【書評】半沢直樹 アルルカンと道化師 (池井戸潤)
先月まで日本では半沢直樹のドラマが流行っていたようですが、ドイツにいる僕は見れませんでした。とはいえM&Aが題材ということで関心もあり、シリーズ最新刊「半沢直樹 アルルカンと道化師」がオーディオブックでも発売されたため早速聴いてみました。 恥ずかしい話、僕は池井戸潤氏の小説を読むのが初めてというだけではなく、彼が銀行出身だったということも読後に知りました。本書の舞台とも言える「組織内の政治的駆け引き」や「融資・買収におけるパワーバランス」があまりにもリアルで、読書中ずっと「一体この著者は何者なのだろう・・・」と不思議に思っていたくらいです。 目次 購入のきっかけ:フィクションのM&Aってどこま…
2020/10/28 07:43