当初は自民党にとって無風選挙と思われていた山口2区・4区の補選ですが、相次いで立憲民主系のベテラン元国会議員が対立候補として立つことで波乱含みの選挙戦になろうとしています。その理由を解き明かします。なお、ソースを個別に示しませんが、それらは私のツイートからリンクをたどれます。 最終防衛ライン 単純に自民党が二つの選挙に勝てばいいと思わ…
衆議院の比例区は名簿順位が決まった時点で当落がほぼ決まってしまう性格のものです。参考までに、参議院の非拘束式比例名簿は、個人票も政党票も一旦政党票になり、その政党が得た議席を個人票の順番で埋めていくという仕組みです。この仕組みでは、個人票が多いほど順位が上がるので、各候補者も必死に票集めをする必要があります。 さて2017年に各ブロックにで得た議席数をもとに2021年の当落を見積もってみます…
・自民党派閥の勢力比を「1枚の図」にしてみた! ・自由民主党の派閥 Wikipedia は頻繁に情報が新しくなり、すでに引退を決めた議員は派閥構成数から除いてあるので、自民党総裁選時(2021年9月29日)の情報を載せておきます。衆院選…
・参院山口補選 自民の北村氏当選確実 ・参院山口選挙区補選 自民党の前議員 北村経夫氏が当選 林芳正氏辞任に伴う山口参院補選ですが、開票日の20時に開票作業と同時に自民党の北村経夫に当選確実が出ました。最初から勝敗が分かっていた選挙です…
・山口県第4区 小選挙区導入以後、山口4区において安倍晋三氏による得票数と得票率をまとめてみます。 ・回数(日付)、有効票数、得票数、得票率、備考 ・第41回(1996/10/20)、171988、093459、54.3% ・第42回(2000/06/25)、169903、121835、71.7% ・第43回(2003/11/09)、175987、140347、79.7%、官房副長官 ・第44…
・竹村かつし公式サイト ・竹村克司 現時点で山口4区で出馬の意思を示しているのは3人です。ただ、活動歴から見て安倍批判票を集めるのはれいわ新選組の竹村かつし氏と思われます。竹村氏のプロフィールから下関市の在住歴を導き出してみます。 リングネームは「竹村豪…
・竹村かつし公式サイト ・竹村克司 現時点で山口4区で出馬の意思を示しているのは3人です。ただ、活動歴から見て安倍批判票を集めるのはれいわ新選組の竹村かつし氏と思われます。竹村氏のプロフィールから下関市の在住歴を導き出してみます。 リングネームは「竹村豪…
先月の29日に自民党総裁選が行われました。岸田文雄候補が選ばれ、新総裁となりました。この総裁選によって影響力を失った人々をまとめてみます。 ・自民党前総裁・菅義偉氏 総裁選へ出馬を見送ったことにより既に影響力は落ちていましたが、河野氏と小泉氏を推すことにより、再生可能エネルギーで影響力を保とうとしましたが、河野氏の敗退により、すべての影響力を失ってしまいました。残る目標は自分の選挙区で当選…
[速報]安倍元首相の地元「森友問題、しっかり調査を」 自民党員訴え
・安倍元首相の地元「森友問題、しっかり調査を」 自民党員訴え 「(森友学園の問題では)一人の公務員が自殺している。この事実は重く、しっかり調査して事実を国民に示すべきだ。桜を見る会についても納得している人は少ないのではないか」。 山口3区の自民党公認問題も決着がつきました。自民党と立憲民主…
群馬1区中曽根氏、福岡5区原田氏 競合区調整終える―自民2次公認【21衆院選】 〔選挙区〕 北海道7区 伊東良孝=前▽群馬1区 中曽根康隆=前▽大阪8区 高麗啓一郎=新▽山口3区 林芳正=新▽福岡5区 原田義昭=前▽長崎4区 北村誠吾=前 ・・・ 〔比例代表〕 ・・・ 【中国】河村建一=新 …
・「次の総理はこの私」林芳正が早くも“次期総理”に名乗りを上げた! 10月8日発売です。文芸春秋は月刊誌なので衆院選投開票の10月31日時点でも書店もしくはネット通販で買うことができます。書店の経営を助けるためにも、なるべく書店で買いましょう。ネット上の紹介文では差し障りのない表現ですが、雑誌内では踏み込んた表現もあります。 岸田総裁誕生を…
・自民、衆院選295人を1次公認 遠藤利明選対委員長は記者会見し、北海道7区、群馬1区、東京15区、山口3区、福岡5区、長崎4区の6選挙区で候補者調整を続行していると明らかにした。 ・衆院選の公認候補295人を発表 ・
[速報]衆院解散14日・19日公示・31日総選挙、コロナ状況考慮=岸田首相
・衆院解散14日・19日公示・31日総選挙、コロナ状況考慮=岸田首相 憲法上で決められた衆議院の任期が10月21日です。解散の手続きに関するグレーゾーンを突けば11月28日まで衆院選を遅らせることはできますが、いずれやるべき宿題は直ぐに終えたほうがいいでしょう。10月31日に決まったようです。スケジュールを示…
・岸田派、熱気の裏で「我慢」 重要ポスト献上 ナンバー2の座長を務める林芳正元文部科学相は「いろいろな目がわれわれに注がれている。実れば実るほど穂は垂れるということで頑張ろう」と総裁を生んだ派閥としての自覚を促した。 岸田内閣の人事は深く練られています。決して傀儡内閣ではありません。長期的展望を見据えています。今後の選挙のスケージュールを一覧で示…
[速報]山口3区、自民県連は林芳正氏を公認推薦へ 党現職の河村建夫氏と保守分裂見通し
・山口3区、自民県連は林芳正氏を公認推薦へ 党現職の河村建夫氏と保守分裂見通し この記事を書いた10月4日は岸田内閣発足の日でもあります。9月17日から始まった自民党総裁選は怪情報が飛び交いましたが、正攻法で1票1票を積み重ねた岸田文雄氏が29日に総裁に選ばれることで終わりました。私も岸田氏が9割程度勝つ…
党員票は各候補の地元だけでなく、各候補を推薦する有力議員の影響が浮き彫りになります。記事末に全リストを載せますが山口県に関わるものだけに対して意見を書きます。山口県は、岸田票5565、高市票5032、河野票2947、野田票345の順番になっています。この順番になるのは、全都道府県のなかで山口県のみです。河野氏が3番手になる地区は他にはありません。これは林芳正氏の推す岸田文雄氏と安倍晋三氏の推す…
自民党総裁選の結果を載せます。今回は議員票を中心に意見を書いてみます。事前に『[特報]二階俊博氏の総裁選戦略』を読んでおくと、この記事の内容もつかみやすくなります。 ・一回目投票 (候補名)、(議員票)+(党員票)=(合計)、(結果) 岸田氏、146+110=256、決戦 河野氏、086+169=255、決戦 高…
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当初は自民党にとって無風選挙と思われていた山口2区・4区の補選ですが、相次いで立憲民主系のベテラン元国会議員が対立候補として立つことで波乱含みの選挙戦になろうとしています。その理由を解き明かします。なお、ソースを個別に示しませんが、それらは私のツイートからリンクをたどれます。 最終防衛ライン 単純に自民党が二つの選挙に勝てばいいと思わ…
・2023年2月5日 下関市議選 開票速報(確定) 2月5日に投開票が行われた下関市議会議員選挙の結果です。本記事も実名は載せず、イニシャル表記で載せます。なお、告示の記事では、名前の音訓がわからず、イニシャルにいくつか間違いがありました。告示の記事も併せて書き直していま…
下関市議会議員選挙の立候補者についてまとめてみます。なお、市議会議員は、国会議員と違い、完全な公人として扱うには権限は小さいので、立候補者名は実名でなくイニシャル表記で記します。 ・下関市議会議員一般選挙 候補者情報 自由民主党 ・現職(みらい下関):YK、ST、MK、YT、RM、TH、SH、TI、AT、TH、…
昨年末に下関市議が山口4区補選への出馬表明をして俄かに動き始めました。この安倍系市議に関して、現段階で記事中で実名を出すことはしません。また表題にある戦慄のシナリオが現実になるとは思えませんが、シミュレーションのなかでこれが最も衝撃的なので書きとめることにします。なお、記事中でいちいちソースを示しませんが、ソースはすべて『旭陵@山口参区』からリン…
・岸信夫氏の引退「早期の可能性、補欠選挙も」 体調悪化受け後援会長 岸信夫氏の健康に関わる要因なので、私はこの要因に基づいて補選を論じることは避けてきました。ようやく当事者から話が出てきました。政治家が進退を公にするということは、時期の前後はあっても職を辞することは確実でしょう。本人の健康状態を考えると、来年4月に山口2区…
・岸信夫氏の世襲を阻む「もう一つの名門」 安倍家VS林家の決着もつかず山口県は大混乱 「昭恵さんはじめ安倍家から名乗り出る人は誰もいない。晋三氏の秘書だった下関市長の前田晋太郎氏の名前が挙がっていますが、彼はまだ46歳。ワンポイントリリーフとなれば仕事を失ってしまうので、難色を示している。林系の議員たちも4区の補欠選挙に関…
岸信夫氏が今期限りで議員の職を退き、御子息の信千世氏に引き継ぐことを後援会に伝えました。これをもって、岸信千世氏は準公人となったので、実名で扱うことにします。まず関連する記事を一覧として掲げます。 ・それでも杉田水脈氏が山口4区補選にふさわしい理由 ・杉田…
・それでも杉田水脈氏が山口4区補選にふさわしい理由 先日、政治力学的に杉田水脈氏が山口4区の補選に出るのが一番問題が少ないと書きましたが。ただ、ここにおいて杉田氏の過去の発言や論文が問題になり始めました。それでも、山口4区の補選が単独の選挙であれば、杉田氏を補選に出したでしょう。 ところが、山口4区の補選がちょうど4年に…
最近はツイッターの更新ばかりでブログの更新をしていませんでした。山口4区の補選についてまとまった文章を久々に書きます。 補選の時期 通常であれば、9月15日までに欠員が生じたときは10月の第四週に、3月15日までに欠員が生じたときは4月の第四週に行うことになりますが、一票格差訴訟の最高裁判決が出るまでは補選は行えません。最高裁の判決が出た日が実質欠員が生じた日と見な…
ツイッターの予約投稿が思いのほか便利なので、今後はリアルタイム投稿はやめて予約投稿でボット化します。 ・1、24時間、定期的にツイートできる(3時間ごとに一日7回から8回予定、不定期な更新を数回) ・2、誤字・脱字・表現の改良ができる ・3、感情的なツイートを防げる(ツイートのやりとりで感情的になったことはまだありません。) また、リプライはリプライで返すことにします。リプライの内容を引…
・安倍氏元秘書の擁立案浮上 立憲民主党山口県連内で、夏の参院選山口選挙区(改選数1)に、安倍晋三元首相の元秘書秋山賢治氏(52)を擁立する案が浮上していることが17日、分かった。 沖縄タイムスが参院選山口選挙区の話題を取り扱う理由は不明ですが、安倍氏の元秘書が立憲民主党から出馬するそうです。参院山口選…
ツイッターのわなシリーズを改めツイッターの戦いシリーズにします。いろいろわかったことをメモ書きします。 ・ホーム画面 フォローが増えたら使えなくなります。特にフォロー相手が5分間隔で雑談するかただとちょっと勘弁という気になります。また、ニュースサイトを無言リツイートばかりしている人をフォローしても既知のニュースが繰り返しくるようになりこれも勘弁です。ただ、相互フォローとかいろいろなしきたり…
「ウラジーミル」「シンゾー」と呼び合う仲 プーチンにあてた“すごいポエム”に見る「外交の安倍」の本質とは…? 安倍元首相と林外相の真剣勝負を心待ちにして、聖帝VS真打シリーズまで始めたのですが、ウクライナ事変で勝負がついたようで、拍子抜けです。安倍氏はプーチン氏が侵略者として世界で暴れまわっている間は表舞台に出してもらえません。国内で一部の保守…
・ロシアのウクライナ侵攻に抗議する決議|山口県 元内閣総理大臣・安倍晋三氏に直接かかわる決議ではないですが、運がないですね。でも政治家には運も必要です。とはいえ、安倍氏は日本史上最も幸運な政治家なので、多少運が悪くても問題ありません。そりゃ、安倍氏の能力で通算8年以上も総理大臣の職に就けたのですか…
「核共有の議論必要」で安倍氏と橋下氏が一致 もしかしたら、私は、元内閣総理大臣・安倍晋三氏のことを買いかぶっていたかもしれません。何としても目立ちたいのか、最近の言動が支離滅裂です。彼の影響力は響灘に沈む夕日なのかもしれません。 核共有発言ですが、いかにもタブーを破ったようですが、こんなもの昭和時代の国会質疑でケリがついています。核共有…
・駐日ウクライナ大使、林外相と面会希望も1カ月実現せず ・政府、ウクライナ「義勇兵」自制促す 大使館に申し入れ ・“停戦へ緊密に連携し対応” 林外相 ウクライナ駐日大使と…
今後、ツイッターにあからさまに聖帝の批判を書くことは控えようと思います。あの短文では私が聖帝の政策に是々非々のスタンスを取っていることが伝わりません。批判を書くのならブログでまとまった文章で書くべきだと感じました。 私自身は聖帝の復活は弊害が多いと思っていますが、聖帝の実像を知って聖帝に期待を寄せる人の存在も認めています。一方、聖帝の虚像を膨らませて、聖帝とその後継者以外の政治家をネガティブ…
情報収集のために使っているツイッターですが、だんだんそれぞれの性格がわかってきました。 ・ツイート 単独でつぶやくことはなく、基本的にニュースサイトにコメントを付ける形でツイートをします。なお、ニュースサイト公式アカウントでタイムラインに上がっているニュースソースは、そちらを引用ツイートの対象にすることにします。 ・リツイート(無言リツイート) 私は使いません。同じ情報をわ…
・どのルートからのリークか 昨年の12月23日にニュースになった山口県副知事が関わった公務員による後援会勧誘問題ですが、状況を掘り下げた結果、聖帝側※よりも、法師側と思われます。老師も関係ありません。なお、ブログ主はこの件に関しては中立です。司法の決定に従うだけです。 ・聖帝側と思われない理由 聖帝側がリークするのであればもっと…
きな臭い記事では、老師※、聖帝、真打を使っていますが、山口県には2022年現在、4つの選挙区があることから、もう一人も通称が必要でしょう。高村正彦氏のプロフィールから、彼が法律家であること、彼が少林寺拳法の達人であることから、彼を法師(ほうし)と呼ぶことにします。彼自身はすでに…
当初は自民党にとって無風選挙と思われていた山口2区・4区の補選ですが、相次いで立憲民主系のベテラン元国会議員が対立候補として立つことで波乱含みの選挙戦になろうとしています。その理由を解き明かします。なお、ソースを個別に示しませんが、それらは私のツイートからリンクをたどれます。 最終防衛ライン 単純に自民党が二つの選挙に勝てばいいと思わ…
・2023年2月5日 下関市議選 開票速報(確定) 2月5日に投開票が行われた下関市議会議員選挙の結果です。本記事も実名は載せず、イニシャル表記で載せます。なお、告示の記事では、名前の音訓がわからず、イニシャルにいくつか間違いがありました。告示の記事も併せて書き直していま…
下関市議会議員選挙の立候補者についてまとめてみます。なお、市議会議員は、国会議員と違い、完全な公人として扱うには権限は小さいので、立候補者名は実名でなくイニシャル表記で記します。 ・下関市議会議員一般選挙 候補者情報 自由民主党 ・現職(みらい下関):YK、ST、MK、YT、RM、TH、SH、TI、AT、TH、…
昨年末に下関市議が山口4区補選への出馬表明をして俄かに動き始めました。この安倍系市議に関して、現段階で記事中で実名を出すことはしません。また表題にある戦慄のシナリオが現実になるとは思えませんが、シミュレーションのなかでこれが最も衝撃的なので書きとめることにします。なお、記事中でいちいちソースを示しませんが、ソースはすべて『旭陵@山口参区』からリン…
・岸信夫氏の引退「早期の可能性、補欠選挙も」 体調悪化受け後援会長 岸信夫氏の健康に関わる要因なので、私はこの要因に基づいて補選を論じることは避けてきました。ようやく当事者から話が出てきました。政治家が進退を公にするということは、時期の前後はあっても職を辞することは確実でしょう。本人の健康状態を考えると、来年4月に山口2区…
・岸信夫氏の世襲を阻む「もう一つの名門」 安倍家VS林家の決着もつかず山口県は大混乱 「昭恵さんはじめ安倍家から名乗り出る人は誰もいない。晋三氏の秘書だった下関市長の前田晋太郎氏の名前が挙がっていますが、彼はまだ46歳。ワンポイントリリーフとなれば仕事を失ってしまうので、難色を示している。林系の議員たちも4区の補欠選挙に関…
岸信夫氏が今期限りで議員の職を退き、御子息の信千世氏に引き継ぐことを後援会に伝えました。これをもって、岸信千世氏は準公人となったので、実名で扱うことにします。まず関連する記事を一覧として掲げます。 ・それでも杉田水脈氏が山口4区補選にふさわしい理由 ・杉田…
・それでも杉田水脈氏が山口4区補選にふさわしい理由 先日、政治力学的に杉田水脈氏が山口4区の補選に出るのが一番問題が少ないと書きましたが。ただ、ここにおいて杉田氏の過去の発言や論文が問題になり始めました。それでも、山口4区の補選が単独の選挙であれば、杉田氏を補選に出したでしょう。 ところが、山口4区の補選がちょうど4年に…