コロナの影響で世界的に需要が低迷、韓国の輸出も低迷していました。前年比2桁以上の輸出減少が続いていましたが2020年7月は復活傾向を見せているようです。 その辺り韓国の2020年7月の輸出情報と韓国の反応をチェックしていきます。 記事「輸出の減少26%→7%に鈍化」より 8月2日、産業通商資源部によると7月の輸出額は前年同月比7%減の428億3000万ドルと集計された。3月以降5ヶ月連続で減少継続していますが、減少率は4ヶ月ぶりに最小だった。4、5月には20%以上の輸出が減り6月にも-10%台二桁の減少率を示していた 引用元:輸出の減少26%→7%に鈍化(東亜日報2020年8月3日) 韓国の2020年7月の輸出もコロナの影響で落ち込みましたがそれまでの2桁以上の落ち込みと比べると下落幅が明らかに小さくなっています。 韓国の輸出は回復傾向にあると見ていいでしょう。 韓国の2020年7月輸出は回復傾向 韓国の2020年7月輸出は回復傾向にあると見ていいでしょう。 2020年4、5月は20%以上の輸出減少だった 2020年4月、5月は20%以上の輸出減少でした。特に2020年4月は速報値の時点では99ヶ月ぶりの貿易赤字を記録したという情報もあり韓国の生命線である貿易でマイナス収支になっていました。 (参考:韓国の2020年5月輸出は前年比23.7%の大幅減少) (参考:韓国2020年4月は99ヶ月ぶりの貿易赤字、輸出は24.3%の急減) 大幅な輸出の落ち込みで内需が弱く輸出がメインの韓国としては厳しい状況でした。 2020年6月から急激に回復傾向 一方で2020年6月の輸出は-10.9%と5月から比べると大幅に改善が見られています。 (参考:韓国2020年6月輸出は前年比10.9%減少) そして2020年7月は7%減少の428億ドルということで一桁台に減少に収まっています。韓国の輸出は回復傾向にあると見ていいでしょう。 輸入は11.9%の386億ドル 輸出が7%減少の428億ドルに対して輸入は11.9%の386億ドルとなっています。 輸出に比べて輸入の減少幅が大きい。それによって貿易黒字は増えていますが典型的な黒字型不況の形になっています。
韓国の出生数は前年比で減少を続けています。2020年5月出生数も過去最低を更新しています。その一方で死亡者数はわずかに増え続けており韓国の人口は2020年から減少すると見られています。 その辺り韓国の出生数の状況ならびに韓国の反応をチェックしていきます。 記事「5月の出生数9.3%減 年間で初の自然減確実に=韓国」より 韓国の出生数が2020年5月も前年比で減少しました。 国統計庁が29日発表した「人口動向」によると、5月の出生数は前年同月比9.3%減の2万3001人だった。5月としては統計を取り始めた1981年以降で最低となった。 引用元:5月の出生数9.3%減 年間で初の自然減確実に=韓国(聯合ニュース2020年7月29日) しかも前年比9.3%の大幅減少となっています。 韓国の出生数の大幅減少が続く 韓国の出生数の大幅減少が続いています。そしてとうとう2020年には人口の減少が始まったようです。 2020年5月までの出生数が54ヶ月連続で前年比減 韓国の出生数は前年比で減少を続けています。2020年4月までなんと53ヶ月連続で前年比で減少。 (参考:韓国の出生数2020年4月も前年比減少で53ヶ月連続減少) この傾向は止まらず2020年5月の出生数も前年比9.3%減少の減少で2万3001人。とうとう54ヶ月連続の減少となりました。 人口の自然現象は7ヶ月連続 そして韓国の人口は2019年11月から減少を開始しました。死亡者数が出生数を上回るようになったのです。 2020年5月は2万4353人の方が亡くなられ2020年5月の人口は1352人の減少となっています。 今年に入って5ヶ月連続の人口自然減少となり2020年全体の人口減少はほぼ確実と言えます。 結婚数も大幅に減少 また出産の前段階と言える結婚数も大幅に減少。新型コロナの影響もあったのでしょうが5月の婚姻件数は1万8145件で、前年同月比21.3%の減少。5月としては1981年の統計開始以来最も少ない数字となっています。 結婚数が減り出生数が減るという負のサイクルとなっています。 出生率も減少 韓国の出生率は2019年の時点で0.92と世界で唯一出生率が1.0を切る国となっています。 (参考:韓国の出生率推移)
「ブログリーダー」を活用して、たけるさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。