歴史ロマンがある小野大日堂と大イチョウ 2022.11.28
所在地小野大日堂兵庫県三田市小野231三田市の山間部にある小野集落に建つ小野大日堂には飛鳥時代の伝承があります。中大兄皇子がこの地を訪れ、ここの領主の娘に心を寄せ、妃とし、やがて皇子が生まれ「美宇和王」と名付けられました。ところが苅姫は産後すぐに、美宇和王も翌年亡くなったという話です。それから400年後、東光山の花山院菩提寺に隠棲していた花山法皇がこの伝承を聞き、妃と皇子の菩提を弔うために大日堂を建立したといわれています。花山法皇の歌として残っています。<有馬富士ふもとの霧は海に似て波かと聞けば小野の松風>この話は、今から、千三百年も昔のことですが、境内には大イチョウがあり見事なものです。大イチョウの下は石仏が、黄色いジュウタンを敷き詰めたように「フワフワ」と感じるほど落葉が境内いっぱいに積もっているよ。...歴史ロマンがある小野大日堂と大イチョウ2022.11.28
2022/11/30 21:14