賃貸の仲介手数料無料・半額の仕組みとは?注意点を説明します。
賃貸住宅に入居する際、仲介手数料を請求されるケースは多いと思います。しかし、中には仲介手数料が無料や半額になる事もあり、どのような仕組みになっているのか分からないという人も多いのではないでしょうか? そこで今回は、賃貸の仲介手数料無料・半額の仕組みとは?というテーマで、注意点なども併せて解説していきたいと思います。賃貸の仲介手数料について、疑問に思っているような人はぜひ参考にしてみてくださいね。 賃貸の仲介手数料とは? それではまず、そもそも賃貸の仲介手数料とはどのようなものなのか?という点から解説していきましょう。仲介手数料とは、簡単に説明すると不動産会社が行った仲介業務に対する成果報酬の事を指します。 賃貸を契約する時には、賃貸借契約を結びますが、その際に借主と貸主の間に入って仲介役になるのが不動産会社です。スムーズに契約が進むように仲介としてサポートし、無事に部屋の契約が行われると対価として仲介手数料が不動産会社へ支払われるのです。 仲介手数料無料の仕組み さて、賃貸の契約では必要と思われる仲介手数料ですが、物件によっては仲介手数料が無料というケースもあります。ここでは、仲介手数料が無料になる仕組みについて解説していきたいと思います。 仲介手数料が無料になる場合というのは、「貸主が負担してくれている」場合と、「不動産会社が貸主または自社管理物件である」という場合の2つのケースが考えられます。 1つ目の「貸主が負担してくれている」ケースですが、そもそも仲介手数料は基本的には貸主・借主どちらから受け取っても良い事になっており、仲介手数料の上限が守られていればどちらが支払っても問題ありません。 そのため、早く空室を埋めたい貸主の場合は、自らが仲介手数料を負担し借り手が早く見つかるようにしている事があるのです。このような場合は、貸主が仲介手数料を負担してくれているので、借主は仲介手数料無料という形になるわけですね。 そして2つ目の「不動産会社が貸主または自社管理物件である」というケースでは、不動産会社が所有・管理している物件を貸し出す場合、そもそも仲介業務自体が発生しないのでその対価として支払われる仲介手数料も発生しません。
2023/05/31 19:53