教本のキャラクターと、幸せなレッスン。
相変わらず多くのピアノの教本とにらめっこしている。 そろそろ日本で手に入るピアノの教本はほとんど見てきたのではないかしら。 たくさんの教本を見比べていると、教本がそれぞれ人格を持っているように思えてきた。 表紙や中身のデザイン、 言葉遣い、 イラスト、 カリキュラムの構成、 文字のフォント、 譜面のデザイン、 音符の大きさ、 五線の幅、 紙の質、 そしてもちろん収録されている曲。 全てが合わさって、1つのキャラクターが浮かび上がってくる。 カリキュラムの構成が似ていたとしても、ひとつとして同じ教本はない。 著者にとって1つの作品だから、当たり前といえば当たり前か。 自分と気があうキャラクターの…
2021/09/24 01:11