるが、今の日本の学校教育についての体験が、「いやな」気分を残しているような気がする。 学校教育に夢や希望や、生甲斐を感じこ...
父の日や / よく似た卒寿の / 爪を切る 正 悟 翻訳ソフトで Father's Day / Similar Sotsuju / Cutting your nails AIで楽しむ 父の日や卒寿のお祝いに、爪を切るのは素敵なアイデアですね。爪を整える...
1 考えても結論が出ないことを考えるのが哲学か。まあ、一種の暇つぶしである。 「人生は死ぬまでの暇つぶしである」と言って39歳で亡くなったパスカルは、パスカル の原理や多くの名言を残した。まさに考える葦であった。 2 十人十色の暇つぶしが文化を育む。不倫も暇つぶし文化...
江戸の狂歌師の名前(号)を読むだけで、なんとなく笑えてくる。 江戸天明期の三大狂歌師、朱楽菅江(あけらかんこう)唐衣橘州(からころもきっしゅう)大田南畝(おおたなんぽ) 名前からいろんなことを連想してそれだけで結構楽しめる。 大田南畝はその時々で号を変えている。寝惚(...
南天の / 水滴豊や / 朝若葉 翻訳ソフトで Nandina / Abundant Water Drops / Morning Leaves ナンテン / 豊かな水滴 / 朝の葉 AIで Here is your haiku translated into Engl...
1 法律で決められた贈収賄は、国元では政治献金というらしい。 はて、おぬしのお国はどこでござるか。 2 国会は笑いの宝庫。議員が笑えば国民は涙を流す。 笑いすぎて死なぬように。 3 為せば成る (とんでもない) 為しても成らぬ 何事も 成らぬは政治の多数決なり。...
孫も好き / 我も好きなり / ところてん 翻訳ソフトで My grandchildren love it too / I love it too / Tokoroten 孫も好き、我も好きなり、ところてん。素敵な句ですね!「ところてん」は、日本の伝統的な涼しいデザー...
1 「この度は、部長昇進おめでとうございます」 「ありがとう。やっと、インサイダー取引ができる地位についたよ」 2 裏金も表金も同じ金。汗と涙が匂うんだよね。 3 健康で長生きするコツは、自分の知っていることを忘れることだ。 なるほど「記憶にございません」人は、元気...
庭の額縁アジサイにピンクの色がつき始めると梅雨を思う。 湯舟にて / 梅雨の走りの / 雨の音 正 悟 翻訳ソフトで In the bathtub / The beginning of the rainy season / The sound of rain お風...
歳を取りすぎたのかな、近年笑いが少なくなった。 小学生時代は頓知話で、中・高生時代は落語・漫才で結構笑っていた。近ごろ笑いが少なくなった。年とともに生活環境の変化が笑いを少なくしているようである。 一人の生活では、積極的に笑いを求めていかないと笑う機会が少ない。 と...
1 ばれたか 噓をついてもすぐにばれるのがイイ。令和で一番笑えたのは「記憶にござ います」でした。 おもてをはっち坊主の通るを見て、内儀、 「さてさて、きたない坊主だ」という。亭主が、 「めったなことをいうな、弘法さまかも知れぬ」 といえば坊主...
柏手の / 願い涼しく / 湧く清水 正 悟 翻訳ソフトで Clasping hands / Wishing for coolness / Spring water 手を合わせる / 涼しさを願う / 湧き水 AIで Here is the English t...
自民党から政治資金規正法の改正原案が出たときに、「ああ、ここが落としどこらだな」と予想がすぐにつきました。 特に公明党さんは、オチがはっきりしていました。 「10万円超」と「5万円超」で、5万円超で「落としどころ」を付けますよと双方で申し合わせたようなオチですね。 そ...