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藤 正悟
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2021/02/07

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  • 卒寿小論 408 「記憶にございます」 切 腹

    「そんなに事実とかけ離れているわけではございません。大変申し訳ございません。記憶にございます」 宮沢元議員は、額賀衆院議長に辞職願を提出して議員を辞職した。 自ら責任を取らずに「記憶にございません」と逃げ廻っている政治家を見ていると「記憶にございますと」切腹した宮沢博行...

  • 卒寿小論 407 今では考えられない笑い話(笑悟)

    政治家にゆとりのあった時代、今ならどうなるの? 戦後の第25回衆議院議員総選挙の立会演説会での話である。 対立候補である福家俊一氏から、「・・・妾を4人も持っているような人物が国政に関係する資格があるのであろうか。・・」と、批判された三木武吉候補はフケ(福家)ば飛ぶよ...

  • 卒寿小論 406 きょういくの姿が見えなくなった(教育33)

    安倍元首相が亡くなって教育の姿が見えなくなった。 家の前が小学校のグランドで子供たちの元気な声が以前は家の中まで響きわたってきた。今はその元気さが消えていった。 子供の数が減ったせいだけではない。登下校の子供たちも行儀がいい。 安倍さんが亡くなって、文部科学省や教育...

  • 卒寿小論405 断捨離の勧めは兼好か?(徒然草7)

    兼好法師は本当にこう考えていたのであろうか。 わざわざ「賢き人の富めるは稀なり」と書いたことは、本当に「稀」であるならば話題にする必要もないと考えるが。 「人はおのれをつづまやかしに、奢(おご)りを退(しりぞ)けて,財を持たず、世をむさぼらざらんぞいみじかるべき、賢き...

  • 卒寿小論 404 教育名言

    1 遊ぶ感覚で学ぶ 橋本 武(1912年生 101歳没 灘高校国語教師) 参考 中学3年間をかけて、中勘助の「銀の匙」を読み上げる国語授業で有名。 授業の流れ、通読する 寄り道する 追体験する 徹底的に調べる 自分で考える ~遊びは自由、体のうちから湧き出た知...

  • 卒寿小論 403 自撰英語俳句 6

    楠若葉 / 重なりあふて / 鬱にいる 正 悟 翻訳ソフトで Wakaba Kusunoki / Overlapping / In depression AIで Camphor leaves entwine, In the depths of melancho...

  • 卒寿小論 402 大谷翔平さんは仙人系男子 №1

    この歳になって、仙人系男子に初めてめぐり逢った。心が和む。 仙人系男子の基本は、悟りを開いたかのように平常心で落ち着いた人。穏やかな性格でモテルのが特徴です。 仙人系男子の6つの特徴 1 独特の感性や価値観を持っている 2 穏やかでポジティブ思考 ~多少なことには...

  • 卒寿小論 401 自撰英語俳句 5

    宵祭り / 火の神踊る / 野焼きかな 正 悟 翻訳ソフトで Evening Festival / Fire God Dance / Wild Burning 納涼祭・火神の踊り・野焼き Evening Festival / Dance of the fire ...

  • 卒寿小論 400 長寿名言 1

    1 人生は節度を守ること。何事もやりすぎると苦しくなる。飲みすぎず、食べすぎず、歩 きすぎず。(ジョン・ティニスウッド 英国 111歳) ~人生、ほどほどに限る。好い加減に徹して生きよう~ 2 意欲の低下が全身の老化を一気に進める。 (和田秀樹医師 1960年生 6...

  • 卒寿小論 399 自撰英語俳句 4

    女生徒の / 大根の花 / 抱え来る 正 悟 翻訳ソフトで 1 Female student / radish flower / carrying 2 Schoolgirl / Radish flowers / Having come 翻訳ソフトの1と2では...

  • 卒寿小論398「おもろい名言」めっけたぞ(漫文110)

    真夜中の絶望名言で頭が冴えて眠れなくなり、ついでに格言、諺、辞世の句などを見ていたら、「おもろい名言」に行き当たった。それでしばらく楽しんで眠りについたのは午前3時。 1 恋は人を盲目にするが、結婚は視力を元に戻す。 ~いいねえ。結婚したけれど視力は元に戻らなかった。...

  • 卒寿小論 397 真夜中の「絶望名言」(漫文109)

    ラジオ深夜便を聞くようになってどれほど経ったのだろうか。忘れてしまった。 2024年3月4日の深夜便の「絶望名言」が心に残った。 遠藤周作さんの「絶望名言」を聞いて、遠藤さんを見直し読み直してみようと思った。 私は遠藤周作さんの深いところを見逃していた。 著者は、頭...

  • 卒寿小論 396 安倍さんだったの?(漫文108)

    2015年(平成27年)にスタートした「機能性表示食品」の制度は、アベノミクスの一環として元安倍首相のトップダウンで決定した法律であった。 届け出だけで運用でき、おまけに健康被害が出ても国への届け出義務はない。 トクホ(特定保健用食品)は、人に投与した臨床試験を必要とす...

  • 卒寿小論 395 自撰英語俳句 3 (Haiku19)

    広すぎる菜の花畑に風の音 正 悟 翻訳ソフトで Too vast / In the field of rapeseed / The sound of the wind HIで Too vast— Over the rapeseed field / The ...

  • 卒寿小論 394 儲け仕事は命がけ(漫文106)

    儲け事は命がけです。楽な儲け事などありません。 汗を流し知恵を絞りだして日夜努力をしています。 楽な儲け事には裏があります。要注意。 医師で作家の「日下部羊(くさかべよう)」の名言 「いつまでも元気で長生きしたい」と考えない方がいい。どれだけ努力しても老化は避けられ...

  • 卒寿小論393 国の政策ミス 紅こうじ問題(漫文105)

    紛らわしい名前で国民をだますテクニック ① 特定健康食品 (トクホ) ②栄養機能食品 ➂機能性表示食品 以上三つの違いが国民には分かりにくい。 メモより 特定保健用食品の場合、企業は営業所所在地の都道府県知事を通じて表示許可申請書と審査申請書を消費者庁に提出し、消費者庁が消...

  • 卒寿小論 392 自撰句英語俳句その2(Haiku18)

    翻訳ソフトで(17文字遠しと、5・7・5に区切って)a 山茶花の散り残してや紅に雪 正 悟 The fallen sasanqua flowers are red and snowy. 山茶花の / 散り残してや / 紅に雪 Sasanqua flowers / le...

  • 卒寿小論 391 豚汁ごぼうの匂いがいいなあ(漫文103)

    一人になって5か月ぶりに豚汁を作った。美味い。腕は落ちていない。 ただ問題は、お一人様の分量である。作った日に全部食べてしまうのが一番美味しい。 お一人様の分量で如何に美味しく料理をするかがこれからの問題である。 近ごろ食文化研究家の永山久夫先生(91歳)の「長寿食...

  • 卒寿小論 390 5年ぶりのドライブ(漫文102)

    甥っ子に誘われて運転免許を返納して5年ぶりに隣町の大分市へドライブをした。 目的は大友宗麟の館跡が大々的に整備されて新しい大分の文化の目玉になるというので、その進捗具合を見学することであった。 まだまだ、事業にやっと手を付けたという状態であったが、資料や跡地の見学を終...

  • 卒寿小論 389 警告無視、1週間で快便に(漫文101)

    日常生活の中でたびたび小さな警告があっていたのだろう。気づかなかったのか、気づいていてもそれを無視し続けた。そんな気がする。 医師「あなたの食生活を聞いていると、60代のそれも元気な人の食事内容です。これを機会に思い切って80代の食生活に切り替える努力をしましょう。」 ...

  • 卒寿小論 388 自撰句を英語俳句に その1(Hiku17)

    英語に弱いので、翻訳ソフトとAIを利用して英語俳句にしてみました。 私が初めて投稿した俳句です。 手も足となり起き上がる夏の朝 正 悟 ① 17文字を一つのまとまりとして、翻訳ソフトを利用。 A Summer morning when you wake up wit...

  • 卒寿小論 387 英語俳句のルール(Haiku16)

    英語俳句の基本は、文法にこだわらずに5・7・5のリズム、英語では2・3・2の韻を踏むのが良いようである。季語は考えずに季節感を出し、できるだけ短い単語でまとめる三行詩として創る。 外務省と欧州連合(EU)が主催している俳句コンテストの資料からそのルールをまとめてみよう。...

  • 卒寿小論 386 英語俳句鑑賞その2 (Haiku15)

    静けさや 岩に滲み入る 蝉の声 芭 蕉 What stillness! / The voices of the cicadas / Penetrate the rocks レジナルド・ブライス イギリス出身の日本文化研究者(65歳没) Ah tranquility...

  • 卒寿小論 385 英語俳句の鑑賞(Haiku15)

    外国人の俳句に対する受け止め方はどうであったのだろうか。少しだけ資料を読んでみた。 1 Lafcadio Hearn(小泉八雲) アイルランド系ギリシャ生まれの新聞記者。日本国籍を取 得、1904年(54歳没) 2 Basil Hall Chamberlain(バジル・...

  • 卒寿小論 384 贈与・賄賂・寄付の政治学(漫文96)

    旧いメモ帳より ~2016・2・11~「日経春秋」 退屈しのぎに古いノートを引っ張り出して、パラっとめくったところを読んでみる。 2016年2月10日の衆院予算委員会で「政治とカネ」の問題で、安倍晋三首相は政治家一人一人の自覚を訴えている。この時から政治資金や資金集めパ...

  • 卒寿小論 383 災難をよける法 良寛和尚(漫文95)

    久しぶりに古いメモ帳を引っ張り出してページをめくった。2006年7月10日(月)69歳のメモに目が留まった。以下メモ。 高神覚昇著 般若心経講義 P155~P172 災難をよける法(良寛) 「病気になった時は、病気になった方がよろしく、死ぬときには死んだ方がよろしく候。...

  • 卒寿小論 382 長生きするのも芸のうち(漫文94)

    若い時からひょいと出る言葉の一つに「長生きするのも芸のうち」がありました。 この歳になって、誰が言った言葉だったのか、いつ頃耳にした言葉だったのかが気になりだして考えてみました。 分かりました。私は小学校高学年ぐらいから、ラジオに凝っていて夕食後はラジオを聞いていまし...

  • 卒寿小論 381 忍者は面白い 今と昔(漫文93)

    現代の忍者を少しだけ知っている。全国レベルの忍者と地方レベルの忍者がいる。忍者もどきの活動をしている人は数えきれない。 戦国時代の忍者は「忍びの者」とういう呼び名がっぴたりで、姿を見せないので誰が忍者なのか見分けることが難しい。令和の忍者も「上級」と言われる忍者は見分け...

  • 卒寿小論 380 夜討ち朝駆けの成果(教育32)

    T君の家庭訪問で朝起きれないという問題が出たので、先ずはT君の夜の生活ぶりを見に行くことにした。 夕食後の午後10時前後を彼はどうやって過ごしているのか。それが朝起きれない問題の解決の手掛かりになるはずである。 早速に出かけた。午後9時30分に彼の家の前に着いた。彼の...

  • 卒寿小論 379 一人3役の僕は生徒(教育31)

    家庭訪問の日、T・H君(以後T君)が一人で私を待っていた。庭に面した縁側に腰を下ろすとT君がお茶を出してくれた。 「先生、僕一人3役をやっています。主人兼、主婦兼、生徒です」 「それは大変だな。・・・このお茶うまいよ」 「隣のおばちゃんが用意してくれました。父は仕事で全国...

  • 卒寿小論378 80代に入ると失うものばかり(笑悟22)

    いやあ、何でございますね。80代に入りますと失うものばかりですね。 82歳で免許証返納しまして、車を手放しました。車を手放して一番に感じたことは体力の衰えですな。歩いてみてコリャだめだと思いましたね。 歯は悪いは、目がかすむは、物覚えが悪くなるわ。 地位とか役割もと...

  • 卒寿小論 377 字が下手だと自覚して・・・(教育30)

    先日、贈り物をしたら100歳になる妻の親戚中で一番の年長者の女性から手紙の令状が届いた。 「少し耳が遠くなりましたので、お手紙にしました」と。 達筆な上に文章の確りした手紙に接して久しぶりに感動した。 手紙を公開したいのですが、個人情報が文面一杯に散りばめられているの...

  • 卒寿小論 376 100年時代というけれど(漫文92)

    近年よく耳にする言葉に「100年時代」と言うのがある。 それで私の親戚や知人をあれやこれやと調べてみたら、妻の親戚に今年(令和6年)に100歳を迎えた女性がいた。 先日、お返しに津久見蜜柑の「はるみ」を送ったら、お礼の手紙がすぐに返ってきた。 近ごろ耳が遠くなったので...

  • 卒寿小論 375 令和の隠密と江戸の隠密(漫文91)

    令和も隠密が大活躍、江戸の隠密との違いは身分が保障されているかどうかだ。 やっている仕事の中身はほとんど同じ。令和は密偵と言った方が良いかも。やはり江戸は忍びの者か間者、だろうな。 相手の弱点を徹底的に洗いざして、それを戦に利用する。戦の始まる前から常時臨戦態勢でここ...

  • 卒寿小論 374 84歳の女性ゼリー2個で逮捕(笑悟21)

    ふじ亭しょうごでございます。毎度つたないお話で恐縮しております。どうぞ、お付き合いのほどを。 今朝ね、いつものように朝一でパソコンにスイッチを入れましてね。切なかったですね。悲しかったですね。 コンビニでゼリー2個を盗み84歳の女性を逮捕 その画面のトップ記事は、4...

  • 卒寿小論 373 出来のいい子も不安の種 (笑悟20)

    高齢者仲間の爺さんがね「3分間ショートショートの落語を創ってみては」なんていったので、根が正直、上に二文字じゃなくて、私の場合は下に二文字が入って、バカ正直じゃなく、正直バカなもんで、すぐに食いついてほんとバカですねえ。 おまけに名前まで付けてくれました。あなたのブログ...

  • 卒寿小論 372 ランドセル重荷を背負うて登下校(教育29)

    家がね、小学校の運動場を挟んで目の前にあるものですから、定年退職後20数年子供たちの様子を見続けてきました。 学校の内側から見る子ども達と一歩外からみる子供たちの姿は良い勉強になりますね。 一時期は不登校気味の子供が多く、朝の登校時は運動場側の校門付近は子供たちが繰り...

  • 卒寿小論 371 健康の秘訣は「意欲」ですか?(漫文90)

    新聞、雑誌をはじめネットでも100年時代を元気に過ごすための情報であふれています。ヤジウマ根性が強いものですから、すぐにメモをして実行できるものから生活に取り入れています。 中でも、精神科医の和田秀樹先生のお話が興味をひくので関心を持っています。 「足腰や記憶力より先に...

  • 卒寿小論 370 よき時代の授業風景(教育28)

    昨日、教え子の郵便局長に会って懐かしく昔のことを思い出した。 小学生は、ハイハイハイとやかましいぐらい声を出し発言に積極的であるのだが、中学生になった途端発言をする生徒が急減する。 朝から一日中一言も発することなく授業が終わる。 そこで、1時間の授業の中で一言でも声...

  • 卒寿小論 369 怒るか怒らないかは個人の問題(漫文88)

    怒るか怒らないかは、基本的には思想信条の自由の問題であって、他人から強制されるような問題ではない。 立憲民主党の女性のお二人と男性のラサールさんは、私の支持するお三方です。しかし今回の一般人と違う国会議員だから「怒れ」とおこっているようですが。 思想信条については、感...

  • 卒寿小論 368 正室3人、側室7人、その他の女たち(宗麟2)

    最初の正室も2度目の正室もいわゆる政略結婚であった。 最初の正室は、足利氏の一族である一色山城守義清の娘、2番目の正室は、国東郡安芸郷奈多八幡の神官、奈多鑑基(あきもと)の娘であった。 最初の正室との離縁は義鎮(よししげ、後の宗麟)の配慮からであったと思われる。 大...

  • 卒寿小論 367 天才的軍師、田中角栄と策士たち(漫文87)

    田中角栄総理は国内外を問わず働いた天才的軍師である。 特に、日中国交正常化は天才的軍師の役割を十二分に果たした日本の歴史に残る大事業でした。 戦国時代から江戸時代にかけての天才的軍師黒田官兵衛、戦わずして勝戦略を田中総理に見ることができます。 近年、政治の乱れの中で...

  • 卒寿小論 366 大友家、そして女たち (宗麟1)

    豊後大友家を語るときに避けて通れないのが、大友家は男女を問わず美男美女の集団であったということ。 特に顕著なのが、豊後大友を開いた始祖、大友能直(よしなお)は、幼少期は病弱で、眉目秀麗で、どちらかといえばむしろ女性的人物であったと。 「吾妻鑑」には、能直(よしなお)は...

  • 卒寿小論 365 自民党さん!変わらないでいいよ(漫文87)

    なんで、自民党が変わる必要があるのですか。 なまじっか、うわべだけ変えて変な自民党になるよりも自民党の伝統を守る方がよほど自民党らしいです。 桜を見る会などは、もっと本格的に取り組んで地域社会に元気を与えるような工夫をしてはいかがでしょう。工夫次第では自民党主催の「花...

  • 卒寿小論 364 これで決まったか?上川総裁(漫文86)

    時代の流れについていけない、いや、時代の流れについていかない明治憲法下に生きているような困った人だが憎めない人。あの帽子、あの歩き方粋だねえ。 時代が変わっていますよ。といっても通じない人。 自民党も手を焼いているだろうなあ。 ① 「少なくとも、そんなに美しい方とは言わん...

  • 卒寿小論 363 責任を取らなくなった日本人(漫文85)

    責任のある人が責任を取らないで、責任のない人が責任を取る時代にいつからなったのであろう。 「俺が離党や辞職に何の意味があるのか」 責任の意味も責任の取り方もわからなくなってしまった責任者達。 武士は「私が切腹をして何の意味がある」などとは言わなかった。 だから、切腹...

  • 卒寿小論 362 「細うで繫盛記」懐かしい(漫文84)

    「銭の花の色は清らかに白い。だが蕾は血がにじんだように赤く、その香りは汗の匂いがする」 新珠三千代さんのオープニングナレーションで始まるドラマ「細うで繁盛記」懐かしいです。 1970年(昭和44年)1月8日から、始まった花登筺原作の「銭の花」より。 大阪生まれの加代が伊...

  • 卒寿小論 361 裏金も派閥も日本の文化(漫文83)

    「不倫は文化」で問題に発展した石田純一さんは本当はそんなことは言ってないと。 ある女性記者の質問に「・・・そういうものが世の中の歴史上にも、いろいろずっとある。そういうことを全否定したら、芸術も否定になっちゃいますよ」と。 これを新聞社のレイアウト担当者が「不倫は文化」...

  • 卒寿小論 360 国立大学法人交付金ベスト10(教育27)

    令和元年度 国立大学法人運営費交付金 大学等別予算額(82校) 大学院大学と研究機構を除く) 90法人の交付金の総額は1兆1,585億2千万円 交付金ベスト10 1 東京大学 822億円 2 京都大学 561億円 3 東北大学 458億円 4 大阪大学...

  • 卒寿小論 359 私立大学補助金ベスト10(教育26)

    令和3年度私立大学等経営費補助金 学校別交付一覧 (581校) (一般補助と特別補助の合計です) 1 早稲田大学 85億円 2 慶応義塾大学 77億円 3 昭和大学 55億円 4 立命館大学 55億円 5 東海大学 53億円 6 順天堂大学 51...

  • 卒寿小論 358 教育を観る二つの視点(教育25)

    一つは、教育を提供する側からの視点、もう一つは、教育を受ける側からの視点。 これまでは、教育を提供する側からの情報が多くあった。いわゆる文科省からの教育行政に関する情報。教育法規を初め教育基本法、教科書の検定、教科書の採択、全国学力調査、共通一次テストなど。 教育を受け...

  • 卒寿小論 357 コロナ禍で分かった多くの無駄(教育24)

    一口に無駄と言っても必要な無駄もある。 車のハンドルには少しの遊びがあり、その遊びがないと重大な事故を起こすことがあるという。 人生において省けない無駄なことを「遊び」と言っておこう。 今回のコロナ禍で多くの無駄を発見した。特に教育にかかわる切り捨ててよい無駄を多く...

  • 卒寿小論 356 甲子園が好きな日本人(教育23)

    アメリカから英語教師として日本に来ていた20代の女教師が「運動会」を初めてみて「これは素晴らしいアメリカにはない」と驚いていた。 紅白対抗リレー、騎馬戦、綱引き、応援合戦など、すべてが紅白対抗か学年対抗で競技が成り立っている。 個人が中心となるのか、団体が中心となるの...

  • 卒寿小論 355 ふるさとを持てない現代人(教育22)

    盆や正月、法事や結婚式など行事があるたびに母に連れられて、母の故郷へ行ったものだ。 家の前の左手の方にキンカンと枇杷の木があり、右手の方にはミカンの木、ぐるりと回って裏の方へ行くとイチジクの木、柿の木そして広々とした畑には季節季節のスイカやマクワなどがなっていた。 当...

  • 卒寿小論 354 塾がはやるわけ (教育21)

    学校教育が教育の基本である「知識と技術と徳育」以外の本来なら家庭や地域社会が受け持つべき内容まで抱え込んでいるから、現在の受験体制を乗り切るために「塾」が流行るのではないかと考える。 核家族による家での躾や教育が困難になってきた。 多くの家庭ではそれどころではない。生...

  • 卒寿小論 353 いじめは神代の初めから、永遠の課題 (教育20)

    古事記の神話を読むと「いじめと戦争」は天地開闢、国の初めからの永遠の課題である。 大国主命(おおくにぬしのみこと)の物語など壮絶ないじめと戦争の歴史である。 学校などでの実態調査をすると「いじめはありません」という報告が多く出てくる。 いじめのない集団、学校や地域コ...

  • 卒寿小論 352 俺って、正しく文章読めてるのかなあ(漫文82)

    我ながら、文章の読みの浅さに驚く。 特に、時事問題の評論や解説を読んでいて、やっと文章の背景にあるものを読み取ることができるようになった。 文章には、その背景に「ある意図」や「利害」が、隠されていることが多い。この背景を正しく理解していないと「だましの表現技術」や「数...

  • 卒寿小論 351 基本法改定のねらいはこれだったのか(教育19)

    教育基本法の改定のねらいが分かりました。 2007年発行の屋山太郎氏の著書、日本の教育~ここが問題だ~の16ページの「改正で生き返った既存の法律」を少し引用してみます。 屋山太郎評論家の文章が分かりやすく、そうだったのかと理解できました。ありがとういございます。 引用...

  • 卒寿小論 350 日教組弱体化のげんいんは (教育18)

    日本教職員組合(日教組)は弱体化しているが、現在も存在している。 弱体化の原因は二つのことが考えられる。 その1、領収書のいらない金の問題 その2、保守勢力と言われる組織からの徹底した攻撃 大きな選挙が近づくと「資金カンパ」という名の強制徴収が始まる。 一般組合員...

  • 卒寿小論 349 教育勅語の復活を願う人たち (教育17)

    高学歴で富裕層、社会のリーダーシップを取るような人たちの中に「教育勅語の復活」を願う人たちがかなりの人数いるようです。 自民党政治家、御用学者、忖度官僚、大学教授や評論家等々。さすがに野党の政治家には見当たりません。 彼らは十分に「教育勅語」の意味や意義を理解した上で...

  • 卒寿小論 348 岸田総理が変身するとき (漫文81)

    岸田さんを見ているとどこにでもいる好々爺にしか見えない。 嘘八百ついて、リーダーとして国民をだまし、派閥の親分になる人ではない。 悪人になれない人の代表のような政治家かも知れない。本音のところでは憲法の改正もとても慎重なのだろう。 思想的バックボーンに「教育勅語」「...

  • 卒寿小論 347 この親にしてこの子 (笑悟19)

    江戸小咄は笑いの原点 親 子 酒 (いい親子だ、息子もいい親父になるぜ) 親父、酒に酔って帰り、 「コリャせがれ、おのれの顔は三ツに見える。そんな息子に跡を譲ることはならぬ」 同じくせがれも酒に酔い、 「こんあグルグル廻る家が、何の役にたつ」 (座...

  • 卒寿小論 346 イケメンタレント兼好の謎(漫文80)

    鎌倉時代を代表するイケメンタレント兼好法師の謎 兼好の出生と没年の記録がない。何故だ。 代々神祇官あるいは太政官として奉仕した家系で、祖父、父、兄二人ともに官職四等官の第二の次官(すけ)まで上り詰めた。 兼好は蔵人(くらうど)・左兵衛佐(さひょうえのすけ)4等官...

  • 卒寿小論 345 女ごころ (笑悟18)

    なんの二百石 <可愛い女房 いいねえ> 同役のお内儀、焼きもちを焼いてならぬ。家中の若侍ども、あの内儀に気をもませてやろうと、亭主と申し合わせ、百石に一人ずつ妾を置けとのお触れ書が出たと、まことしやかに言えばかの内儀腹を立ち、 「お触れのおもむき、ご承諾なされます...

  • 卒寿小論 344 「美しい日本」どうなりましたか(教育16)

    「美しい日本」の再生に向かって、あなた方の政治集団が59年ぶりに「教育基本法」を改訂しました。 あれから20数年が経過しました。「美しい日本」の再生は前進していますか。 教育の基本は「礼節」です。改定の中心に「道徳」と「公共の精神」を据えたことは正しいと思います。 ...

  • 卒寿小論 343 ずるいやつほどよく眠る (笑悟17)

    尻からはいる <小学生の時に経験済み> 谷風に小野川、両大関の一番ときては近年にない大入、札を買ってもはいれぬ込み合い、仕方 なく裏へ回り、かこいを破り、犬のように這って入りかかると、うちにいる世話やきがみつけ、 「コリャコリャそこからはいってはいかぬ」 しばらく思案...

  • 卒寿小論 342 唯我独尊に生きる 桃紅格言40 完 (漫文79)

    唯我独尊に生きる (完) 『自分の心が一番尊い、と信じて、自分一人の生き方をする。 ~着物の文化、日本の文化は、末端の方から途絶えている。~ 篠田桃紅』 湯煙を染めて広がる冬紅葉 正 悟 初明かり...

  • 卒寿小論 341 自分が立ちうる場所に・・桃紅格言39(漫文78)

    自分が立ちうる場所に感謝する 『人生は山あり谷あり。ようやく平地を得たとき、感謝して大事にする。 ~どんな斜面にも、つかのま安心できる場所がある。~篠田桃紅』 茎立ちて 蒼茫の地に 種落とす 正 悟 蒼茫(そうぼう)=青々と広いさま。蒼氓=...

  • 卒寿小論 340 全人類が価値を認めて・・桃紅格言38(漫文77)

    全人類が価値を認めて愛するもの 『未来永劫、全人類にとってありがたい、母という存在。 ~行きたい道を行きなさい、と言ってくれた母~篠田桃紅』 まひの手で母さんに手紙施設の春 正 悟 母の日の雨上がりすずめが小枝でゆれている

  • 卒寿小論 339 争いごとを避けて・・・桃紅格言37(漫文76)

    争いごとを避けて、風流に生きた父 『親子といえども、伝えぬこともあったのではと想像する。 ~いつの世も、人は時代の子~篠田桃紅』 父に酒 母に羊羹 彼岸花 正 悟 咲き分けの形見の梅やほころびぬ 正 悟 じたばたしても後戻りはできないんだ。 ...

  • 卒寿小論 338 見たり聞いたり試したり (笑悟18)

    集 音 機 <気になるねえ ほんとほんと> 殿様、おやしきの物見から、遠めがねのおたのしみ。 「あれなる塔はいずこじゃ」 「ハイ、浅草の観音でござります。こちらの鳥居がみめぐりの稲荷でござります」 殿、よくよくご覧の最中、美しい娘と業平のような若者が寄り添って、何...

  • 卒寿小論 337 生かしていただいている 桃紅格言36(漫文75)

    生かしていただいている 『時宜に適って、人は人に巡り合い、金の言葉に出逢う。 ~医者の「治りますよ」で、私は死病から生還した。~篠田桃 紅』 「薬も毒、毒も薬」一つ一つ確かめながら、生きている。 同じ...

  • 卒寿小論 336 どうして傲慢になれましょうか 桃紅格言35(漫文74)

    どうして傲慢になれましょうか 『運命の前では、いかなる人も無力。だから、いつも謙虚でいる。 ~どんなに愛する人でも、いつ奪われるかわからない。~ 篠田桃紅』 ポロリとこぼれる命の夜寒かな 正 悟 ...

  • 卒寿小論 335 悩み苦しむ心を・・・桃紅格言34(漫文73)

    悩み苦しむ心を救った日本の文学 『身を挺して、悩み苦しみを書き著した天才・芥川と太宰 ~人はどう生きるべきか、永遠のテーマで正解はない。~篠田桃紅』 木蓮ばさりと切りし冬日かな 正 悟 我も行く 座して半畳 足るを知る。 さてと どう生きるか ひまつぶし ...

  • 卒寿小論 334 物は思い出の水先人 桃紅格言33(漫文72)

    物は思い出の水先人 『懐かしい人との時間は、鮮明に生き続けている。 ~思い出の物が、昔と今をつなげる。~篠田桃紅』 妻がいて娘(こ)がいて我に新茶あり 正 悟 新茶まだですかと妻の問ふてをり 正 悟 一人で飲む新茶は寂しい味がする。もういな...

  • 卒寿小論 333 昔も今も生かされている 桃紅格言32(漫文71)

    よき友は、自分の中で生きている 『志ある友は、友であることが誇らしい気持ちになる。~物くれる友は、やはりありがたいけれど。~篠田桃紅』 歳をとってくると「飲み友」が元気をくれる。 会って、「やあ」と言って、話が弾むそれだけで十分だ。 通夜の後友への賀状...

  • 卒寿小論 332 あらゆる人に平等で美しい 桃紅格言31(漫文79)

    あらゆる人に平等で美しい 『人との競争で生き抜くのではなく、人を愛するから生きる。 ~地球上から、戦争と飢餓がなくなることを願う。~篠田桃紅』 考えても、思うてもどうしようもない時は歩く。ただ歩くことにしよう。 天才は努力する者に勝てず、努力する者は楽しむ者には勝て...

  • 卒寿小論 331 平和な心を育てる 桃紅格言30(漫文69)

    平和な心を育てる 『どの国の人にも美しい、と感じるものが増えれば増えるほど、共通の心が広がる。 ~世界一のお金持ちは、いつも同じ服でも気にしない。~篠田桃紅』 お点前の今一服と笑む春着 正 悟

  • 卒寿小論 330 外国との付き合いによって 桃紅格言29(漫文68)

    外国との付き合いによって気づかされる 『忘れ去るのは、あまりに惜しい。外国の人が教えてくれる日本の美しさ。 ~せっかくの美しい日本語を次の世代に伝えたい。~篠田桃紅』 「美しい日本」を声高に叫び日本の行く末をリードしてきたリーダー。あれはいったいなんだったのか。 日...

  • 卒寿小論 329 小咄論法、だましのテクニック (笑悟15)

    橋 銭 新大橋へ三十ばかりの女、いそがしげに橋銭一文なげて通るを、番人呼び返して、一文不足という。 「イエわたしは橋のまん中から身を投げます」 (売言葉) 万 年 「亀は万年というが、うそだ。この亀はかったばかりだが、ゆうべ死んだ。昔の人の言うことも、あ...

  • 卒寿小論 328 危険やトラブルを察知・・桃紅格言28(漫文67)

    危険やトラブルを察知、上手に避ける。 『知識に加えて、感覚も磨けばものごとの真価に近づく。 ~虫が知らせる、虫が好かない、を大切にする。~篠田桃紅』 今の学校教育が小さい時から知識詰込みの学習に偏っていることが、感覚を磨くことに対して手遅れの状態になっている。 こ...

  • 卒寿小論 327 いろいろな見方があっていい 桃紅格言27(漫文66)

    いろいろな見方があっていい 『真正面だけではなく斜めからも見てみる。新たな魅力があるかもしれない。 ~人と人の関係も、うしろからもよい、横からもよい。~篠田桃紅』 職場だけの付き合いでは相手の本当の姿が見えないことがある。 家族といるとき、遊びに興じている時、今ま...

  • 卒寿小論 326 ほかと違うことを楽しむ 桃紅格言26(漫文65)

    ほかと違うことを楽しむ 『相手に従うのではなく、お互いに違うことを面白がる。 ~さまざまな人種、文化、習慣を受け入れて変化する。~篠田桃紅』 集団生活を通して人は自分にないものを取り入れて変化していく。この変化を成長というのであろうか。 新しいものの見方や価値観を...

  • 卒寿小論 325 ずっと人はいきいきと生きてきた 桃紅格言25(漫文64)

    ずっと人はいきいきと生きてきた 『新しい精神、新しい生き方をした明治・大正期の人の思いを馳せる。 ~世間からどう思われようが、覚悟を持って生きた勇気。~篠田桃紅』 令和5年12月のテレビに映る政治家の姿を見ていると政治家としての覚悟を全く感じない。新しい精神、新しい...

  • 卒寿小論324 がめつさも笑いのネタになる(笑悟14)

    がめつさも一ひねりで笑っちゃうね 匂いと音の勝負 ウナギ屋の前を通るたびに、サテもうまい匂いじゃ、とかいで通る。大晦日にウナギ屋から呼び込み、 「毎日の嗅がせ代、六百文でござる」 「それは安いものでござる」 と、ふところより六百文、板の間に投げ出し、 「これ、こ...

  • 卒寿小論 323 自分が一切である 桃紅格言24(漫文63)

    自分が一切である。 『養分を吸収して支えるのは、自分という根っこ。 ~私が今まで触れたすべてでできている。~篠田桃紅』 自分の体験が根っこにあって、体験から得たものが、体験の知恵として生活に生かされてくる。 体験を多く重ねて、体験の知恵を...

  • 卒寿小論 322 自分の心のままに生きる 桃紅格言23(漫文62)

    自由を求めて、今の私がいる。 『自分の心が自分の道をつくる ~「川」を無数の線で、あるいは長い一本の線で表した い。 ~篠田桃紅』 桃紅さんの生きた時代と戦後の社会では相当に生き方が違っている。 桃紅さんのように「自由を求めて」という意識はなかった。 ...

  • 卒寿小論 321 自分の心が、ほどほどを決める 桃紅格言22(漫文61)

    自分の心が、ほどほどを決める 『幸福になれるかは、この程度でちょうどいい、と思えるかどうかにある。 ~いいことずくめの人はいない、一生もない。~篠田桃紅』 87歳まで生きてきて、とてもいい人生であったとつくづく思う。素直に感謝している。幸福であると実感している。 ...

  • 卒寿小論 320 1+1が10になる生き方 桃紅格言21(漫文60)

    1+1が10になる生き方 『なんとなく過ごす。なんとなくお金を遣う。無駄には、次のなにかが兆している。 ~必要な物だけを買っていても、お金は生きてこない。~篠田桃紅』 私の生活の基本は、無駄なく無理なく過ごすということである。そうは言うものの書籍購入やパソコンなどに...

  • 卒寿小論 319 真実は伝えられない 桃紅格言20(漫文59)

    真実は伝えられない 『真実は見えたり聞こえたりするものではなく、感じる心にある。 ~察することで、真実に近づける。~篠田桃紅』 つい最近まで、政治の世界や官僚の世界で「忖度」という言葉が流行った。 忖度とは、本来他人の心中を推し量ること、「推察」して相手の心の真実...

  • 卒寿小論 318 規則正しい毎日から・・・桃紅格言19(漫文58)

    規則正しい毎日から自分を解放する 『予定や目標にとらわれると、ほかが見えなくなる。ときには、その日の風まかせにする。 ~自分に規律を課さないし、外からも課せられない。~篠田桃紅』 教育という仕事は、きめ細かい計画と確かな目標を立てて毎日を過ごし、日々その達成状況を反省し...

  • 卒寿小論 317 誰もやらないときに・・・桃紅格言18(漫文57)

    誰もやらないときに、やったことが大事 『受け入れられるか、認められるかよりも行動したことに意義がある。 ~人の成功を見届けてからの、あと出しじゃんけんではつまらない。~篠田桃紅』 自分では、私が初めてでまだだれもやっていないと思っていても、ほとんどのことはもうすでに...

  • 卒寿小論 316 やっておきたいと思うことは・・・ 桃紅格言17(漫文56)

    やっておきたいと思うことは、どんどんやる 『人には柔軟性がある。これしかできないと、決めつけない。完璧にできなくたっていい。 ~人生の楽しみは無尽蔵~ 篠田桃紅』 体や頭と相談をして今やれることはやっておかないと80代の大代に乗るとやろうと思ってもできなくなって...

  • 卒寿小論 315 なにかに夢中になる 桃紅格言16(漫文55)

    なにかに夢中になる 『夢中になれるものが見つかれば、人は生きていて救われる。 ~頭で納得しよう、割り切ろうとするのは思い上がり~篠田桃紅』 何でも夢中になっている人には適わない。 夢中は天才を超えるような気がする。が、一般的には夢中になって家庭を壊したり人生をだめに...

  • 卒寿小論 314 いつでも面白がる 桃紅格言15(漫文54)

    いつでも面白がる 『新しいものに接するときは、うぶなままでいたい。 ~感動する気持ちがあれば、この世は楽しい。~篠田桃紅』 ある年齢から「面白がったり」「感動したり」する気持ちが少なくなったように思う。ちょうどその時が俳句を詠めない時であったような気がする。 俳句は...

  • 卒寿小論 313 知ったふりと知らぬふりは(笑悟13)

    知ったふりと知らぬふりは、どちらが笑いを取るのだろう 犬はなぜ片足あげるか 知ったふりが言う。 「神代には犬の足三本あり、いかにも不自由さに諏訪の明神に願えば、不憫と思し召され、五徳や鍋の尻は三本でもよかろうと、その一本を下され、それより犬の足は四本になった」 ...

  • 卒寿小論 312 徹すれば楽しいね (漫文54)

    吝(しわい)やの金槌 吝(しわ)い男、隣へ金槌を借りにやると、 「お安い御用なれど、あいにくうちにござりませぬ」という。 「サテサテ吝いやつかな。コレ丁稚、仕方がないから、うちのを出して使え」 (福禄寿...

  • 卒寿小論 311 頼らずに自分の目で見る 桃紅格言14(漫文53)

    頼らずに自分の目で見る 『自分の目で見れば、新しい発見、新しい喜びがある。 ~この絵はなにを表しているか、その答えは人それぞれ。~』篠田桃紅格言 自分の目で見ることの難しさ、人は先入観で何事も見てしまう傾向がある。 新学期、新しい学級を受け持つときに、前担任からの引...

  • 卒寿小論 310 何歳からでも始められる 桃紅格言13(漫文52)

    なんでも言っておく、伝えておく 『老いたら老いたで、まだなにができるかを考える。 ~長生きするほどに、この世の中と隔たるけれど。~篠田桃紅』 「カットするもの、修正するもの、新しく始めるもの」と三つの視点で生活を振り返っている。流石に80代に入ってくると新しく始めるもの...

  • 卒寿小論 309 ホットする可愛い笑い (笑悟11)

    身近なところでいつでも体験するホットする可愛い笑い。 中 姿 勢 いろ男下女をくどき、 「手まえはどうも可愛くてならぬ」と言えば、 「ナニ うそばっかり、お前のようなよい男が、わたしのような中ぐらいな者に」 麗 人 茶を持ってきた女がちょっとイカス肉体美人、尻...

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