相続地を堅く守らなければならない
「『このように、相続地は、部族からほかの部族に移してはならない。イスラエルの子らの部族は、それぞれ、自分たちの相続地を堅く守らなければならないからである。』」(民数記36:9) 民数記も、今回で最後だ。 最終章は、相続地に関する啓示である。 かつて、ツェロフハデの娘たちが、モーセに「女姉妹だけの自分たちにも土地を所有する権利がある」と直訴して、認められた。 今度は、その親族が、「彼女たちが他の部族に嫁いだら、われわれの相続地はなくなってしまう」と訴えた。 そこで、モーセに主から対処法が与えられる。 「主がツェロフハデの娘たちについて命じられたことは次のとおりである、『彼女たちは、自分が良いと思…
2022/03/21 06:00