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会話の心・技・体 https://kotobanomikado.hatenablog.com/

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心技体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心技体が大事です。では、会話における心技体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

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2020/10/25

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  • 真の勝利は仲間を得ること 議論で相手を打ち負かしても、うらみをかったのでは得策とはいえません。 相手はあなたの敵になってしまったからです。 敵へ対処することは、あなたから時間も費用も労力も奪います。 これらのコストがかかります。 得策ではありません。 真の勝利は、議論に勝った相手があなたの仲間になることです。 味方になることです。 味方なら、先述のコストは全くかかりません。 そのためには、共感や同意を相手から得なければなりません。 会話の原則6「合わせる」 あなたは、「相手と気持ち

    議論で相手を打ち負かしても、うらみをかったのでは得策とはいえません。 相手はあなたの敵になってしまったからです。 敵へ対処することは、あなたから時間も費用も労力も奪います。 これらのコストがかかります。 得策ではありません。 真の勝利は、議論に勝った相手があなたの仲間になることです。 味方になることです。 味方なら、先述のコストは全くかかりません。 そのためには、共感や同意を相手から得なければなりません。 会話の原則6「合わせる」 あなたは、「相手と気持ちは合致している」ということを相手に分かってもらう必要があります。「会社をもっとよくしていこう」「売り上げをさらに上げよう」「過ごしやすい職場…

  • 「後悔したくないんで」――ちゃちゃを入れてくる相手にはこう言おう あなたが努力していると、余計なちゃちゃを入れてくる人いませんか。 「今さら何やっても遅いよ」 「真面目だね~~、無駄になると思うけど」 「そんなに頑張って、一人だけ出世でもしたいわけ」 自分は怠けていい加減に過ごしており、一生懸命やっている人にはからかいや横やりを入れてくるイヤな人です。 相手にするだけ時間の無駄であり、無視するのがいちばんですが、知らんぷりも角が立つなという場合は、こう言いましょう。 「後悔したくないんで」 怒っ

    あなたが努力していると、余計なちゃちゃを入れてくる人いませんか。「今さら何やっても遅いよ」「真面目だね~~、無駄になると思うけど」「そんなに頑張って、一人だけ出世でもしたいわけ」 自分は怠けていい加減に過ごしており、一生懸命やっている人にはからかいや横やりを入れてくるイヤな人です。 相手にするだけ時間の無駄であり、無視するのがいちばんですが、知らんぷりも角が立つなという場合は、こう言いましょう。 「後悔したくないんで」 怒った顔で言ったり、笑顔で言ったりする必要はありません。 といって、あえて無表情にクールな顔をしたり、ムッとした顔をしたりすることもありません。 普通の、穏やかな表情で言えばい…

  • キャッチボールでボールを取り損ねたら、「ああ、失敗した!」と思いますよね。会話だって同じです。会話だって同じです。 しっかり相手から投げられた話題をキャッチしましょう。 会話の原則9「受け答える」 まずは、返事。 呼ばれたら返事をしましょう。 これ、相手の耳に聞こえるように返事しなければ駄目ですよ。 相手に聞こえなければ、あなたは返事しているつもりであっても、相手には返事をされてないと取られるのです。 遠くから呼ばれたら、遠くの相手に聞こえるように大きな声で返事をします。 もしあながた

    キャッチボールをしていてボールを取り損ねたら、「ああ、失敗した!」と思いますよね。 会話だって同じです。 しっかり相手から投げられた話題をキャッチしましょう。 会話の原則9「受け答える」 まずは、返事。 呼ばれたら返事をしましょう。 これ、相手の耳に聞こえるように返事しなければ駄目ですよ。 相手に聞こえなければ、あなたは返事しているつもりであっても、相手には返事をされてないと取られるのです。 遠くから呼ばれたら、遠くの相手に聞こえるように大きな声で返事をします。 もしあながた大きな声を出せないというのであれば、手を挙げるなど、何らかのリアクションを必ず返しましょう。 次に、会話中の感嘆の言葉。…

  • 「明日、ひま?」と聞かれたら、「予定がある」と言おう

    「明日、ひま?」「これから空いてる?」「日曜、時間ある?」 こう聞かれると、ほんと、困りますよね。 正直に時間があると答えると、相手がろくでもない用事に誘ってきたりします。 本当は、相手から、「もし明日ひまだったら、一緒に寄生虫博物館に行ってくれないかな?」みたいに、ちゃんと用事を言ったうえで、こちらに時間があるかどうかを聞くべきなのです。 そう聞いてもらえれば、あなたも「せっかく誘ってくれてありがとう。でも寄生虫は苦手なのでお断りします」と言いやすいですよね。 でも、先に「時間がある」と答えると、もう相手が手の内を見せる前から、相手の誘いにOKみたいな感じになってしまうのが、今の日本社会にお…

  • 断るときは、うそも方便

    相手から気が進まない誘いを受けた時、断るのに苦労しますよね。 そういう時は、理由をつけます。 「明日は、家でどうしても片付けなければならない仕事があって」「その日は、ちょっと出かけなければならない用事があって」「今夜は、家族で約束があるから帰らなければならないんだ」 本当は、仕事も用事も約束も無かったとしても、これ、言っていいんです。 これが「方便」というものです。 方便とは、目的を達するための手段のことです。 つまり、「断る」という目的を達するために使っている手段が「うそ」ということですね。 この場合「うそ」を使わずに断るとしたら、次のようになってしまいます。 「明日は家でごろごろしたいから…

  • 断るときでも「ありがとう」

    人から誘われて、断らなければならない時がありますね。「今度、飲みに行かない?」「あの映画、一緒にどう?」「明日の休み、買い物しようよ」 せっかくのお誘いですが、気が進まなかったり、用事があったりしたら、行けませんよね。 そういう時は、きちんと断ります。 あいまいな返事をすることや返事を保留することは、あなたにとっても相手にとってもメリットがありません。 はっきりするまで、どちらも次の行動を取れないわけですから。 あなたがはっきり断ってくれれば、相手は他の人を誘ったり、一人で行くことにしたりといった次の行動をとれるのです。 ただ、この時、一言そえるべき言葉があります。「ありがとう」です。 ただ断…

  • 金もちケンカせず

    「金もちケンカせず」というのは、「周囲とうまくやれる人は成功できる」ということです。 敵がいると、その敵に対処しなければなりません。 対処に時間もお金も精神エネルギーも取られてしまいます。 敵がいなければ、時間もお金も精神エネルギーも温存できます。 お金がたまるというわけですね。 「おまえは間違っている!」 もし、誰かからこう言われたら、カッと怒りの感情がわいてくることがあるでしょう。 ここで言い返すと、ケンカになります。 敵を作ることになります。 大切なあなたの時間とお金と精神エネルギーを割かなければならなくなります。「おまえは間違っている!」 雑談の場で言われたら、しょせん雑談、どうでもい…

  • 必要なければあえてマイナスなことを口にする必要はない

    「○○さんのことが嫌いだ」「あの食べ物は不味い」「ここのお店感じ悪い」「その番組つまらないね」 このようなマイナス表現、必要ないのであればあえて口に出して音声化する必要はありませんね。 マイナスな言葉は、その言葉それ自体がマイナスな影響力を脳に対して及ぼすことが分かっています。 誰のことであろうが、何のことであろうが、マイナスな言葉を口にしたあなた自身が損をするのです。 また、マイナスな言葉を聞かせられる周りの人だっていやなものです。 誰かについてのマイナスな言葉、悪口をあなたが言っていたら――。 周りの人はこう思います。「この人、もしかしたら私が居ない時は、私の悪口を言っているんじゃないだろ…

  • プロセスをほめよう

    「結果を出せ!」「失敗したんじゃ意味が無い!」 ビジネスの現場でよく聞く言葉です。 しかし、良い結果を出すためには多くの失敗が必要なのですよ。 発明王エジソンが電球を発明するために失敗した回数は何千とも何万とも言われています。 そのことでインタビューされたエジソンが言った言葉は、「私は失敗したのではない。電球に使えない多くの素材を発見したのだ」でした。 あなたのお子さんが、家族が、部下が、同僚が失敗を重ねていたとしても、もしかしたら、その人は将来のエジソンかもしれないのです。 その失敗を重ねたプロセス、何度ダメでも諦めないチャレンジ精神をほめましょう。 新しいものは、そこから生まれるのです。 …

  • 否定、叱責は、子どもの脳には悪影響しかない

    会話の原則1「否定しない」 会話の原則7「ほめる」 子育てにおいては特に大事なことです。 人間の記憶と感情はとても結びつきやすいものです。 そしてそれが時には大きな勘違いを生み出します。 若い男女が吊り橋を渡り、こわい思いをしたとします。 2人は、「つり橋が揺れてこわい」「落っこちやしないかはらはらする」と、あくまで「吊り橋の恐ろしさ」でドキドキしました。 後になってその吊り橋の体験を思い起こすとき、ドキドキした感情と共に一緒にいた相手のことも思い出します。 すると脳は、一緒にいた相手にドキドキしたと勘違いし、恋愛感情をもってしまうのです。 有名な「吊り橋効果」ですね。 あなたのお子さんに、「…

  • マザリーズ(母親語)。子どもへの「そうなのーー」「~~なんでしゅね」「○○でちゅかぁ」には意味がある

    赤ちゃんや幼児、小学校低学年の子に対し、大人は無意識に、高めの、ゆっくりな、抑揚のある呼びかけ方をします。 これは「マザリーズ(母親語)」と呼ばれるもので、脳科学的に意味があるものなのです。 赤ちゃん、幼児は、こういった話しかけ方をされると、最も安心して反応するということがこれまでの研究で分かっています。 そして、これは言語や国の違いを問わず、世界共通の傾向です。 会話の原則8「呼びかける」 より良い子育てのためには、たくさん話しかける事が大切です。 ですが、中には、クールに、事務的に、ヒステリックに、威圧的に子どもに呼びかけている人、いませんか。 幼い子どもに対してはマザリーズですよ。 また…

  • 良いレッテルを貼ろう

    「不良」「ヤンキー」と呼ばれる人たちの中には、好きでそうなったのではない人もいます。「あいつはダメなやつだ」「どうしようもない」「ホントに困った人間だ」 こういった言葉を周囲からかけ続けられた結果、「ダメさ」や「どうしようもなさ」が強化され、どんどん悪く悪くなっていってしまったのです。 周りの人間から悪いレッテルを貼られ続けた結果なのです。 逆だったらどうでしょう。「あの人はいい人だ」「とても素晴らしい」「いつも助けてくれる人間だ」 こういった言葉を周囲からかけ続けられると、「いい人ぶり」や「素晴らしさ」が強化され、ますます良い人良い人へと変わっていきます。 ほめ続けられた人形が、とうとう人間…

  • 子どものありのままの姿を笑顔で認めよう

    会話の原則4「笑顔」 子どもが、騒ごうが、テストで悪い点を取ろうが、大切なカップを割ってしまおうが、泥だらけの服で帰ってこようが、その姿をありのままで笑顔で受け止めましょう。 大人になってから尊大に振舞う人は、自尊感情、自己肯定感が低い人です。 子どものころ、ありのままの姿を親に認められなかったことが原因で、自分を他人に対して大きく見せようという性格に育ってしまったのですね。 あなたのお子さんの、ありのままを認めましょう。 笑顔で接しましょう。 そうすれば、あなたのお子さんは性格の良い大人に育ちます。 周りの人、みんなから好かれ、幸せな人生を歩めますよ。

  • 子どもに「間違えちゃったね」と言うのは間違い

    子どもが学校からテストを持って帰ってきました。 たとえば、10問中3つ間違って70点だったとしましょう。 でも、本人は大して気にしていない様子です。 それなのに、わざわざ、「3つ間違えちゃったんだね」といわゆるマイナス要因を口に出して音声化する必要はありません。 会話の原則7「ほめる」 こう言いましょう。「この前は60点だったのに、上がったね。やったじゃない!」「これ、結構むずかしいよね。70点も取ったんだ。すごいね!」 ほめようは、いくらでもあります。 マイナス要因を言葉にして告げられれば、子どもの脳にはそのマイナス要因が刻み付けられます。 子どもの自己肯定感、自尊感情を低下させてしまいます…

  • 子どもに「ダメ」と言っちゃダメ

    「否定しない」 これは会話の第1原則です。 原則のトップにくるということは最も重要な原則といえます。 「シロクマ実験」の話をします。「シロクマのことを考えないでください」と被験者に告げる「シロクマ実験」。 告げられた被験者は、シロクマのことを考えないどころか、かえってシロクマのことばかり考えてしまったという実験結果が出ました。「シロクマのことを考えてください」「シロクマのことを考えないでください」 どちらも相手にシロクマのことを考えさせてしまうという点では同じ言葉がけです。 人間の脳は「否定」が苦手なのです。 シロクマのことを考えさせたくないのなら、たとえば、「アフリカゾウのことを考えてくださ…

  • 会話のネタ「敵に近し」天気・近況・ニュース・地域,知人・体,健康・趣味,仕事

    「どんな題材で話をしたらいいのだろう」「話題こまったなあ」 こういうときは、「てきにちかし」です。 「敵に近し」……敵に近づいて味方にする。 会う人、会う人、みな味方になってくれれば、あなたに敵は無くなります。 それは、文字通り「無敵」。 人生が生きやすくなりますね。 「てきにちかし」とは、次の6つ。 て …… 天気き …… 近況に …… ニュースち …… 地域,知人か …… 体,健康し …… 趣味,仕事 ちなみにイギリス人は、会えば天気の話をするそうです。 我々日本人も、天気の話はよくしますよね。 島国の天気は変わりやすい特徴がありますので、そのあたり、共通しているのかもしれません。

  • ネガティブワードで脳にダメージを与えるな。悪い言葉を使わず、別の表現に言い換えよう

    悪い言葉は、言葉それ自体が悪い影響力をもっていることが脳科学的に判明しています。「おまえはバカだ」「○○さんはアホだ」などとあなたが言ったとしましょう。 この場合、「バカ」「アホ」といった言葉自体がネガティブなパワーをもっています。 言った相手に対してと同時に、言ったあなた当人にも、悪い影響が及んでしまうのです。 あなた自身の脳が「バカ」「アホ」という言葉からダメージを受けてしまうのです。 もし、マイナスなことを言いたい場合は、言い換えましょう。 たとえば―― ・がんこ → 意思が強い・優柔不断 → 慎重・いい加減 → おおらか・のんびり → 余裕がある・せっかち → 頭の回転が速い・八方美人…

  • 会話はキャッチボール――ということは、ボールを投げたり、受け取ったりしなければならない

    「会話はキャッチボール」とは、いろいろな人が本やネットで言っています。 キャッチボールということは、ボールを投げたり、受け取ったりするということです。 あなたが相手からのボールを受け取らなかったり、いつまでも投げ返さなかったりしたのでは、キャッチボールは成立しませんよね。 会話も同じです。 相手からのボールを受け取るというのは、会話の原則5「繰り返す」、会話の原則6「合わせる」、会話の原則9「受け答える」ということです。 相手にボールを投げ返すというのは、会話の原則3「質問する」、会話の原則7「ほめる」、会話の原則8「呼びかける」ということです。 相手としっかりやり取りして、上手な会話のキャッ…

  • 茶封筒になるな、見た目が全てと思え

    茶封筒からラブレターは出てきませんよね。 それなりに手の込んだ封筒に愛の言葉がつづられた便箋は入っているものです。 あなたが内面的にどんなに素晴らしい人だったとしても、それが外面に表されていなければ、初対面の相手にはあなたのすばらしさは伝わりません。 別に手の込んだおしゃれをしたり、高級品を身に付けたりしなくていいのです。 清潔なかっこう、相手に不快感・威圧感を与えないかっこう、そして笑顔で相対すれば、相手には好感をもってもらえます。 あなたは会話のとき「茶封筒」になっていませんか。 たとえブランド物で身を固めていても、笑顔が無かったら、あなたは相手にとって茶封筒です。 会話の原則4「笑顔」を…

  • 会話は相手に対するプレゼントだと思え

    あなたは相手にプレゼントする時、何も考えずに贈りますか? そんなことはないですよね。「何にしようかな?」「これだったら、相手は喜んでくれるのではないだろうか」 いろいろとあれこれ考えながら、贈る物を選ぶはずです。 会話だって同じです。 いつ、誰と会話をするのかあらかじめ分かっているのであれば、話題は用意して行きましょう。 何も考えず、行き当たりばったりで、いつもアドリブ。 あなたが相手との会話の機会を大切なものととらえていないことが相手に伝わってしまいますよ。 あらかじめ分かっている会話の場に行くのであれば、どんな話をしようかを考えてから臨みましょう。

  • 会話のNG行動9「受け答えない」(会話の原則9「受け答える」に反する)

    1. あなたは呼ばれたら返事をしていますか。「○○君、その書類持ってきて」 こう言われた時、ただ書類を持って行ったのではNGです。 かならず、「はい」と返事をしてから、書類を持って行きましょう。 黙って書類を持って行ったのでは、「感じ悪いヤツだな」と思われてしまいます。 せっかく相手の言うことに従って、書類を持っていってあげたのに、そのことによってマイナス印象をもたれてしまったのでは損ですよね。 そういうことのないよう、呼びかけられたら必ず返事をしましょう。 2. あなたは、挨拶されたら挨拶を返していますか。 たとえあなたが立場が上の人間だったとしても、かならずきちんと挨拶を返しましょう。 俳…

  • 会話のNG行動8「呼びかけない」(会話の原則8「呼びかける」に反する)

    呼びかける行為は主に2種類です。 呼びかける行為の1つ目は「名前」。 名前を呼べるためには、相手の名前を覚えなければなりませんよね。 同じ学級や職場にいるのに、いつまでも名前を覚えず、「きみ」「あなた」で呼んでいたのでは、呼ばれた相手もあなたに対して親しみをもてません。 覚えていなくても相手が名札を付けているのなら、名前を呼べますよね。 会話のところどころに相手の名前を差し挟みましょう。「なるほど、○○さんのおっしゃるとおりですね」「そうだったんですね、○○さん」「○○さん、この件なのですが……」 親しみが増し、会話も弾みます。 名前を覚えてもらえるということは、覚えてもらえた相手にとっては「…

  • 会話のNG行動7「ほめない」(会話の原則7「ほめる」に反する)

    「ほめる」というと、相手へのゴマスリとか、媚を売るようだとか、自分のプライドが許さないとかいう人がいますが、そうではありません。 脳科学的にも、ほめ言葉はその言葉自体が良い影響力をもっています。 たとえば、「すごい」という言葉は、「あなたは、すごい」と言っても、「私は、すごい」と言っても、あなた自身の脳にとって「すごい」良い影響力があるのです。 だから、人をほめればほめるほど、実はあなた自身をほめるようなものであり、あなたにとってお得なのです。 あなたが親なら、我が子をほめましょう。 けちけちしないで、ほめましょう。 些細なことも、ほめましょう。「そんなの当たり前のことだ。 ほめられない」 そ…

  • 会話のNG行動6「相手に合わせない」(会話の原則6「合わせる」に反する)

    演奏だってダンスだって、お互いの息が合っていなければいいものはできませんよね。 会話だって同じです。 お互いの息を合わせて、いい会話を作り上げていくのです。 ペースも、感情も、内容も、あなたから相手に合わせるのです。 相手が小さい声で話しているなら、あなたも合わせて小さい声で。 相手がゆっくり話しているなら、あなたも合わせてゆっくりした話し方で。 相手が嬉しそうに話しているなら、あなたも共感して嬉しそうな態度で。 相手がつらそうに話しているなら、あなたも共感して神妙な顔つきで。 相手が車の話をしているなら、あんたはたとえ車に興味が無くても興味のある素振りで。 相手が知らないアイドルの話をしてく…

  • 会話のNG行動5「相手の言葉を繰り返さない」(会話の原則5「繰り返す」に反する)

    「昨日○○へ出かけたんだ」「見て見て、これ買ったの」「聞いてよ、彼ったらひどいのよ」 こんなふうに相手が話しかけてきたらどうしますか。 会話の原則5は「繰り返す」ことです。「へえ、○○へ行ってきたんだ」「これ買ったんだ」「ひどいんだね、どうしたの?」 こんな具合に。 会話の基本中の基本ですよ。 それを、「あ、そ」「ふーん」「なにが?」みたいに、繰り返すこともなくそっけない返事をしたら――。 相手は「自分の話をあなたにきちんと受け止めてもらえてない」と感じ取ります。 相手の言葉を繰り返しましょう。 繰り返すだけなんですよ。 簡単でしょう。 ほとんど考えることなくできるんです。 繰り返すときは、全…

  • 会話のNG行動4「笑顔が無い」(会話の原則4「笑顔」に反する)

    会話するとき笑っていますか。 笑顔を意識的に作っていますか。 マスクをしていると目元しか相手に見えません。 その「目で」きちんと笑っていますか。 いつでも笑顔で会話しましょう。 こう書くと、「お葬式のときでもですか?」 すぐ言う人がいます。 お葬式のときは悲しい顔をするに決まっているでしょう。 ひねくれた言動はやめましょう。 普通の表情ならいいのか、真顔ならいいのかというと、そうではありません。 だって、それ、「ふつう」なんですよ。「えがお」じゃありません。 人間というのは、体の動きに心が連動するようになっています。 楽しそうに体でふるまっていると、実際に心も楽しくなってくるようにできているん…

  • 会話のNG行動3「質問しない」(会話の原則3「質問する」に反する)

    質問とは、その話題に興味があるという意思表明です。 興味があるから質問します。 あなたに好きな人がいれば、「生年月日は? 身長は? 好きな食べ物は? 血液型は? 趣味は?」と、その人のいろいろなことを知りたいはずです。 できれば本人に直接聞きたいはずです。 質問するということは、「私はあなたに、あなたの話に興味があります」というサインなのです。 それなのに、相手が話し終えるやいなや何の質問もせず、「んで、こないだのことだけどさ~~」と話題を転換したら相手はどう思うでしょうか。「私の話つまんなかったかな」「何の興味も持ってもらえてないんだ」「話さなければ良かった」 間違いなくこんな風に思います。…

  • 会話のNG行動2「最後まで聞かない」(会話の原則2「最後まで聞く」に反する)

    あなたがしゃべっていて話をさえぎられたらどう思いますか。 不快なはずです。 フラストレーションを感じるはずです。 あなたの会話相手だってそうなんですよ。 相手が話している時に、「そうそう、俺もそこ行ったことある! その時、俺は~~」「ああ、その店知ってる。人気メニューは○○だよね! 私も食べたことあるんだけど~~」「見た見た、あの映画。いや~~、主人公のあのセリフなんだけどさ~~」などと、割り込んだりしていませんか。 自分もその話については大いに興味がある場合、ついつい自分も話をしたくなってしまうものです。 でも、今、しゃべっているのは「相手」なのです。 相手の話の腰を折り、話を奪ってしまって…

  • 会話のNG行動1「否定する」(会話の原則1「否定しない」に反する)

    あなたが相手の話を聞いていて、「ん? 何を言ってるんだ」「それはそうじゃないだろ」「間違ってるよ」と感じることがあると思います。 そこで言葉で「君は誤っている!」と口に出してしまったらどうなるでしょう。 相手の心にはシャッターが降りてしまうかもしれませんね。 立場上、あなたが強い場合、相手は表面的には従うそぶりを見せるかもしれません。 でも、心はあなたを拒絶しています。 以後、良好な関係を維持するのは難しくなりますね。 それが学術的な論戦とか、法律的に白黒はっきりさせなければならない時ならば、相手を否定する場面もあるでしょう。 しかし、それが雑談レベルなのであれば、否定することは無いのです。 …

  • きれいな言葉を使いましょう。きれいな言葉が返ってきます

    世の中は「ブーメランの法則」です。 発したものがあなたに返ってくる。 良い言葉には良い言葉が、良い行動には良い行動が、それぞれ返ってきます。 人に対してきれいな言葉を使ったり、親切な行いをしたりするのは、もちろん相手のためになりますが、自分のためにもなるのです。 自分のために好ましい言動を心がけましょう。「自分が良くなりたいからといって良い言動をするのは動機が不純ではないか」 こんな批判をする人がありますが、不純ではありません。 心の中で何を思っていようが、相手にはそれは分かりません。 それよりも、表現された言動が相手にとっては全てなのです。 相手に喜ばれることは、自分にとってもまた喜びです。…

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