高校から海外移住した海外在住者が言語教育や海外生活、文化についてちょっと専門的に書こうとしているブログです。今はロシア語勉強中です。
英語と聞いて思い浮かぶ英語は?英語といって思い浮かぶのはイギリス英語やアメリカ英語。世界のあらゆる人に話されている便利な言語です。たくさん話されているからこそ、種類やアクセントもバラエティー豊かですよね。KachruのWorld Englishes (世界の英語)- 英語の種類そんな英語を言語学者のKachruは同心円を用いて内円・外円・拡大円に分類しました。 内円に属するのが、イギリス、アメリカ、オーストラリアなど英語が第一言語として話されている地域。外円にフィリピンを含む、シンガポール、インドなど、多言語国家で英語が公用語の扱いをされている地域。拡大円に日本を含む、英語が公用語ではなく外国…
色んな寿司と食文化違う土地に行くと出会うその国独特の文化。食文化もですし、習慣やジェスチャーと様々ですよね。(東洋のラテンと呼ばれるフィリピンでは歌って踊る陽気で楽しい人が多いです) オーストラリアとニュージーランドで寿司というとにぎり寿司ではなく巻きずしで、アボカドや茎わかめ、クリームチーズだって巻いちゃいます。(クリームチーズとサーモン、キュウリの巻きずしは絶品です🥰) にぎり寿司のスライドを見せたら、オーストラリアの大学生に寿司と認識されず意味がわからなかったこともありました 日本の食文化の代表、寿司。 国が変わると違う影響を受けまた新しいものが出来上がります。その発見も海外に行くことの…
国際意識と言語教育の発展私は高校、大学とニュージーランドに住んでいました。羊が国人口より多いと言われている国です。 特に私が住んでいた町は、バス停で待っていると柵越しに羊が寄ってくるようなのどかな場所でした🐏🐏🐏🐏🐑 ニュージーランド全体がそうかというとそうではなく、大学の時に住んでいた別の都市では残念ながら羊を見ることはありませんでした。 高校の時はそれほどグローバル化が進んでいませんでしたし、小規模な町に住んでいたのもあり『アジア人っぽい人は中国人だろう。』と知らない子が満面な笑みで『ニーハオ!』と道端で叫んでくるような時代でした。(ニーハオって言われるくらいならまだましでしたが…)インプ…
たくさんのお肉とエクササイズ自粛生活が続く中、Youtubeのエクササイズ動画にはお世話になっています🤗私がフィリピンで住んでいた所には日本食を作ってくれるフィリピンの方がいました。ありがたいです。 嬉しいことに日本食。そしてフィリピン風(?)。 肉肉肉。 野菜が入っていない肉カレーもよく作ってくれていました。ビーガンやヘルシー志向の高いオーストラリアから飛んできたこともあってプチカルチャーショック。(周りの外国人でも似たような経験をする人が多かったです) 前から筋トレやヨガなど体系維持のためにしていますが、フィリピンではさらに気合が入りました。私が気に入ってしているチャンネルは2つ。感謝しか…
アボカドの食べ方大好きなアボカド。アボカドトーストにサラダ、お醤油とつけて食べてもおいしいですよね。ある日、フィリピン人の友人からアボカドのおすそ分けをもらった時わたし『わー、お醤油と一緒に食べるね!』フィリピン人『いやいやいや、アボカドはフルーツだから』Google→ アボカドはフルーツ。どう食べるかを聞くと、シェイクにしたり、完熟にしたものを練乳と混ぜてアイスクリームにして食べるそうです。なので、その友人はしょっぱいお醤油につける食べ方に衝撃を受けていました。確かに私もニュージーランドで、すしに巻かれているアボカドを初めて見たときには衝撃を受けました。(今は大好きです😊)一方で、フィリピン…
日本人にとってRとLの発音が大変という話を少ししたのですが、日本語学習者にとっても『ら行』の音はなかなか難しいのです。 ら行の言語転移ら行はひらがな表で”ra ri ru re ro"と表記されています。”R”と書いてあるので、日本語の『ら行』を舌を巻いた音で発音する言語転移が日本語学習者にはよくみられます。そして実際の『ら行』の音は舌先を上に弾く音なので、似たように舌先を弾く”D"の『だ行』の音と聞き間違える学習者も多いです。英語の”R”でも”L"でもない日本語特有の”R”の音なので発音でも聴解でも少し異なる理由で『ら行』は学習者を苦しめます。た行も意外に複雑少し似たような理由で、”T"の『…
お金で時間を買う初めての土地で病院に行くのは相変わらずどきどきしますよね。慣れない環境ですし、自分の健康に関わることなのでなおさらです。フィリピンに来て数カ月経ったくらいに緊急外来で病院に行く機会がありました。とりあえず近くの市立病院に連れて行ってもらって中に入ったらびっくりするくらいのヒト ヒト ヒト。マニラの渋滞は世界レベルでひどいので、もし救急車で病院にたどり着いてもはたして助かるのか?(きっと緊急度で違うんでしょうが)長時間で待つことを覚悟していた私の後ろから、運転手の方がずんずんずんと突き進んで行きます。心強い背中に私も後をついて行くと、そこには小さく『エクスプレスレーン』の文字が。…
フィリピンの最初のイメージ新しい可能性のために仕事を意気揚々と決めたまではよかったのです。でも、私は東南アジアの中でもフィリピンには旅行でさえも行ったことがありませんでした。フィリピンに旅行に行ったことがある友人に聞くとイメージはよかったです。でも、旅行で行くような場所とビジネス街はどの国も印象が少し違うと思います。 貧富の差が激しい(スラム)虫が多い。盗みが多い。などなど自分で考えたらネガティブなイメージしかでてこなかったので、最初は不安でいっぱいだったのが正直な気持ちです。フィリピン移住経験のある方々のブログ記事を読み進めるうちに不安は軽くなりました…こんなときにブログってありがたいです😊…
『どうしてフィリピン?オーストラリアから?』私がフィリピン行きを伝えると『不思議でしょうがない』という顔つきで周りの人から言われました。過ごしやすいオーストラリアからフィリピンへ最初にオーストラリアに行ったときは様々な日本語教育現場にいました。(語学学校教師、大学講師、フリーランス講師など。)外国人にとっても、オーストラリアは過ごしやすい環境でしたが、このまま慣れたこの生活を続けてもいいものか。 また新しいことに挑戦してもいいのでは。と、生活水準や教育現場の違いなどでとても悩みました。 オーストラリアの学習者はキャリアアップや趣味目的が多く、仕事や他の学業と同時並行でしている日本語学習が多いで…
日本語教師としてキャリアで悩んだとき日本語教師に限らずキャリアに関して悩むことは多かれ少なかれあると思います。私が一番悩んだのは、オーストラリアからフィリピンへ移住したときです。 現状に満足しているけど他の可能性も広げてみたいし他の可能性を模索してみたり。オーストラリアの日本語学習者 オーストラリアとフィリピンでは対象の日本語学習者がまったく違います。 (先進国と途上国の違いもあると思います。) オーストラリアでは外国語を話すことを武器にキャリアアップを図る学習者も多く、国際バカロレアの試験科目として日本語を取っている学習者もいました。 移民が多いオーストラリアでは国際色豊かな人材を育成するた…
ここで書く初めてのブログです。今まではブログを読む側の人間でしたが、思い切って書き始めてみました。多種多様な経験をしている人が情報公開しているおかげで情報が手に入れやすい時代になりました。ここに書くことでそんな情報の一部になるかもしれないですし、似た境遇や興味の人と繋がれる場所になるかもしれません。 日本を含む4ヵ国でみた日本語教育や、たわいもない海外生活の話などを書いていくつもりです。どうぞよろしくお願いします😊
「ブログリーダー」を活用して、りさありささんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。