「すべて真夜中の恋人たち」川上未映子 読書感想
初版 2014年10月 講談社文庫 あらすじ 入江冬子(フユコ)、34歳のフリー校閲者。人づきあいが苦手な彼女の唯一の趣味は、誕生日に真夜中の街を散歩すること。友人といえるのは、仕事で付き合いのある出版社の校閲社員、石川聖(ヒジリ)のみ。ひっそりと静かに生きていた彼女は、ある日カルチャーセンターで58歳の男性、三束(ミツツカ)さんと出会う・・・。 (アマゾン商品紹介より) SNSで、「文章がきれい」「彼女の書く表現が好き」との声をたびたび目にして。 比較的若い女性層から支持されてるのかな、となんとなく気になっていた作家です。 しかしオッサンの私には合わないか?と躊躇していたところ。 たまたま立…
2021/07/31 04:39