出版関係、原発・核などについて書いています。今は、田舎暮らし中ですが、どう伝えれば、役立つ情報になるのか考えています。
----(前編より)----はだか麦の話に戻ろう。需要の減った「はだか麦」だが、新しい供給先を探すか、新しい商品を開発・販売するのが普通だ。しかし、無能な「職員」たちは、いつものように組合員に損を押し付ける方法を選んだ。(組合員に意図して損をさせるのは組合法違反なのに)彼らは麦の選別を厳しくすることにした。そうすれば供給量が減って在庫もなくなる、と安易に考えた。麦は、コンバインで収穫の際に選別されている。コンバインで選別・収穫された麦でほぼ問題なく商品(精品)になっていた。センターの再選別でも90%から95%が精品とされ販売品となっていた。ところが「職員」たちはその最終選別を厳しくすると決めて実行した。その結果、特別に大きい麦だけが精品となり、これまで普通に選別された麦は規格外になり事実上の廃棄処分になっ...「はだか麦」と無能な「職員」(はだか麦作付けの後編)
日本の単独品種と言っても過言ではない「はだか麦」。かつては「麦ご飯」として食べるのが普通だった麦で他にも麦味噌や焼酎。麦茶などの原料になるなど用途は多い。さて、その「はだか麦」だが、今期(2024年)は作付けが激減している。圃場を見た印象では50%以上が「はだか麦」の作付けをやめてしまったようだ。なぜ、こうなったのか?わかりやすく言うと「赤字になってもう無理」がその理由だ。コロナの流行で需要が減ったことがきっかけで、肥料の高騰(約2倍になった)もその理由。しかし最も大きな理由は、農業関係者の「生産者へのリスクの押し付け」がある。コロナ禍により「はだか麦」が売れ残った年に全農と農協「職員」の担当者が勝手に相談して「麦の代金は半分しか支払わない」と決定。金なら払わない、と生産者に対して居直った。生産者は、農業...「はだか麦」作付け激減の理由(前編)
「ブログリーダー」を活用して、nishioka_takaさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。