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うちのガラクタ http://utinogarakuta.blog.fc2.com/

古びたモノが好きです。日常の捕って付けたようなモノ・コトの紹介です。

どこか昭和を感じさせる生活道具や民具が好きです。”雑閑”では日々の雑記・展覧会・読書・映画・フリマ・骨董市などでの感想を、”モノがたり”では部屋のガラクタを、”一枚の写真”では昔の旅写真などを載せています。つたないモノコトの紹介ですがお愉しみください!

フナコレタロ
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住所
小平市
出身
旭川市
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2020/09/05

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  • 1301 幻燈

    ● 「おもしろいげんとう」 昭和25年(1950) 『小学三年生』 小学館 附録石神井公園ふるさと文化館 「紙のおもちゃがいっぱい」展より児童雑誌の紙製学習附録、背後の鏡で集光し幻燈あそびが楽しめる。オール紙製当時の附録のデザインがけっこう斬新。ちょっとした語の充てかたながら「幻燈」(げんとう)のもつ音の響きに、どこか懐かしく温かなものをかんじてしまう。 ● 月夜の幻燈会『注文の多い料理店』宮沢賢治作 小平中央公...

  • 1300 鮎籠

    ● 鮎籠 360×155×35ミリ*こちらは以前骨董市で求めたもの。大小あったうちの小、。あきる野の民家からの出物。小判型の中央に桟を2本亘す、まるで舟のような籠がある。かって鮎の運搬用につかわれた出荷籠で、鮎籠・小籠などと呼ばれるものである。多摩川の漁で捕る鮎は、自給生産としての漁撈活動から、瀬張漁などで捕る商品生産の漁業へと発展し、古くは江戸開府以来上納御用の御菜鮎(ごさいあゆ)用に大量にこの籠が編まれ、...

  • 1299 水車

    ● 上:水車<胸掛式、水輪直径272㎝> 小平ふるさと村 下:「柳橋水車図屏風」の水車 東京国立博物館六曲一双の煌びやかな屏風。画面いっぱいに大きく架けられた黄金の橋。空には銀の月がかかり、川岸には柳や蛇篭、水車が描かれている。銀で描かれた流麗な水流、胡粉を厚く塗って盛り上げ金箔を貼り立体感をだした蛇篭や水車など、とても工芸的で豪華な作品に仕上げている。 かって多摩地区の川筋や分水では、その水力を...

  • 1298 八王子車人形

    【八王子車人形】約170年の歴史をもつ一人遣いの人形芝居。文楽と同じ大きさの人形を遣い手が“ろくろ車(箱の中に車輪があり、体重をかけると方向転換できる)”に載って演じる。令和4年に国の重要無形文化財に指定される。 ● 八王子車人形・三番叟 多摩伝統文化フェスティバル 2023 にて 【八王子車人形・三番叟】三番叟は、能の「翁」を下敷きにした、天下太平、国土安穏、五穀豊穣を祈る祝いの踊りである。田植えを舞う「揉み...

  • 1297 ササラ

    ● 花笠の舞手が持つスリザサラ 石川町龍頭の舞 多摩伝統文化フェスティバル2023 にて 【八王子市無形文化財 石川町龍頭(りゅうとう)の舞】天正元年(1573年)に、西蓮寺境内の御嶽権現の落成を祝って舞われたのが始まりとされる。龍頭の舞の頭は、2本の角を持つ「龍の頭」の容貌をしており、仏教の八大龍王を模ったものと考えられる。それぞれの舞は、大頭、中頭、雌獅子と呼ばれる3頭の獅子、花笠6人、笛数人、歌唄い若干名で...

  • 1296 楊弓太鼓

    ● この四角い太鼓はなんだろう!? いつだか偶然現れた四角い太鼓、「これはひょっとして・・・!?」と調べに駆け込んだのが“及川鳴り物博物館”だった。 ● 「揚弓太鼓」 『日本の楽器たち』より そのときは答えを得られず空振りだったけれど、このたび『日本の楽器たち』 及川鳴り物博物館 2018年 を見ていたら、鋲打ち太鼓のくくりのなかにまったくおなじ形の太鼓を発見*「揚弓太鼓」とあり、サイズ的にもぴったりだ。 ● 楊弓師...

  • 1295 鳴り物

    ● 鹿笛 『日本の楽器たち』より前回の『日本の楽器たち』の楽器以外の鳴り物に、キジ笛とおなじく寄せ笛として“鹿笛”が載っていた。こちらは鹿の膀胱膜や、サケの皮をなめして仕上げてある。暮らしのなかで身近に獲られていた動物の膀胱膜や魚の皮など、音を生む気鳴膜として取り入れたこのような音具は、素朴な造りながらもどこか興味をそそられる。 ● 魚の皮を張ったガラガラ北海道の平取町に住む友だちの工房を訪ねたとき...

  • 1294 寄せ笛

    図書館の新着本コーナーにあった和楽器本、よく見たら以前東久留米にあった個人博物館“及川鳴り物博物館”<2003~2015年>のコレクション図録であった。この博物館へは、偶然見かけた四角い太鼓が、かって矢場で用いられた“揚弓太鼓”ではないかと疑問におもい訪館したのだった。(2007年ころ)時間指定の完全予約制・住宅街にあるごく普通の一軒家のなかに、日本の伝統的な邦楽器から玩具に類する小物まで、所狭しにめいいっぱい詰...

  • 1292 こないだの

    すっかり間があいてしまったけれど、こないだの文化の日をこんなふうに過ごしてみた。<2023年11月3日>手にしたカラーコピーの、どこか垢抜けないデザインのちらしには「4年ぶりの開催 府中刑務所 第48回文化祭」とある。だぶだぶの刑務官服を着たちびっこ、刑務所所内見学、刑務所作業製品即売会の、小さな写真が散りばめられてはあるも、むしろそのダサさ具合がむしろ面白いイヴェントなのかもと、妙に気持ちを揺さぶるのだった...

  • 1292 アユカゴ

    ● アユカゴ 羽村市郷土博物館にてひさしぶりに寄ってみた羽村市郷土博物館、ここは多摩川から玉川上水へと取水する、羽村の水門の仕組みを解説した展示が有名だけれど。今回の愉しみは付設の茅葺き民家(旧下田家住宅)で以前見たこんなカゴ。やはりそうだった! プレートにもしっかり“アユカゴ”と書かれている。日々焚く囲炉裏の煙にすっかり燻されて、美しく飴色の艶となった背負籠。その大きさは思っていたより幾分小さめの、...

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