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会話の心・技・体 https://kotobanomikado.hatenablog.com/

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心技体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心技体が大事です。では、会話における心技体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

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2020/10/25

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  • 名前を名乗ろう

    仕事で会った人と話をする時は名前を名乗りましょう。「どうせ覚えてもらえない」などと思わず、気前よく名乗りましょう。 覚えるかどうかは相手の問題です。 けちけちしない。 名前を名乗ってもらうと心証が良いものです。 あなたにとっては得なことしかありません。 あなただって、相手が「どこの誰だか」明かしてくれると安心するはずです。 あなたの正体を相手に伝えることは、相手を安心させることにつながるのです。 名前を名乗るのは、人間関係の基本中の基本です。 名前を名乗りましょう。

  • 話し言葉は取り戻せない。でも書き言葉なら発する前に修正できる

    メールやLINEの文章。 発信の前に読み返していますか。 必ず読み返しましょう 表現のおかしさや、言葉遣いの不適切さに気づきます。 瞬時に発せられる話し言葉と違って、書き言葉なら発する前に推敲することができるのです。 時間の許す限り見直し、必要に応じて書き直しましょう。 よくある、本当は可愛いという意味の「かわいくない」交通手段を質問している「何で来たの」 これらは、それぞれ「かわいいの否定」「来たことへの文句」と誤解して受け取られかねない表現です。 誤解を招く可能性がある表現は極力慎みましょう。 言葉は言霊。 物事は、言ったとおり、書いたとおりになっていきます。 良い文章を書けば、あなたに起…

  • 物事は口に出した言葉の通りになる

    マイナスな言葉は言わないようにしましょう。 可愛がられ、言葉をかけ続けられた、ピグマリオンという人形がとうとう本物の人間になってしまったという神話で語られているように、物事は口に出した言葉の通りになるのです。「自分はすごい」と言い続けていれば、あなたはどんどんすごい人間になります。「おまえはくだらない」と言い続けていれば、言われた相手も、言ったあなたも傷つき、くだらない存在に成り下がっていってしまいます。 主語に関係なく、良い言葉も悪い言葉も、それを耳にした人に影響を与えるのです。 だから、良い言葉を口にしましょう。 自分をほめましょう。 相手もほめましょう。 物もほめましょう。 仕組みもほめ…

  • 意見が違ったら相手が正しい

    学術的な論争や、科学的な正確さを競う場合ならともかく、普段の雑談では正否や勝ち負けなどどうでもいいことです。 相手が間違っていてもです。自分「ウルトラマンに変身するのはハヤタ隊員ですよね」相手「違うだろ、ウルトラマンに変身するのはモロボシダンだ」自分「あ、そうでしたっけ」 これでいいんです。 ウルトラマンに変身するのはハヤタ隊員というのが正しい。 モロボシダンが変身するのはウルトラセブンです。 だから相手が間違っている。 でもいいんです。 所詮は雑談です。 ここで相手の間違いを指摘して関係が悪くなり、職場の雰囲気を悪化させてしまうことの方がはるかに問題です。 ウルトラマンの話の不正確さをただす…

  • 返事に困ったら

    「不治の病にかかってしまった」「大切な人が亡くなった」 こんな話を聞かせられたら返事に困ります。 会話の原則を使いましょう。 会話の原則5「繰り返す」「父が大けがをしてしまったんだ」「お父様が大けがをなさったんですね」「娘が受験に失敗してしまって」「受験に……そうなんですか」という具合です。 言葉をまるまる繰り返すと機械的ですから、一部を繰り返すと自然です。 会話の原則6「合わせる」 ここでは、相手の気持ちにこちらの気持ちを合わせているということを表現します。 相手の気持ちをこちらで言葉にしてあげるのです。「母が病気になってしまって」「それはお辛いですね」「商売で大赤字を出してしまったんだ」「…

  • あたえることでいただけるのが愛

    死んだら人間は神様から2つのことを聞かれるそうです。「人生を楽しみましたか」「人に親切にしましたか」 人間がもっとも喜び楽しみを感じるのは、人に親切にして喜ばれた時だそうです。 だからこの2つの問いは実は同じことを聞いているのですね。 人に親切にしましょう。 また、よく言われる「引き寄せの法則」「牽引の法則」「類友の法則」「鏡の法則」「たらいの法則」などは、みな同じことを言っています。 あなたがやったことと同じことがあなたに起こる。 幸せになりたければ、人を幸せにすることです。 人を幸せにしただけ、お金が入ってくるという法則もまたあるそうです。 もっとも手っ取り早く人を幸せにする方法は、人に優…

  • 今日は残りの人生の最初の日

    あなたが人生において最も若い時は、今です。 いつでも今この瞬間こそが、あなたが残りの人生で最も若い時なのです。 残りの人生をスタートさせる初日でもあります。 過ぎ去った過去ではなく、未来に目を向けましょう。 1日24時間は、誰にでも平等に与えられています。 残りの人生を上向きにさせるか否かは、今この瞬間以降のあなたの振る舞いに全てかかっています。 あなたの肉体をつくっているのは口にする食べ物です。 あなたの人生をつくっているのは口にする言葉です。 あなたの残りの人生は、今この瞬間からスタートです。 良い言葉を口にして、良い人生をつくっていきましょう。

  • 電話を受けたら「お世話になっております」。話しかけるなら「お忙しいところすみません」

    電話を受け、相手が名乗ったら「お世話になっております」と言います。 社会人の電話対応の基本中の基本ですね。 電話の相手があなたが個人的に知らない人でも関係ありません。 会社としてお世話になっている人かもしれないのです。 いえ、仮に間違い電話でかけてきた相手であっても関係ありません。 もしかしたら、この間違い電話をきっかけに会社の顧客になってくれるかもしれません。 先に相手が「お世話になっております」と言った時は、「こちらこそ」と返します。 実際のところお世話をしているのは自分なのだから、「こちらこそ」と返す筋合いはない――などとケチなことを言いません。 あなたの知らないところでお世話になってい…

  • 自分の気持ちは自分でコントロールする

    今、あなたの精神状態が笑顔で会話できない状況であるならば、無理に会話する必要はありません。 何事も無理は禁物です。 あなたがムスッとしていると、会話相手に気を使わせることになります。 相手に機嫌をとってもらうことになります。 これはいけません。 あなたは相手にとって「面倒くさい人」になってしまっていますよ。 本当は自分の気持ちは自分でコントロールできるのがいいのです。 自分で自分の機嫌をとります。 他人に自分の機嫌をとってもらうのではありません。「楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ」と言います。 思考よりも行動が先なのです。 心が上機嫌でなくても、顔を頑張って笑顔にしていると、いつし…

  • 雑談は内容ではなく態度

    相手と楽しく会話するために、何かすばらしい話のネタが無ければならないと思ってはいませんか。 しかし、そんなことはありません。 どんなにすばらしい内容の話だったとしても、相手が不機嫌な仏頂面で話をしてきたら、あなたは楽しいでしょうか。 逆に、「だんだん寒くなってきましたね」「あ、髪切ったんですね」といった、フツーの会話でも、それが笑顔でなされたものであるなれば、あなたは楽しいと感じるはずです。 雑談で相手に好感を与えるのは、内容よりも態度です。 会話の原則4「笑顔」 珍しい話でなくても、オチの無い話であっても、それが笑顔で交わされた会話であれば、その場は楽しいものになります。 雑談で重要なのは、…

  • メモをするから良い話を聞くことができる

    あなたが話をしている時、相手がメモをとったらどう思いますか。「ああ、この人は自分の話を真剣に聞いてくれているのだな。 もっと良い話をしよう」 こう思う人が多いのではないでしょうか。 雑談ならメモをとるのは不自然な場面もあるでしょうが、仕事先でのちょっとした会話や、上司からの話などには、覚えておいて損は無い良い内容が含まれている場合があるものです。 そういう時はすかさずメモをとりましょう。 後でそのメモを見返せば役立ちますし、またメモをするあなたのために、相手はもっと良い話をしようとしてくれるからです。 メモをとるあなたの姿を相手に見せることは、相手からよりよい話を引き出すことにつながり、結果的…

  • 運命の出会い

    地球上のあらゆる出会いは、全て「運命の出会い」です。 あなたの周りの人は一人残らず、時代が違ったら、地域が違ったら、言語が違ったら、出会うどころか会話すらしなかった人ばかりです。 生んでくれた親が違ったら、通う学校が違ったら、勤め先が違ったら、買い物の店が違ったら、出会わなかった人は大勢います。 地球の現在の人口80億の中で、いったい私たちは生涯どれくらいの人に出会うでしょうか。 ある調査によれば、何らかの接点をもつ人は3万人。 学校や職場などで近しい関係になる人は3千人。 親しく会話する人は3百人だそうです。 あなたが出会う人は20万人以上に1人の確率で出会った人なのです。 ですから、誰との…

  • 展開が予測できたとしても話をさえぎらない

    会話の原則2「最後まで聞く」 会話をしているといろいろな話が出ます。 前に聞いた話を繰り返す人もいるでしょう。 どこかで聞いたことのある話をしだす人もいるでしょう。 初めて聞く話ではあるけれど、結末が予測できる話をする人もいるでしょう。 だからといって次のような反応をしてはいけません。「それ、前にも聞きましたよ」「知ってる! これこれこういうことですよね?」「ああ、分かった。○○ということでしょう!!」 相手は話をさえぎられて不快な上に、全部話させてもらえなかった欲求不満をもつことになります。 会話相手との関係において何も良いことはありません。 話は全部聞きましょう。 最後までさえぎってはいけ…

  • 言い過ぎたら謝ろう

    人間です。 感情に任せて一気にまくし立ててしまい後から後悔する――誰にでも覚えがあるでしょう。 私もそうです。 後からそう思ったのなら、思った時点で相手にその気持ちを伝えましょう。「言い過ぎた。ごめんね」「責めるような言い方になってしまった。悪かったね」「不愉快な思いをさせたね。謝るよ」 謝ることは敗北ではありません。「謝罪とは負けを認めること」と思っている人がいますが、そんなことはありません。 逆に、「きちんと自分の非を認められる人は強い人だ」と周りからは思われるでしょう。 皆の前で無理やり誰かを謝らせるような人がいます。 謝らせているその本人は正しいことをしていると思っているかもしれません…

  • 言葉は刃物

    言葉は刃物です。ナイフです。包丁です。刃(やいば)です。 刃物は料理をすることに使うこともできれば、人を傷つけることに使うこともできます。 言葉も同様です。 人を元気にさせることもできれば、人の元気を奪ってしまうこともできます。 良い言葉は人を元気にし、悪い言葉は人を病気にするといっても過言ではありません。 良い言葉は、それ自体が脳に好影響を与え、悪い言葉もまたそれ自体が脳に悪影響を与えることが脳科学で分かっています。「私はすごい」と自分で言うことが、自分の脳に好影響を与えるのはもちろんですが、「あなたはすごい」と相手に言うことでも、自分の脳に好影響を与えるのです。 自分で発した「すごい」とい…

  • 嫌なことを言われたら、笑って応じる

    自分の弱点、失敗、ミス、落ち度、あるいはいわれのない悪口など、会話の相手から嫌なことを言われる時があります。 そんな時は、露骨に嫌な顔をしたり、反論したりするのではなく、笑って返しましょう。「ひどいな」「やめてくださいよ」「痛い所を突かれましたね」 にこにこしながらこう言い返しましょう。 余裕のある態度を相手に示すことになります。 余裕があるということは、人間としての器が大きいこと、度量が広いことです。 人間としての器は大きい方がいいですね。 器の大きい人間になるためにはどうすればいいでしょうか。 それは「器の大きい人間だったらどう振舞うか」をいつも考え、「器の大きい人間のように振舞うこと」で…

  • 「髪切った?」

    テレビ番組「笑っていいとも」でタモリさんがゲストに多用していた問いが「髪切った?」でした。 職場の同僚や学校のクラスメートが髪型変えて来た時、どう声をかけるのがいいでしょうか。 単純に「髪切った?」がいいでしょう。 昔からよく言われるのが“失恋した女性は髪を切る”というものです。 だからといって、「失恋した?」「何かイヤなことでもあったの?」と聞いたのではどうでしょう。 場の雰囲気が暗くなってしまいます。 そうならないためには、逆に、「何かいいことあった?」と聞くことですが、相手は実際のところ失恋しているのかもしれません。 ちょっと難易度の高い問いですので、自分と相手との関係性を考え、言っても…

  • 良い事は追いかけてでも言う。電話をかけてでも伝える。

    お礼は3回言いましょう。 1回目は何かをしてもらった直後に「ありがとうございました」と。 2回目はその日の別れ際に「今日はありがとうございました」と。 3回目は翌日に「昨日はありがとうございました」と。 でも、言い忘れてしまうことがあったり、会うタイミングを取れなくて言えなかったりすることがあります。 別れ際、もしお礼を言うのを忘れていたのを思い出したら、戻ってきてでも、あるいは去り行く相手を追いかけてでもお礼を言いましょう。 これは、お礼でなくても同じです。 相手をほめたい時、伝えたい良い事があった時なども、自分が戻ってきてでも、相手を追いかけてでも伝えましょう。 良い事であれば、電話をかけ…

  • 何が起きても「ツイてる」「運がいい」「ラッキーだ」と言おう

    塞翁が馬(さいおうがうま)というエピソードをご存知ですか。 昔の中国に、飼っていた馬に逃げられてしまった男がいました。 周りの人から「残念だったな」と言われましたが、その逃げた馬は、たくさんの野生の馬を連れて男の元に返ってきました。 「馬を失った」という悪い出来事が、「馬が増えた」という良い出来事の元になっていたのです。 増えた馬たちを調教しようと、男の息子が馬に乗って訓練をしていました。 ところが息子は落馬し、足を折る大けがをしてしまいました。 「馬が増えた」という良い出来事が、「息子の骨折」という悪い出来事の元になっていたのです。 しばらくして戦争が起こり、男の村でも若者たちが徴兵されるこ…

  • 聞いた話をまたされたら「そうでしたよね」

    同じ話を繰り返されることありますよね。 そんな時、「前にもそれ聞いた」「知ってますよ」「またその話ですか」等と返したらどうでしょう。 相手は間違いなく気を悪くします。 同じ話、既に聞いた話をまたされた時は次のように返しましょう。「そうでしたよね」「そうだったよね」 これは相手に好感を与えるS言葉(さすが・知らなかった・すごい・そうですか)を使いながら、「~たよね」を文末に付けることで、相手に「既にその話は聞いている」ということを伝える言い方です。「もうそれ既に聞いていますよ」 と言うよりも、 「あなたが以前してくれた話をきちんと覚えていますよ」 といったニュアンスが伝わり、好感度が高いです。 …

  • 拡張話法5「質問」(会話の原則3「質問する」)

    これも読んだままです。 質問は、相手に対して、「あなたの話に私は興味をもっているのでもっと聞きたいのです」というメッセージになります。 会話の原則3「質問する」ですね。 ただ、注意したいのは警察の職務質問や裁判の尋問のようにならないようにすることです。「昨日どこ行ったの?」「誰と行ったの?」「電車で行ったの、車で行ったの?」「何時に着いたの?」「いくらかかったの?」「お昼どこの店に入ったの?」「何食べたの?」 こんな一問一答の質問を無味乾燥に次々繰り出されたら、相手は嫌になってしまいます。 一問多答になるような質問をしたいですね。「昨日どこ行ったの?」と問い、相手が○○と答えたら、「へえ(感嘆…

  • 拡張話法4「称賛」(会話の原則7「ほめる」)

    読んだままです。 ほめましょう。 勤め先でトイレ掃除をしてくれている人、出入口の警備をしてくれている人に、「いつもありがとうございます」と声をかけていますか。 お礼の言葉は、ほめ言葉です。 会話中も、集中力を働かせて、相手のいい点を見つけたらすかさずほめましょう。「よくそこに気が付いたね」「僕には思いつきもしないよ。大したもんだなあ」「短期間でこんなに資料まとめてくれたの?」「助かるなあ、あなたのおかげ」「いつも気が利くね。うれしいよ」 仕事ぶりもほめましょう。 行動もほめましょう。 ほめ方は、やっている内にうまくなります。 あなたのほめ方がたとえ下手くそでも、少なくともあなたがその人をほめよ…

  • 拡張話法3「共感」(会話の原則6「合わせる」)

    「あなたが感じているのと同じように私も感じていますよ」 こう相手に伝えるのが共感です。 相手の感じ方に自分の感じ方を合わせる。 会話の原則6「合わせる」ですね。 会話で合わせるのは、話のスピード、声の大きさ、話の内容だけではありません。 その会話によって、“感じていること”も合わせます。「自分と同じように会話相手も感じてくれている」 話をしていてこれほど話し甲斐がある、心強いことはありません。「先日、上司から怒鳴られたの」「それはびっくりしたでしょう」「それもみんなが見ている前でよ」「恥ずかしいよねえ」「後から私じゃなくて上司本人のミスだということが分かったのに謝りもしないのよ」「ひどい話だな…

  • 拡張話法2「反復」(会話の原則5「繰り返す」)

    反復とは、相手が言ったことをそのまま繰り返すことです。「こないだゴルフに行ってね」「ゴルフに行かれたんですね」「そうしたら、やたらバンカーにボールが入っちゃってね」「ボールがバンカーに入っちゃったんですか」「そればかりか池ポチャもしょっちゅうで散々だったよ」「池ポチャもしちゃったんですね」 会話の原則5「繰り返す」ですね。 会話をそのまま繰り返すことは、相手に対して「あなたの話をきちんと聞いていますよ。あなたがいま言った話は、こうですよね」と逐一提示していることになります。 相手に対して、しっかり話を聞いているというメッセージになりますから、相手にとってとても心地いい反応です。 相手の話を繰り…

  • 拡張話法1「感嘆」(会話の原則9「受け答える」)

    感嘆とは、「ほお!」「ええ?」「なんと!?」「やや!!」このように、疑問符・感嘆符が付くようなリアクションのことです。 相手の話を「受け」、それに「答える」ことですね。 会話の原則9「受け答える」です。 人と会話をしているとき、じっと目を見て真剣に聞いている人いませんか。 これ、すごく集中して微動だにしないで聞いているのかもしれません。 でも、それじゃ駄目なんです。 相手の話に対して全く無反応ですよね。 相手にしてみれば、話しにくくてしようがありません。 真剣に聞いているあなたはそれでいいでしょう。 ラジオの講座を聞いていたり、大学の講義を大勢で聞いている中の1人であったりするのであれば、何も…

  • 拡張話法「感嘆→反復→共感→称賛→質問」

    拡張話法という話し方があります。 相手の話に対して、感嘆→反復→共感→称賛→質問の順に反応していくやり方で、相手の話題をどんどん拡げていくことができます。 相手がどんどん話してくれるので、こちらから話題を考えたり、話のネタを探したりする必要がありません。 1.感嘆 相手の話に対して、「へえ!」「すごいですねえ」「そうなんですか?」と返すのが感嘆です。 文字通り“簡単”ですね。 2.反復 相手の話を繰り返します。「昨日、映画館に行ったんだ」「映画館に行ったんですね」「そうしたら、入れたつもりの予約が入ってなくてさ」「予約が入ってなかったんですか」「参ったよ。チケット買う列は大混雑だし」「それは参…

  • 「時間を奪う」「愚痴を言う」「夢を壊す」他人にとっての困った人にならないようにしよう

    会話にあたり、あなたは他人にとっての“困った人”になっていないでしょうか。 “三大困った人”とは、次のような人です。 1.時間を奪う人 あなたは他人の時間を奪っていませんか。 ・どうでもいい話をいつまでもしている。・自分で調べもしないで直ぐ質問する。・その人の仕事ではないのに用事を頼んで自分を手伝わせている。 相手からしたらとても困った人ですね。 あなたが暇でも相手が暇とは限りません。 暇つぶしに話しかけるのはやめましょう。 特に注意したいのはあなたの立場が強い時です。 あなたが上司なら、話しかけられた部下は断りづらいですよね。 いつも無駄話をしてくるあなたは、内心きっと疎まれていますよ。 調…

  • 同じ話が繰り返されても快く応じる

    会話で相手が同じ話を何度も繰り返すのにはいくつか理由があります。「以前話したことを忘れている」「大好きな話なので何度でも話したい」「重要なことだから繰り返した」 こちらとしては、1回言ってもらえれば十分なのですが、相手は話を繰り返している。 でも、あなたとしては今後も相手と良好な関係を維持したいのですよね? ならばあなたが取る対応は1つ。「笑顔で快く応じる」 この一択です。「何度聞いても楽しいお話です」「再確認できました」「大事なことだから念押ししてくださったのですね」 こんなふうに返してもいいでしょうが、場合によっては話を繰り返したことへの皮肉ともとられかねません。 相手の性格、特徴、雰囲気…

  • 顔と名前を覚えよう

    トップセールスマンはたくさんのお客さんの顔と名前を憶えています。 優れたホテルマンも宿泊客の顔と名前を頭に叩き込んでいます。 あなたも人の名前を覚えましょう。 名前とは、その人にとって「最も心地よい響き」であることを覚えておきましょう。 商談、重要な会議の時はもちろん、日常の雑談でも、会話の端々に相手の名前を差しはさみます。 顔と名前を覚えているということは、「私はあなたを重要な人物として認識していますよ」というメッセージになるのです。 あなただって、たまに行くお店で「○○さま、お待ちしておりました」と迎えられたら悪い気はしないのではありませんか。 相手の顔と名前を覚えましょう。

  • 「分からない」「知らない」「できない」と言おう

    本当は詳しくないことに対して詳しいフリをしたり、できないことを「できる」と言ってしまったりして困った経験はありませんか。 なぜ、そうなってしまうのでしょうか? それはあなたの心の中にある見栄、プライドが原因ですね。「相手になめられたくない」「バカにされたくない」「下に見られたくない」 そういう気持ちから、知らないことを知っていると言ったり、できないことをできると言ってしまったりしてしまうのです。 また、頼まれごとに対して、本当はやりたくないのに「断ってしまったら相手に対して悪いかな……」との思いからYESと言ってしまう。 「NOと言えない日本人」ですね。 しかしそれは、相手にとって、また誰より…

  • 用事が無くても話しかけよう

    会話をすることは、会話をするということそれ自体に意味があります。 極端な話、会話の中身は何でもいい。 あなたが家族や夫婦、兄弟と話をする時、いつもいつも重要な案件を話し合っているわけではないでしょう。 どうでもいい話をすることが少なくないはずです。 そんなどうでもいい話でも、「話をした」というその事実をもって関係を維持しているということが人間にはあるのです。 じゃあ、どんな話をすればいいのか、たとえば次のようにして話題のネタ候補を頭に入れておくことですね。 「適度に整理すべし」→テレビ・気候・道楽・ニュース・生活・田舎・旅行・スター・勉強・仕事 「たちつてと中に入れ」→食べ物・地域・通勤通学・…

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